三代目の挑戦

Oct 7, 2013
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原発問題や金融危機、気候の変化など

過去の対策が生きない事例がたくさんあります。

東京大学大学院、上田正仁教授は東大生が直面している

悩みをこんな風に捉えています。


「近年、頭脳の面では世界トップクラスの彼らが
 社会に出て壁にぶつかり挫折してしまう例が後を絶たない。

 この壁の原因とは、評価のルールが突然変わることだと気づいた。

 大学に入るまでは、答えが決まっているルールをいかに効率よく

 早く解けるかで評価が決まります。

 成績がいいこと=優秀という評価のもとで価値を見出してきました。


 小学生の受験勉強では3分間問題をみて分からなければ答えを見る。

 高校では10分、大学入試では30分。

 コレ以上考えると試験に落ちるというコトを塾で教えられます。

 ところが大学の専門分野では30分どころか

 何ヶ月にわたって、ひとつのテーマを深く考え続ける力が求められます。


 社会にでると、自分で課題を見つけ、自分で考え、自分で解決していく

 力が求められます。」


こう話すと、上田教授はたたき込まれる受験勉強を否定しているように

聞こえますが、彼はそれを否定します。

徹底的に覚える暗記が考える力の基礎であり、

考える力が想像力の土台になります。


昨日、小学生の組体操をみてこんなコトを思いました。

5段ピラミッドの下には体の大きな子が12人、

4段目にも同様のメンバーが同じ数いて、

3段目に6人、4段目に3人、最上段に一人。

ピラミッドを形成する圧倒的な労力を

基礎力にかけているからこそ、芸術的なピラミッドを形成することができる。


基礎力=考える力を深めれば

知識は知恵に変わる。

想像力、応用力はハリボテで身につくものでなく、

深く地中を掘った末に湧き出る水のように

徹底的に努力したものだけが得られる金脈なんだと思います。







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Last updated  Oct 7, 2013 03:39:43 PM コメントを書く


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トモっち~ず @ 御無沙汰しております。 しばらくブログをサボってましたが、大好…
「梅太郎」 @ Re[1]:伸びる(09/04) 毘沙門Rider!さん ありがとうございます…
毘沙門Rider! @ Re:伸びる(09/04) ご無沙汰してます。 本質を見抜き、何事…
「梅太郎」 @ Re[1]:神様からのプレゼント(03/06) 毘沙門Rider!さん ありがとうございま…
毘沙門Rider! @ Re:神様からのプレゼント(03/06) 今年もお疲れさまでした。 本当に、沢…

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