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2007年06月06日

保育参観…最終回～恋は園児を救う～

(18)

カテゴリ：チビ介成長日記

嬉しかったです。メールをくれたり、コメントをくれたり、
皆さんの気持ちがとても嬉しかったです。。。。

ではでは。ちょっと皆さんの気持ちも軽くなる話題で、保育参観日記を
終わりたいと思います。

保育参観の目的の一つは「あみちゃん」を見に行くことだった。

あみちゃんとは・・・。
チビ介が保育参観の数日前に「あみちゃん知ってる？」と突然私に言うのだ。
チビ介の言い方にピンときた私。

するとチビ介「うん。かわいんだよ」と。
で、遠足の写真を引っ張り出して、「えい、どの子だ、はけ！」という思いを（笑）
「あみちゃんて、どの子～？」と優しい声で聞いてみた。

すると、すごく真剣な目で探し始めたチビ介。あの目は本物だ（と思った、その時は）。

これ！と教えてくれたのは、クラスで唯一のメガネをかけている女の子。
容姿がアラレちゃんみたいな、大人しそうな子。

今まで、お隣の席のＹちゃんの話ばかりしていたチビ介。
ところが、Ｙちゃんは気が強い。
一時期Ｙちゃんが目の下を怪我した事をやたら気にして
「ママ、Ｙちゃんお目め、痛い痛いなのよ」と私に教えてくれた。
私「チビ介、Ｙちゃんに大丈夫？って声かけてあげた？」

私「で、Ｙちゃんは何って言った？」
チビ介「だいじょうぶじゃないよっ、だって」（かなりリアルと思える口真似だった。）
・・・・。おいおい、Ｙちゃん・・・。
そんな気が強いＹちゃんを好きなのね、チビ介ったら・・・と思っていたのに。

あみちゃんは、ずいぶんとまぁ大人しいアラレちゃんじゃないの。

そして参観で。あみちゃん発見。大人しそう。
しかも、お弁当を食べる前に、何かが起こり、「食べれないよ～」と号泣。
結局お弁当を食べる間最初から最後まであみちゃんのママは横に付き添っていた。
それくらい泣いていた。
チビ介は同じグループなので、心配そうに見ていた。

それを見て、私は
ほうほう、あんなふうに泣いちゃう感じが、チビ介、キュンときたのね、と思っていた。

で、帰りに。
自転車置き場であみちゃんとあみちゃんのお母さんが居たので
お母さんと話したことはないけれどお母さんに私から声をかけた。

「チビ介があみちゃんを好きって言っているんです。これからもどうぞよろしくお願いします」と。
おせっかいかもしれないけれど、子どもが参観日にあんなに泣いてしまって自分のとこだけ
母子でお昼を食べるというのは、お母さんにとって相当こたえる時間だったと思った。
だから、嬉しいニュースをあみちゃんのママに伝えたいという気持ちもあった
私があみちゃんのママだったら嬉しいだろうなって。

すると、あみちゃんのママ。チビ介を見て（←あちらもしっかりチェックしてたわ。笑）
「うわー、うれしいいいい！！！！」とすごく喜んでくれた。

ここまでは良かった。
そこであみちゃんが、言った。
「ふーん。○○チビ介、よろしくね！」。
あれ？元気。っていうか、あなたも強い女なの？（笑）
「よ、呼び捨てか？」と冗談っぽく私が言ったので
「チビ介君」と言い直してくれたけど。
「チビ介君、一緒にあそぼうね」とお姉さん口調で言った。

・・・。イメージ違う・・・・。
強い。
まずかった。チビ介の気持ちを伝えたら、ポっと頬を赤らめるくらいかと思ったら
「あれま、それなら面倒見るわよ」という勢いだった。

その時浮かんだのは、花沢さん。
サザエさんのカツオの同級生の、あの彼女です。
「磯野君と結婚してあげるわよ」と言ってのける、彼女です。

チビ介も、家であみちゃんの話をしていた時と一変し、
（ママ、余計なこと言わんでよろしいわ）という顔をした。
「一緒に遊ぼう」という言葉も嬉しくもなさそうだった。。。
しくじった・・・・。

帰宅してからダー介に報告。
「花沢さんみたいだった・・・。もしかしたら、チビ介は、
ずっと、あみちゃんの尻に敷かれてしまうかも・・・。」と。
すると、ダー介。「花沢さんはいい人だよ」

でも、私の余計な一言のせいで、チビ介があみちゃんに仕切られてしまうと思うと
不憫でならないわ・・・（笑）。

しかし。ダー介は「花沢さんは社長の娘だぞ！」

え？それならいいのか？
しかしちょっと興味あり、「そうだっけ？」
ダー介「花沢さんのお父さんは不動産屋をやっているんだよ」
私「へー・・・」
っておい！あみちゃんは花沢さんじゃないですから・・・。

そもそも。アラレちゃん（Ｄｒスランプのね）も大人しくはないよね。
「んちゃ！」って、結構過激なことやってるもんね・・・。

そして今日の帰り。
いつもはバスだけれど、今日は習い事の都合で、早くお迎えに行きたかったので
歩きコースの時間に幼稚園にお迎えに行った。

帰りにチビ介を連れて歩いていると、
園庭から「チビすけくーん」と黄色い声が！

え？と思ったら、チビ介も、ものすごくしっかり大きな声で
「バイバーイ！また遊ぼうね！」と。
フレンドリー。男らしい・・・。
黄色い声のもとを見ると。
明らかに年少さんではないお姉さんたち。
「年中さん？」と私が聞いたら
「うううん、年長だよ～！チビ介くん、また遊ぼうね～」と。
２～３人のかわいらしい（本当に可愛かった）女の子が言うのよ。

私は嬉しくって「遊んでくれてるんだー。ありがとー。じゃあねー」と
これまたフレンドリーに言ってその場を去って・・・・

チビ介に「誰？どこで知り合ったの？」って問い詰めたい思いを（笑）
「あれ～？年長さんだって～。バスが同じなのかな～？」と優しく聞いたら
「お庭で遊んでいるんだよ」と。

学年関係なくあそべる自由時間に年長さんと遊んでいるらしい・・・。

ほう・・・・。

やるのう・・・。

そりゃ、Ｙちゃんもツバを吐きたくなりますわ（笑）。

そういえば。チビ介は降園後、公園で遊んでいる時も、先日
小学生の女の子に「かわいい～」などと言われて、
「名前おしえて～。年少さんなんだ～」などと会話をはずませ、
えへらえへらと女子二人と遊んでいた。

そういうやつなのです・・・・。

年上の女の子と遊んでいる時のチビ介のイキイキとした顔。
年長さんに今日声をかけられたときのチビ介のあの得意げな顔。

安心しました・・・・。

みなさん、この子、心配ないです・・・・。

そういえば。Ｙちゃんあみちゃんの他にも、最近、チビ介は突然家で
クラスメイトの女子のフルネームを言って「ママ、知ってる？」と言う。

幼稚園で泣いてもいるけれど、冷静に女子の品定めをしているらしい・・・。
すえおそろしや・・・。

私も、ついに「んもう！誰が一番好きなのよ～♪」と聞いてみたら

「ママ」だって。

すいません。

ここでノロケ（って言うの、これ？）てしまいました。

保育参観日記の最終回が私の自慢で終わり、
パソコンに向かってツバを吐きたくなった皆さん、ごめんなさい。

不滅親子.jpg