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南トルコ・アンタルヤの12ヶ月*** 地中海は今日も青し
∬1月―白い悪夢
《1月―白い悪夢》~2004年1月の記録
「白い悪夢」
新聞紙上では、連日こんな見出しが躍っていた。
* * * * * *
気象庁の注意報に従い、全ての小中学校、高校の休校が前日から決定されたため、翌日の進級試験を目前にしながら、語学学校を休んで娘と家に残ることを余儀なくされた私は、アンタルヤの冬の天候をつくづく恨めしく思っていた。
バッカルに新聞を買いに行こうにも、マンション下の通りには雨混じりの猛烈な強風が通り抜けていて、吹き飛ばされないうちにほうほうの体でマンションに駆け戻るのが関の山だった。
朝の8時半にはすでに電気が止まり、エレベーターもまもなく停まると、毎度のごとく私たちは10階の自宅に缶詰になった。
今回の嵐が殊に大きいのは、一目瞭然だった。大量の雨が暴風に押されて左から右へとものすごい勢いで吹いていく様は、今まで見たことのないものだった。雨が水平に降っているのだ。しかしすぐに、窓の外は霧が掛かったように灰色一色となり、雨の軌跡すら判然としなくなった。
サロンや居間の窓の隙間からは、さながら滝のごとく雨水が容赦なく流れ込んだ。暴風と大雨が同時に襲ってくると、内開きが一般的なトルコの窓は何の手の施しようもなかった。トルコの窓の構造にも、何度催促してもいっこうにやって来なかったパンジュル(鎧戸)屋にも腹が立って仕方なかった。
始めは5分置きだった窓のチェックがすぐに3分置きになり、そしてトルコ語の勉強どころではなくなった。サロンと居間を往復しながら、とにかく掻き集めるだけ集めて防波堤としていた古タオル、古着を片っ端から絞っては戻し、絞っては戻し、バケツに溜まった雨水を捨ててはまた窓の下に取って返す、この繰り返しだった。たっぷり水を含んだ古布など、いくら絞っても焼け石に水で、目の前で音を立てて流れていく水を見ては泣きたくなった。それでも、日本から運んで来ていたタオル地の布団パッドを何枚か床の上に敷いたことで、わずかな時を稼ぐことができた。
大きなバスタオルやTシャツ類を絞り続けたせいで、両手は小刻みに震えるようになり、翌日まで腱鞘炎のような症状が続く有様だった。
* * * * * *
こうして私が雨水と格闘している頃、イスタンブールを中心としたマルマラ海沿岸一帯、エーゲ海沿岸北部、黒海沿岸西部では、近年にない猛吹雪に見舞われていた。
空港も主要道路もすっかり大雪の下にうずもれ、少々の雪や凍結などものともせず機能していることが多いトルコの交通機関が、完全に麻痺状態に陥っていた。
雪の降りしきる中、途中で動けなくなったバスや自家用車を乗り捨てて歩く人たちの姿や、懸命に除雪作業に励む作業員たちの姿を、夕方になってようやく電気が戻ったお陰で、TVで確認することができた。
一方アンタルヤはというと、平均風速122km/hという暴風によって、空港の屋根が破壊され、モスクのミナーレ(尖塔)が崩れ落ち、大木が根っこからなぎ倒されるという被害が出ていた。
しかしアンタルヤの暴風雨の翌日には、決まって悪夢から覚めたように青空が広がるのに対し、イスタンブールの「白い悪夢」はまだ続いていた。
気象庁や気象予報専門家による数日に渡る警告にもかかわらず、市、知事、警察、道路など各関係機関の対策準備は後手後手に回っていたようだ。
「過去20年間で最悪の天候」、「1ヶ月分の雪が1日で降った」といわれる程の大雪を誰も予期しなかったのだろうが、続く雪と嵐の中、チェーンを着けずに出掛ける車やそれを規制しない交通警察、休校措置を取り子供たちを保護しなかった学校関係者は、被害を増大させるのに一役買っていたに等しい。
今回のイスタンブールの雪害では、学校に通う子供たちの帰宅途中での被害(凍死)が目立ったことが、学齢期の子供を持つ同じ親として悲しくまた腹立たしい。
折りしも前期の終了日直前であり、カルネ(通信簿)の受け渡しのため学校を開けていたのであろうが、予報に従って早くからカルネを準備し、学校は休校措置とすべきだったし、それを指導・監督すべき知事職も読みが甘すぎたのだろう。
交通が麻痺した中で、50cmにまで積もった雪の中を、年嵩のいかない子供が何キロも歩いて帰れるわけがない。学校関係者、周囲の大人の注意不足、配慮不足の何ものでもない、と思う。
* * * * * *
アンタルヤは今日も昼前から嵐となった。
みぞれ混じりの冷たい雨が吹き込み始めると、5~6時間も窓の前で雨水と格闘し続けた前回の悪夢がよみがえったが、幸い短時間で過ぎ去り、停電もあわせて解消した。
雨が吹き込むぐらい、雪の中で頼る大人も見つからず一人寂しく凍え死んでいった子供たちのことを思えば、なんてことはない。
「イスタンブールはアンタルヤを見習うべきだった」
この1ヶ月で3度の暴風雨に見舞われ、いずれも甚大な被害をこうむったアンタルヤだが、3回とも前日からの休校措置を発表し、「子供たちを外に出さないように」と通達する他、各関係機関に前もって警告を発してきた知事は、若干の自負を覗かせながらこんなコメントを残した。
自然災害は、いつも人間の予測の裏をかいてやってくる。
どれほど準備していたからとて、被害にあわない保証はない。
それでも、今回の雪害をただの「悪夢」として片付けないで、厳しい教訓として今後の対策を講じて欲しいと、切に願う。
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