ボリビア

ボリビア   2004年1月~2月、12月。
南米の真中辺り。超田舎。インディヘナ達が多い。ペルーやグアテマラも多いけどね。インディヘナとは中南米の原住民族の事。インディヘナの女性をチョリータと言う。カラフルな南米独特の模様の布で作ったふりふりしてる服を着て、髪はみつあみ。大概帽子をかぶっている。帽子や服の模様はそれぞれの村や民族によって特徴がある。この帽子は大切な物らしく、雨が降ると帽子にビニール袋にかぶせ、頭に乗せてる。
インディヘナ2インディヘナ1インディヘナ3
ボリビアのコパカバーナのチョリータ        ペルーのある村のチョリータ                 月の島のチョリータ。
なせかチョリータはこんな風によくしゃがみこんでる。
このインディヘナ達の文化はいろいろな言い伝えとかあって結構おもしろい。ラパスでよく売ってるリャマのミイラとかもまじないに使う為の物。
真中の写真に写ってる布、アグアリョはそれぞれの町によって織り方・デザインが違う。本物は全て手織りの1点物。奥が深いし、とても美しい。

ボリビアで一番びっくりしたのは山!山の美しさ!
ペルーの山ももちろん良い。迫力があって。でもボリビアの山は美しい。いたる所から水が流れ出て、細い滝となって湖を創って。緑鮮やかで瑞々しく、生命力を感じる。生命の源みたいな。映画のセットみたいな絵に書いたような、ほんと、嘘臭い程綺麗。

【物価】   ボリビアの通貨はボリビアーノ 1ボリビアーノ=13.5円くらいかなぁ。(2004年2月現在)
水は2Lので4ボリビアーノくらいだったかな?
ビールが350缶で4ボリビアーノ(50円ちょい)
たばこは私が吸ってたアメリカので3ボリビアーノ(約40円)国産2ボリビアーノくらい
ランチは5~10ボリビアーノくらい(100円前後)
ちゃんとしたレストランで20ボリビアーノくらい(約250円)
安いホテルで20ボリビアーノ
ローカルバスはものや距離によって違うけど10円くらいから数十円

【変な物】 旅先で見つけた変な物とか、珍しい物とか、ちょっと見てよー!ってもんを載せてみました。

1+1=2
ボリビア、ラパスの近くエルアルトとゆう所の公園に建っていた、何かとってもアホくさいポーズの像。
ここの公園の周りはほとんどが弁護士のオフィス。
弁護士街の真中に建つ像だから、「弁護士になる為に頑張って勉強しろよ」って像だと思ったら、
この像が開いてる本に書かれていた事は、「1+1=2」だって。。。
何なんだ!???ウケ狙いの像???


虹の空
泊まってたサンタクルスの宿から見た、何故か虹色の空。
不思議。初めて見た。


赤い空
そしてここの宿は、夜は空が赤くなる。夕方じゃないよ、夜空が。
なんでだろう。。
写真じゃ解りづらいけど、もっと赤いの。


エンパナづくり
宿と言えば、宿の人が南米では凄く一般的な食べ物『エンパナーダ』とゆう、肉や野菜の入った惣菜パイの生地を作っていた。
こんな原始的な物で作っていたのでやらせてもらった。
餅つきみたいにぺったんぺったん。結構重い。


サンタバルバラ
もう一つ、宿と言えば。ここの宿は何故か宿泊客が皆仲良くなってしまう。
大勢いると大概は数人のグループに別れるんだけど、この日は皆輪になり酒を飲み・・・。


公衆電話
そしてここの街の公衆電話はなぜか魚の中に入っていたり、鳥の中に入っていたり。
プラスチックでできてるから、かなりもろく、揺らすとかなり揺れる。


モノリート
このモノリート達、インディヘナのお守りとして使われてる物で、それぞれに意味がある。
いくつか紹介。
まず中心がSol(太陽)=エネルギー、良い道に導いてくれる光。
真下はPez(魚)=勉強など、頭脳のUP。
魚から右にSapo(蛙)=金運
Monorito(モノリート太い方)=男の人の健康。
Monorito(モノリート細い方)=女の人の健康。
Tortuga(亀)=長生き。
Cruzandina(十字)=人を守る。
Cabeza(頭蓋骨の形)=運。
Bujon(ふくろう)=学識、知識。
Pachamama(パチャママ)=そのパチャママによっていろいろなのが混じってる。
Chachapuma(ピューマ)=家族を守る。
Pareja(パレハ)=愛と幸せ。
Aregria(楽器を持ってる)=田舎の子供。
Condor(コンドル)= 旅のお守り。
これには載って無いけどPareja para la felicidad=妊娠。
Puerta de sol(太陽の門)=家のお守り。などもある。

あと、ラパスのサンフランシスコ横で占いをやっているので、一度試してみては?






【コロイコのダウンヒル】
山の上から63Km続く崖っ淵の坂道をチャリで駆け下りる!超ーーー楽しい!!
最初は舗装された道を超ーーー綺麗な山を見ながら走る。途中からは人が実際に何人も死ぬと言うボコボコの道のダウンヒル。ガードレールなんて無い。道に普通に滝が落ちてるから道は所々ぬかるんでて滑る。でも落ちたらもうさようなら。スリル万点の泥だらけになりながらのチャリツアー。
ダウンヒル
ラパスからツアー。確かUS$40。このユニフォームは泊まってた宿・エルソラリオのオリジナル。


【チャカルタヤ・スキー場】
標高5400m、世界最高所にあるスキー場。とーーーってもレトロなリフトで楽しい。リフトって言うかロープが回ってるだけで、リーーーフトォーーーって叫ぶと動かしてくれる。そして予め一人一人に渡された、金具にロープがついていてその端に棒切れが付いてるものを使ってリフトに乗る。棒切れを股に挟み、上手く金具をリフトに引っ掛けてロープを伸ばす。
これに乗れる人は凄い。4人いてやっと一人乗れた。スノーボードじゃ無理って現地の人に言われたけど頑張ってみた。でもやっぱ無理。結局5400mの雪山を皆でハイク。これを朝から晩まで続けたら間違いなく高山病になる。
スキーはたくさんあるけど、ストックは曲がってたりしてまともなのが少ない。スノーボードは2本しかなくて、スノーボード用のブーツは男用と女用各1つずつしかない。早いもの勝ちなので行ったらすぐにキープしよう。でもスノーボードは何気にステップイン。ウエアー類は無い。暖かい服・手袋・ゴーグル(サングラスでOK)は持っていこう。私はツアーで行ったので旅行会社にウエアーレンタルをお願いしたら、そのウエアーとは薄っぺらいただのウインドブレーカーだった。申し込みの時にどんなやつか確認すると良い。
チャカルタヤ
ラパスからツアー。


【エルアルトの古着市】
ラパスからバスで20分くらいだったかなぁ。毎週木曜日。もう一日あるかも。
ヴィンデージのGパンを見つけられるかも!?
泥棒が多いので本当に注意。
連れがやられた。ちなみにとられたのは見ていてと頼んだ私の荷物だが。。


【月の谷】
ここは月そっくりの地形の谷。土がもろくて崩れるので気をつけたい。凄く広く、観光客が少ないから、きっと落ちて気付かれずにそのまま埋まってる人がいるだろうな。
月の谷
ラパスのサンフランシスコの隣Sagarnaga通りから黄色いバスで30分くらい。


【買い物】
ボリビアは物価が安い。そして本やCD、DVD、ビデオなど、コピー物が多く、それらはめちゃくちゃ安い。本は1冊60円程、DVDは200円位(メキシコの方が安いが)。市場には電気屋街があり、これもまた安い。
ラパスの旧市街の店は不思議で、大概同じ物を売ってる店が並んでる。電気屋街、野菜街、Gパン屋街、花屋街、床屋街などなど。買いたい物が決まってる時はその地区に行けば良いから楽。
買い物には良い所。


【コパカバーナ】
チチカカ湖沿いの小さな街。ここはリゾート地になるのかな?一応。かわいいレストランがたくさん、、いくつかある。感じの良いレストランで食べてたらワインとか飲みたくなり、宿は15ボリビアーノくらいだったのに食事代で1食50ボリビアーノ位は使ってた。でも感じの良いレストランで食事してワイン飲んでってゴージャスにしても1300円に満たない。やっぱボリビアは安いなぁ。
それとここのカテドラルには若返りの水があり、売っている。
ポップコーン街
巨大なポップコーンが名物なようで、市場の方には巨大ポップコーン屋が続く。


【太陽の島と月の島】
インカ帝国を最初に作ったマン コカパックの生まれた太陽の島と、その妹ママ・オクョが生まれた月の島だと云われがある。それと太陽の神が地上に文化を与えるため二人の人間を遣わした、それがマン コカパックとその妹、二人は太陽の島に降り立ちそこから旅を始めた、って伝説もある。とりあえずインカ帝国初代皇帝に関わりの深い島。
遺跡や若返りの泉、やけにデカい木などがある。

太陽の島の木月の島の遺跡ここにもインディヘナのおばちゃん
写真でこの大きさがよくわからないのが残念。人に木の下に立ってもらったんだけど木の真ん前に立っててよくわからんし。でも左の建物と比べてもらえばわかるかな??周りにぽこぽこ生えてるのが普通の木。手前にあるのは普通の大~きな木。びっくりする程デカい木なんだけど。。
右の写真は月の島の遺跡。神殿だそう。

コパカバーナから船。


【コロニアル・オキナワ】
50年前、沖縄から十数人の若者が移民してきてこの地区の木々を切り開き住み始めた。それから第二期、三期と続々と沖縄からの移民が入ってきて、今はしっかりとした町。今年の夏は50周年のお祭りをやるらしい。
日本人会館もあり、その近くで移民第一期のおじいちゃん達がゲートボールをしてるので、当時の様子を詳しく聞ける。昔ながらの暖かい人達。友達は刺青&ピアスを「親がくれた大事な体に~!」って怒られてた。その後、「マンゴー食うか?」って、ゲートボール場の横にずら~っと並んでるマンゴーの木からマンゴーをたくさん取ってくれた。さすがにマンゴーの見分け方が上手い。「これはまだあと3日おかないとダメだ。」「これは?」「それはあと1週間。」とたくさん取ってくれて、ゲートボールやってたお婆ちゃんが切ってくれた。お土産にもたくさんもらった。
ゲートボールもろに「日本」なヤカン。
日本人会館に1泊US$5で泊まれる。部屋は悪くは無かったよ。
めちゃくちゃ美味しいレストランがあった。日本人会館の人に聞けばわかる。
ここの学校には制服があり、看護婦さんみたいなの。

サンタクルスから乗合タクシーで1~2時間。←凄い適当。


【ピライー川】
サンタクルスのちょっとしたリゾート地らしい。オープンエアのレストランが建ち並び、昼間からビールやキューバリブレを飲む人達。
その向こうにバギーのコースがある。草むらの中のコースを走っても良いし、ビーチ(川だけど現地の人はビーチと呼ぶ)でも好きな所を走って良い。
馬も乗れる。浅い川の向こうに草原が広がってたからそこを馬で走ったら気持ちが良いだろうと思い借りてみた。でも1頭しか空いてなくて2人で1頭。それはまだ良い。乗ってみたら全然走らない。トロい。帰す時に馬の名前を聞いたらビエッホと言うらしい。それは『年寄り』とゆう意味。。。納得。
サンタクルスからバス。


【動物園】
サンタクルスとラパスに動物園がある。サンタクルスの方はデカくて、ラパスのは結構ショボイ。
でもラパスのは世界一標高の高い所にある動物園ってのが売り。(?)
昼間の暑さで、やる気なさそうな動物達が見れる。
場所は月の谷の近く。

写真はサンタクルスの動物園のトゥカン。
トゥカン


【クラブ】
サンタクルスにも夜の繁華街みたいのがある。タクシーで行ったから場所はよくわからん。。

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