温故知新

2004.08.01
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7月下旬のある日。

こんな記念の日なのに、いつなのかどうしても思い出せない。

それは、なんの前触れもなく、あったとしても、気づかないほどのものでしかなく、
友人の言葉を借りれば、バージョンアップ、とでもいったような代物だった。

娘にどんな心境の変化があったのだろうか。
その日を境に、娘はしゃべることにしたらしい。

一日に一語づつ、といったペースで覚えていく。
毎日、一語覚えて、一語使い方が定着して。

おふろ。
おにぎり。
取って。
抱っこ。
たまご。
おんま。

難聴を診てもらっている言語聴覚士、大学病院の言語聴覚士、二人そろって、言うことは同じだった。
言葉が出るまでには、色々な過程があって、様々な兆候もみられるが、娘さんはまだもう少しかかりそうですね。

事実、私もそう思っていた。
「いらない」
という彼女の切なる要望を伝える言葉を言って以来、定着した言葉はなかった。

絵本の動物や食べ物を指さしたり、それを片言で表現しようともしなかったし。
私自身、この件に関してはまったく期待していなかった。
それよりも、不安なことがいっぱいで、頭の中で後回しにしていた部分だった。

このことを、頻繁に会う方の言語聴覚士に報告すると、
お母さんの語りかけが○○(娘の名前)ちゃんの中に蓄積されていて、それが一気に噴出したんですねぇ、


いつもなら、母親の語りかけくらいで、そんなに差がでるかい、と、毒づくところであるが、
めでたいことであるし、褒められているときぐらいは、いささか調子が良いが、喜んでおこうかなと思った。





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Last updated  2004.08.05 17:39:55
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