ほのぼのノルウェー暮らし

ほのぼのノルウェー暮らし

スルジ山


さて、この日の午前中はスルジ山へ。
泊まっていたアパートから徒歩数分のところにケーブルカー乗り場が
ありました。

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ここ、滞在中ほぼ毎日通りかかったけど、毎日長蛇の列。
観光バスでツアー客がやってきてはケーブルカー目指し
ドドドーーーッって感じでしたね。 
韓国人と日本人の団体さんが多かったです。

スルジ山は標高412m。 このケーブルカー、往復で100クーナ (1800円) 
 → 片道利用も可 
と、けっこういい値段するのでケーブルカーを使わずとも
歩きでも行けます。

我家は、もちろん歩きで。 片道1時間ぐらい。
ごく普通の体力の持ち主なら大丈夫なレベルですよー。
最初はけっこうな数の階段、それから車道に出て
車道沿いを少し歩いて小石がゴロゴロした山道を上がっていくので
上りより下りの方が大変かも。
でも歩いて行く方が絶景を好きなだけ堪能できるので
時間に余裕のある方は是非トライしてみてください。

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ほらほら、見えてきましたよ、絶景が!
ロクロム島も見えます
曇りだったのがちょっと残念だけど、雨ではなかったので十分満足じゃ。


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旧市街の反対側は山。 山の向こう側はモンテネグロ。
この辺りから隣国のモンテネグロ方面へ向かう山道には
今も地雷が埋まっているとか。

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このスルジ山も内戦時には戦場になった場所。
今も残る戦争の傷跡

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ドゥブロヴニク観光の目玉、スルジ山山頂から望む旧市街。

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この美しい風景も1991年12月6日、ユーゴスラビア連邦軍によって
スルジ山から2000発もの砲弾を撃ち込まれ、旧市街は壊滅的な
状態に・・・・。

ドゥブロヴニクは1979年に世界遺産に登録されているものの
1991年のクロアチア独立の際、砲弾にさらされ街の70%が
破壊されたそうです。
1995年に内戦が終結するとユネスコの支援によって世界中から集まった
ボランティアの手によって、破壊前と全く同じ状態に再建され
現在に至るとの事。 人間の力って凄いよね。


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このケーブルカーも内戦時に破壊され、内戦終了後は15年以上
修復されることはなかったものの2009年夏、修復工事が始まり
2010年7月10日、再オープン。


ナポレオンが贈ったとされる山頂にある十字架

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スルジ山から下山後、一旦アパートに戻って、ベーカリーで買った
菓子パンで軽くランチ。
クロアチアのパンって空気食べてるみたいでイマイチだったけど
菓子パンやケーキ類は安いし甘さ控えめで割と美味しかったので
結構な頻度で利用したドゥブロヴニクのベーカリー。



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