早大の18年ぶりの優勝で盛り上がったお正月の箱根駅伝。
その横でまるで優勝したかのようにはしゃいでいる集団がありました。
過去最高の7位に食い込み、シード権を13年ぶりに奪回した拓殖大学。
65歳の岡田正裕監督は「すべて予定通り、来年は3位以内を狙う」と
胸を張りました。
松野明美を育て、06年は母校亜大を念願の箱根初制覇に導き
今度は万年シード落ちの弱小校をたった1年でシード校へ。
魔法使いとも言われる名将は、その指導法を問われると
いつも笑いながらこう答えるそうです。
「魔法なんてありませんよ。
練習=自信になることを徹底して伝えるだけ。
それだけです。もしそれが魔法なら、だれでも魔法使いになれますよ」
選手を育て、チームとして結果を出すのに魔法も特効薬も存在しない。
練習は基本に忠実に、ひたすら長い距離を走らせる。
経営でもスポーツでも、ダイエットでも特効薬なんてものは存在しないはずなのに、
魔法の言葉のようなモノは見かけます。
「監督なんてレースが始まってしまえば何もしてやれない。
助けてやれるのはスタートまで。
スタートの時、選手が自信を持ってスタートできる状態にしてあげる。
練習が自信になることは、スタート前の選手の顔をみれば一目瞭然」
魔法がないことを理解し、監督が出来る限界を知る。
だからこそ、出来ることは全てやると話す岡田監督。
名将と言われる所以は、こんなところにあるんだと思います。
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