三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

開けてはいけない!



日中は少し日が差して少し暖かくなりましたが、
また気温が下がってきました。

施餓鬼をしていると、とても寒かったです。

仏前勤行次第の祈願文にも「風雨順時」とありますが、
やはり寒い時期には寒くないといけません。

寒いといえば高野山では池に氷が張っていました。
喜んでよく竹ざおを持ち出して割っていましたが、
勢い余って障子を破ったことが(汗)

障子はさておき、そのお寺には「開かずの念持佛」
がありました。

念持佛というのは本尊様とは別に住職が信仰している仏様を
祀ったものです。

その「開かずの念持佛」は住職が生涯に一度だけ
開けるといわれていました。

そういわれると開けてみたいのが人情ですが、
鍵が掛かっていました。

私が現在いるお寺にも「開かずの厨子」がありました。
隣の神社の牛頭天王が祀られているので

「開けてはいけない」と

住職からいわれていたのですが・・・・

神様は恐ろしいので開けてはいけないともいいます。

しかし、牛頭天王さんも見てみたい。

思い切って開けてみました!

するとなんと・・・阿弥陀さんでした!

開けなかったほうがよかったかも知れません。

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