テレビドラマを制作する

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toshichan5682

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Nov 23, 2005
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無事に企画が通り、スポンサーも決定して制作予算が取れると、局の編成がその番組の曜日や時間枠を決める。

連ドラの場合は1クール(週1回の3ヶ月)が基本なので、放送する半年前からの準備が必要になるが、特番や2時間ドラマの単発になると、3~4ヶ月前ぐらいからの準備となる。
この準備に欠かせないのが、脚本とコーディネーターの存在だ。
主な登場人物やキャラの設定などは企画段階で決まっているものの、脚本はプロの脚本家が何回もストリーを書き直して進められ、プロデューサーからOKが出ると漸く決定稿を完成させる。
コーディネーターにはいろいろな種類があるが、ドラマ制作に必要不可欠なのはキャスティングとロケのコーディネーターである。
キャスティングの場合、コーディネーターがエキストラも含めて全出演者を予算に合わせて手配してくれるのだ。
もちろん、ドラマに話題性を持たせるために大物人気俳優を主役にする場合などは、プロデューサーが自ら交渉に乗り込むケースも多い。
視聴率が確実に稼げる人気俳優などは、2年先の連ドラまで決まっていることもあるので、出演交渉は結構難攻する作業であり、プロデューサーの実力が試される場でもある。

シナリオ・ハンティング(シナハン)と言って、脚本の場面設定となるロケ地を探して許可を得る役割のコーディネーターである。
現在は、フィルム・コミッションと言う名称で地方自治体にロケ協力機関の部署があるので、コーディネーターはフィルム・コミッションと共同作業でロケ地選定を進めて行く。
ロケ地候補がリストアップされると、ディレクター(ディレクターとは呼ばずに、以後は演出家と表示)やチーフカメラマンが現地に赴き、最終的にロケ地を決めるのだ。
この間まで演出家は何をしているのかと言うと、決定稿の脚本を読み込んでカメラ割り(テレビ画面に映る実際の映像構図)を考えて、紙芝居のような絵コンテを作る作業をしているのだ。
この絵コンテの書き方は、演出家によってさまざまである。
美術を心得て、画家のごとく細部までリアルに表現するので有名な巨匠には、映画界の故・黒澤明監督やマーティン・スコセッシ監督などがいる。
俺の場合などは落書き程度のものだが、元漫画家でコンテ画を専門に描くコンテ・ライターもいるので、そういう専門のプロに依頼することも多い。
以上で準備段階も大半が終了となるが、次回はいざ撮影に入る前の最終準備について説明する。














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Last updated  Nov 23, 2005 03:04:35 PM
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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
らめ仙人@ 初セッ○ス大成功!! 例のミドリさん、初めて会ったのに、僕の…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/8q25sdb/ フ○…

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