つながるこころ

2005.04.16
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インドネシア・ニアス島で活動を続けるアジア学院‘00年度卒業生ジョセプ・マトンダンさんからのメッセージが2通届きました。つながるこころでは、彼の活動も応援しています。

josep
この写真は00年度アジア学院で稲の収穫時のジョセプさん
****************
ジョセプさんからのメッセージ

【4月15日早朝:1通目】
みなさん、こんにちは。
3月28日にニアス島で起こった大地震以降、私たちは被災者支援のため、忙しい毎日送っています。私が所属するNGOでは、被災者に必要な食料、衣料品など教会からの支援物資を集め、現地へ送っています。
本日(4/15)、3名が物資を現地へ運びに行きました。来週には私たちも数名の学生と共に現地入りする予定です。

私たちの活動は、まず学生ボランテイアに食料などの物資輸送をお願いし、緊急支援を行います。その後、私たちが再び食料と医薬品を持って、被災地へ向かいます。そして、現地の教会と協力しながら、支援活動を進めていきます。今も本部には1000キロのお米と、保健省から届いた医薬品があり、近いうちにこれらも現地へ運ぶ予定です。



ジョセプより


【4月16日:2通目】
今回地震が起きたニアス島について、少し説明したいと思います。
ニアス島は北スマトラ州にある小さな島です。近年美しい海岸と波を観光の目玉として開発が進められてきていました。昔から住んでいる人々はニアス族の人達で、顔つきは日本人や韓国人のようです。人口は約25万人で、その多くがキリスト教徒です。

昨年12月26日に起こった地震で、300名が亡くなり、3月28日ニアス島を直撃したマグニチュード8.7の地震により1750名以上が死亡し、数え切れない多くの人が負傷しました。続けざまに起きた二つの地震に私たちは大きなショックを受けました。

ニアス島には充分な食料が届かず、人々が飢えで苦しんいるのが現状です。衣料品、医薬品も足りていません。また今後の子どもたちの教育も懸念されています。これまでも教育普及に遅れていた地域で、識字率が伸び悩んでいたニアス島が、この被災によってさらに人々が教育を受ける機会が減ってしまうのではないかと心配です。

このような状況ですが、各国から届くあたたかい支援に勇気づけられて、活動を続けることができています。心より感謝して。

ジョセプより





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Last updated  2005.04.16 19:12:31
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