語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

2004年11月12日
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なんとも可愛い響きの雑誌と出会う。

表紙にひかれ、書店で何気なく買ってみたのだが
とてもいい出会いだった。
今の自分の心境にピタリとくる内容。
知りたいこと、興味のあること満載で
うれしくなった。

このところ、いかにも手作り風の
まるで自分だけのノートみたいで

温かい雰囲気の雑誌が続々登場している。

せわしなく変わる流行に流されず
自分なりのスローライフ
小さなこだわりを大切にした
自分なりの暮らしを楽しもうという動きが
私たち主婦層、特に小さな子供を抱えた人々の間で
確実に広がりつつあるのを
最近、しみじみ感じている。

子育てに追われるだけじゃない
何か、自分なりの満足感を
暮らしの中に必死に追い求めている。

それだけじゃない何か。

どんな小さなことでもいいからね
今、自分ができる範囲で
毎日の暮らしを納得いくものにしようと
試行錯誤の日々なのである。


人との出会いが限られてしまっている今
ページを繰るたび、新しい出会いが
待っているようでわくわくする。
なるほど「りんからん」と
好奇心の鈴が小さく鳴った。

ところで
無類の雑誌好きの私。
これまで、その時々の心境や生活環境によって
様々な雑誌を選んでは、読みあさってきた。
多方向の好奇心を抑えきれない私としては
一冊でいろいろな情報が手に入る雑誌は
実に精に合っていると思う。

小学、中学はおなじみ小学館の学習雑誌を
一度も欠かさなかった。
歌本欲しさに明星や平凡、アイドル雑誌は
ベストワン。おしゃれに目覚めてセブンティーン
占いやおまじないにはまってマイバースディ。
少女漫画は迷わず、りぼん派だった。
ご多分に漏れず、
アンアン、オリーブ、ノンノ街道を走り
ハリウッドスターに憧れ、ロードショーを定期購読。

就職してからは、一気に路線変更して
文芸春秋、小説新潮を深読みしたり
ダカーポ、ダヴィンチ、ダイム、アエラ
週間金曜日に本の雑誌
はたまた噂の真相まで。
なんでもござれと今を知りたい欲のピーク到来。
その後は妙に落ち着き放って
サライ、ラピュタ、暮らしの手帖へ。
料理にも興味が出てきて
オレンジページやNHKきょうの料理を
せっせとスクラップ。
そして再び、おしゃれ心が再燃し
CASAやフィガロを穴のあくほど眺めたりもした。

ところが
子供を産んでじたばたしていて
あんなに好きだった雑誌のことを
しばらく忘れていた時期がある。
書店にいっても、買いたい雑誌が見つからない。
本の呼び声が全然聞こえないのだ。
さびしかった。
フィガロを眺めてもむなしいだけだった。

やっと今、
少しずつまた読みたい雑誌が
増えてきている。

今の自分の身の丈にあったもの
ちょっと背伸びをしたくなるもの

書物との出会いは奥深い。





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最終更新日  2020年10月22日 12時16分12秒
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