2018.08.02
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カテゴリ: 心理学全般
​​誰でも 否定的な感情

嫌なことを言われればイラッとするでしょう。

自分の能力以上の仕事が来たら恐れを感じます。

大事な人や物を失ったら悲しい気持ちになります。

自分の思うようにことが運ばなかったらガッカリします。

一度も否定的な感情になったことが無いとすれば、気づいていないか、無意識に無かったことにしているかです。




心療内科に受診する人の中に「 失感情症 」という状態があります。



過去に大きなトラウマを抱えるような出来事があったり、とても嫌な体験をしていたはずですが、そのような状況の中で、自分の心が壊れてしまうのを防ぐために感じなくしてしまったのでしょう。

そのトラウマの記憶さえ消してしまう人もいます。

人間が自分の身を守るために備えた本能的なシステムなのでしょう。

そこまでひどくなくても、否定的な感情が湧いてきたとき、それを無いこととして前進してしまう人がいますが、それは危険です。

カウンセリングに来られる方にもそういう方を見かけます。

私も若い頃、一時そのような状態の時期がありました。

本当は怒りを感じている状況なのに、感じていなかったのです。

その結果、その後の成人病検診で胃に炎症を起こしているのが発見されました。

その時の私は「 失体感症 」でもあったようです。

検診をするまで胃の痛みさえ感じていませんでした。



心理学では感情を押さえ込んでしまうことを「 抑圧 」というのですが、本能的に働く自己防衛のためのシステムです。

しかし、それは心に蓋をしているだけで、細胞はちゃんと覚えています。

その感情は、きちんと処理しないでいると、いつまでも身体の中に留まり続けます。

そして、その影響で身体のあっちこっちに症状が出始めます。

否定的な感情が湧いてきたらその感情としっかり向き合うのが大事 なようです。

まずは、その感情をしっかりと感じる。

そして、自分がその感情を感じているのを受け入れ、自分に「よしよし」をしてあげる。

その後、否定的な感情が収まるのを待ってください。

否定的な感情に浸ったまま事後処理に当たるのは適切な対応ができません。

むしろ、かえってこじれてしまうことも多いでしょう。

否定的な感情が起きるメカニズムがあります。

出来事によって感情が湧くと思っている人が多いですが、そうではありません。

出来事に自分がどのような「意味付けをしたか」の結果 として感情が湧いてくるのです。

脳はものすごいスピードでその処理を行いますが、意識をどう向けるかで感情は変わります。

そのときに、その状況を「 受け入れる 」ということが役立つ場合があります。

「今、起きている感情は自分自身が起こさせている」ということを受け入れるという意味合いになります。

感情の責任は自分自身にある訳です。

アクセプタンス といいます。

アクセプタンス できるようになると、それに抵抗するよりも、気持ちや身体がずっと楽になれるから不思議です。

そして、その感情をいつまでも持ち続けるか、すぐに対処して後はスッキリとして過ごすか。

全部、自分自身に選択権があるのです。

嫌なことがあっても文句を言わず我慢しろという意味ではありません。

自分自身をだまして黙らせることでもありません。

自分の思考のパターンに気づいて、そのパターンが不都合を引き起こしやすいなら変えていく必要があるでしょうね。


自分自身を見つめ直す時間を持ってみませんか?
そして、これからの人生を充実させましょう!



何のために生まれてきたのか?
何のために生きているのか?
そして、これからどのように生きていくのか?
そんなことを探ってみませんか?





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最終更新日  2018.08.02 13:52:09


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