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2010年04月13日
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。『子どもとともに歴史を学び、歴史をつくる―黒羽清隆歴史教育論集』(加藤正彦・八耳文之編)。 黒羽清隆先生は高名な歴史学者、教育者であり、かつてNHKテレビで10年間も日本史の講座をされていたこともあります。ですので、ご存じの方もたくさんおられることでしょう。残念ながら1987年に亡くなっておられるのですが、その絶妙な語り口で大人気を博しました。今でも黒羽節の熱烈なファンの方が全国に多数おられます。黒羽先生はまた素晴らしい詩人でもありました。今回の著書の中でも歴史を学ぶためには感性が必要だと書いておられ、名もない民衆の歴史ということを非常に大切に考えておられた方です。編集をしていて、感動することばにたくさん出あいました。そして、重ねて素晴らしいのはこの本を編集された加藤先生・八耳先生の熱意です。お二人の情熱が堂々たる一冊の本に結集されました。歴史をこれから学ぼうとする学生の方、歴史を教える先生を目指しておられる方、現役の先生、それから歴史に興味のある方ならどなたでも・・・ぜひ手にとって見てほしい一冊です。




いまこそ・黒羽清隆


    あたらしい歴史教育のために

現代史は過去から綿々と続く歴史の糸の一番手前の先にあるが、決して過去から切り離されることはない。そこで、特に「若く新しいひとびと」の感性を揺さぶる内容の文を集めて、黒羽史学のエッセンスとなる、いわばまとめの本をいま作っておく必要があると考えて編んだのが本書である。

         (編者:加藤正彦)


■黒羽清隆(くろは・きよたか)

1934年~1987年。元静岡大学教授。

絶妙な語り口で人気を博した。
主な著書に
『新講日本史』 共著・三省堂,『日本史の群像』三省堂,
『十五年戦争史序説』上・下 三省堂,『日中戦争前史』三省堂,
『日中15年戦争』上中下 教育社,『日本史教育の理論と方法』地歴社,  
『十五年戦争と平和教育』地歴社,『歴史教育と教科書問題』地歴社,
『人物史でまなぶ日本の歴史』地歴社,『文化史でまなぶ日本の歴史』地歴社,
『生活史でまなぶ日本の歴史』地歴社,『鉄砲足軽ひとりごと抄』地歴社,  
『パネル日本史』(全巻監修)飛鳥   
などがある。


~~~目次より~~~


 黒羽清隆「民衆」史と「庶民」史を架橋する  

生きた歴史教育を考える
 社会科四〇年の歩みと今後の展望 
 歴史教育から歴史学へ、ふたたび歴史教育へ 
 歴史教育とイマジネーション

十五年戦争と子どもたち
 子ども史としての十五年戦争        
 子どもたちのたたかい        
 十五年戦争をどう教えるか

実践的授業力
 日本史公開授業 明治維新と民衆 
 小判のあるスクェア  
 駈入寺 
 日本史の学び方

人間黒羽清隆
  詩魂を歴史叙述に持ちこんだ粋人
 日本近代思想史家・黒羽清隆さんのこと  
 あとがき

資料・パネル日本史

黒羽清隆著書目録






ISBN: 978-4-86000-186-5 C3021
サイズ:A5判
頁:328ページ
製本:ハードカバー
出版日:2010/4/20


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最終更新日  2010年04月13日 21時59分04秒 コメントを書く


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