患の特徴 Ehlers- Danlos 症候群、血管型(EDS4としても知られている)は薄く透けて見える皮膚、易出血性、特徴的顔貌、動脈・腸管・子宮の脆弱性に特徴付けられる。罹患者は動脈破裂、動脈瘤、動脈解離、胃腸穿孔・破裂、妊娠中の子宮破裂のリスクを有する。20歳までに1/4の患者が、40歳までに80%の患者が何らかの明らかな医学的問題を経験する。 著者: Malanie G Pepin, MS; Peter H Byers, MD 日本語訳者:古庄知己(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部)より引用
この作品はEDSの専門機関EHLERS-DANLOS NATIONAL FOUNDATION及びEDS患者の為にNOAHが録音した作品で、アルバムの収益は全額、EDNFに渡されるようだ。 販売もEDNFにしか在庫をおいていないようで道理で市場に出回らないはずである。
今年最初の一枚はこれにします。 PAULA SHOCRON/LA VOZ QUE TE LLEVA BLUE ART RECORDSから2005年にリリースされたアルゼンチンの女性ソロピアノ作品。 普通、ピアノソロは聴かないし、苦手。持っているソロピアノ作品と言えば、モンクが2枚、キース1枚(メロディー何とかって言う病気のリハビリ集みたいなCD)スティーブ・キューン1枚、それぐらいか? とにかくほとんど持っていないし関心外のジャンルなんでたいしたこと言えないのですがこれはレーベルサイトで試聴していっぺんに気に入りました。 光と影を感じさせる色彩感豊かな風のようなピアノと言えばよいかな? 柔らかいハーモニーとハードでストイックな表現の混ざり具合も面白く、 ジャズの語法を意識させない奏法もオリジナルなものを感じさせると思う。 オリジナルとモンクの曲を3曲。 録音は2005年
1,2ヶ月に一回ぐらいこんな減らず口をたたくと思いますがお許しを・・・ たまにはガス抜きしないとストレスたまっちゃうもんで・・・ 今日は家族と昼から街中へ出かけた。 ちょうどシャレオ地下で中古市が開催されていたのでいつもの如く、どれどれといった感じでレコ掘り作業(CDか)を開始したのだけれど今一これというブツがない。 なにかひとつこれといったものがあれば、エンジンがかかってあれもこれもとなるのだけどこの日は不調に終わり結局なにも買わずじまい。 ついでにその足でTOWER RECORDへ行き、ジャズコーナーは今回は素通りして(年末に覗いているから新しいものが入っているとも思えず)WORLDやLATINのコーナーを散策していて偶然目にとまったのがコレ! なかなかいいジャケットでしょ。 レモンイエローのベース色と黒人の姿のジャケットをしばらくの間試聴機の前で見ていた。 聴いてみた。 直感が当たった。 TOWERのPOPを読むとデビッド・ボウイの楽曲をポル語でギター一本で弾き語りしているというのが分かった。 その瞬間に買いが決まった。 デビッド・ボウイは中学時代の同級生がレコード集めていたのを横目で見ていたくらいで、これまでの46年間の中で一度も音楽的接点のないアーティスト(私ほとんどロックを知りません。)だけれども、いい曲作ってますね。 SEU JORGEも勉強不足のため初めて聴いたブラジルのアーティスト。 リアルブラジルを代表するミュージシャンのようで2005年には日本へ来日、広島もクアトロでライブがあったらしい。 あとで調べてみて旧作のジャケは見たことがあった。 SEU JORGEのギターと唄はボサノバやサンバのリズムを多用しているが、60年代のボサノバの雰囲気はない。 そこには、リアルなブラジルの姿が投影されているように思えてならない。 今のブラジルに日常的な意味でボサノバはない。 ブラジルもロックやヒップホップ、アシェーミュージックがラジオをつけると流れていてその辺はアメリカや日本と同じ。 それでも、ブラジルのミュージシャンの音楽にはサウダ-ジがあるのです。 数年前から日本ではカフェミュージックとか何とかいってボサノバを今風な味付けでリニュアルしてプロデュースする企画が流行っていて様々なCDがリリースされていますが、私どうもダメなんです。 例の加工臭が・・・ その点、このSEU JORHEの作品は数倍、ボサノバやサンバの本質を伝えている気がしてならない。 ボサノバは決してデパートの音楽ではないのである。 2005年作品。 SEU JORGE(VO,G) 年末に見つけたイギリスのボーカリストSIOBHAN PETTITによるバート・バカラック集。 「WHAT THE WORLDS NEEDS NOW IS LOVE」「A HOUSE IS NOT A HOME」「THE LOOK OF LOVE」「CLOSE TO YOU」「I SAY A LITTLE PRAYER」「WALK ON BY」「WIVES & LOVERS」お馴染みの名曲がずらり。 ジャケットの顔もいいではないか! この時点で買うっきゃないでしょう! ジャズの作曲家以外では、本も出版されているけれど、私もルグラン、ジョビン、バカラックで決まりだと思う。 このアルバムは彼女の3作目の作品で、過去の作品もスタンダードナンバーや自作にエルビス・コステロやバカラックの曲を加えたものだった様。 冬の晴れ渡った柔らかな日差しの様な、きりっとしているのだけれどどことなく温もりを感じさせる爽やか清涼系の声質はバカラックのようなポップナンバーにうってつけだと思う。 今、「恋の面影」が流れているけど、この曲を聴くと映画に出演していたウルシュラ・アンドリュースの艶やかな姿を思い出す。 バイオを見るとクリントン元大統領や007のロジャー・ムーア(ここでつながりましたね!)も彼女のファンだというではないか。 そんな彼女もジャズだけの仕事ではなかなか飯がくえないらしく、ヴァン・モリソンのバックボーカルやエンゲルベルト・フンパーディンク、マイケル・ヴォルトンと仕事をしたりしているようだ。 フィリピンで人気が出てきているようで今後に期待したいボーカリストです。 先物買いのボーカルファンのかたには新春お勧め第1号です。 このピアノトリオ作品は本当だったたら昨年入荷しているはずだったのだけれども、遅れ遅れになってようやく昨日入荷したもの。 JOEL HOLMESは1982年12月生まれというからこの作品をリリースして時点では22才の若い黒人ピアニスト。 一曲目からぶっとばしてくれます。 マッコイ系のめまぐるしく鍵盤上を駆け巡る指裁きは、最近の若手ピアニストではあまり聴いた記憶がないのだけれど、なかなか大したもんです。 スピード感だけでなく、地にしっかりと足をついた力強さ、安定感もあるので危なげがない。 そして、若い黒人ならではのバネの力を感じさせる。 はちきれんばかりの柔軟性に富んだゴムマリのような筋肉から生み出される瞬発力。 これは、われわれ日本人や白人が束になってかかっても勝てないところだろう。 運動能力のすばらしさだけではない。 4曲目の暗い海底の奥底に沈鬱するような深い叙情性を、繊細に描き出す表現力。 「BODY AND SOUL」を4度演奏しているが、別テイクというものではなくてすべて違う内容であり、そのバリエーション豊かな表現能力にも驚かされ、技術面での力量がうかがわれる。 オリジナルも良いのですよ。 1曲目「HOLYSPIRIT」4曲目「DIVINE REVELATION」6曲目「ONE LIFE TO LIVE」 7曲目「MY SUNSHINE」。 欧州ピアノトリオもいいけど、一年のスタートにあたりこういうフレッシュな黒人正統派ピアノトリオを聴くのもオツなものだと思うのですが如何なものでしょう? エリック・バード・トリオのファンの方にはきっと気に入っていただけると思います。 2005年にリリースされたベーシストHOWARD BRITZをとりまくブルックリンとその周辺で活躍する音楽仲間のセッションがコンパイルされた作品。 HELIO ALVISやJACQUES SCHWARZ-BARTの名前が目に付く。 ジャケットのデザインワークがBLUENOTEの10インチ盤のようで興味がわく。 1~3曲目までは、HELIOとSCHWARZ-BARTが加わったカルテット録音。 SCHWARRZ-BARTは最近ではアリ・ホ-ニッグのスモールでのライブがシューティングされたDVDで素晴らしいプレイを展開していたけど、この作品でも快調ぶりを発揮。演奏していると結構熱くなってくるのか、ブロウしたフレーズも端々に聴けてブルックリン派のテナー奏者では珍しい存在かもしれない。 もちろん、激情型のプレイではなくて巧みにコントロールされたものなのだが・・・。 HELIO ALVESの軽やかで活気のある鍵盤使いと良いコントラストを描いている。 NYの「スモールズ」や「55 Bar」では夜毎深夜のそれも遅い時間にこんな音楽が演奏されているのだろうなぁ。 意識的に新しいこと、革新的なことをやろうとしているのでもなく、かといって過去のジャズをリバイバルするのでもない。こういった現場やリハーサルから自然発生的に生まれてきた等身大のサウンドをセッションのたびに新しいアイディアを注入して膨らませていくのが彼らのやり方だろう。 そんなNYの現場でなっているサウンドがリアルに伝わってくるサウンドだと思う。 リーダーについて触れなかったけど、ソリッドなベースワークで音楽の土台をしっかりキープし全体のサウンドを統括する根っからのベースプレイヤータイプのミュージシャン。派手さはないけど、こういうプレイヤーが現場では一番重宝され尊敬される存在なのだと思う。 メンバーはHOWARD BRITZ(B)HELIO ALVES(P)JACQUES SCHWARTZ-BART(TS)ANTHONY PINCIOTTI8DS)TERREON GULLY(DS)JAMES HURT(P)CASEY BENJAMIN(AS) 2005年作品 NYのギタリストBOB GALLOが2005年に自費制作で発表したデビュー作。 いままで、ショービジネスやスタジオワーク、テレビ局やサウンドトラックの仕事をメインにしてきたらしく、この作品が本格的なジャズレコーディングの第1作目のようだ。 とにかくオープニングの「WAKE-UP CALL」を聴いてみてほしい。 ようやく眠れる未完の大器が目を覚ましたのだ。 ジャック・ウィルキンスやルイス・スチュアートばりの素早くスムースなフィンガリングによるやる気のみなぎったプレイにこのセッションに参加したALEX SIPIAGINはいつにましてトランペットをブロウするわ、GENE JACKSONはドラムをこれでもかとしばきあげる様にミュージシャンの興奮が見て取れる。 スタジオでハプニングが起こっているのだ! 集ったミュージシャンが、予想以上の素晴らしいBOB GALLOの凄いプレイを目の当たりにしてインスパイアされ、全員が乗りに乗ったプレイを展開していると言ったら良いだろうか。セッション自体が良い方へ向かい、音楽の魔法が起こったいい例ではないか? こうなると、そこは百戦錬磨の名うてが集っているだけにこのアルバムの成功は約束されたようなもの。 最近のギタリストはカート・ローゼンウィンクルやベン・モンダーなような寄り道系のプレイを得意とするサウンド志向の奏者が注目を浴びているけど、既に中堅デイブ・ストライカーやCRISSCROSSからソロアルバムを連発しているジョナサン・クレイスバーグなどストレートなプレイ志向のミュージシャンも頑張っている。 ピアノトリオ全盛(日本だけの現象?)の今の時代ギター界もこんな風に有能な人材がどんどん出てきてシーンを盛り上げてくれることを願う。 ギターファンを自称する方には是非聴いてもらいたい1作です。 メンバーはBOB GALLO(G)ALEX SIPIAGIN(TP)MISHA TSIGANOV8P)BORIS KOZLOV(B)GENE JACKSON(DS) 2005年作品 BROOKLYN, NY ボルチモア生まれで現在ワシントンエリアで活躍するTOM BALDWINが2002年にリリースしたデビュー作品。 1995年に開催されたセロニアス・モンク・コンペティション(ベースの年)で見事第2位を獲得してほどなので、腕前は保証つき。 今までにEric Alexander, Gene Bertoncini, Stanley Cowell, George Garzone, Fred Hersch, Brian Lynch, Harold Mabern, James Moody, James Williams,などと共演した経験がある。 この作品はピアニストにGEORGE COLLIGANを迎えていることが大きなポイントになっていて、リーダー作では時々頭脳明晰のためか少々頭でっかちな観念的プレイに走りすぎるきらいののあるコリガンも、ここでは適度にリラックスした素晴らしいプレイを展開している。 もともとテクニックのある人なので、平常心でリーダー作にも望めばもっと良い作品が作れると思うのだけど、どうしても気負いが先立ってしまうのだろうか? もっとも、新しいことにトライアルするチャレンジ精神は必要だし、その辺のさじ加減がリスナーとアーティストの間には常につきまとう問題であるのは確かです。
私と同世代かすこし上の世代のかたには、このあたりの曲は涙ものの選曲でしょう。 ショーター、ハンコックフリークの方は是非聴いてみてください。 メンバーはJOHN MACKAY(P,SYNTH)STEVE ZERLIN(B,EL-B)ALAN HALL(DS) 2002年作品 ピアノトリオらしいピアノトリオってきっとこんな具合のトリオを最も言うんだろうなぁ。 一曲目のハンク・モブレーの「FUNK IN DEEP FREEZE」を聴いての素直な感想。 楽曲の魅力を最大限に引き出して見事に響かせるテクニックはこの一曲目で感じられる。 よく、ピアノの習い始めに、「手の形はこう」と卵を手のひらでつつむ形を教わらなかったでしょうか? MAX LEAKEのピアノタッチにはそんな基礎の基礎というか、ピアノを弾くときの最も基本となるところが感じられるのです。(実際のところはどうなのか分かりませんが・・・) ウィントン・ケリーばりの弾むようなグルーブ感やボビー・ティモンズのブロックコードをうまく使ったファンキー感覚溢れたアクション技に耳を奪われる。 フレッド・ハーシュ「HEART SONG」や「A TIME FOR LOVE」では欧州ピアノトリオに負けない叙情感溢れるロマンティコが注入されているし、4曲目「JUST YOU,JUST ME」ではピート・ジョリー、ルー・レヴィー、サイ・コールマンなんかの洒落た感覚いっぱいの古き良きアメリカ白人ピアニズムが満喫できるといった仕掛け。 もちろん現代のピアニストであるから、エバンス以降の現代モダンジャズピアノのマナーを完全にマスターしているのは言うまでもない。 選曲の多彩さも特筆できる。 ジョニ・ミッチェル「BOTH SIDE NOW」サド・ジョーンズ「THREE AND ONE」ショーター「VIRGO」「HARLEQUIN」ルイス・ボンファ「MENINA FLOR」ケニー・カークランド「DIENDA」バド・パウエル「CRAZEOLOGY」 バラエティーに富んだ楽曲を前にして適材適所的に自身のピアノテクニックを当てはめて解釈する能力は、まさにプロ中のプロ。 うるさがたからこんな声が飛んできそうである。 だったら、このMAX LEAKEの個性はどこにあるんだと。 ピアノは元来小さなオーケストラと言われるなんでもできる最も表現能力の高い楽器。その特性を最大限に生かしきって何でもできるピアニストがLEAKEじゃないかな。 こんなピアニストが一人くらいいてもいいんではないでしょうか。 決して器用貧乏ではない、是非聴いてもらいたいピアニストです。 ふた通りのリズムセクションとの相性もバッチリでうるさがたのピアノトリオファンにも納得いただける内容だと思う。 メンバーはMAX LEAKE(P)DWAYNE DOLPHIN(B)PAUL THOMSON(DS)GREG HUMPHRIES(B)THOM WENDT(DS) 録音は2004年5月3,24,27日 PITTSBURGH,PA いやぁー、綺麗な「おねいさん」が春風に乗って帰ってきてくれました。 こいつは春から縁起がいいやぁー! 前作は2001年のリリースだったので、実に4年ぶりになるのですね。 その素晴らしいジャケットが評判を呼び、ネット上でも随分話題となりJOAN BENDERのことを「おねいさん」と呼称するのが流行っていたはず。
その相変わらずの美しさはそのままに、歌もうまくなったのではないか。 今回もスタンダード、ジャズマンオリジナル、ボサノバ、ラテンの名曲を絶妙な配分でラインナップして、楽しませてくれます。 おまけに新作はミュージシャンが凄いんです。 デビッド・ヘイゼルタインのピアノ、ポール・ギルのベース、グラント・スチュアートのサックス、NYのトップミュージシャンをバックを担当。 「SO DANCO SANBA」「O GRANDE AMOR」「BODY AND SOUL」「SUUNY」「OVER THE RAINBOW」「ALL BLUES」「GOD BLESS THE CHILD」「FRENISI」「TENDERLY」「BOTH SIDES NOW」「S'WONDERFUL」「INVITATION」「BUT BEAUTIFUL」など名曲を可憐に軽やかに、時にはセクシーで悩ましげに、またある時は舌足らずな可愛らしい表現で楽しませてくれます。 こういう作品はとやかく言ってもはじまりません。 ジャケットをためつがめつしつつ、ブランデーでも舐めながら鑑賞するのが正しいジャズファンのあり方でしょう。 メンバーはJOAN BENDER(VO)DAVID HAZELTINE(P)GRANT STEWART(SAX)PAUL GILL(B)JOE STRASSER(DS)PAUL MYERS(G) 録音は2005年 NYC バートとラリーのDALTON BROTHERSは、1960年代ウィスコンシンの自宅のリビングルームでラムゼイ・ルイスやオスカー・ピーターソンのコピーをすることから演奏の第一歩を踏み出した。 音楽的にはその後袂を分かち、それぞれの道を一時進んだが、一緒に活動する思いが日増しに強くなって、2002年の夏、「GREAT JAZZ FESTIVAL」でドラマーのRICH MACDONALDを加えて正式に結成されたそうです。 このトリオに夜の雰囲気はない。 そう、ジャケットの絵のような、休日にピクニックに訪れて小川のほとりでランチを広げながら聴く感じなのである。 川のせせらぎや鳥の鳴き声、野山の景観を眺め、花を愛でる。 そんな野外で太陽の光を浴びながら聴くサンデイ・ブランチ・ジャズといった趣がある。 そうそう、「真夏の夜のジャズ」のカットシーンで海辺でウィンドサーフィンやヨット遊びに興じているシーンがあるでしょ。 きらきらと光る海の風景。 ちょうどあんな感じといったら良いでしょうか? 演奏はもちろん本格派、スピーカーの前に陣取って清聴するのもまったく問題ありません。 コンコードやキュアロスキューロあたりのオーソドックスでスインギーな白人ピアノトリオジャズをお好みの方にはきっと気に入っていただけると思います。 メンバーはLARRY DALTON(B)RICH MACDONALD(DS)BERT DALTON(P) 録音は2004年5月14-15日 クリス・チークの最新アルバムがようやく入荷したようです。 私はまだ未入手なのですが、funky_alligatorさんのブログ電車で轟(GO)!によると、マニアックなナンバー(Eral Bosticで有名なFlamingo。Ellingtonナンバーで有名とは言えないLow Key Lightly。Tommy Dorseyで有名なRimsky-KorsakovのSong Of India。Henry ManciniのThe Sweetheart Tree)をパワー全開で吹ききっているようで、聴くのが楽しみです。 そういえば、販売用に仕入れた作品のなかにクリス・チークが参加しているものがあったなぁと思い出し、早速聴いてみようとCDトレイのなかに入れてみた。 アレレッーー!音が飛ぶ。もう一度入れなおしても駄目。もう一台のプレイヤーに入れてみるが読み取りもしない。 盤自体に傷もないし、ゆがみもない。 何故、かからないのか分からない(他のプレイヤーならかかる可能性もあり?)のだけど、千枚に一枚くらいの確率で時々こういうケースがあるので諦めた。 そうすると、余計音源を聴きたくなるのが人情で、駄目もとでパソコンのトレイに入れてみた。 ちゃんとかかるじゃん!!! STEPHAN CRUMPの楽曲はゆったりしたテンポの内省的なものが多いのですが、ロバータ・ピケットの雪の結晶に光があたったような、きらきらと舞い降りるような美しく思索的なピアノと、チークの倍音成分をいっぱい含んだふくよかなサックスの音はよくあっている。 メロディーが抽象度3割、内省度3割、旋律度3割といった配分でこの辺もブルックリンサウンド近辺の音を好む方には丁度いい塩梅なのではないか? メンバーはCHRIS CHEEK(TS,SS)ROBERTA PIKET(P)ROB GARCIA(DS)STEPHAN CRUMP(B) 録音は1997年1月29,30日 ブラジルの名ピアニストが2005年にリリースした最新ピアノトリオ作品で、4曲にスペシャルゲストとして、MAURO SENISE,JOYCE,IVAN LINS,WANDA SAを迎えた豪華なつくり。 選曲もブラジルの名曲をずらっと並べ、私のようなブラジル音楽大好き人間のジャズファン(変な言い方?)にとって、申し分ないつくりとなっています。 アリ・バローゾの「PRA MCHUCAR MEU CORACAO」で幕をあける。 私はこの曲を中村善郎さんのCDではじめて知ったのですが、実にブラジルらしい雰囲気がする美曲で、GILSON PERANZZETTAは力の抜け切ったナチュラルな表現で演奏、それでいて音の立ち上がりが際立っていて煌びやかなのです。 ボンファの有名曲「カーニバルの朝」にはサックス奏者のMAURO SENISEが参加。 通常のジャズセッションで使われるボッサリズムはここでは使われていない。 他の曲にもいえるのだけど、通常ブラジルのこの作品で取り上げられているような有名曲を日本を含め他国のミュージシャンが演奏する場合、ほとんどの場合決まりきったボッサリズムが使われていると思うのですが、ブラジルのジャズミュージシャンがプレイする時、リズム処理がもっと柔軟で幅がある点が面白い。 5曲目ではJOYCEの魅力的な声が聴ける。いつ聴いても変わらない深く情緒にあふれた声はここでも健在だ。9曲目にはIVAN LINS,12曲目にはWANDA SAが参加している豪華さで、花を添えている。 古いラテンナンバー「TICO TICO」やジョニー・アルフの「若者の歌」を演ってくれているのもうれしい限り。 PERANZZETTAのピアノは一般的なジャズの語法から見れば、決してテクニシャンとは言えないのかもしれないけど、野に咲く一輪のきれいな花に太陽の光が燦燦と降り注いでいるような、自然で素朴でそれでいて芯の強い心を豊かにしてくれる風のように軽やかなピアノだと思う。 本場のブラジリアンピアノが満喫できる一枚としてお奨めしたい。 メンバーはGILSON PERANZZETTA(P)PAULO RUSSO(B)JOAO CORTEZ(DS)+GUESTS 2005年作品 去年の夏、BRAMBUSのROLF HASLER「WALKING THREE」を聴いたとき、リーダーより感心して耳をそばだてたのがこのJEROME DE CARLIだった。 このブログにも確か、ピアノトリオで聴きたいことを書き記したと思うのですが、 少ししていいタイミングで同じくスイスのレーベル、JAZZ ELITEから「WHO CARES」が発売された。 HASLER盤を聴いたときの好印象が、一曲目バリーハリスの「BISH BASH BOSH」を聴いたとたん、確信に変わった。 素晴らしいピアニストが醸しだす隠しとおせないジャズの芳しい気品、輝き、リラクゼーション、スピリッツ、最高の賛辞を捧げてもいいのではないかと思わせるぐらい素晴らしい演奏が収められていると言っても良いのではないかと思う。 この作品、ちょつと良いくらいではなく、相当良い部類にランクされる作品なのではないかと思う。 たぶん、長い間に渡って鑑賞するごとに愛着が増すスルメ盤だと思うのだ。 たぶん、経験から言って間違いない。 ピアノトリオファンはもとより、ジャズファンのかたは入手しておいたほうが良い一枚だと、思います。 この作品で私の中でJEROME DE CARLIの占める位置が俄然大きくなって、調べてみると過去にもこのメンバーでトリオ作品をリリースしていることが分かった。 ギリシャ、アテネ録音のようだ 「Jerome De Carli/The Way I Like It」 Flanagan (De Carli) The way I like it (De Carli) Transition (Antoniou) One for Mulgrew (De Carli) La Habana (De Carli) March on June (De Carli) Stella (De Carli) 11th Street West (De Carli) Blues ’n’ Groove (De Carli) Without a Song (Youmans/Rose/Elisen) Recorded 7. & 8. July, 1998
もう1枚は1999年チューリッヒのジャズクラブでのライブ録音で 「Jazz Pan」 Have you met Miss Jones (Rodger&Hart) Beautiful Love (Victor Young) Recordame (Joe Henderson) Straight no chaser (Thelonious Monk) C Jam Blues *(Duke Ellington) Fee fi fo fum (Wayne Shorter) On green Dolphin street (B.Kaper) In a sentimental mood (Duke Ellington)
Recorded Live at Free Friday Carnival Club 4. June 1999, Zürich, Switzerland