2018.05.16
XML
カテゴリ: 交流分析
人の行動パターンって、ときに面白いなと思うことがあります。


今、最優先でやらねばならないことがあるにもかかわらず・・・・どうして掃除や片付け事を始めるの・・・。


私の知っている人で、このパターンのある人がひとりではないのです。


私に実害がないときは、そのままにしておきます。


でも、影響を受けるときはさすがに直言。




「○○が優先ではないでしょうか? 今、掃除をしないといけませんか?」


嫌な顔をされたことが何度もあります。


このように、本来向き合う必要のあることに目をつぶって、別のことをするのは「 回避行動のパターン 」と言われています。





イライラとして周りを不愉快にします。


そして、時間がなくなってきちんと出来上がらず中途半端なものを出してきます。


何がそうさせるのでしょう?


交流分析 に ドライバー という考え方があります。


考え方や行動を駆り立てるパターン をいい、その人の生き癖のひとつです。


ドライバー には「 急がなくてはいけない 」「 完璧でなくてはいけない 」「 人を喜ばせなくてはいけない 」「 強くなくてはいけない 」「 努力しなくてはいけない


どのパターンも少しは必要な要素なのですが、それが強迫的になると生きづらくなります。


私も以前は「 急がなくてはいけない 」の ドライバー が強くありました。


食事をするのも急ぐ、歩くのも急ぐ、メールの返信も急ぐ、仕事の進捗も急ぐ、本を読むのも急ぐ・・・・。





子どもの頃に母親から「お前はいつもぐずぐずしている」「走るのが遅い」「のろま」などの言葉のメッセージを受け取っていました。


靴の紐を結ぶのが遅いと、あからさまに嫌な顔をしました。


子どもの自分にとって、母親に気に入ってもらうための方策は、とにかく急いでさっさとやること。


中学生、高校生、大学生、社会人と成長するプロセスでは、その急いでやることは評価されましたから、「急げ」のドライバーは更に強化されていったかもしれません。


そして、あるとき「 もっと、ゆっくりと、リラックスして生きたい 」という願望が芽生えました。


様々な心理学のワークショップを体験し、その生き方は手放しました。


気持ちの焦りは、今はほとんどなくなりました。


ただし、ビジネススキルのチェックリストでは「 迅速性 」がいつも満点になります。


気持ち的な苦しさはなくなりましたが、行動パターンとしては残っているのだなあと思います。


さて、前置きが長くなりました。


先ほどの、最優先でやらねばならないことがあるにもかかわらず掃除や片付け事を始めてしまう人の場合です。


その人の場合は、「 努力しなくてはいけない 」という ドライバー がうごめいているようです。


無意識だとは思いますが、その人にとっての「 価値観 」は「 努力すること 」なのです。


「 努力している自分があると安心できる 」という無意識のパターンがある訳です。


努力する目標がたくさんあったほうが、より「 安心 」も高まるわけです。


ですから、何かを完璧に終わらせずにちょっとだけ残しておく、ギリギリまで手をつけずにおく等、最後に努力しなければならない状況を無意識に作り上げていくのです。


そして、ギリギリで頑張って仕上げると「 よく努力したね 」と自分を褒める訳です。


しかし、ギリギリですから見落としもあるでしょう。


訂正する余裕はなくなります。


場合によっては、他の人に多大な迷惑をかけることもありえます。


本人もきっと薄々分かっているのだと思いますが、なかなか直りません。


不思議ですね。


一生、そのパターンを持ったままの人も多いようです。


これらのドライバーを持ったまま生きていくことは、常にストレス状態にいるようなものです。


できれば早めに気づいて、それを解放して欲しいものです。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.05.16 15:49:34
[交流分析] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

サイド自由欄

​

プロフィール

Yayha

Yayha


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: