エッツタール ～ エーデルワイスヒュッテ
インスブルックは小さい町なので一日でことたりると聞いてたんやけど
ワタシら、いっつも公共の交通機関はあまり使わずトロトロと徒歩で
観光するため、時間足らへんやん！
もっとインスブルック見たいのにー、と思いつつも、まあ、あとで
また戻ってくるので、次の目的地エッツタールはセルデンへ向けて
出発です。
インスブルックから電車でエッツタールまで行き (約50分)
エッツタールからポストバスでセルデンまでは約1時間。
切符はインスブルックから通しで買えます。
オーストリアのエッツタールはアウトドア好きにはたまらない所です。
とにかくこの地域一帯、ハイキングや本格登山、サイクリングに遊泳と
見どころ、遊びどころ満載でアクティブに過ごしたい人にはお勧め☆
ロープウェーも至るところにあり、簡単に標高の高い場所に行けます。
しかし、このロープウェーの利用料がけっこう高い！
事前に得た情報によると、この地域一帯で使えるエッツタールカード
なるものが存在するとかで、ワタシらはこのカードを購入する気マンマン
だったわけですが、なんと宿泊したペンションの宿泊料に
エッツタール・プレミアムカードというのが含まれてました。
ペンションに予約を入れたのは去年だったので
こんなこと全く知らずに予約を入れたんやけど、夏季に
エッツタール・プレミアムカード・キャンペーン加盟の宿泊施設に
宿泊すると、宿泊日数分のエッツタール・プレミアムカードが
もれなく付いてくるようです。
これがあるとエッツタール全域のバスが乗り放題になる他
ロープウェーも1路線につき毎日一往復無料、レンタサイクルも
借りれる他、プールなどの利用料も条件付で無料になります。
ワタシたちは1週間の滞在だったので、すっごい重宝しました。
1週間分のエッツタールカードを自腹で買うと、一人約70ユーロ。
これが二人分、朝食付きで一泊50ユーロ (二人で) のペンションの
宿泊料に含まれてたので、かなりお得。
これって地元の観光課かなんかが宣伝でこのサービスを提供してるのかと
思って興味本位でペンションの女主人に聞いたら、
宿泊客一人一日につき５ユーロ、宿泊施設側が払わないといけないとのこと。
宿泊したペンションの女主人は、とっても気さくで
楽しい滞在となりました。 滞在の半分以上、ペンションの利用客は
ワタシら二人とドイツ人の家族一組だけ。
ドイツ人の家族はアパートの利用だったので、毎朝、朝食はワタシらだけ
でした。
オーストリアの宿泊施設で出されるブレーチェンやチーズは
ドイツのより美味しいし、このペンションで提供されるヨーグルトや
牛乳、卵は地元の農家からのもので、余計な添加物が加えられていない分
新鮮で美味。 もう大満足。
エッツタール・プレミアムカードを手にしたワタシたちは
さっそく、登山に備えてのウォーミングアップでエーデルワイスヒュッテまで
ミニハイキングに出かけてみました。
この日は、あんまり天気が思わしくなかったので、雨具を身につけ
完全武装で。
まず、GIGGIJOCHBAHNに乗り、標高2260mまで上がります。
遠のいてゆくセルデンの町
山頂に着くと、かなり強く雨が降っていて引き返そうかどうしようか
ちょっと迷ったんやけど続行。 ここからホッホセルデンを目指し
歩きます。 それにしても意識して歩かずとも勝手に足が動くほどの
激しい下り。
雨はすぐ止んで、すぐに視界が良くなりました。
しかし、暫く歩くと、また霧が・・・・。
ホッホセルデンが見えてきました
ホッホセルデンから標識に従いエーデルワイスヒュッテへ
こんな道を歩いてゆき・・・・
到着～。 2時間くらい歩いたかいな？
けっこうアップダウン激しかったので、翌日、2人共即効筋肉痛。
朝食に下りて行く時の階段は悲鳴もの。(笑)
それを見たペンションの女主人、爆笑してました。
まずビールを注文し、ワタシは農家風サラダを、ダンナは
ソーセージを食ったがダンナのソーセージについてきたパンになんと
カビが生えていた！
サラダとソーセージは卒倒しそうなほど旨かったが
パンにカビが生えてますよー、と訴えると給仕のおねえさん
ご免ちゃいーーー とサービスでシュナップスを提供してくれたが
これはカビよりもっといただけないほど不味かった (笑)。
エーデルワイスヒュッテから見たセルデン
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