JAN LUNDGREN(ヤン・ラングレン)は1998年に一度NYでアルバムを残しているのだけど、8年の歳月を経て、このピアニストがさらに成長を続けている事が感じられる作品が登場したと思う。 NYでの以前のアルバムとベースは同じくピーター・ワシントン、ドラムはビリー・ドラモンドからケニー・ワシントン(ジャズレコードコレクターでもある。)のワシントンズに変わっている。
ケニーのことを先に書いてしまったけど、ラングレンもピアニストとして本当に円熟の極みに達してきているのではないかな? 「EAST OF THE SUN」でのエレガンス、「ニューヨークの秋」での叙情性,「STABLEMATES」でのグルーブ感、「THE GYPSY」「STRAIGHT STREET」「CHEROKEE」みんないい!
演奏のほうはストレートな現代ジャズが展開されていて、トム・ハレルもここでは、最近の自身のアルバムより肩の力の抜けた伸び伸びとしたソロを披露していて、最近のトムの方向性にあまり馴染めない私としては嬉しい限り。 BOB REYNOLDSもまだ大きな個性をもつにはいたらないけど、将来が楽しみなテナー奏者なのが納得できます。 グレゴリー・ハッチンソンがダイナミクス溢れるドラミングで全体を引き締めているのは言うまでもありません。 肝心のリーダーについて書くのを忘れていました。(笑) RALE MICICはギタリストとしても有望だと思います。テクニシャンではないけれども、さすがミック・グッドリックに師事したことがあるだけに、音楽のことをとても良く分かっているプレイをするギタリストです。 メンバーはRALE MICIC(G)TOM HARRELL(TP,FLH)BOB REYNOLDS(TS)SEAN CONLY(B)GREGORY HUTCHINSON(DS) 録音は2005年8月3日 AVATOR STUDIO , NYC RICARDO SILVEIRAがピアニストのLUIZ AVELLARと演奏したミルトン・ナシメント集。 ミルトンファンの方だったら涙ものの代表的なナンバーが演奏されています。 RICARDO SILVEIRAは70年代バークリー音楽大学のいた頃、パット・メセニーやビル・フリゼルと同窓で親交があったらしい。 その後、ジャズギタリストとしてソニー・フォーチュンやハービー・マンのバンドで活躍。 ブラジルへ戻った後は、Elis Regina, Milton Nascimento, Gilberto Gil, Gal Costa, Ivan Lins, João Bosco ,Chico Buarqueらブラジル音楽界の巨匠と共演、レコーディング。 とくにミルトンとジルベルト・ジルとはブラジル中をツアーした経験をもつ。 自身のアルバムも数多くリリースされており、まさに順風満帆な音楽的成功を収めているヒカルドであるが、2004年にリリースされた最新作では、もう一度原点に立ち戻ったアプローチが試みられていると言えよう。 アコースティックギターとピアノという極めてシンプルな編成(ところどころパーカッションが入る)で、敬愛するミルトンのナンバーにライブという状況で立ち向かうことはヒカルドにとって自らの音楽的バックボーン(ジャズ、ブラジル)を再確認する楽しい作業ではなかったか? そのことが、自然とこちらに伝わってくるほど、宝石のようにきらきらと輝いているミルトンのナンバーを愛しみ、演奏しながら音楽的高揚をむかけている姿が見事にキャッチされているライブ盤だと思います。 ブラジル音楽ファンはもちろん、ジャズファンにも是非耳にしてもらいたいDUO集です。 また、一枚宝物が出来たと思います。 メンバーはRICARDO SILVEIRA(G)LUIZ AVELLAR(P)ROBERTINHO SILVA(PER) 録音は2002年1月8,9日 RIO DE JANEIRO 英国ジャズ界のベテランテナー奏者BOBBY WELLINSの2005年最新アルバムで、BRIAN SPRING TRIOが目茶売れのTRIO RECORDからのリリースです。 最近、オーソドックスでテナーらしい、ワンホーンものの新譜、聴いていないなぁとお思いの方には、お奨めの一枚です。 持続力の人だなぁと、ウェリンズのテナーを聴いていてつくづくそう思う。 天才的なひらめきや、圧倒的なアドリブで唸らせるといったタイプでは、決してないのだけど、温もりのある音色と楽曲の歌わせどころをわきまえたプロフェッショナルな演奏は、年を取らないというか、安心して身をゆだねることの出来る、スインギー快適リラクゼーション型テナーの代表格といえるかもしれない。 フレイザー・マクファーソン、ジャスパー・シェロ、スパイク・ロビンソンと比べてもさらに地味ともいえるウェリンズだけど、ジャズ魂は、人一倍強いものが感じられ、そういう点ではズート・シムズの心意気をもっとも継承したテナー奏者といえるかもしれない。 このアルバムは、先のBRIAN SPRING TRIOでのプレイが大好評のMARK EDWARDSがピアノで、とびっきりのライブパーフォーマンスが記録されています。 メンバーはBOBBY WELLINS(TS)SPIKE WELLS(DS)MARK EDWARDS(P)ANDREW CLEYDERT(B) 録音は2005年7月30日 IMG SRC="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/08/0000014708/31/imgd6adf119hjvk0c.jpeg" width="160" height="160" alt="JOHN FREMGEN"> 今日のブログ更新、こんな時間になっちゃった。 日付が変わるまで後20分、昼間2回かけていた最近入荷したJOHN FREMGEN TRIOをいま、もう一度聴きながらアップしています。 今日は大学時代の先輩H野さんが、来てくれて買ったばかりのパソコンにいろいろインストールしてもらう。 i-tuneの凄さは前から見せてもらったり、話にも聞いていたけど、いざ、自分のPCにインストールされてみるとその使い勝手のしやすさ、汎用性に関心することしきり。 今、手元にある3000枚のCDも、DVDにファイルをバックアップとったら何十枚かにおさまってしまうのだから・・・ そしてCD1枚のファイル変換の速さにびっくり!!!煙草吸いながら世間話してる間にできてしまっているのだから。 今まで基本的にパソコンに音楽取り込むことって無かったのですけど、これはアナログをCD-Rに落とし込んだ500枚を含めてやってみる価値あるかなぁと思っています。 データの管理が、凄いものがあるので、ここに一番魅力を感じているのです。
ピアノにパット・メセニーの「QUESTION AND ANSER」で時の人となったSHELLY BERGを迎えたJOHN FREMGEN TRIOですが、この作品でも好調なプレイですね。 PETER ERSKINEのドラミングも素晴らしい。 ピーターのドラムはWRに新加入して来日した1978年に初めて耳にしたのだけれど、その頃のドラミングは元ビッグバンド(メイナード・ファーガソンだったかな?)の出身らしいパワフルさが売りのドラムで、現在より柔軟性にかける一本調子の太鼓だった記憶があるのですが、何年もしないうちに幅広い音楽性とプレイが出来るドラマーになっていたのに驚いた記憶があります。 今から思えば、ジョー・ザヴィヌルに特訓されたのかな? このアルバムもピーターの参加が確実にこのアルバムの格をあげていると思います。 とにかく、i-tuneのようにサクサクと快調に飛ばしてくれるこのトリオ、昼間に聴くことをお勧めいたします。 スムースすぎるのが、玉に瑕というか、「ジャズ特有の引っかかりが少しあったらなぁ」と思うのは、無いものねだりのファン特有の我儘かもしれません。 あっー、12時をすぎてしまった・・・
さすがによく売れていて、入荷と同時に次の分を発注したのですがどうやら現在ディストリビューターが売り切れ、入荷待ちになっているようです。 次回の入荷まで少しかかるかもしれません。 メンバーはJOHN FREMGEN(B)SHELLY BERG(P)PETER ERSKINE(DS) 2002年作品 レア本掲載のピアニスト、JACK BROWNLOWの1996年作。 「Suddenly It's Bruno」に人気が集中しがちですが、こちらもそれに劣らず良いのですねぇ。 味わい深さは、変わりません。 実は、この作品昨年入手以来、聴くたびに愛着度が高まり、今では最もよく聴くピアノトリオの1枚になっています。 ブラウンロウの着ているシャツに注目してほしい。 こういうボールドストライプのシャツを粋にカジュアルに着こなすのって難しいのですけど、 さりげなく着こなしていてカッコいい、カッコいい、お洒落でダンディーなのが伺えますね。 こんな感じではなかなか決まらないもんですよ、普通。 演奏も同じなのであります。 一聴、さりげない感じでさらっと弾きこなしているようなのだけど、1曲1曲が実に味わい深く、華があるんです。 でも、それをあからさまには決して表現しない、実に壺をはまった大人のプレイなのです。 夕暮れ時にまだルームライトをつけずに、チェリーブランデーでも舐めつつ、一人ゆっくりと鑑賞にひたりたい、そんなピアノトリオですね、これは。 全曲いいです、捨て曲なし。 1. Dark Dance 2. For Evan's Sake 3. I Didn't Know What Time It Was 4. Seascape 5. All Of You 6. Jim-nopodie 7. Nobody Else But Me 8. On A Turquoise Cloud 9. I Wish I Knew 10. Summer Night 11. I Hear A Rhapsody 12. Goodbye 個人的には2と6のオリジナルが最もお気に入りです。
音楽ファンには絶対お薦め!ジャズファンのかたもたまには日頃耳にしない音楽聴けば音楽性が広がりますよ! 綺麗な色とりどりの花のジャケットが印象的な、カナダのピアニスト、BILL KINGの2003年トリオ作品。 持っているだけでピアノトリオファンなら幸せ気分が味わえそうなくらい素晴らしいトリオ作品です。 裏ジャケの野原一面に咲き誇るタンポポのイエローを見ていると心が和みます。 音楽以外のことが先行してしまいましたが、もちろん演奏もグッドであります。 夢見心地のピアノソロによる「春の如く」からトリオ演奏による「夜も昼も」へ流れていくつながりのよさ。 このトリオのピアニスト、ビル・キングはピアノトリオの美味しいところを本当にわきまえた演奏をしていると思います。 ピーターソンのダイナミクス、ケリーのファンキー節、ガーランドやジャマルのリラクゼーション、エバンスの叙情性をテンポによってうまく使い分けたプロフェッショナルな仕事ぶり。 そして何よりトリオ3人のメンバーが一番演奏を楽しんでいる雰囲気がでていていいですねぇ。 アーチー・アレインのサクサク、シュワシュワとブラシ主体のドラミングもきびきびした好感のもてるプレイで○。 耳馴染みの曲をトリオ3人がうまく料理した知らずにおくにはもったいないカナダのピアノトリオだと思います。 1. It Might As Well Be Spring 2. Night and Day 3. Raincheck 4. Mack The Knife 5. How Long Has This Been Going On? 6. Johnny Come Lately 7. There’s No Greater Love 8. I’ll Be Around 5:35 9 . You’re Blasé 10. Broadway 11. Solitude 12. Your Place Or Mine 13. Speak Low メンバーはBill King(P)Artie Roth (B)Archie Alleyne(DS) 2003年作品