全174件 (174件中 1-50件目)
![]()
わけなどきかないいい加減しろよと冬の日暮は寒くて早い 事件や事故や嫌な報道当たり前のように訪れる四季の変化 「暑いあつい」が「寒いさむい」に長袖に衣服を替え暖房のスイッチ入れる。 なんてあるがままを迎え撃つ 真冬なのに素足で下駄を履いている自衛隊帰りの友達がいた。赤くなった素足を見て 素足に下駄の理由を聞くこともなく物には物の、人には人の口にはしない思いや訳が聞いてしまつて後の「答え」に落胆どう考えても深刻で重要な理由(わけ)などあるはずもないと勝手に思う 前だけしか見えない虫がいる交尾の絶頂にそのままメス食われる昆虫がいる。動くものがあると、狙いを定めて尻尾振り 襲い掛かる動物がいる。欲望とか本能とか自然の摂理だのと ただ生きているもう先の短い年寄りが いまだに欲ボケしている事に 唖然と する。著自然の狩人【NP-5】電化製品のプラグ(Aタイプ)をSEタイプに変換するプラグです。海外用変換プラグ SEタイプ 【NP-5】 海外旅行/トラベル/渡航 メール便★発送可
2013年01月11日
生まれし、時より死を背負う 知らない振りして 生き続け 「ねえ、ねえ、聞いてよ」 「教えてよ」 人気の去った夕闇に キラキラ舞い降る 雪降る街に あなたの心に誰が住む 「ねえねえ聞いてよ」 「教えてよ」 雪解け待つて 芽を出す花よ 光り輝く春の日を 時が過ぎるの待つように あなたの心が振り向くように 寒さ堪えて 待つように 心いざなう冬景色 「ねえねえ聞いてよ」 「教えてよ」 恋する心の冬模様 著自然の狩人
2013年01月04日

流れるニュースは大企業の赤字の報告。不景気の時は「お笑い」番組が多くなる?定説ばあちゃんは良く笑った。「歳を取ると汚い」と言われる」と言い小奇麗を心掛け戦後の食糧難の話は得意げに話した。アメリカ軍が日本に上陸した時、わざわざ横須賀までじいちゃんに内緒で水兵さんを見に行き、水兵さんの兵隊服がカッコよくその水兵のプリツと上がったお尻が素敵だつた。とのたまわつていた。先に死んだおじいさんには小さな秘密だつた。面会の時「検査入院だから心配ないよ」「まだ死なないよ」と私の知らない過去の出来事を沢山身につけて寒い夜静かにこの世と別れを告げた。82歳だ。自然の狩人Hayato
2012年11月20日

見た目は大きいが、恐れる事はないよ実際以上に神経が繊細でその上 萎えている。簡単に言ってしまえば良く「悩む」動物だ 考えられない事で「悩む」 願望や欲望を かなりの範囲で 現実にしてきたはずなのにだ数が多くなりすぎたのかは「知らない?」 けど なまじ脳みそが多いばっかりに 生身の思惑や駆け引きやらで 微妙にそして、それがこうじて「悩む」 らしいのだ?デツカイ頭の脳みそ、 そこから出てくるのだろうが、 思考や願望に翻弄され動く。 俺達猫は老いても、『死ぬ』と言う概念を持ち合わせていないからね「ああー良かった」よ 」大きな脳でなくて 「何故か」 うん 私達の脳の中には 最小限度の思考能力 しか無いからね。 食べて、寝て 身を守る為の能力なんだ 今はとても楽になつたよ 可愛がられれば 食べる事も、 寝る場所も、身の安全も 確保。だから今は よく観察して 可愛がられるように 媚びていればいいのさ 「悩み」多き人間様に 恩返しでも してあげなくちゃー 「ペロペロ舐めて」 舐めるって 同列かそれ以下の仲間にするんだけど 人間の場合いは いいかーー 舐めると結構、喜ぶからね 著自然の狩人Hayato
2012年11月17日

まだ明るいうちから酒瓶を抱えた男達がそこに向かう山間に畑を作り麦や薩摩芋、川から水を引いて田を作り米も作った。山の前方は海が広がつている 農業の傍ら漁にも出る。酒瓶を抱え向かっている先の村長は朝から忙しい下男に言いつけ川に出て鰻を獲って蒲焼をせっせと焼き酒宴が始まるまでに作らせる事にしていた。何故か空が機嫌が悪い「ごろごろ」と鳴つている。村のおかん達も何がそこで行われるか当然知っているおかん達は家にある野菜や魚で酒の肴を作って持たせたりもする。大広間が障子で分けられている。村の男の殆ど全員が集まると村長の挨拶で宴が始まった。『今日は寝ずにずぅーと此処で飲み明かそう寝る者が出たらひっぱたいて起こしたれよ』障子を外し男達が車座になるとちようど納まる広さ持ち寄った魚や野菜の煮ころがしがに箸が進むと外で焼く鰻の匂いが漂い始めていた。 『おーい、はよう持つてこんかいな』『何を言つてんだ』「朝まで起きてなきゃーいかんのに。あわてんな馬鹿たれめ』と軽口をたたく下男酒が廻り始めると 作物の出来 漁の自慢話それぞれ話が盛り上がる 勿論男達の女房の話は当然のように『お前の女房はよう働き 夜の仕事も立派なもんよのー』「ほれぼれする尻しとる」村長がある男に言う男は笑って答える「村一番は言いすぎだわい」まわりの男も皆声を立てて笑う、エロ話が酒盛りでは華やかだ酒の肴が無くなる頃には焼き立ての鰻が運ばれ 事前に用意された花札が出て来る。酒の弱い何人かは小銭を出し始めて村の隅から隅まで家の中の出来事が話題にされ公開される夜中を過ぎると『ごろごろ鳴っていた』空から音を伴う大粒雨が降り出していた。花札賭博をしていた連中に酒癖の悪い源平(げんべい)と言う男が声をあげて怒鳴りだした。男達も馴れたもので気にもかけない村長が声をかけた「今日は何の日か知つとるじやろが」村長の一言で源平は気まずそうに下を向いた。「夜明けまでもう少しだ」「仲良せにゃーなー」鶏が鳴いて 外は白々と明け始め夜中の雨も止んでいた。男達は満足そうに 「今年も良い報告が届いたろう」と」一年に一度 天の神様に各個人の善悪を報告される日寝てしまうと其のまま天の神様に報告が(特に悪い報告)行つてしまうので 寄り集まって寝ないで朝を迎えるというのだ。それぞれが帰路に向かう頃田のあぜ道で大きな声で 「源平が頭から田に落ちたぞー」と声がする。 そのころ女房達はとっくに起きている。 「源平」はどうなつたのかって?源平の墓はあるが田に転落したのが原因でなくなったのかはわからずじまいだ。 著自然の狩人 mamhayato再記載
2012年11月07日

人間の寿命から見たら確かに短い太陽の光や栄養素や気温雨量などの適性が合えば咲く。時には狂い咲きなんてあるらしいんだけど人間が勝手に「花の命は短くて」なんて人間の寿命と対比させるから短いと感じるけど人間が全ての生き物の覇者だ 人間の判断と基準では『短い』もしかして花達も 息切れして「早く枯れたい」と思うだろうか??「そんなことは無いのだろう」虫達も 産卵すると死滅する人間は子どもを産んでも長く生きる。今人間の子育ての時期がどんどん長くなつていると言う。「パラサイト」なんて言つたり「ニート」とか呼称され 何時までも親離れしないし親もいつまでも子離れしない。これつて人間は 結構生きる力、弱いんじゃーないのかな??そんな気がする。 花の命と虫の命なんだけど生まれたら最後まで 誰か(結局人間が)摘み取ったり殺したりしなければ最後まで、キツチリ生きる生から死までを完結させてる。これって凄いと想う。著自然の狩人Hayato
2012年10月31日

金木犀の漂う家の 背丈ほどの塀の上から 顔を出していた大きな葉の緑雨を受け止め濡れて、色が増し 鮮やかだ大きな赤い傘と小さなオレンジ色の傘が並んで、動く オレンジの傘が 揺れている幼子は泣いている泣きながら 彩が揺れて泣きじゃくる 度にオレンジが揺れ 動く塀の上の名も知れぬ大きな葉が水玉を溜め、こらえきれずに 音も無く 落ちて傘でふさがれた後ろ姿の 幼子の涙のよう金木犀の香を塞いだ秋の小雨は、溜まった水溜りに足を入れ遊ぶ迎えの母の赤い傘は少し先でオレンジの傘を待つ著自然の狩人Hayato
2012年10月12日

緑の葉っぱが、年老いて枯れ葉になつて 飛ばさ れて 裸になつた柿木に、あやうく、つかまる柿の実は つぶやくの『ねえ、ねえお願いだから、聞いてよね』 翼を持つた鳥さんに『 何処か知らない所に連れてつて 』あなたに食べられ、地面落ちて 布団の様に柔らかな 土にもぐつて、寝たふりするの 優しい雨と太陽で 春になつたら 生まれるわ小さな緑の芽となつて 『ねえ、ねえ、聞いて、聞いてよね』 庭に残った柿の実の 心のつぶやき、聞いてよね 著自然の狩人Hayato
2012年10月10日

まだ暑い日差しの中で、ひと時の休息のベンチに涼しい風が吹き抜けて通る、現実の日常に完全に身を浸して公園の木陰に親子の姿を見つけ 感情も湧かせぬままに眺める。 心は幸せだつた過去の光景を過去からの贈り物のように 広げ始めている自然の狩人Hatato
2012年10月08日

江ノ電の駅、駅から海が見える 踏み切りを渡ると 住宅が並ぶ、向かい側に高校が建っている、坂を上がった 道路の脇で、君が来るのを待つた 車に向かって、歩いてくる 距離が縮まり心が華やぐ 車で 八幡宮の前を右手に折れてレストランの横に車を 入れた、少し歩く君は腕をまわして手のひらを握る 細い指が私の指の間に入る 君の体温が指から伝わる 指の骨が、私の指の骨と絡まる感触 骨も細い 美術館を廻って 入り口のベンチに腰掛る 握りあつた、手をベンチで離す 少し汗ばんだ感じ 口元は微笑んだ様に見えるが疲れた様子 とりとめもない 話をゆつくりとした 隣の君はうつすらと甘い香り きつい香水は、嗅ぎたくない しなやかな身体と甘い香り 狂わせる私を 予め決めていた海を眺めるレストランは 距離がある 車に乗つて行かなければ 予定の時間が来ている 君の都合だつた 美術館を後にして 車まで歩く事に 芋のアイスで ちょつと有名な店 食べるか聞くと 首を横に振って微笑む 小物の土産物屋、隣に中華の看板の小さな店。其処に入る と言つた お腹が空いていたのだろう 朝9時に東京をでて 乗り換えて来たから もう二時だ 店の、のれんを くぐる 向かいあつた椅子に腰を下ろす 何を食べるか聞くと 壁のメニーウを見上げて悩む 特に食べたい物はなかつた 思いつきでカツ丼を頼むと 君もカツ丼と言つたんだ 若いカツプルが最初のデートに不向きな 食べ物と心に 思ったもんだ 店を出て真っ直ぐ行くと海岸に出る 途中に江ノ電の長谷駅がある 手を絡めて駅まで 歩く 君のバイトが五時からだから 間に合う為に 君を見送って 車に戻るために歩きながら 君の手のひらの感触 と甘い香りが残る 物足りない思いが残った 著自然の狩人、Hayato
2012年10月04日

寝坊してゆつくりと起きた。 外は晴天とはいえない曇りぞら、2階のベランダに出る 空気が爽やかだもう昼近くなる 向かいの屋根のアンテナに黒いカラスが止まっている 二三度泣いて飛び去つた部屋に戻る トラジン(猫)が ベツドの隅で丸くなつて、寝ている 朝餌をあげた時は下に居たのに餌をあげてから 二度寝した 閉め忘れたのかも しれない 今日も舌で舐められて起こされた。音楽をかけてから下に降り 風呂のスイツチを入れ 新聞を取りに玄関先まで相変わらず 良いニュースは,無いようだ新聞は毎日必ず読む新聞を広げてコーヒーを飲むのが好きだ。癖になっていて 朝の洗顔みたいに音楽が暗く切ないニュースを少しは和らげてくれている。歯磨きをしながら、風呂に入り雑用の処理の段取りを考えた。 風呂場の高窓から見える 屋根に またもや 黒いカラスが止まっていた。 さっきと同じカラスなのだろうか日曜日生ゴミの回収日ではないはずカラスが異常に群れているそして今優しく雨が降り出して緑の葉が彩を増している夕方から台風が来るらしいおとなしく過ぎ去ってほしい自然の狩人Hayato
2012年09月30日

携帯の着信が鳴る 聞き慣れた声、海岸線は渋滞だ 稲村ガ崎の駅を降り公園の前の 海の見えるレスト で待つている言う 「どの位時間がかかるの」と 「道路が渋滞で 時間が読めない」と言つてから 「急いで行くから コーヒーを飲んで待って」と言うと」 少し声の変化 苛立っているのだろう? 約束を伸ばして 今日に逢う事になつていたから 海岸線を諦めて, 脇道を使って急ぐ事にした。 長谷の大仏の方から 稲村が崎に向かった 長谷の大仏に向かうトンネル前で またもや 道が混んでいる どうにもならない 気持ちが苛立つ 早く行かなければと 車の中から携帯に電話を入れる 「もうコーヒー二杯も飲ん で待つているの」と」 道路が渋滞でなのに 責めるような 口調、取り合えず「ごめん」と言う でも。わざと遅れているわけではない 取り合えず「ごめん」と言うしかなかつた。 有料駐車場に車を入れて 歩く事にした 最悪な事に 歩きだすと小雨が降りだす始末 髪も服も濡れて 濡れながらレストに着くと、微笑みもせずに「濡れてしまつ たの?」 見ていれば解かるはず 湿ってしまった 上着を脱いで 運ばれたコーヒーを飲んだ 何故か優しくなれずに 向かい合って 安心したように微笑んだ君 濡れてしまつた服と髪 直には楽しい 話題も出ずに 沈黙の空気を消すように 窓越しの 海に視線を移して 小雨に煙る稲村が崎 波の無い海に アザラシかトドのように浮かぶ サァーファー 小雨に煙る稲村ガ崎 海岸線の道路の車の列は 待ち合わせて、出かける 二人の気持ちを 曇天の空と同じように 曇らせた。 著自然の狩人Hayato
2012年09月27日

長椅子に座っていると猫が来る、顔を覗き込んでニァーと啼き、一度目が合わせるが わざと目を閉じ寝た振りをする。最初は軽い猫パンチ、まだ目をとじていると腕を噛むドアを開けろの合図人間を使う。家猫の竜。
2012年09月23日

雨は恵みの雨かも知れない。 濡れるのが嫌い 部屋にいるコーヒーを飲みながら 心を空にして今は何も考へることもなく、音楽を流してこんな、時間、いいかもしれない壁に掛かる。何処か知らない風景画器の中の茶褐色の液体から、香りが放たれバラードの音楽と混ざり 身体に滲みこんで行く、外は雨 静かな時好きだ、こんな 時の過ごし方も自然の狩人Hayato
2012年09月20日

凪なのにサァファーがかなり来ていた。まだ真夏並みに暑い波は 輝きながら繰り出されている。 中年のカツプルが腕を組んで歩く 女は男より若く見える。 男はワイシャツを腕まくりハンカチを額をぬぐう。 女は身体の線状を誇示するような布の ワンピースだ 足元がひらひらと浜風に操られて 男の肩に頭を預けるように 革靴を履いて砂浜を歩くなんて 通りすがりに 浜辺に降りたのだろうと想像はつく 南の風が吹く キラキラ輝く 海面が 風に吹かれて 光を失う 立ち止まる二人。女はヒーィルを脱ぎ 手にして 白く泡立つ波に素足をいれて 足が踊る 甘えた悲鳴を出していた。 缶コーヒーを飲み終えて 海岸脇に止めた 車に向かう為に 浜辺に背をむけ 背中越しにもう一度 甘えた悲鳴を聞きながら 浜辺に置かれたゴミ箱に向かって 空き缶を投げ入れた。 ストライク 自然の狩人Hayato
2012年09月15日

「知らなくても」「生きて来た」私達の存亡を支配するのは人間以外にいない世界を支配する(種)は人間だ人間の創造と努力で生まれた世界は巨大だ吊り橋のように揺れながら 多様な思考と価値を持ち複合的でさえある人間同士が危なげな、つり橋を行き来する 意識し自覚しなくても 眼前にある種の危機をはらむ「つり橋が揺れ そして加重に耐えきれなくなつて」 谷底に崩れ去る危機を抱えて「重く大きな扉のその向こう側に希望のように」求め続けた、それを「幸福」と呼んで群れて集団を作り、集団の中に規則を作って合意を形成しそれなりに『力』を合わせて扉を押して そして その扉を開いた瞬間に又次の扉を押し続けて「青い鳥を探して森に入るように」人間に飼いならされた私達はある意味で人間と運命を共にしなければならないのだろう人間が豊かに暮らし続ければ 存続できるかも知れない私達は極まれに親子で暮らす事はあつても殆どが 生まれて直に親子が別々に暮らす事が多い それは悲しくも苦でもない 私の知っている範囲でも人間の尺度で言えば20年が最長の寿命喜怒哀楽の感情も大して持ち合わせていない母親から生まれ 父親もいるけど 早くから一人で生きて行く事を身につける いいや「そうさせられるのかも知れない」「家族なんて単位は殆ど稀だ」人間は家族が単位らしいのだが??どうも「最近は違ってきているらしい」どうしてなのかは、猫の私には解かるはずもない人間には判っているのだろうけど 著自然の狩人
2012年09月10日

此れから先の人生に役に立つだろうなんて思っりして本当と嘘を見分けて嘘を楽しむ娯楽も確率の計算をして見ても損をする人が出るギヤンブルもスムーズな人間関係維持の顔半分で作る微笑みも男と女が 出会って 賛美する言葉も後になつてあの言葉は「嘘だつたの??」なんて小さな嘘を見破れたら もしかして「騙す人間より」まだ「騙される人間になつたほうが良いだろう」なんて余裕を持つた、発言をしているほど余裕と寛容な社会では無くなってきている事はもう肌で知っていなければならない時期なのだろうに。著自然の狩人Hayato
2012年09月05日
浅い、川は そのまま渡った 背の届かない深い川は船で渡った。多くの荷や馬や牛、家畜は船を並べて其の上に 板を敷いて浮き橋を作り川を越えた浮き橋が 固定の橋になり 人々に利便を与えた不便さや、困難に人間は 対面し克服する為に知識を持ち寄り 知恵として 不便と困難を克服してきた あるがままの、自然の無作為の障壁に挑み 克服の体験を持ち 子孫に受け継いだ自然の無作為の障壁は ただあるがままの姿だ人々は より良い土地を探して移動して工夫し、想像を重ねて 思索し 新しき発明と発見をし、より高度な 社会を形成したより高度な文明も より高度の社会を現出しつつもより多くの、悩み 苦しみ 不幸が 存在する人間は 慢心や 途方も無く広がるエゴイズムを抑制する為に、人間自らが作り出した、神々を信受し 経典を作り広めて 偽善をしてきた。あるいは、権力が利用、民の服従の礎にした。高度の文明の発展と 高度の社会システムが人々の幸せをもたらすと、信じた。しかし、残念な事に 残念ながら 新しき恐怖や新しき不幸が次々と生まれ続けている何故なのだろう 何故か この先どんなに、文明 科学、社会システムが進んだとしても全てが、人間が 思考し考え 創造する以上便利な社会、は 人間の幸福達成とは縁遠い社会になるのだろう。なつて行っているのかも知れない。なぜなら、幸福感は心が感じ 人間少しずつ個人差があるから 欲は際限なく広がり続ける。欲望を自らがコントロール出来る力を持てればエゴイズムからの解放が出来ればでも、過酷なほど難しい人間に課せられた宿題なのかも。。。。。。。。。。。。。。。朝鮮半島と 中国 、大切な隣国であり 共存共栄するべきなのだろう其の国の歴史と 日本が軍国主義に傾倒していく明治維新後の近代史を 年代を並列させて学べばお互いが歩み寄、理解がすすむかも、例えば>日本が連合国に降伏したのは。広島、長崎に原爆を投下された後連合国にポツダム宣言受諾の玉音放送が流れた日当時の中国は国民党の奨介石が政権を握っていた。勿論抗日と言う共通の敵で中国共産党も国民党と共に戦ったのは事実だろう日本が降伏した直後に国民党と共産党の内戦が始まり 多数中国、国民が犠牲にもなっている日本の敗戦から4年と4ヶ月後に今の共産党政権の中華人民共和国が誕生国民党は追われて台湾に渡り「中華民国」に日本に戦争で実質勝ったのは、国民党の「中華民国」それを内戦で勝って、出来た国が 現在の共産党政権の中華人民共和国近代史は自ら正確に調べ 学ばなければ理解出来ない事が多い戦後67が過ぎ 戦争に狩りだされた兵隊はどんな思いで死んでいつたのだろう、その思いを知る事も日本の近代史と隣国の近代史を戦争を知らない世代は もつと学ばなければいけない時期に来ているのかも知れないね?戦争に狩りだされ戦死した人々や原爆投下で亡くなり、被爆の後遺症を受けた人非戦闘員である人々も 東京大空襲やその他各地の空爆撃で死亡した人々の願いの為にも今、平和を満喫出来ているのだから著自然の狩人Hayato
2012年08月31日

細胞が複雑に連鎖 結合して織り成し体内に浮遊して 産道から 外界の世界に生まれ出でた人間。人間の人体の神秘は、自然界の神秘に似ていたりしている自然界の神秘から 法則を探り出し現実の生活をより良きものにしてきた。勿論その反作用の影響をも受けているのは確か人間の人体の神秘性も研究され解明されつつあるしかし精神や心の問題は人間が遠い時間の経過をさかのぼる過去に道具を持つて他者と戦う行為を始めたころと精神状態は止まったままなのだろういつもどこかで 戦争が起きている。 人間の未開の地 脳の探求も進んでいる。神秘の世界に踏み込む心構えと 用意は完璧に整えたのだろうか?人間が作り出す政治的な論理に人間の「生」と「死」が人口減少、老人介護問題と混同され論じ始められている。著自然の狩人Hayato
2012年08月29日

「違うよ」宝くじとか懸賞とかでなく日常の生活のなかにだ人間関係なんかも微妙に絡んで起きるよ仕事先の取引の相手(人間)とかね「毎日がギヤンブルか??」ょ」なんて思う位当たりと外れ友達とのお付き合も「父親と母親もそうか??」な」生まれた国と其の国の指導者なんかも当たりと外れ「あつたりしない??」ニュースを読んだり見たりするとね%%%%%%%%%%%「好きになってしまった異性??」運が支配するなんて「それは言わないかもね」不本意で不条理がついてまわる死ぬ時に 「ギヤンブルな人生だつた」などと言ったりしないよね。当たりと外れ文字の交流も当たりと外れがあるのかも「関係ないねって」と冷えたビールを飲みながら言ったら「世の中関係ない事はど一つもないわよ」と賢そうな女子に軽蔑に似た顔で言われた。著自然の狩人Hayato
2012年08月22日

猛暑の八月 お盆の帰省、長崎広島の原爆記念 終戦記念日 先祖や平和を意識させる月でもあるのでしょうか? 今まさに平和の祭典オリンピックが終わりその余韻も続く 幼ない時から、鍛錬と努力で 勝ち得た勝利 頂点に登り詰めた喜びは 当事者だけが得られるものでしょう テレビ観戦で応援する同郷シンパシー いいや感情的愛国心??メダルを取つた 傍観者の喜びが日本に湧いている 日本の教育の中では殆ど愛国心を植えつける教育はなされていないと 自覚しているが、自然の狩人Hayato
2012年08月22日

食用のミドリムシが、その栄養価の高さから注目されていることをご存知・・? 59種類もの栄養素があり 成人に必要なアミノ酸全てをバランスよく摂ることができるんだそうです。 ミドリ虫を「無視」出来ない、新たな健康食になるかも知れません ちなみにミドリムシは「虫」ではなく、「藻」の仲間なんだそうですサプリメント製造の会社も「虫」出来ない「触手」を動かし始めるのでしょう。
2012年08月19日

竹島問題 五輪で世界が韓国の異常さを感じている今こそ好機- NEWSポストセブン(2012年8月18日16時00分)Infoseekニュース【続きはInfoseekニュースへ】 「幼児期からの教育で洗脳
2012年08月18日

オリンピックが放映される今年の夏は今までない暑い夏寝苦しさが続く。体操選手の「オリンピツクの舞台は魔物が住んでいる」との言葉。四年間の努力の成果を問う晴れの舞台は極度の緊張で普段の精進の技を全てを出しきれないのかもしれないそれに比べて日本国内の議会、議員はどうみても「我欲、エゴ、に支配された魔の巣窟」なのかも感動も喜びも映し出さない人間模様選挙に当選することが最大の課題、命題、なのでしょう。湘南の海から聞こえる賑わいと声は海と戯れる楽しさの響き、少し身体を動かしただけで汗が溢れる雨は乾燥した木々と土に潤いを与えた。そんな雨には好感をも持つ雨上がり網戸から流れる自然の風は爽やかでもある。人間の意志とは無関係に自然は活動する。普段静かな海も人群れが今、占拠している。夏の海より、人群れが去つた静かな海が私は好きだ。自然の狩人HayatoMam
2012年08月08日

その拍手に紛れるように美香から魔美の携帯に悲報が入った賢は魔美の携帯を預かっていた何度も呼び出し音が鳴ったが間に合わずに5分も経過すると又鳴った 賢は携帯を手に取ると美香の声で「佳代先生が茅ヶ崎の病院で今亡くなった」と聞かされた,賢は西山に連絡した、西山は折り返し賢に告げた「コンサートが終わるまで魔美には伝えるな」と終わったら必ず直に魔美に賢からつたえるようにと賢はコンサート後の魔美のスケジールの調整に入った魔美は高台のホテルのベランダから海を眺めて過去を思い出していた 何億万年も変わらぬ波の動き限りなく遠くの地平線 風紋を刻む砂浜、夜は月光に照らされて光輝く、海面 魔美は悩みながら、淋しい時も眺め続けた海は 変わらない あの頃と変わらずに今、目の前にある、走馬灯のように、走り抜ける過去の思い出の中に潮騒の音は 優しかったドアを叩く音がしてドアが開くと賢がいた手に花束を抱えて賢と魔美は 麻生佳代が埋葬された実家近くの墓に向かう事になつていた人生で多くの人と出会い別れが繰り返されるが良き人善意の人と縁する事は、難しく良き善意の人に恵まれる事は 人生を豊かにするのかもしれない 麻生佳代は魔美にとつて人生を開き人生を切り開いてくれた恩師なのであろう黒塗りの車は高台のホテルを後にして海岸線の道路をゆつくりと走りだしていた海からの浜風は涼やかにそして、潮騒の音は、いつもと変わらずに 。。。。完
2012年07月31日

反対に、粗末に扱われ見舞い客も無い患者は死期が早まると言うのだ美香は佳代の耳が聞こえているの確認すると、耳元で西山徹に連絡した事、そして佳代の手を握ったまま魔美が歌手として成功した事を告げ 武道館のコンサートが3日後にあることを告げた 「佳代良かったね、あなたを心配させた生徒の魔美さんが、立派に歌手の仲間入りしたのよ」美香は、確かに感じた佳代が頭をうなずくように、動かしたのを美香は西山に佳代が延命している事を車の中から携帯電話で告げた 西山は呻くような声で「わかったありがとう」といつた魔美は大きな舞台に、心臓が破裂しそうだつた全ての準備は万全であつた、多くのスタッフと念入りの準備と何回もリハーサルもしていた多くの報道陣も詰め掛けていた魔美は聞かされては、いなかつた佳代が一度危篤になったことを、勿論西山徹が止めたのだった 魔美の晴れの大舞台に動揺を与えない為にも武道館は熱気に溢れ。場外にも多数のファンがたむろしていた 舞台の幕が開く 魔美に沢山の照明があたり。魔美は、憧れと心酔する多くの人々の視線を集めて歌いだしていた 場外にも拍手の音が響きわたつた。 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月28日

目を瞑ると、青山や六本木で仲良く遊び廻った頃の笑顔が浮かんだ美香は祈るように「佳代。。しっかりしてねー頑張るのよー」と」心で叫んでいた。高速を降りて、横浜から茅ヶ崎に向けてバイパスに入つた美香は車の外の景色は見えない、いや、外を見ていても目には映らなかった。『早く、早く、』と心が叫ぶ佳代に早く逢いたい映るのは佳代の明るく微笑む顔だけが 目に浮かぶのだった。佳代は自分が教える高校の近く茅ヶ崎の総合病院に臥せていた。美香は部屋の中にはいると個室のベツトには、心電図や酸素ボンベが置かれ、佳代の身体に沢山の医療チュゥブが通っていた,危篤状態をひとまず脱出していた。両親が、心配そうな顔をしながら挨拶をする、挨拶もそこそこに、美香は佳代の細く骨ばつた、手を握って酸素マスクをした、佳代の耳元に口を寄せ「佳代頑張ったね。頑張るんだよ」と言うのだつた。佳代は酸素マスクをした顔に少しだけ微笑みが見えた。そして美香の握った手に佳代の手の反応を感じた 痩せてしまった佳代の顔はまだ少しだけ若かった頃の美貌の片鱗を見せてはいたが 美香は何故か痛々しく映り目から涙が溢れでた。その涙が佳代の手を握る美香の手にこぼれ落ちた。死期を迎えた人は、肉親や愛する人の賢明な看護や延命の祈りを知ると、自らが生きょうとする力が増すと言う反対に、粗末に扱われ見舞い客も無い患者は死期が早まると言うのだ 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月23日

賢は収監を終えて、西山徹(父)の事務所に復帰した魔美のマネジメントの下働きとして魔美の人気は凄まじいばかりだつた。賢は表に出る事無く、魔美に影のように動き仕えた。賢は離婚と収監で人間が変わったかのようだった。魔美から好かれていた(好きを知っていながら、優子を選び)自分の感情から)事件と離婚を経験した。誰も恨めない自信が選び取つた道だつた魔美に(すまないと)思うばかりだつた。賢は魔美の為に骨身を惜しまず働くのだった。それは罪滅ぼしのようにも見えた。魔美は女戦士のように、頑張った分刻みのスケジュルを愚痴も言わずに、それはCDのコマーシャルソングともう一曲で武道館のライブが決まったからかも、知れない賢もスタッフも魔美を大切にいたわり 健康管理にも注意を払うのだった。美香は学園事務所に麻生佳代が倒れた知らせを受け取った。美香に湘南の病院に取り合えず、駆けつけることにした佳代とは音大の学友、親友だ 共に青春の輝ける時を過ごした 深い絆を家族と同等に作りあった。事務所の奥の大きな椅子に、深々と座り肩書きも理事にはなつているが佳代と逢う時は昔のただの女友達になれた。 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月20日

西山の頭には、もう二曲目の歌の構想に入っていた二曲目も今回の曲調を変える事無く魔美をアピール出来る曲を作ろうと二曲目は更なる魔美の実力と個性を固定化させる事とした魔美は殆ど動く事は無かった 隠れるように二曲目の歌の練習に入っていた、魔美の歌は爆発的に日本中に広まって行つた勿論歌っている歌手が話題にならない訳も無いのだ一方賢は、収監されてそろそろ一年を迎えようとしていた賢は優子と離婚を決意して 収監される前に離婚していた賢にとつても、収監は賢自身の今までの人生を見つめる機会にもなつたのだろう短絡的な思考と行為がいかに自分の負荷になるのか感じ入る機会にとりあえず犯歴は付いてしまうが。働く処はあるのだからそのころ、麻生佳代の病はゆつくりと悪化の方向に向かっていた 抗癌剤の副作用で 髪が多く抜け落ちたり体力も極端に落ち始めているのだつた魔美の歌声が化粧品の宣伝と、ともに流れていてもきずかないままに。。魔美の綺麗な透き通る高音の歌声は日本中を圧倒し、その存在感を充分に知らしめた。CDの売り上げはあっという間に売り上げランクの上位に達していた 噂は噂を呼び西山とスタッフは時を待っていた。魔美をマスコミに登場させる時期を、西山は考えていた二曲目をヒツトさせてから歌に関する番組だけに出演さにようと 魔美の歌唱力に自信があつたから 魔美自身に付加価値を付ける為にも西山の戦略は成功したと、言つていいのだろう出演依頼を調整するのも苦労するオファーが来ていた。著自然の狩人HayatoMam
2012年07月17日

数日間の努力の末、オーデションをすることになつた西山は、安堵した発売予定のCDの曲を其のまま使う事にして、広告会社の営業マンの前で魔美は歌った勿論 歌声に圧倒され 化粧品会社のコマシャル,ソングとして、採用が決まった新しく化粧品会社のコマシャルが流される日が来た待ちに待った日だ、西山とスタッフはテレビの放映の時間にテレビの前に陣取った 勿論魔美の映像は無い歌声だけが流れる映像が流れ、バツクに魔美の歌が流れ終わると自然と拍手が沸いた 西山は満足していたなんという、事なのだろう実力があつても、簡単に売り出すことなど出来ない世界で 魔美は強運の持ち主なのかも知れないあつと、言う間だつたテレビで魔美の歌を聴いた視聴者から問い合わせの電話が西山の事務所に引切り無しに来るのだつた西山は魔美の姿と居所を伏せさせたそしてCDの製造を増産させた 著自然の狩人Hayatomam
2012年07月14日

魔美は賢の傷害事件を新聞で読んで知った西山徹は魔美に多くは語らなかった。決して賢の事が心配でなくはないのだが今更賢の心配をしていても、仕方が無いと割り切るのだった。魔美は並々ならぬ 事務所のスタッフの売り込みの準備と努力に改めて 驚愕していたスタッフの努力の姿を見て思うのだつた今まで特に興味を示さなかった芸能界、歌手の世界も決して一人では売り出せないのだと、多くの人の手と戦略。人の思いが 結集して出来ていくのだと 魔美は実感した若い魔美も回りの熱気に刺激され、啓発されて絶対に負けられない、懸命に歌って皆の努力に報いたいそして 賢が服役を終えて出てくるまでに 歌手として地位を得ていたい何よりも私を見守り続けてくれた麻生佳代に、その姿を見てもらいたいと、思うのだつた。一つの目標に皆が力を合わせて取り組む時新たな人間の和と連帯、人間の本来持つ他を思いやる心が芽生えるのかも、知れないのだ魔美は歌手の一歩、CDデビューは5日後に決まっていた。宣伝スタッフの一人が西山の事務所に飛び込んできた某大手化粧品メーカーがテレビコマシャールの音楽を新たに探していると言うのだ、これまた大手の広告会社を通じて西山徹は喜んだ、勿論その広告会社には人脈がある急いで徹はそのコマシャールソングを魔美に歌わせたかつた化粧品会社の宣伝対象は 若い女性それも「美」に一番興味とお金を使う高校生とOLだ ターゲットが同じなのだなんと言うチヤンスだろう、西山は直に動いた。プロダクションの命運を賭けるかのように、著自然の狩人HayatoMam
2012年07月12日
西山徹は駆けつけた。賢は神妙な顔で徹と対面したのだつた。酒を飲んで車を運転し、車の接触事故に、あい相手の車の運転をしていた男性と口論になり暴力沙汰になつて相手に怪我をさせたのだった。相手の男性は鼻骨を折っていた。飲酒運転と傷害で検挙された 酒を飲んでいなければ示談に持ち込めたのだが。。。この事件で賢は実刑一年の刑に服す事になる西山徹はマスコミの報道か止むのを待つて本格的に魔美の売り出しの戦略に着手した。今ままでに無い 興奮を覚えた魔美の歌唱力は素晴らしく容姿も良い 「球」には問題は何一つ無いテレビには姿を見せない、此れから流行るファッションを身にまとい今までの流行ったリズムやメロデイを集め研究し魔美の高音が生きる楽曲を選んだ ラジオと有線、コマーシヤル曲を歌わせ顔は見せずに電波に乗せる戦略だつた そして、一番購買力のある高校生とOLにターゲットを絞った。西山の音楽スタッフはいっせいに。動き始めた。もう出来上がっていた 詩も「男と女の愛をテーマにした」若い女性層の為だ スタツフはラジオのDJにアタツクを開始した 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月10日

美香は魔美が卒業と共に魔美自身が西山のプロダクションに行く気になつたら 預けると約束を西山にした魔美には知らせずに そして 佳代に西山がプロの歌手にしたいと、言っている事を連絡、報告したのだつた佳代の病状は本人の自覚とは別にゆつくりと、進んでいた佳代は 美香に魔美を預けたのだから 魔美の将来の為になることならと美香に伝えていた賢は荒れていた、家に帰らず 飲んで歩いていた結婚して一年後に優子に子供が出来たが流産をしてしまつた其の後何故今頃になつて、そんな話を優子が賢に打ち明けたのか理解出来なかった賢は心の中に入り込んだ優子に対する愛する気持ちが変形していくのがわかるのだつた。 賢は思う。。優子に今までに無い女性を感じて愛したのに悲しくかつた、抱きしめたくても抱きしめられなくなっていた 優子が病院の医師を好きになり医師に抱かれていたことが 賢が抱きしめて見せる喜びの表情を結婚前とはいえ、医師の前で同じ表情を見せたのかと思うと賢は 優子を抱いて愛し合う事が出来なくなってしまった。自分も多くの女性と交わりながら自分の愛した優子を過去の事と割り切りたかったが割り切れなかった稲村ガ崎の自宅には祖母と優子が待っていた 優子は流産のショツクで賢に過去の愛した男の話を懺悔のように話したのだろう男は結婚した時点で妻である人を独占し、性の交渉も他の男性との関係を許さないであろう仮に結婚、婚約した時点で 結婚後他の異性と性交渉を持つなどと宣言したら 男も女も結婚に踏み切るであろうか賢の場合結婚以前の事だが 賢には無理なのだつた好きだった優子の過去の男性問題も許す事が。。。荒れていた賢は プロダクションの事務仕事をしていたが手につかなかった。 勝手なものだ、飲んでは昔の女友達に電話をしていた。魔美には、電話をする事はなかつた 魔美は音楽学院を卒業以前から 西山徹のプロダクションに籍を置き契約を済ませていた徹の戦略。魔美をプロ歌手として売り出す為の作戦が進められていた西山徹は自信があつた、魔美が必ずトツプ歌手になれることを 西山は麻生佳代の為にも必ず 魔美を世にだすことを西山の事務所に夜遅く一本の電話が入った賢が警察に警察署に逮捕されたと西山徹は 愕然とした 自然の狩人HayatoMam
2012年07月08日
ボクンングのボクサーが 試合に負けてインタビューを受けるかのように腹が立つ思いだった、徹は再び要請した「魔美さんお願いだから」と 魔美は思った賢とはもう、逢えなくなる そう、もう逢ってはいけない人になる、ならば魔美は歌った。悲しみを押し殺して 心を込めて賢に向かって歌うように 賢も、優子も 西山徹も又そのスタッフも聞き惚れてしまった。魔美は、歌い終わると直に「此れで失礼します」と言い残して玄関に向かった 其の後を賢が追ってきた賢は魔美に「送るから」と言う 「ううん、いいの帰れるから、一人で」魔美はドアを閉めて外に出た。何故か涙は出なかった静まり返った住宅街の高い塀が何故か魔美の心に迫ってきた浜風と潮騒の音が、いつもよりはっきりと魔美の耳と心に届いていた。 好きだった賢がいなくなった。証しなのだろうか。。。。。賢は何とか卒業出来た。甘いと言えば甘いのだが 西山徹は息子の賢を西山が立ち上げたプロダクションに迎い入れた。優子とはもう同棲をしていた 父の徹はそんな賢の経済的な支援を含めて、自分の会社で働かせるのだつたその一方音楽学院の美香に会って魔美を西山のプロダクション所属の歌手として、プロデビューさせたいと申し出ていた。美香と会った徹は驚いた、昔の恋人佳代の親友で西山の家にも来た事があつたからだそして、美香の口から佳代が徹の元を去った後の話、魔美の恩師であり、美香の学院に入学に尽力したのが佳代である事を西山徹は益々魔美を自分の手でプロの歌手にしたいとの思いが強くなるのだつた。魔美は賢を忘れる為に、歌に情熱をかけていた魔美は忘れようとし 歌う事で忘れられた結婚と言う儀式によつて、恋や愛は一つのけじめがつくのかも知れないのだ
2012年07月05日
。。。。二ヵ月後賢は退院を許可された魔美は退院の日を賢から聞かされてはいなかつた。 悲しかったでも堪えたこのまま、魔美が自ら賢から離れたら賢との関係が終わるようで怖かったから 賢の心が優子に奪われても心の中に、残しておきたかった賢を愛した痕跡を魔美にとつて、残酷で悲しい日賢が退院祝いを稲村ガ崎の自宅でするので来て欲しいと言うのだった 魔美は少し嬉しかった退院する事で優子と過ごす時間が減り 魔美が賢の心を取り戻せる可能性がうまれる。わざわざ退院祝いに招いてくれた事が希望の光のように感じた魔美は花束を奮発し賢の好きなチーズケーキとワインを用意した,賢の高台の家のドアの前に立つ 暫らくぶりに沢山話をして、そして其の後、抱きしめてもらいたいと思いながらベルを鳴らすと、インターホンに「はいー」と賢の声だ ドアが内側から開くと賢が微笑みながら立っていた。その後ろに、優子が立っていた優子の姿を見たとき賢の自宅に賢の傍らに立つ優子の姿を見たとき魔美は心の希望の空に、雨雲のようにどんよりとしたものが占領した。 中に通され、広間に 父の西山徹と祖母、西山の仕事のスタッフが数人いた、賢に花束とワインとケーキを渡した。賢は小さな声で「ありがとう」と言い」「今日は、楽しんでね、今までありがとう」と魔美には「今まで」と言う言葉が 耳に残る大きなテイブルに沢山の食べ物と花が生けられ 祝賀の宴が始まり優子はゲストを迎える家族のような振る舞いをしていた。たつた、二ヶ月と数日の間に 賢と優子の関係とその親密さに、ただ驚いた 祝賀の宴の途中で 賢の発言が優子の気持ちを奈落に落とす事になる賢はワインを飲んだ後 テイブルの皆に向かっていつた。「婚約をしました」「病院で知りあつた、この、優子さんと」 「結婚します」と」賢の言葉を聞いて魔美は力が抜けていくのが判った。素直に喜びを表せない 逆に賢は残酷だと思うのだった。涙を堪えるのが 辛い 心が震えた 終わったのだと早くこの場から立ち去りたい 早く逃げ出す事が 自分のの心の痛手を救うのだ逃げ出せない 逃げ出したいのに 皆の前からもしかしたら優子がいたからかも 優子の顔を見る事も出来ずに息子の賢から、父西山徹は魔美の事を聞いていた。徹は魔美に言つた「魔美さん歌を聞かせて欲しい」「あなたの歌を最後に、お開きにしたい」魔美は歌えなかった、歌える心境ではなかつた、早く帰りたかった 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月03日

佳代は親友の理事の美香から電話で知らされていたボーイフレンドの車に同乗して事故に遇って学校を休んでいると佳代はその、連絡で魔美も怪我をして入院し、学校を欠席しているのだと、勘違いをしていた 警察に電話を入れて病院に駆けつけたのだ、警察も運転していた賢の事だと思い込みこの場所を教えたのだった 佳代が帰ろうとした時ドアが開いて魔美の姿を現した 魔美驚いた。駆け寄る様に佳代にちかずき「先生」と叫ぶように言つた佳代は「怪我してないのね」「良かったわね」「美香先生から聞いてきたの」「背も伸びたかしら」「そして綺麗になったわねー」佳代は少し、涙が滲んだ魔美から賢の素性を聞いて、佳代は驚き、何故か言い知れぬ不思議を感じた 賢が西山徹の一人息子、佳代が愛した徹の子、佳代が愛していながら去った人の子ども佳代が徹と別れてから、付き合い始めて、結婚した人の間に出来た子なのだと 勿論。子どもが出来、何年か後に離婚した事も、知っていたが 魔美のボーイ.フレンドが西山徹の子で、昔愛し合った人の子ども人の繋がりは、なんと言う因縁のような連鎖をするのだろう仕組まれた ドラマのように早々に佳代は病室を出て駅に向かったのだつた魔美は賢が其の日を境に、少しずつ態度が変わっていく事を感じはじめるのだつた。音楽学校に、休まず行くように賢は口うるさく言うようになつた、そして魔美に「看護師さんがいるから、来て貰っても」意味ないから」「学校行けよ」と、魔美は少し悲しかったでも賢に「ジャー学校が終わったら、そのまま家に帰る前に毎日寄るからね」賢は「うん、うん」と答えていた賢は賢の担当の看護士の守口優子26才の看護の優しさと今までにない歳上の女性の魅力が眩しいほど心の中に食い込み、癒され 憧れのように思いが増幅されていた魔美が嫌いになつた訳でもないのだが 今までに身体を許し合っても。得られなかった 新しい女性と言うより妖艶な女を感じるのだった(それは母の子どもに尽くす愛をダブらせたのかも知れない)男も女も複数の恋心や好きの気持ちが同時期に興り得るのであろうその感情は、無いもの「ねだり」のょうに常に経験に無い異質のものを求めだすのかも知れないのだ賢の心と情熱は 夏の向日葵の花が太陽に向けて大きく花開くように 守口優子へと向かって行くのだった。 著自然の狩人HayatoMam
2012年07月01日

金曜日の夜学校が終わったら、其のまま待ち合わせて賢の車で 東京から葉山に向かう事にしていたのだつた約束の日の金曜日 待ち合わせの場所から車に乗った何時ものように賢は飛ばした 100KMを超えていた。高速の横浜から、鎌倉街道の交差点で 対向車がセンターラインを超えて賢の車に当たった、其の反動でガードレールに突っ込んだ 魔美軽い怪我、 賢はフロントガラスが飛びグシヤグシヤになつた車から降りて来なかった救急車が来て、車に運び込まれた。 魔美は車の傍で警察を待った賢は幸いにも、右足の複雑骨折と軽い脳震盪ですんだ横須賀の総合病院に入院をする事になつた賢に、警察の事故検証が済むと,魔美は病院に駆けつけた 魔美は涙が出た ハラハラと涙が 頭に白い包帯が巻かれ足も包帯が巻かれ吊り上げられていた 賢は薄笑いを浮かべて 気まずそうに「ごめん。ごめんよ。せつかくの約束果せなくて」と言つた。 魔美は涙の顔で首を振って「ううん、いいの」と呟くように言うのがやつとだつた。魔美はベツドに、ちかずき 痛々しい賢の顔にそーっと唇を寄せてキスをした 一度だけでなく ゆつくりと賢はされるまま、でいた ドアをノツクする音で魔美は素早く 賢から距離をおいた。白衣の看護婦が 二人を交互に見た 魔美に少し席を外すように言うのだった魔美は部屋を出ると 意外と賢が元気な事と 軽症だったことで 安心するのであつた。魔美は毎日通った賢の病院に、傍にいたかった面会時間を待ち切れずにそんな、ある日一人の婦人が賢の病室に訪れた、花束を抱えていた。賢にお見舞いの挨拶を済ませると、魔美の病室は何処かと聞いてきた,賢はこの婦人に聞き返したのだった「魔美さんは入院はしていません」「あなたは魔美さんとどのような関係の方ですか?」と。。「はい、私は魔美さんの高校時代の担任の麻生佳代と申します」と賢は魔美から聞いていた不登校をしていた頃親身になつて魔美の将来を案じて 現在の音楽学院の入学に奔走し尽力した、恩師で或る事を 自然の狩人HayatoMam
2012年06月29日

魔美は、佳代に連れられて、美香に逢った、美香の前で歌った、美香は驚いたその歌の素晴らしさに、帰り際美香は佳代に「いいわ。この子を私に任せてね」そう告げた魔美は、自分が望みもしない道が回りの善意の行為によつて開拓されている事は 知る由もなかった数日後。。。。音楽学院に転向が許可された事が佳代から知らされた 魔美は特に嬉しくもなかった、ただ今の状態から、環境が変わる事に「ほっと』して気持ちが楽になつた程度だつた。其の頃魔美は、賢と海で会っていた賢から電話がくる賢が海にボードを持つて、出る時電話が来るのだ賢が海に入る姿を見るのが好きだ賢は、女友達に困ってはいなかつた。魔美が高校生で不登校をし、とても淋しがり屋で孤独なのが感じ取れていたから妹のように「可愛い」と思い海に誘っていた。魔美の賢に対する恋心とは、違って最初に逢った時の、印象は高校生よりも年上の女性のように思えた。湘南の海岸線を赤いBMの助手席に乗せて飛ばした事は何度かあつた葉山マリーナの父親のヨツトには乗せてはいなかつた。父の西山徹が接待を兼ねた葉山沖のクルージングには賢は何度か 一緒に乗船はしていたのだが摩美は誘わなかった。賢は父親の全てを受け入れてはいなかった。 青年が持つ鋭い視線は父の西山徹にも注がれているのだつた人間。あらゆる、命の働きが誰人も欠ける事なく存在し内包されているのだろう、その時おりに,醜い命や美しい命を相手に対して表すかのょうに賢は西山徹(父)に感謝と、怒りと侮蔑の心を幼い時に芽生えさせた。賢の母との離婚と母の死、しかし賢が他の人より経済的に恵まれた生活が出来たのは父のお陰で或る事も自覚していた母が死んだ後も何人かの女性との交際があつた事も 父の男の性が女性を求める事も 賢が女性と交際し。女性を抱きしめる事で実感が出来た でも父は親として男の性を出して欲しくないと、 賢は自分に都合の良い勝手な事を思ったりもした一人になると、何か暗闇が訪れた癒つと焦燥と怒りの混じりあつた感情に支配された。そんな時、父に買って貰った赤のBMを飛ばした。魔美は音楽学院に通い始めていた、賢も大学に行き卒論の準備に取り掛かっていた 魔美と賢は時々東京で逢っていた。魔美は鎌倉から横須賀線で東京まで行くのだった賢は父の東京のマンシヨンに寝床を得ていた。賢は卒業をしてもやりたい仕事はなかった 勿論、女性のアパートから学校に行く事もしばしばあつた。魔美は賢をますます、好きなっていた 賢が他の女性と遊んでいる事を知りつつ 賢に逢いたかった 賢と居ると心が華やいだ、一番好きな時間だつた 賢と約束が出来た土、日を使って、葉山からヨツトに乗る約束が 父の徹が接待で 葉山沖に出るのだ それに賢と魔美は乗船する事になつていた。 著自然の狩人HayatoMam
2012年06月27日

秋風が吹く 二月期の始業式に佳代は手術を夏休みの期間に終えて参列していた。 (西山徹には手術前に別れを告げていた)好きな人に自らが、別れを告げなくてならないなんて好きが持続しているのに 想いを断ち切る無念さは計り知れない佳代は 教師として 生ききる事を改めて強く決意していた。佳代は、教師の生活に全力を注ぎ生甲斐を見出していた、幸い両親も健在で経済的にも安定しているそんな、佳代は生活指導の担任を任されても、誰はばかる事無く動けた 生活を維持する為の教師と違って勿論先生としての、評価も気にとめることも無く不登校の生徒や問題児とも接してきた、彼女達の共通して言える事 将来に目標を持たないこと 少女から女性、女に移行する、変革の表れなのだと 髪を染め 口紅をつけマニキユアをして 自身の存在をアピールし両親や周りの人達に誇示するのであろう 接する大人たちに、問題児たちは、自分に対する接し方と評価を鋭く観察しているのだと 佳代は彼女達に接して感じた。彼女達の懐に飛び込んだ教師というよりも同じ女性として 佳代は守る物を持たない 守るべき物は今の佳代には何もない佳代はビアノを弾く時、無心になれた、でもふと徹との愛の日々やコンサートの舞台に座ってピアノを弾く姿を想い浮かべることも、 もう過ぎし日遠い過去海に浮かぶヨツト,限りなく広がる海 砂浜に残る風紋夕日が沈む海 幻のような景色を全てを忘れかけた時、又病に犯されていたそんな時 魔美に逢った。魔美の天性の才能は 佳代の芸術家魂に火をつけた、もちろん病が佳代自身の命がそう長く続かないと、悟ったからかも知れないのだ そう「どうせ死んで行くのなら」誰かの役に立ってあげたいと。。。。魔美の転向も、障害があつた、綱紀を破る魔美に校長達がすんなりとは、OKは出さなかった。佳代の親友の美香が音楽学院の理事になつていた。 佳代は魔美の才能を確かめて欲しいと、説得の為東京に何度も足を運んだ。 著自然の狩人HayatoMam
2012年06月25日

佳代は、学生の時、年上の有名歌手と情熱的な恋愛をした。男に求婚されて自分の目標と夢も捨てる覚悟をきめたそんな覚悟と裏腹に両親は大反対だった佳代は悲しかった、芸能界の人間を両親は真面目な職業と見なかった人気商売、いつもいつも男女問題がスキンダラスに報道されていたからー大学を卒業すると丹沢近くの実家に連れ戻されたのだつた婿を取って、佳代夫婦に家を継がせたいと考えていた。茅ヶ崎の高校で音楽の先生の欠員が出た両親は先生になることを,強制したのだ 一年程たつたある日身体の異変にきずいた。勿論時々親に隠れて(西山徹)に逢っていた 二人だけで結婚の約束を交わしていた。葉山マリナーからクルージイングをし 船の上で徹に抱きしめられ、身体を許し合った。両親の反対がかえつて佳代を愛の殉教者のように徹の腕の中で燃えさせるのだつた。佳代は 気だるい疲労感に悩まされる日々が続き体温を測ると、微熱がある 病院にいつて検査を受ける事にその結果に、佳代は言葉を失い、軽い目眩を感じた。手術を受けなければならないと医師に告げられる 微熱を妊娠か軽い風邪のように、考えていたが 子宮ガンだと言うれたが早期発見だつた。すぐ摘出手術をしなくてはならないのだと呆然とした卵巣を摘出したら、子供が産めない身体になる20才も年上の徹を好きになり、目標と夢を、諦めて不本意ながら教師の道に入り 慣れてききていた矢先に突然の病 愛する徹との約束は口の中が渇き 身体かかすかに震えた。悲しさよりも、事実を 受け止める事が出来ないずっしりと暗く重い荷を背中に乗せられたように足が重く どのように病院から家にたどり着いたのか、わからずに部屋に入ると 涙がとめどなく流れた体を支えているエネルーギーが涙と共に溶け出すかのように涙に濡れた瞳み、愛する徹の顔が浮かぶ苦しみと悲しみは突然予告も無く襲いかかる。佳代の部屋に 丹沢の木々を流れる風が音も無く流れ込んできていた。著自然の狩人HayatoMam
2012年06月22日

美香は「いじやん。いじやん.行こう行こうよ」と小躍りしながら、単純に喜んでいた。二日後の土曜日、電話で行く事を告げる電話をすると渡辺と名乗った男の声だ 車で向かえに行くから何処が良いかと聞かれた青山の喫茶店の名前を告げる午後の4時に向かえに来ると言って電話は切れた。佳代と美香は少し前に喫茶店に、着いていた二人は演奏会のドレスを悩んだ挙句 着てきた 佳代はクラブで演奏時に店から渡されたドレスだつた そしてバツグにはジィーンズとパーカの普段着も入れて美香は明らかに、興奮気味だった 暫らくすると喫茶店に電話が入り佳代が呼ばれた。出ると、店の前に車を寄せてあるからと言うのだった。店を出ると車が待っていた。 佳代も少しだけ気持ちが華やいでいた。 佳代も美香も行く先は知らされていた西山徹がヨツト遊びをする時に泊まる湘南の自宅だ佳代は後ろの座席に座ると 緊張する気持ちと晴れやかな舞台に出るような心地よい興奮を覚えていた。 車は首都高速に乗って横浜で降り横浜から鎌倉街道を走れば一時間と数分で着くと言う丁度稲村ガ崎の高台の家に着いたのは夕方近くだつた。2階のゲスト.ルームに案内され 海側に面する窓のカーテンを開くと 窓の向こうは海が広がっていた押しよせる波は砂浜付近で白い泡になつて佳代と美香は窓辺に立ち 限りなく広がる海に歓声ともため息ともつかないものが、胸から突き上げて来るのが解かった。右の方には、江ノ島が見へ 島の上の夕日がオレンジと黄色と赤を混ぜた色 沈みかけ始めていた。 佳代は『綺麗』『素敵ね』と傍らの美香に呟くように言つた。これから、始まるパーテイを忘れさせるような感動的な 風景だつた。自然の狩人HayatoMam
2012年06月20日

不思議な縁の巡り合わせなのであろう。。。今まで両親の監視のもとでの生活、異性の交際はなかつた。今麻生佳代の関心事は恋愛 恋人が欲しかった燃えるような恋がしてみたかつた。優しい男の広い胸に身体を預ける夢を見るのだった。両親が親戚の家に下宿させたのも監視させ、生活が乱れないようにする為であった。佳代も知っている。だからクラブでピアノを弾いているのは知らせていなかつた、六本木や青山は時々一人でも、出かけた西山徹の電話は、上手く断ることが出来た。芸能人に興味があつても 華やかな歌手の女性問題は好きでは無い。クラブでの演奏も心の中でやめる決意をしていた。数日後。。。午前に授業を終えてそのまま青山で時間を潰して最後のクラブでの演奏をする事にしていた.勿論電話で今日で最後の演奏にしてくれるようにクラブには連絡.了承を得ていた。 青山通りを歩く 暫らく歩いていると車道の車がすれ違って、少し先で止まった外車だ。背広を着た男が小走りにこちらに来る、そうクラブのロッカーの入り口に来て西山徹を紹介した男だ今週の土、日、に西山徹が小さなパーテイを開くので来て欲しいと言う「一人では嫌でしょう、あなたの友達も誘って来てください、待ってます。お願いしますきっとですよ」言い終わると名刺のような物を差し出した。返事も聞かずに、車は走り出していた。名刺の裏を見ると大きく都内の電話番号が書かれていた 覚悟を決めた友達が一緒ならいいだろうと。クラブの最後の演奏に友達の美香が来るので、美香が一緒なら行つてみても芸能人主催のパーテイとやらに参加するのも悪くはないだろう思つた。 その夜無事に演奏が終わると 店の人から花束を貰った。中にカードが入っていた西山徹からだつた。礼を言うと 美香の処に行き 西山からパーテイに誘われていて友達同伴でも良いと言っている事を告げた。 著自然の狩人HayatoMam
2012年06月17日

魔美は賢と電話番号を交換し合い自宅の部屋に戻って部屋に音楽を流すと部屋の電話が鳴った魔美は賢からの電話だと思った、受話器を取るとそれは賢では無かった、聞きなれた声が聞こえてきた 「魔美さん。元気どうしてる身体壊していない」魔美の通う高校の音楽の先生で担任麻生佳代だつた麻生佳代は魔美に何度か登校を促し相談にも乗った勿論不登校になつた、きっかけの原因も 魔美も佳代先生には、素直になれた、でも登校しようとして決意しても当日になると、身体が動かなかった行こうとする気はあるのだが佳代先生は 魔美の音楽の才能を見つけていたそれは*****音楽の教室で休み時間、魔美がピアノをとても上手に引いたこと 魔美は小学生の時エレークトーンを二年間習っただけなのに 又 合唱の練習の時にも伸びある、声で高音と低音をアカペラで歌ったその音域に佳代は ビツクリすると共に 凄いと思ったそんな魔美に音楽が好きな魔美に、将来音楽に携わる分野に進ませたいと思うのは当然だろう このまま不登校を続けたら留年になるそんな事になれば退学を選ぶだろう魔美に一度佳代は魔美に提案をしていた、音楽を専攻して転向するように、佳代は自信があつた才能を重視し、自由な校風制服もなく、授業も大学のように 好きな時間に登校すればいい。佳代はもう.教頭と校長に根回し終えて書類の準備をしていた 魔美の才能を伸ばしてあげたいと魔美は佳代に「うん。身体は元気だよ」「でも学校は行く気にならないよ」「うん、あの話 転向の話だろう、母さんにも話したよ、お母さんは魔美がその気になってくれたら、嬉しいって」 言ってたよ」佳代。。「魔美、学校の方は OK取つたから 魔美そのつもりでね」 佳代は、うれしかった 今まで拒絶されていた提案を魔美が受け入れた事 道ばたに咲く可憐な花が 他の誰かにも見つけられて 心癒されるかのように佳代は今ガンに侵されていた 一度手術をしている薬を飲み年に二回。検査の為の入院もしていた夏休みと冬休みに。 音大を出て目指していたのはコンサート.ピアニストだつた ついでに取った教員免許が音楽の先生にさせた今はもうベテランの教師。教職員も一目置く校内人気の先生 生活指導の先生でもあつた人は 生まれた時から 悩みと苦難と 愛の破局を準備するのであろうか 愛する人と結ばれても 決してそれは、幸せには ならない事も佳代は、しさしぶりに嬉しく 気持ちも晴れやかになつていた麻生佳代、資産家の一人娘 先祖はこの地方の豪族の出だという相続を繰り返す内に、資産は減りはしたが、習い事は全てと、言うほど幼児期からしていたその中でもビアノは習い事の中では好きだつた中学に入る頃は、バッハやモゥツアルトを弾くようになり発表会では観衆を驚かせていた 当然の様に親達は音大に進学を勧めた東京の親戚に下宿して学校に通った勿論、仕送りは充分に足りていた友達と、青山や六本木にも度々遊びにいつた こじゃれた綺麗な店が好きだつた、ある日友達と小奇麗な店ナイト・クラブに入った夕方近く、客が殆どいなかつた、カウンターに友達と並んで座る。バーテンが学生風の二人に話かけてきた「学生さんだね」「何処の学生」佳代は。。「音楽関係の学校」 バーテンは。。「声楽それとも???」佳代は。。「私ビアノ」バーテンは「此処は遅い時間帯になると芸能関係の人が来るんだ」そう言いながら、指をさした、佳代はその方向に目をやると薄明かりの下にピアノがあつた バーテンは言う「今まで夜弾いていたピアノニストが身体を壊して辞めてしまつたんだ」佳代に弾いてみないかと言うのだつた、弾いたらワイン代をタダにすると、友達は進めた「ねえ、佳代弾いてあげて御覧」佳代は ビアノの前に行き椅子を直して、ポジションを取って弾いた 誰でも知る映画音楽を バーテンは聞きほれて言うのだ夜店に来て弾いて欲しいと勿論弾いてくれた対価を払うと言う何度か誘われているうち。根負けして弾く事を承知したのだ初めてビアノを弾く夜,店からドレスが渡された着替えてビアノを弾いた 弾き終わると店内から拍手が沸いた学校に通いはじめてから 舞台や発表会での演奏も無くしさしぶりに。自分の演奏に対しての拍手に何故か 込み上げてくる感情があつたカウンターの裏にロツカールームがある着替える為に戻ると入り口に男が立っていた30才前の背広を着た男だ。着替える前に 「あなたに逢いたがっている男がいると言う」佳代は促されるまま、後に続いた かなり豪華なソファーに逢いたいと言う男がいた立ち上がって手を出して座るように進めながら言うのだつた「素敵なビアノでした」何度か店に来ているが前のビアニストに無い。音色を感じたといつた 佳代はどうでも良かったただピアノを弾くのが好きで弾いた。それを聞く人が喜んでくれる そしてお金を貰える充分であつた酒を進められたが断って 店を出て帰路に着いた何故か夜の月とそぞろな風にスポツトライトに照らされたドレス姿の自分が浮かび 心酔わせた数日後、親戚の下宿先に電話が入る西山徹と言う聞き覚えの無い名だつた.電話口の向こうから「あなたの、ビアノに魅了された男だと言う」佳代は思い出した、何故電話番号が判ったのだろうとバーテンが教えたのだろう事は、容易に判った。店が終わったら、一度逢いたいと 言うのだーーーーーーーーーーーーーーーーーー著自然の狩人HayatoMam前回記載した。作品を再記載しました。実話をもとにしたフィクションです。
2012年06月15日

一台の黒塗りの車が海の見える高台のホテルに滑り込んだ魔美は名古屋公演の前にこのホテルに予約を入れて訪れた賢からの、メールを見て賢とこのホテルで落ち合うことになつていた待ち合わせの時間より早く着いた。テラスの椅子に腰掛けて海面がキラキラと輝く海を眺めながら,思い出していた,魔美(杉原香織)は高一の時「いじめ」に遇って不登校の日々を送っていた小顔で長身、手足が長く「オシャレ」な魔美は目立つ存だつた不登校になつてから自分の部屋にこもってゲームと音楽を聴き歌う日が続き,飽きると近くの砂浜に腰を下ろして海を眺めていた そんな新緑の春の日何時もの様に、浜辺に一人座り込むと 背後から賢がボードを持つて、現れた賢は初めて逢った魔美に「ハーイ」と声をかけて海に入った。目鼻だちの整ったハーフの様な顔立ち。魔美はひと目見て、惹かれた海で賢は波と戯れていた。魔美は立ち上がると海岸道路の脇に立つ自動販売機から、暖かな缶コヒーを二本買い 浜辺で賢が海から、上がるのを待ち、身体に水滴を付けボードを抱えて砂浜に戻る賢に缶コヒーを無造作に差し出したそして魔美は言つた「はい、これ飲んで」賢は魔美を見つめながら「うん、ありがとう」と答えて 魔美から缶コーヒを受け取った賢は稲村ガ崎の高台の高級な住宅に祖母と二人で暮らしていた賢の母は離婚して賢が8歳の時無くなっていた。父親は歌手兼プロダクションの社長、作詞や作曲もする有名な芸能人もう60才になっていた。幼い時から経済的に不自由はした事が無いだが親の愛情には満たされなかった。世間からは父親が有名な為、賢はいつも他人の視線を意識しなければならず其れが精神の重圧になつていた 学業も普通以上に頑張った不良にはなれない。そのお陰かも知れない東京の有名大学に入る事が出来た父親から褒美に赤のBM車をブレゼントして貰った賢は18才になつて直に免許を取っていた大学のキヤンパスは,楽しく女性には持てていた親が有名芸能人と言う事が逆に賢に初めてプラスになつた。休日は、女友達を湘南の家に呼んで遊んだ勿論其の中の何人かとは 男と女の関係をもつたそんな賢も一人になると何故か空しさが つきまとっていた「自分が皆に認められているのは、父親が有名芸能人だからでは?」そんな時愛車を飛ばして憂さを消していた2階の窓を開けると、海が観える波が良いとボードを抱えて海に降りた いつものように窓から海を観ると砂浜に女性がいる 殆ど同じ時間 気になっていた。魔美が浜辺に来るのを賢は見ていた。初めて後から声をかけた日も2階の窓から観ていたのだ。 *******魔美からコーヒー缶を受け取ると 賢は口を開いて魔美に話かけた。。自然の狩人HayatoMam
2012年06月13日

汗ばんだ身体、会場全体が揺れるよう、拍手が鳴り止まない遂に此処まで来れた、静かに実感しつつ、喜びが全身を包んでいた控え室に戻ると 首から写真入りの名札をつけたスタツフ達に、にこやかに笑顔と拍手で迎えられてスタツフの中に魔美は、一人の男を捜したがその男の顔が見当たらなかった 「何処にいつたのだろう」と思いつつ控え室の大きなソファーに身体を預けた付き人の美樹が 何時ものように 特性のドリンクを運んできた 一口飲み終わると 美樹が耳元に小声で囁いてきた「賢が魔美の携帯に、大事な伝言をメールしておいたから、早めに見るように」と」魔美は 美樹から 魔美自身の携帯を手渡されメールを開いて読んだ 賢がこのスタッフ達と一緒にいない 訳が解かった。チーフスタッフとマネジヤーを呼び 明日名古屋のスーテイジに行く、途中湘南によって行くことを指示した、賢が書いてよこしたメールをもう一度 読み直して 涙が滲んで来たそして、トツプスター歌手して不動の地位を得た今 ゆつくりと此れまでの歩んで来た軌跡が想い出され 湘南の風景と あの人の顔がはつきりと浮かんだ 自然の狩人mamhayato
2012年06月12日

人間として生まれたときから背負う 人間の負の部分 確実に潜む悪意に満ちた 魔性 其れは要望や欲求、願望の一部 に変身するのであろうか?? 人間の内なる感情や欲求の制御の仕方を 知らずに 知ろうともせずに 食べる物、衣服を提供され 雨風をしのぐ 住居に暮らして 少なくとも生きていける 条件が満たされている 崩れて 壊れていく若者達 命を存続させる 条件を満たしながら 破壊が起こる 人間の心の破壊だ 無縁のことと無関係を 決め込むも 濁流れの中に共に住み生きている 破壊され壊れて行く人々を見下ろして 別の存在のように冷たい優越感に浸るのだろうか?? 今言える事 腐敗と堕落と悪のパワーが 増し続けている 何処かがおかしいのではなく 人間の思考と心が壊れているのだろう 土をアスファルトで固めて 青い血を 持つた 虫は鳴いている 工場で作られた機械の単調な声で 人間をコントロール出来るのは人間自身 著自然の狩人、HayatoMam
2012年06月07日

互いに見知らぬ土地に生まれ 育ち それぞれの空の下で暮らし 別々の時間を過ごした 出会いは夏の終わり秋の初め ひとけの去った海 並んで座り浜砂をすくい上げ つかんだ砂を顔前にかざし 握った拳を緩めると スルスルと砂は流れ落ちた 見つめ合って声を出さずに 笑った 突然ミュルを脱いで 引き返す白い泡の 海に 走り出す、嬉しそうな 後ろ姿 愛おしさの波が 胸を襲った 風が彼女の髪を 弄ぶのが 見えて 眩しい自然の狩人HayatoMam
2012年06月05日

雑談で、話が盛り上がるのは、食べ物の話 美味しい食べ物の話は、皆、目が無い 何処そこの食べ物は 美味しく安いとか 最後の言葉「今度皆で行きたいねー」で 終わるのだ 最近特に美味しい食べ物がブレイクしている。 私の周辺で。 漫画コミックに「美味しんぼう」と言う本が あつた、東京美食倶楽部や魯山人が出てくる 多趣味多芸の人だったらしい 晩年は鎌倉で陶芸に 没頭していたという 骨等品の陶器から 陶器にも盛る 料理に懲り 料亭を開き 味を求め 世間に広く 美食家として有名になつたのだ、私は漫画を通じて知った、人の生涯は 不思議だ 骨等品に見せられ陶器に陶器から 陶器に盛る料理に それぞれが 半端でなく 一流なのだから 幼い頃は養子に出され 不遇の時代があつた 豪商の 家の書生になつて そこから転機が来たらしい かなり話を、強引に展開させようとする感は、いなめない 人と時と言う事,豪商の書生になつて転機が訪れた。 節約や、質素を美徳としている時世では、ごく一部の人 しか、知られない人物であつたろう 消費が奨励され 美食が持てはやされ、より多くの人に知られるように なつた 「時は金なり」は知っている でも付け加えたい 勝手に 「時は人を作る」 「時はその時の人を作る」 老人が増えれば 沢山の看護士が必要なように 社会と 時代が 人格までも 作ってしまうかのように 思えてくる 美味しい食事が 全て身体に言い訳では 無いのだけれど 美味しい食事をした時は 結構 幸せな感じがするよ 著自然の狩人HayatoMam
2012年06月01日

レタスを一枚、一枚剥くようにあなたの、嫌いな処を捨てたいの、好きなとこだけ集めて、盛るの 素敵なサラダに、したくって 怒った顔は、見たくない大きな声も、嫌いなの優しい、言葉が好きだから笑った横顔、見ていたい嫌いな、処は 捨てたいな一枚、一枚手で剥がす、レタスのように、あなたの嫌いな部分は、捨てたいの 自然の狩人HayatoMam
2012年05月28日

湖は涙 満面に水をたたえて 人が生き 人が死にたくさんの惜別の涙 命の頂点に立ち 多くの 小動物の命を絶ち、食す 森羅万象を探求 求め 解明しようと 知識を得 知恵も働かせた 得るものは多く 失うものも多く 好きを知り、愛を知り 喜びを手にして 愛の終焉も感じつつ 尽きる事無く 時が流れ 時を迎えて 流した涙は 地に滲み 地下を流れ 湖に 生まれたよう 誰からか支配を受けたのであろうか システムの欠陥を嘆き 父を恨み 母を恨むので あろうか 漠然と 怒りが 溜まり 溶岩のように 燃えくすぶる ストレスと「きれる」が 充満して 人類の流した湖の涙を持つて 燃えくすぶる魂を冷やそう 全てを手にする、頂点に立つ人間に 罪と罰のように科せられた カルマ そう 悩み 苦しむ事 流す涙は 湖のように 多いのでしよう 著自然の狩人HayatoMam
2012年05月26日
全174件 (174件中 1-50件目)