
今回は夢の話ではなく、幻視?のこと。寝不足のために色々な幻覚が見えたという経験も持っていますが、そういう話ではなくて、オカルト愛好家なら間違いなく霊の存在の証拠と断定するに違いないような奇妙な体験です。
一番はっきりしているのは、家のトイレでたまたまドアを半分開けて用を足していた時のこと。ドアの外には3メートル程の短い廊下があり、その突き当たりはT字路になっています。便器に腰掛けたまま何気なく前を見ると、丁度誰かが右から左へ歩み去るところでした。背中とズボンの片足がはっきり見てとれました。声を掛けても、すぐあと探し回ってももちろん誰もいません。その時刻、子供たちは皆出掛けておりましたし、妻と老母も階下で用事していました。家族の誰もが知らない人物が家の中を勝手に闊歩している!
こんなこともありました。応接室の半透明のガラスが入った引き戸にくっきりと人の影が映ったので、庭に植木屋さんでもいるのかと思い外に出てみると、誰もいなかった。鳥影を見間違えたなどということは決してありません。私の家だけに怪異現象が起こるのかというと、そうでもありません。
以前勤めていた学校でも、不思議なことはありました。これもごくごく確かなものだけ。司書室で仕事をしていたら図書室の端の方からこちらに近づいて来る人影。柱や本棚に見え隠れしながら磨りガラスに映って近づいて来ます。着ている服から判断して背の高い男性教師と思えます。司書室のドアのすぐ手前まで来たところで、壁に隠れました。当然1秒後には、ドアのガラスにその人物は姿を見せるはずでしたが、何秒待っても姿を現しません。ふざけているのかなと思いドアの所まで行って開けてみると、傍らにも、廊下の右にも左にも人っ子一人いません。
よく似た経験はまだまだありますが、これら以外はおそらく気のせいだと自分を納得させることに成功しております。次回は、私の今までの人生の中で一番不思議だった出来事についてお話しする予定です。
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