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Tabitotetsukitiさん
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MoMo太郎009さんコメント新着
今年1月中旬、北京を中心に中国各地は、猛烈な大気汚染に見舞われました。ほとんど前が見えないのではないかと思われるような状態で、日本人学校は屋外での活動を中止したとか。
なぜ汚染がひどくなったのか。当局の見解は、「風が弱かったから」。さすがのコメントですね。これって要するに、「なぜ大気汚染がひどいのですか?」との質問に、「空気が汚れているからです」と答えるようなものではありませんか。
これまでは汚染物質が風で吹き飛ばされていたから問題が表面化しなかっただけと告白しているようなものです。中国の国家も自治体も、大気汚染の深刻さと原因について語ろうとはしません。共産党の責任になるのは明らかだからです。
汚染物質を大量に排出する企業の幹部は共産党員。取り締まるべき役所の幹部も共産党員。共産党に監督されるメディアは、現状を伝えることはあっても、汚染物質を出す企業経営者の責任は追及しません。
この問題について、同号の記事「経済と環境は両立できるのか」は検討を加えています。
「成長一辺倒の政策路線は数々の社会・環境問題を引き起こし、結果的に経済的な損失をもたらしている。世界銀行によれば、08年には環境の破壊と汚染が国民総所得の実に10.51%を食いつぶした」と。
では、どうすればいいのか。この記事は、こう提言します。
「当局による適切な政策誘導と環境規制が欠かせない」「環境基準を定めた法律の文面よりも、それを厳格に適用することを重視すべきだ。環境対策が遅々として進まないのは、法がきちんと遵守されていないせいでもある。その原因は法律の基準が厳し過ぎて、関係者が守る気になれないためかもしれない」
ちょっと待ってくださいよ。「法律の基準が厳し過ぎて」? 中国の基準は、そんなに厳しいのですか? 中国は、そもそも法治国家ではないのが問題なのではありませんか?
ここで私が思い出すのは、日本の公害問題です。四日市喘息などの大気汚染。東京の光化学スモッグ。メディアが大きく報道し、住民運動が起きて、それからようやく自治体や政府が動いたのです。報道の自由や住民運動の自由がなければ、改善への動きは起きない。これこそが真の原因ではないのですか。
ただし、北京市内の大気汚染が深刻になり、共産党幹部や幹部の家族に呼吸器疾患が蔓延すれば、対策に乗り出すかも知れませんが。【ニューズウィークりーから引用】
そのような状況の下で生活していた市民は、体を悪くしたりして苦しんでいたわけです。そこには「環境が悪いけど、そんなことは二の次。とりあえずがんばって生活していかないと」という必死さがあったのかもしれません。しかし、環境の悪化とともに人間の健康問題にまで発展して、ようやく環境問題が取り上げられるようになり、公害関係の法律の施行もあって、やっと企業も市民も意識改革されたのであろうと思います。
我が国の公害対策は、そんな高度成長期の反省を踏まえた世界最高水準の技術であると個人的には思っています。そこには、あの当時の大気汚染や水質汚濁の状況を二度と作り出してはいけない、という強い決意があるからだと思っています。
さて、今日取り上げたこのニュースの中国。世界でトップクラスの経済大国でしたよね、確か。それが本文に書かれたような体たらくですか。日本の技術は簡単にパクるのに、こういう公害防止という技術はパクられんようで・・・。真似は出来ても、こういうことはできないねんなぁ~
それにしても、首都の大気汚染がひどい理由を「風が弱かったから」と答えた当局関係者。っていうことは、いつもは風が強いために大気汚染はよそへ飛んでいくから、関係ないってか? その風下にあるのが我が国であったりするんだけど、そこに迷惑がかかるとは考えないの? まぁ、春先に黄砂というものを毎年撒き散らして、それの対策も何ら講じていない(講じていたしても、全く効果なし)わけだから、大気汚染もその一つなんでしょうな。
本気で大気汚染や水質汚濁など公害問題に取り組まないと、日本が歩んできた過ちと同じことを繰り返すと思うんですけど、世界有数の経済大国になっても人間のモラルというか、そういうところは全然変わらないんですね・・・。まぁ、そんな国だということなんでしょうけど。
そんな国でもいいんだけど、お願いだから風下にいる我が国に迷惑かかるようなことは、せんとってほしいんだけどね。
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