としきぴ堂

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自称鬱病



誰もが気軽に日記を書いたりコメントを寄せたり、楽しいブログですが、憂鬱な人との遭遇はあまり心楽しいものではありません。早期に相手を見極めて、ゆとりをもって対処したいところです。

ジ○シティーズでの遭遇例1
その人のサイトに最初にコンタクトしたのは、あたしの方からでした。自己紹介と日記を読んで掲示板に書き込みました。そのサイトは、自称鬱病の人が管理するメンタルサイトでした。
どうやら家庭に問題があり、ことに父親の言動が、本人の身体化(原因不明の頭痛・吐き気・全身痛など)の引き金になっているようでした。本人が苦しくて床にはいつくばっていても、かたわらで父親は平然と夕食をとるというような関係だという話でした。
あたし:あなたのおとうさんも鬱傾向で、身近な人間の心の痛みがわからないだけじゃなく、おとうさん自身の心も麻痺しているのではないでしょうか? 思い当たることはありませんか?
サイト管理者:父は家族のことをなんとも思っていません。私が鬱病なのも父のせいなのに反省してくれません。
あ:おとうさんに反省してほしいという気持ちはわかりますが、それはおとうさんに変わってほしいということになりませんか? おとうさんは自分が変わる必要があるとは思っていないのでしょう? それよりも、あなたはあなた自身を変えることができるのではありませんか?
父親への恨みと恐れがあり、それがうまく統合できていないような印象でした。感じから鬱病よりも境界例か神経症のような気がしてたずねたところ、病院で医師に診断名をきいたら「鬱病ではない」ということでした。その後、あたしとのやりとりが膠着したので、しばらく書き込みをしないでいたら唐突に、ゴルフをする人間について日記に長文を書いているのを見ました。ゴルフ場の乱開発はたしかに環境破壊ではありますが、その書き込みは、ゴルフをする人間は地球を自分の好き勝手な娯楽のために破壊する悪者というような内容になっていました。この書き込みを見ると、まるで自分の機能不全な家庭よりも、環境問題の方が身近な大問題であるかのような書きぶりでした。
さらにその後、長い旅に出るという理由で、サイトを閉鎖しました。
交流は3か月程度の間でした。

次回は別の例を書いてみます。

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