Day2

[Day2] 8月9日(水)

ノックの音で目が覚める。
「紅茶、ドアの外においとくね。」
朝から入れたての紅茶をいただけるなんて、すばらしい!イギリスっぽい!w ありがとうございます!
最初はストレートで、その後たっぷりミルクを入れていただきました。
就寝から約8時間、非常に良く寝た。これで時差ボケなし!^^

イングリッシュブレックファーストで朝食を頂く。
トーストうまうまw
私はほとんど飲んだことがないデカフェをいただいたのですが、カフェインフリーが気になる感じではありませんでした。
以前はデカフェはあまりおいしくなかったそうですが、商品開発がどんどん進んでいるとのことでした。
こんなにのんびりと、しっかりと朝食をとったのはどのくらいぶりだろう・・・(汗)
なんとも優雅な休日の朝食♪

外はあいにくの雨。と言ってもシャワーのような霧雨。
傘がなくてもいいくらい。
今日は、リーズ城、シシングハースト城に連れて行ってもらう予定でしたが、シシングハースト城は残念ながら休館日でした。
リーズ城以外に行きたいところある?と聞かれましたが、日本のガイドブックって、ケントの情報はほんのちょっとしか載っておらず、お城以外の情報が全然わからない・・・すいません(汗)。
困った・・・と思っていたら、帰りに買出しに行くとのこと。 お!それがいいです!
私はスーパーとか大好き。洋服なんかはあまり興味がないんですが、日用雑貨とか食材とかそういうのってお国柄が出てて見てるだけでおもしろい。
そんなわけで、リーズ城とお買い物に連れて行ってもらうことになりました。

出かける時にはもう雨はほとんど気にならないくらいでした。
やわらかい雨にあたって、植物もうれしいんだろうなぁ~とのん気に考えてました。
イギリスの車は日本と同じ左側通行ということもあり、なんだか田舎に来たというだけでイギリスじゃないみたいだな・・・なんて思ってましたが、道路脇の速度表示、「40」は40km/hではなく、40マイル/h、つまり約64km/hだというから驚いた。
こんな狭い曲がりくねった道で60kmとか出していいんだ!すご~い!・・・私、運転好きですが、イギリスは走れないかも・・・(涙)
(ちなみに、事故が多いので制限速度をもっと規制しようとしているところなんだそうです。)

車で数分、町の中心地に出る。
結構大きなデパート&ショッピングモールへ行きました。
デパート1階の化粧品・婦人服売り場はスルーで2階へ。
日用雑貨や台所用品、家具、電化製品なんかが売ってました。
私が気になったモノはコースター&ランチョンマット。
いい!いいっ!結構シンプルなんだけど、ちょっとした色使いやデザインが素敵。
しかも、布じゃなくてプレートなので使い勝手もよさそう。
普段テーブルセッティングするような食生活してないので、実際買ってもなかなかうまく使いこなせないのが難ですが、こういう感じ、結構好きです。
ペーパーナプキンとか、キッチン用品とか、本当に見ていて飽きない。
ぐるぐる歩き回って、結局最初に目に付いたコースターのところに戻り、お土産をかねていくつか購入。
そういえば、ジューサーミキサー(?)のところにケンウッド製がいっぱいあって驚いた。
私はケンウッドって言えばオーディオ、カーナビ・・・そういったものを作っている会社だと思っていた。
ロンドンでは良く見かけ、ケンウッドと言えばミキサーというくらいポピュラーだそう。
私が知らないだけか??(汗)

さて、ショッピングモールを歩いて、近くの駅まで行き、翌朝乗るロンドン行きの電車のチケットを購入。
朝早いから買っておいた方がいいってことで。
その帰り道、パン屋さんでお昼のパンを購入。これを持ってリーズ城へ行きました。
リーズ城、敷地が広いと聞いていたのですが、本当に広かった。
入口近くからすぐにちっちゃなカートに乗って移動。リーズ城のすぐ近くで降りて、お城に入りました。
天気もよくて、なかなか素敵な感じ。
お城の中は中世の香り漂うお部屋から、最後にお住まいになられたアメリカ人の方が使われたモダンなお部屋まで、なんともいえない雰囲気をかもし出していました。
お城の中って、もっとおどろおどろしい感じだったりするのかと思いきや、意外に温かい感じがしました。
石の階段の途中に甲冑とかあったし、さすがに住んでみたいとは思いませんが・・・(汗)
ウェディングやミーティングなんかにも使えるそうで、ちょうどその日も1階のお部屋はお花を生けてセレモニー(?)の準備をしているところでした。
ただ展示するだけでなく、実際に使っているあたりがヨーロッパっぽいと思いました。
手入れとか大変なんでしょうけど・・・でもすごい。維持費がかかるからってことかな?w

お城の外に出ると、夏休みだからでしょうね、子供連れのご家族がたくさんいらっしゃいました。
みんなそれぞれ芝生に座って話したり、ちびっ子が走り回ったりしてました。
いや~、子どもってかわいい^^
何枚か写真を撮りつつ、再びカートに乗って入口へ。
外に出て遅いお昼を食べました。
雨も上がっていいお天気になり、風も気持ちいい。
おっきなたんぽぽの綿毛がふわふわと飛んでいました。
いや~、実にのどか。休日っぽくていい感じです^^

さてさて、帰りは食材買出しコース。
まずは農家さんの直売店で買出し、さらにスーパーで追加のお買い物。
やっぱりスーパーは日本と違う。
売ってるものがやたらでかい。オレンジジュースなんて、1リットルとかじゃなくて、なんガロン?って感じ。
ポテトチップスのバッグもどでかくて、これ開けたら食べきらないうちに湿気ちゃうよ。
もしかして、中が小袋化されてるのかな????買わなかったからわからないですが。
当然カートもでかくて、すっげ~!こんなに沢山入る冷蔵庫があるんだっ!!って感じの量の買い物してる人がいっぱいいました。
あと日本で見ない表示に「1buy 1free」というものがあった。
日本だったら「2個○○円」ですよね?1個買ったら1個タダって・・・すごい。
やっぱ面白いねぇ~w これだけで楽しめる・・・安いなぁ~私w

おうちに帰ってからはご近所を散歩しつつ写真を撮る。
最初に来た時から気になっていたご近所。
古いおうちとそうでないおうちがありますが、どのお宅のお庭も手入れされて色とりどりの花が咲いてました。
その後、歩いて20分くらいかな~、教会へ行きました。教会からの眺めがとても良いと聞いたので。
カメラ以外時計すら持たずにでかけたので、正確に何時だったのか、どのくらいかかって、どのくらい滞在してたのかさっぱりわかりませんw
教会までは1本道。車のスピードが速いので、ドライバーさんが遠くからでも見えるように気をつけつつ歩きました。
ここで轢かれても困るので・・・w

教会はすぐにわかりました。門は開いていたのでおじゃましましたが、18時過ぎの教会にはどなたもいないようでした。
建物の奥の墓地を抜ける・・と聞いていたので、そっちに向かいました。
一応、お休み中の皆様にお邪魔いたします・・と心の中で声をかけつつw
教会横に、「教会からの素晴らしい眺めを、どなたでもお楽しみくださいませ。その代わり、寄付してもらえるとありがたいわ。寄付箱は教会の南側の入口にあります。(かなり意訳)」と書いた看板を発見。
うぅ、ごめんなさい、財布も持ってない^^;;;
他に寄付として差し出せるようなものもなく、結局タダでお邪魔しちゃいました。
教会の建物を過ぎると、墓地の向こうに、一気に視界が開け、広大な大地をかなりの角度で見渡すことができました。
方角的にはドーバー海峡からフランス方面だったらしいです。
ふと、墓地のベンチにカップルがいてビビッた^^;;誰もいないと思ってたのに、こんなところでおデートですかwお邪魔してすいません^^;
彼らとは別方向に、そのまま墓地の間の小路を進み、墓地の端っこまで来ると、石や木で作られたいくつかのベンチがありました。
それらには、「愛する父と母の思い出と共に・・・」といったような文字が刻まれていました。
ま、墓地ですからね^^;
ここからの景色を眺めるために建造、寄付されたのでしょう。
ちゃっかり座って、のんびりと眺めさせていただきました。
風景写真も撮りましたが、広すぎて納まりませんでした。しばしぼーっとしてました・・・

さて、帰り道は「Public Pass」と書かれた道路脇の細い道を歩いてみることに。
私有地に入れないように有刺鉄線が張ってあるところもありましたが、多くは林の中の小路といった感じでした。
この表示、結構あちこちにあって、ひとつ抜けてはまた次へ・・といった感じで歩いていきました。
どうやらこういうお散歩道がいっぱいあるようです。
しかし、どこかで道を間違えたのか、方角だけで当てずっぽうに歩いていたためか、思いっきり柵が施錠してあって行き止まりになってるところに2度もぶつかってしまいました。
戻るにしてもかなり戻らなければならなかったので、人目がないのをいいことに乗り越えちゃいました^^;;;
柵があったってことは、これまで歩いてきたところが私有地ってことですよね・・・ごめんなさい(汗)。

さて、帰宅後、お庭で夕食。ホットプレートで鉄板焼き!
わ~い♪ イギリスでバーベキュー♪♪
日が暮れて、ちょっと肌寒いくらいな感じでしたが、始めてしまえば鉄板の温度もあって、そんなに寒い感じはしませんでした。
心配した雨も降ることなく、おいしく頂きました。
私、初めてズッキーニを焼いて食べたんですが、意外においしくてびっくり。
そういえば、あれってきゅうりに似てるけど、かぼちゃの仲間なんですよね。そりゃうまいさw

すっかり日も暮れ、明日は朝早いので早めに就寝。
すっごくのんびりしていて、すべてがかわいらしい雰囲気をもっていて、静かな田舎。
花も緑もきれいだし、また機会があったら、もっとゆっくりと訪れてみたいなと思いました。
お世話になった知人には、ホントに感謝です。ありがとうございました。

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