5月15日(土)




04810002s.JPG知人が 佐渡ロングライド210 という自転車の大会に出場するというので便乗して佐渡行き決定。
14日(金)の夜中に東京を出て、車で北上、新潟港を目指しました。
予定では9時発のフェリーでしたが、早く着いたのでフェリー会社の人に尋ねたところ、空きがあれば6時の便に乗せてくれるとのこと。
待つこと1時間あまり・・・出発10分前になって乗船決定!やった♪

久々のフェリー。佐渡までは約3時間。
車の中で寝ずに移動して来たので、フェリーが新潟湾を出たことを確認したところでおやすみなさい・・・しっかり寝ました。
放送が入って目が覚めたときには、窓の外に佐渡がしっかり見えていて、予定通り9時過ぎに両津港到着。
ホントは9時の便で来て、すぐに大会受付に向かう予定でしたが、3時間早く着いたのでちょっと観光しようということになりました。

04840008s.JPGとりあえず、さほど遠くない トキの森公園 へ。
この間テンに襲われてひとつの小屋の中のトキが全滅・・・なんてニュースがありましたが、他の小屋のトキは元気そうな様子でした。
Nipponia Nippon. 知っているようで知らないトキの話。
公園の入口の売店で“枝豆ソフトクリーム”を発見。早速食べてみました。うん、枝豆wそんなに濃い味じゃないです。
個人的には“季節限定(8月のみ?)ネクタリンソフトクリーム”っていうのを食べてみたかったなぁ。
誰か、食べたことあったら感想を教えてください!






04840010s.JPG一緒に行った後輩が行きたい!といったのが能舞台。
ということで、JRのCMで吉永小百合さんが写ってる薪能のポスターが撮影された大膳神社の能舞台へ向かいました。
私、予習をしてなかったので全く知らなかったのですが、佐渡って地域に能舞台がたくさんあって、地元の伝承芸能として一般市民に受け継がれてるんですってね。
ここもそのひとつ。普通の神社の境内にドン!と立派な能舞台がある。
以前小豆島に行った時に、やはり地元の伝承芸能として農村歌舞伎があって、地域に歌舞伎の舞台があり、毎年地元の人たちが出演して歌舞伎が行われるのだと聞いたけど、同じように神社の敷地内にあったりして、ちょっと雰囲気が似てるなと思いました。
残っているところにはちゃんと残っている、というか、こういうものを大事に残しているんだなと思いました。
今度機会があれば、是非薪能を鑑賞してみたいものです。


04840021s.JPGさてそのあとはずーっと南下して小木港へ。 たらい舟 ですw
意外と安定してて、400kgくらいまで大丈夫なんだって。
試しに漕がせてもらいましたが、お母さんの言ってることがいまいち良くわからず・・・思ってるのと反対の方向へ流され座礁。ま、そんなもんよw

お昼は大会の受付もあるので佐和田方面へ向かって探し、結局回転寿司屋さんへ行ったのですが、最初気付かず通り越してしまいました。
旬!と聞いていたノドグロがあったので注文したら残念ながら品切れ。
それでも海のあるところの生ものはおいしいですな。

お昼のあとはまず大会の受付へ。
スタート&ゴール地点の周辺にはたくさんの自転車関連メーカーのテントがあったり、次々と参加者が集まって自転車を組み立てていたりと、なかなかにぎやかでした。
この大会、最長210kmコース(佐渡1周)に2000人がエントリー!そりゃたくさんだよね!
そのほか130kmコース、100kmコース、そして40kmグルメコースを合わせて3000人が参加ですって。すごいね!


さて、4時に造り酒屋の見学をお願いしていたのですが、それまでもうちょっと時間があったので、どこかへ行こうということに。
で、方向や時間を考えて決めたのが 佐渡歴史伝説館
両津から真野までの道のりの途中にたくさん看板があって、そこに「ジェンキンスさんもがんばっています」と書かれていたのが気になって。
そういえば、彼らは佐渡にいるんだよね。

ということで、入館したのですが、そこは薄暗い館内で機械仕掛けの蝋人形が動いて歴史を説明するという形。
おまけに説明される内容は島流しにあった人の不遇のお話・・・怖いっつーの!(滝汗)
鎌倉幕府転覆に失敗した順徳天皇、日蓮宗の祖日蓮聖人、そして足利義教に疎まれた世阿弥。
みんな佐渡に流刑になっていたとは私は全く知らなかった。というか、日本史で習ったかもしれないけど関心がなかったというべきか。
2階は佐渡で語り継がれているお話の紹介。「夕鶴」が佐渡のお話とは知らなかった。
それと、「安寿厨子王」の話は子どものころ絵本が実家にあって読んだことがあり、これもここの話だと聞いて驚きました。
そして佐渡と言えば「佐渡おけさ」。これが猫が変身した“けさ”と言う名前の女性の話に基づくんだって。へぇ~~~~!でした。

順路通りに進むと売店へ。そこにジェンキンスさんがいました。お元気そうで何より。
おじ兄さんの説明によると、そこで作ってるおせんべい(瓦せんべいみたいな感じだった)の売り上げの一部を拉致被害者の会の活動に充てているそうで、買った人はジェンキンスさんと一緒に記念撮影できます!とのこと。
知人が購入したので一緒に写真を撮っていただきましたが、なんだかちょっとジェンキンスさんが人寄せパンダみたいな扱いになってるようにも感じられ、微妙だなぁというのが率直な感想でした。
ま、直接ご本人とお話したわけじゃないし、本当にどういう状況にあるのかはわかりませんが。
売店をあとにして、池に浮いてる箱にお賽銭を投げて中にはいると彼氏・彼女・夫・妻ができるというお賽銭箱にも予想通り振られつつ、次へ。
どこもそうなのかもしれないけど、こういう施設は閑散としてますね。

さて、ほぼお約束の時間通り酒屋さんへ行きました。
伺ったのは真野の 尾畑酒造
お酒の好きな知人に代わって私は運転することになっていたので、試飲はできませんでしたが、どんなお酒なのか伺って実家に発送しました。
普段は酒造りの工程をビデオでみて、あとは試飲したり、貯蔵タンクのあるところをガラス越しに眺めると言う感じの見学なのだそうですが、知人が社長さんと知り合いだったために、ご好意で酒蔵の中まで見学させていただくことができました。しかも社長さんの解説付きw

すでに仕込みの時期は終了しているので、今は稼動していませんでしたが、蒸し米を作る部屋、酒母を培養する部屋、酵母と米を混ぜる部屋、そして発行させるタンクが並ぶ部屋等などいろんなものをみせてくださったり細かく説明しながら見せていただきました。
実は以前福島に行った時にも酒蔵の見学をさせていただいたことのある私。
ざっくりと工程は知っていたのですが、規模が違っていたり、使っている道具が違ったりと、なかなかおもしろかったです。
誇りを持って仕事されてるなぁと感じました。
社長さん(予想よりお若い方でした)が、酒造りのことのみならず、佐渡のことまでいろいろ教えてくださいました。社長さんご自身は佐渡の出身ではないのだそうですが、やっぱさすが土地のことをよくご存知ですね。
おかげで、佐渡の概要を理解できました。感謝感謝です。

真野をあとにして、今回のお宿 相川やまき へ。
今回全部人任せだった私、予想以上にちゃんとした宿でびっくりw
チェックインのあとすぐにお風呂に行ったら、ちょうど夕暮れ時で、沈む夕日がとてもきれいに見えました。
夕食もたっぷり!炊き立てのご飯、おこげができてておいしくて、つい食べすぎちゃいました・・・(汗)
翌日は5時過ぎにスタート近くに集合なので、夜は早々に就寝。
フェリーで仮眠取った後みんな寝てなかったので、即おやすみなさいでした・・・


5月16日 佐渡top TOP




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