温故知新

2005.07.03
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障害児を保育園に入れる ~入園するためのポイント 【情報収集する】~

どうやったら入園できるのか、
本音と建前が渦巻いていて不透明な保育園措置の顛末を、
少しでも明るく見渡せることができるようになるためには、
情報収集が思いのほか大切で役にたった。

私の場合、こんなことがあった。

療育所で役所の人を招いての進路説明会で(時系列、11月中旬)役人から説明された詳細が間違えていた、ことが、後日の情報収集で判明した。

障害児のために補助金が出るのは3歳児(年少)と説明され、
更に畳み込まれるように、

実は、「3歳の誕生日から補助金が出る」のが本当だったのだ。

つまり、6月生まれの娘は補助金が早く出るから、2歳児だから不利、とまでは言えず、
逆に、『保育に欠ける要件』に『発達支援』も適用される可能性もある。

その場合、かえって他の2歳児よりも
(保育園さえ集団保育可能と判断して受け入れてくれれば)
有利となる場合もある、と、役所の児童係の人に言われたのだ。(時系列、12月中旬)

この情報を、療育所のスタッフが保育園に障害児を流さないために意図的に隠そうとしたのか、
今年からの改革で彼らが不勉強だったのか、
問い詰めなかったので分からない。

が、もし、この情報を11月の時点で知っていたら、保育園に、とりあえずでも申し込みたかった人は、
少なくなかろう。



何が必要で、何がいらなくて、何が間違えているか、という整理に大変だが、
やはり、情報収集の大切さを、声を大にして言いたいと思う。

以下は、私が経験した情報収集の方法である。

1、療育所のスタッフに聞いてみる。
  →障害児と接している経験から、やはり情報を色々知っている。

   同じ公務員同士、裏の事情や、保育園措置の要人などとコネクトがある場合もある。
   私の場合、
   偶然出会った以前の療育スタッフに紹介してもらった保育園措置に詳しい知人の方に、
   『措置外』ということを教えてもらった。(時系列、1月中旬)

   保育園は普通、役所に『措置』されることで入園になるのだが、
   私立の保育園であったら、
   『措置外(自由契約、と言っている保育園もある)』で入園させることも多くある。

   ただ、『措置外』は、収入に応じて月謝が決まる『措置』と違って、
   自治体負担分も支払わなければならず、
   『措置』で入園した場合の、最も収入が多い人の負担額と同じ額を、
   支払わなければならない、ことが多い。

   どうしても入園したい保育園の場合、その『措置外』で、負担が多くなってもいいから、
   それでもここの保育園に入りたいんです、
   という熱意と執念が必要である、と言われた。(障害児、健常児に関わりなく)
   彼女自身の子供も、それで意図した保育園に、結局は『措置』で入ったそうだ。
   娘の場合は、『措置外』で入ったら、保育園側に障害児としての補助金が入らないので、
   それはどうかな、と思って、
   「今年駄目なら、来年まで、ここで母子通園させてください」
   と、付け加えた。
   半分以上、本気だった(笑)


2、保育園見学時に、園長先生に聞いてみる。
  →「この周辺に、障害児を積極的に受け入れて下さっている、
    ここのような保育園さんを、ご存知ですか」
   などと聞いてみると、意外と丁寧に教えてくれる。
   また、聞いた保育園が障害児に積極的ではない場合、
   そちらを強く強く勧めてくる場合も(笑)

   また、保育園の母体や、そこの園長先生の経歴など、
   資料には載っていないようなことも色々と教えてくれるので、
   判断材料の一つに良いかもしれない。

3、地域の保健師に聞いてみる。
  →障害児に特別詳しく、情報を持っている人も少ないのだが、
   地域の子供のため、ということで、
   知っていそうな人に聞いてくれたり、
   同じ公務員、ということもあって、裏から、児童係に結構、情報を聞いてくれた。
   私の場合、
   ぶっちゃけ、どの保育園に、どれだけの障害児枠を持っていて、
   今年、募集しているのか、という数字を教えてもらった。

4、やはり、『措置』の大元、役所の児童係に直接、聞いてみる。
   →私の場合、「聞く」「相談」というよりは、
    乗り込んでいった、という方が適切かもしれない。
    行っていきなり聞いたことが、
    「ここの自治体は、どんな要件を優先的に入園させるのか、
     ポイント制なら、その点数表を見せてくれ」
    だった(苦笑)
    疲れてたんだな、と思う。
    が、たまたまなのか、とても良い人で、
    どうやったら心証良く、有利に審査を通せるか、
    私の事情を聞いて、一緒に考えてくれた。
    (例えば、「祖父母が近くに住んでいなかったら、そこもアピールすべし」など)

    他にも、
    ・どの保育園に、どれだけ来年度の空員があるか。
    ・今年の募集をするか、しないか(しなければ書いても希望の欄が無駄になる)。
    ・入所申込書には別紙をつけてもいいから、
     それを見るだけで、口頭での説明無しでも分かるように仕上げておくべし。

    など、教えてもらい、
    何より、安心感を得た。






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Last updated  2005.07.21 23:35:42
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