徒然萬成

徒然萬成

2011.01.13
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カテゴリ: 国内外問題


通常は秘密にするものだろうが、これだけオープンにしているのは意図があるのだろう。

技術力開示か、あるいは、本当はまだうまくいっていないが、うまくいっているように見せかけているのか。

さらには、別の見方もあるのかもしれない。



産経WEBニュース によると、


ゲーツ国防長官が中国の胡錦濤国家主席との会談で、中国人民解放軍が開発している次世代ステルス戦闘機「殲(せん)20」の試験飛行に言及した際、胡主席を含む中国側の関係者がこれを知らされていない様子だったと明らかにした、と書かれている。

事実なら中央軍事委員会主席として軍を指導する立場にある胡主席が、重要な会談を前に軍幹部との意思疎通を欠いていたことになり、米メディアは「中国指導層にとっての恥となる」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)と伝えている、と報道している。



胡主席は軍部をすべて掌握しているわけではないという見方もある。
前主席の江沢民派もいるらしい。




国家主席の意図に反するデモ(反日デモの際、一部、反政府的内容がまじっていた)が行われた際にも、この習氏や江氏派が揺さぶりをかけていたとする見方もあるようだ。

今回の試験飛行も、実は、という可能性があるかもしれない。


軍部を押さえた方が強い。
胡主席派の李克強氏(次期首相予定。習氏が出てくる前は、次期国家主席かと言われていた人物)のもその立場は予断を許さないものであるのかもしれない。


中国の権力闘争は、日本の比ではないだろう。
そして、軍部を含め全権掌握すれば、歴代"皇帝"に匹敵する権力を手にする。


何のことはない、中国の歴史は、皇帝が支配する歴史であり、現代も続いているということだ。
決して、民主主義の国ではない。



もし、アジア共同体構想なるものができるとすれば、中国の民主化が前提条件だろう。
そうでなければ、中国皇帝にかしずき支配される周辺国もしくは属国の集まりにしかならないだろう。


中国の民主化と、民主化が行われるまでの中国に対する防衛の強化。


その結果、さらに発展した世界に範たる日本が現れるか、植民地と化した日本が現れるか。
国民の選択次第だ。


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最終更新日  2011.01.13 08:25:39 コメントを書く


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