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2007.02.02
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カテゴリ: 数学について
「相加・相乗平均の関係」は最大・最小問題によく使われる.

数3の微分を学習する前に,分数式の最大・最小問題が出題されれば,必ずと言っていいほど「相加・相乗平均の関係」を使う.


では次の問題を考えてみよう.





最小値の求め方には「グラフを描く」という視覚化する方法もあるが,2変数では無理.

さらに,分数で表されているから数3の微分を知らないとグラフさえ描けない.


こうなれば間違いなく「相加・相乗平均の関係」を使う.



ここで,最小値の捉え方を変えてもらいたい.


「y の最小値を求めよ」と言われれば,「y≧m」という不等式を導けばよい.

そうすることによって,m が y の最小値ということになる.






最小値を不等式と関連付ければ,「相加・相乗平均の関係」とも結びつきやすくなる.



今回の問題の場合,一発でその不等式を導くのは困難.


ということで,次がポイントとなる.





等号成立は,A=B=C のとき.




こんなの当たり前と思うだろうが,結構重要.

A と C をつなぐためのワンクッションが非常に重要.

不等式の証明などではこの考え方をかなり使う.


ということで解答は次のようになる.


解答







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最終更新日  2007.02.02 02:56:32
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