語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

2005年02月01日
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カテゴリ: マッキーの成長
3歳を目前にして、なかなか口が達者になってきた

一言を言い放つこともしばしば。

先日、夫とちょっとした言い合いになった。
なにも深刻なことではなく、私がだんだんと
おばさん体型になってきてるとか
ダイエットしたほうがいいとか。
「え~?まだおねえさんで通用するよ~」
「いやいや もうおばちゃんでしょう」

まぁ、他愛ない争いであったのだが。

息子が突然、その攻防を遮るように
「おかあさんはおかあさんでしょう!」と叫んだ。
「おねえさんでもおばちゃんでもないよ
 おかあさんはお、か、あ、さ、ん!!」と
大声で怒っている。


そうだそうだ。
外見はどうだっていい。
母は母たれ、自分は自分たれとの
まっすぐな主張にノックダウンだった。

そういえば、この息子

忘れえぬ名言を残している。

毎朝、会社に出かける父親。
息子には、早い時期から
寂しいけれどそれが当たり前の姿だと
認識できていた。


嬉々として「おとうさんはかいしゃ!」と叫び
「じゃあ、おかあさんは?」と聞かれ
得意満面に「おかあさんはゴミ!」と言い放つ。

聞いた人は目を白黒。
「なんでおかあさんはゴミ?」と気の毒そうに
私の顔を見て苦笑い。
当の私は心の底から、身がよじれるほど笑ったものだ。

なるほど、なるほど。
すかさずその真意を解読。

四六時中、息子と一緒にいる私だが
唯一、週に2回のゴミ捨ての朝だけは
「ゴミ捨ててくるからね」と早口でいって
どんなに息子が後追いして泣こうとも
ダッシュで家を出て行くから。
言い換えれば、ゴミ捨てのときだけが
私が1人で外を歩く時間というわけ。

だから「おかあさんはゴミ」である。

あれから1年
今や息子を残して朝のゴミ捨てに行っても
彼は平然とテレビを見て笑っている。
ひどく雨が降る日は、近所のスーパーまで
1人で買い物にも出してくれる。
わずか数十分だが、お留守番だってできる。

私はゴミから、ちゃんと
「おかあさん」に成長できているだろうか。
息子の一言で
あらためて衿を正したい気分になった。





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最終更新日  2020年10月22日 12時18分58秒
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