うりぼうず

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中国旅行



 なぜ、中国か。当初、シンガポール旅行(ビンタン島を含む)計画していた。旅行会社に予約をし、金も払い込んでいた。しかし、コイズミのせいで総選挙に。なぜか仕事が忙しくなり、七日間の休日が四日間に短縮され、シンガポール行きはつぶれた。ここで、8万円のキャンセル料発生。このまま、旅行計画すべて「御破算」でもよかったのだが、なぜか、「どこかへいかなければ」の強迫観念にとらわれた。
 新しい旅先を考えるのに、残された時間は十日ほど。とにかく「まだいけるところ」という、とんでもない基準で行き先を探したところ、中国方面は四日前までOKというのが目立ち、中国行きを決定。当初、飛行機の便がとれるかどうかという状態だったが、なんとかゲット。ただし、帰りが午後出発のはずが、朝出発に。3、4時間分損した感じ。でも、強迫観念に負けて、とにかく出発ということに。

 当然、なんの下調べもしていない。ほとんど、旅行会社にお任せの安易なコース。でも、子連れだし、そのほうが「はるかに楽」。心配は、中国なんて、小学生の子連れの観光客がほとんどいないこと。ビーチがあるわけでもなし。万里の長城や、紫禁城を見て、子供がどんな反応を示すか。

 また、春先に旅行先を検討していたときに、選択肢の一つとして「中国は」と水を向けたことがあったが、「怖いからイヤだ」と一蹴された。ちょうど、反日デモが大々的に報道されていたころ。でも、最終的には「どこか連れてって」という気持ちが勝ったのか、中国ですんなりとOKした。

 こちらとすれば、逆に反日デモがあってそれほど間がないだけに、子供に見せてみたいという気持ちもあった。それで、どんな体験をして、どんな感想を抱くかは、結果次第だが。

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