あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2007年03月29日
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テーマ: 鉄道(27240)
カテゴリ: 鉄道



 自宅から乗換駅の国鉄阪和線鳳駅までは心配性の母親がついてきまして、乗車する快速列車の車掌さんに「(普通列車との接続駅である)熊取で乗り換えるようにこの二人に言ってください」って頼んでいました。そんなの、頼まなくても列車好きな私には大丈夫なのにって思ったけど、子ども二人での初めての旅行ということで気になっていたんでしょうね。
 さて、快速列車の乗務員室に近い席に座って列車が動くと気持ちはわくわくしていましたが、母親の心配する姿をみると「ホンマに大丈夫かな」って思ったのを覚えています。そのときに、「君ら、二人だけで旅行か、偉いなぁ。まぁ、ちゃんと熊取に着いたら教えてあげるし、次の普通列車の車掌さんにも伝えるから心配せんでええよ。」ってその快速列車の車掌が声をかけてくれました。そして、「君ら、電車の運転席ってみたことないやろ。みせたるからおいで」っていって、弟と私を乗務員室に案内して弟を運転席に座らせてくれました。当たり前ですが、車掌のいる方の乗務員室ですから走り去る景色を眺めるのですが、それでも私にとっては思わぬ出来事に大喜びでした。

 普通列車との接続駅である熊取駅にはあっという間につきまして、普通列車に乗り換えましたが、そのときにも快速列車の車掌さんから普通列車の車掌さんに引き継いでくれて、快速列車発車後も手を降ってくれました。
 普通列車の車掌さんも、下車駅である紀伊駅の少し手前で乗務員室から出てきてくれて、「もう少ししたら紀伊に着くからな。」と教えてくれました。鳳からわずか40分足らずの移動でしたが、私にとっては弟との初めての旅行ということで、わくわくしていたまま終わったのでした。

 それにしても、前出の快速列車の車掌さんのサプライズは、本来であれば列車運行中に関係者以外を乗務員室に入れることはいけないことだと思います。今だったら変なのに通報されてお咎めを受けるところなのでしょうけど、この当時はおおらかな時代というかおおざっぱな時代というか、いい時代だったのでしょうね。

 ところで、私は乗り物好きでしたが、この出来事をきっかけに将来は国鉄に入って車掌になろうって思いました。でも、私が就職活動をしようとしていた1985年頃にはすでに合理化などで人員削減が行われており募集すらない状況で、1987年には国鉄が分割民営化されてしまうし、国鉄以外の鉄道会社も私の目の悪さが原因で試験が受けられず(当時募集のあった会社は、眼鏡をかけていたりコンタクト使用では試験が受けられなかった。今ではそんなことはないはずですが。)、その夢は潰えてしまいました。
 だから、列車で移動するときに若い鉄道員(女性も含めて)が活躍している様子をみると、「あぁ、目さえ悪くなければなぁ」なんて思うことがあります。

 それはともかく、子どもの頃に体験したサプライズは今でもよく覚えていますし、その車掌さんには感謝しています。 





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最終更新日  2007年03月29日 21時47分32秒
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