アルゼンチン

アルゼンチン  ブエノスアイレス   2004年3月
南米の南部。ヨーロッパからの移民の国なのでアルゼンチンはまるでヨーロッパ。人も街並みも。アルゼンチンに入ってすぐに裕福そうなヨーロッパ調の家々が並び、高層マンションもあり、人が欧米人ばかりになり、そんな子供達はかわいい制服を着てる。そんなアルゼンチンを見て、パラグアイのの~んびりした片田舎から入った私は「ヤバイ、水筒ぶら下げて歩いてる場合じゃないっ!」と焦った。
都会なんだけど数年前に経済が崩壊したから物価が安い。元先進国だから居心地良いし、交通の便も良いし、食べ物が美味しいし、綺麗。
ブエノスアイレスはタンゴで有名な大都会。服もお洒落をしたくなる。ボロボロの旅人の服だけじゃちょっとキタナイだろう。
なんでもあるしブエノスはおもしろい。沈没するのにはもってこい。

【物価】   アルゼンチンの通貨はペソ。銀行のキャッシュカードでおろしたレートで1ペソ=40円弱
スーパーで買ったお水が2.25Lの大きいので約0.80ペソ(約30円)
バスは市内なら大概0.80ペソ(約30円)あれば行ける。
電車は0.70ペソでどこまででも。
ワインがボトルでも激安のだと2ペソ弱(約70円)くらいから。アルゼンチンは赤ワインが美味しいからこの値段でもそこそこイケる。
お昼ごはんはアサドの店なんかだと10ペソ(約400円)もあれば苦しい程の肉とワインまで飲める。
夜は15ペソ(約600円)で良いものが。
タンゴの良いバーに行って超ーーゴージャスにシャンパンを3本あけて金持ち気分で大枚使ってチップもたくさん置いて150ペソ(約6000円)。日本だったら軽く5万円はするだろう。。
サッカー観戦は悪く無い席、ゴール裏で15ペソ(約600円)
ホテルは安い所で15ペソ。
私が吸ってたたばこは2ペソ。(約80円)

【ちょっとゴージャスなマック】
ブエノスのマック
ブエノスアイレスにあったマクドナルドのマーク。
ちょ~~っとゴージャスなマークじゃな~い?
ここのマックにはドアマンまでいる。



【タンゴ】
ブエノス・アイレスと言えばタンゴ!見なきゃマズイだろう。
BarSurはきっとブエノスで一番有名。きっとガイドブックにも載ってる。これは普通に行ったら60ペソくらいする。金券屋で買うのが良い。すると20ペソくらいで買える。
BarSurでは熱々のエンパナーダとピザが食べ放題で出てくる。って言うか、私はゴージャスにシャンペンを空け、しかも2本3本と。1本50ペソ。そんな事をしてたら、エンパナもっとちょうだいって言ったらもう無いのにわざわざ買ってきてくれた。
そして踊りが終わると男のダンサーと女のダンサーがそれぞれお客をダンスに誘ってくれる。私は誘われて「勿論!」と踊ってみた。全く踊った事が無かったけど、相手はプロのダンサー。私に組み方と軽くステップを教えただけで上手~くリードしてくれた。同行者にタンゴ習ってたの?って言われるくらい普通に踊れた。
ブエノスに来たならタンゴを習ってみたら楽しいと思う。
フロリダ通りや大きな公園に行くと草タンゴを見れる。



【サッカースタジアム】
アルゼンチンはサッカーが強くて有名。一度はサッカーを見てみると良いかも。
私が見たのはリバープレート。地元の人気1、2位を争うチーム。さすがに応援は熱い。相手チームのファンの人といつ喧嘩が始まってもおかしくない感じ。その分警備はしっかりしてる。観客の席はチームごとにしっかり分かれていて、その間は空間&柵&警備員を配置。帰りもお互いのファンが会わないように先に片方のチームのファンを帰して暫くしてからもう片方を。ファン同士の喧嘩の心配だけでなく、選手に物を投げたりしないように、スタジアムに入る前は何度もボディチェックされ、硬いものを持っているとダメ。ライターもペットボトルもダメ。
売りに来る食べ物はアルゼンチンとは思えない魚肉のような美味しくないホットドックと、ピーナツみたいな豆類、アイス、それと飲み物コーラかコーヒー。買って持ってきた方が良いかも。きっと硬い物じゃなければ持ち込みOK。外のハンバーガー屋が美味しそうだったなぁ。

ボカ ボカスタジアム。監督になった気分で。

リバープレートはお金持ち層に人気のチームで、もう一つ人気なチームでボカとゆうチームがある。ボカは庶民派。リバープレートのスタジアムは大きいけどボカのスタジアムはびっくりする程小さい。プレイする所と客席がやたら近い。試合の無い日にはツアーで中に入れる。選手のロッカールームや記者会見室などにも入れる。ロッカールームのシャワールームにはジャグジーが付いてた。その辺ゴージャスな割に、ロッカールームからスタジアムへ続く道は嘘だろっ!?って程ボロいし、日本のカード下歩行者通路みたいなコンクリートに囲まれた狭い階段続き。たまには出場直前にここでコケてスネを打って涙目になってる奴もいると思う。 



【ボカ地区】
ボカ絵描き 絵描きのおじさん

サッカーのボカスタジアムのある地区。港町。昔、ヨーロッパからの移民達はこの港に着いた。そして暗い酒場の片隅からタンゴが生まれた。
今では、ボカ地区出身のアーティストのアイディアでカラフルに色を塗られた家々が並ぶ観光地。アーティストが集まり露店を出している。観光客の絵を描いてくれる人も。



【ティグレ地区・遊園地・カジノ】
この遊園地がなかなかおもしろいらしいが、私が行った時にはお休みだった。。
レティーロから電車でティグレ駅(終点)まで。約45分。ティグレ駅から徒歩10分くらい。駅から見えるマックの横の道を入っていく。

ティグレの駅から遊園地に行くまでは運河が続くちょっと金持ち街。感じの良い会員制のボート置き場などがある。入ったら怒られた。運河でボートの用意をしてるおっさんに話し掛けたら、これから金持ちのカヌーの伴走する所だ、と言っていた。この運河、食事つきのクルーズ船も出てる。
ティグレ川ティグレ小船

カジノは遊園地の隣。デカイ。未成年は入れないので身分証明書を忘れずに。
スロット、テーブル共に各種たくさんある。賭け方は豪快な人が多い。
ちなみにパラグアイではかなり稼いだけど、ここでは負けた。。



【骨董市】
Av.インディペンデンシアの向こうのドレーゴ広場で毎週日曜日に骨董市が開かれる。たくさん人が集まる。出店は銀製品が多い。私は銀の食器セットを買おうがずっと悩んだまま日曜日が終わってしまった。
草タンゴもやってた。
日曜日だけでなく、この周りには骨董品屋がたくさんある。



【コロン劇場】
国立劇場 歌うお姉さん

世界3大劇場の一つ。中を周るツアーがあり、7ペソ。学割2ペソ。その差は何なんだ。
この劇場はゴージャス。座席もふかふかで木の品の良い椅子が並ぶ。日本の帝国劇場なんか全然ショボくみえる。
そして広く地下を通ってデカイ道を越えた向こうの建物も劇場のもの。そこでは衣装を作ったり練習スタジオがある。
入り口を入ると観光客の為にお姉さんが歌ってくれる。



【世界最大の車道】
4月7日通りはデカイ。左折レーンなど合わせた多くなる所でたしか片側12車線もある。世界最大の車道らしい。急げば信号が赤になる前に渡りきれる。



【アルベール・パレス】
高級ショッピングモール。ここには高級ブランドが沢山はいっている。クリスチャンディオールはメンズしか無かったけど、スーツが3万円くらいで買える。凄く安くない!?私が男だったら沢山買っただろう。
私のお気に入りは日本に入っていない皮屋Lopez。ワイン入れバックがUS$100くらいで売ってて買おうか悩んだけど、使い道が無いので却下。
あと高級食材店もある。さすが高級モール、フードコートには日本食もあった。フードコートと言えどもやっぱり高い。



【コレータ墓地】
ヨーロッパの(ここは南米だけど、文化はヨーロッパ)お金持ちの墓はゴージャスでおもしろい。墓がミニ神殿みたいになってる。

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