温故知新

2004.07.23
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はじめて、娘が、他の友達と一緒に遊んでいるなぁ、と実感したのが、


ゆいちゃんはA市からこの地に引越してきて、4月からひまわり(仮名)教室に通いはじめた、
ダウン症の女の子である。

二人は遊びたいことが同じなようで、
一緒にピアノをひいたり、
ドアの隙間から廊下をながめたり、
ついたてをドカスカ殴ったり、
気がつくと二人で同じことをしている。


この日のひまわり(仮名)教室の後、ゆいちゃんのママから相談を受けた。

来年4月からの進路だが、知的障害用の療育施設ではなく、
2歳児として保育園に入るか、一般の幼児教室に通われたらどうか、と、言われたというのだ。

ゆいちゃんはダウン症特有の見た目を持っていない。
言われれば分かるけど、ダウン症児を見慣れていなければ分からないかもしれない。
合併症もなく、体も丈夫。食事も上手によく食べる。
娘より数ヶ月も下なのだが、上手に走り回り、言葉も1語文が難なくしゃべることができる。

引っ越す前の自治体で、検査ミスではないか、ということで再検査を受けたが、やはりダウン症であり、モザイク型でもなかった。

現在は障碍のない子供の発達に比べてさほど遅れは見えない。

それを喜ばしいことだ、と、スタッフは言うのだが、どうしてもそんな気分になれない、と彼女は言う。

染色体に異常がある以上、この先、どうなっていくか分からない。

引越したばかりで、友達もいなく、情報もない場で、保育園を探す苦労や、
幼児教室で交渉していくことを考えたら、将来が不安でしかたがない、と、彼女は言う。

確かに、彼女はずば抜けて言葉も運動面も発達しているが、それはあくまでも、この障碍児の輪の中で、であって、
手先が不器用そうなところも見られるし、健常児の輪に入ったら、やはり発達の遅れは目立つと思う。
それでも、療育の場から出ていくことが、ダウン症のゆいちゃんのために良いことなのだろうか。







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Last updated  2004.07.24 21:57:47
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