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こちらに記載しております。誘導で申し訳ないですが・・・。久々の生ワーグナーフェドセーエフの演奏会
2006年06月11日
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こちらを参照追記すると「イェルサレム」の作曲者パリーは賛美歌を多く作曲する人だったとは知りませんでした。原曲もオルガン伴奏でエルガーがオケ用に編曲をしたものがプロムスでは演奏されている。実は「イェルサレム」も賛美歌であった。しかしウィキペディアの『パリーは、ワーグナー夫妻と個人的に親しく、ロンドンにおけるワーグナーの代弁者とみなされていたが、作曲家としては主にバッハやブラームスに傾倒した。』という記述にはびっくりだなあ。
2006年04月09日
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サカリ・オラモ指揮、フィンランド放送交響楽団の演奏会に行ってきました。曲はシベリウスの交響詩から5曲とマーラー交響曲第4番。当初は確かシベリウスの交響曲じゃなかったかな。小さく変更になりましたとなっていたし。座った席がポディウム席という名のパイプオルガン前だったので、ソリストの歌い声が聞きにくいこと。席は7割くらいだったので、そこを優先にしてくれよと思ったくらい。打楽器全開の曲目だったらしんどかったな。 シベリウスの交響詩を色々聞くとフィンランディアが金管全開の場面のある異質な曲と思えてくるな。基本的に弦パートが重要のようで、その辺が巧みに鳴らされていました。京都文化祭典シベリウス:交響詩「夜の騎行と日の出」 交響詩「吟遊詩人」 交響詩「四つの伝説曲」より 「トゥオネラの白鳥」「レンミンケイネンの帰郷」 交響詩「フィンランディア」マーラー:交響曲第4番ファニータ・ラスカッロ(S) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送交響楽団
2005年10月23日
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長い間書けない病にかかってしまい、ここでしばらく留守にしていました。(召還されてきました) こちらのブログでは非クラシック系のことばかりですが、ほぼ毎日書いております。別に貼り付け仕事のようなサイトも持っていますが。 最近ではノリントンのブル3が極めて印象的でした。最初インパクトあっても慣れると・・・かも知れませんが、この短さ、演奏の仕方は凄まじいですな。上記ブログではとんでもないこと書いたかも知れんな。最近出たメンデルスゾーンについては後日書ければと思います。では。
2005年08月22日
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新年おめでとうございます。ぼちぼちの更新になりますが、今年もよろしくお願いします。ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲ギレリス(ピアノ) クルト・ザンデルリンク指揮 チェコフィル[EMI] このCDはタワレコ、山野、新星堂の共同企画で制作されたCDということで他では入手できるかわかりません。新星堂単独企画よりも安く売られている点が有り難い。このCDはセルとの全集より10年くらい前の1958年プラハの春音楽祭でのライヴ。何よりもこのディスクは強打で速い演奏である。若いときのイメージだったんだね鋼鉄というのは。ギレリスと言えば、セルとのライヴ盤(Orfeo盤)もなかなかの演奏ですが、それとはイメージが異なりますね。
2005年01月02日
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ニールセン:交響曲第3番フランセン指揮 デンマーク放送交響楽団ラヴェル:ラ・ヴァルス、ボレロベイヌム指揮コンセルトヘボウ管弦楽団 [Retrospective Ph] ニールセンの交響曲を聴いていいなと感じたのはおそらく初めて、フランセンという指揮者はデンマーク以外では知られていないらしいけど、ニールセンの交響曲に関しては地元だけに定評があるらしい。大雑把な印象はシベリウスの穏やかさとショスタコの強烈さを足したような感じ。あと強烈なのはベイヌムの「ラ・ヴァルス」、優雅さからかけ離れている点が面白すぎる。後半の畳みかける演奏はかなりのインパクトを感じる。■ニールセン:交響曲第3番フランセン指揮デンマーク放送交響楽団■ラヴェル:ラ・ヴァルスベイヌム指揮コンセルトヘボウ管弦楽団1958年ステレオ録音■ラヴェル:ボレロベイヌム指揮コンセルトヘボウ管弦楽団1958年ステレオ録音 ニールセンについて Wikipedia はてな
2004年12月26日
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詳しくはここ参照レコ芸の発売が27日に延びたようで。私は昨日と今日と二日無駄足でした。音楽之友社のサイトでもこぢんまりとした詫び文なので、気づきにくいような。
2004年12月21日
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シベリウス:交響曲第2番ドヴォルザーク:交響曲第8番ビーチャム指揮 BBC交響楽団、ロイヤル・フィル [BBC Legends] これもなぜ買ったか今となっては不明のディスク。やや値のはるBBCレジェンドを買ってしまう私が余計な好奇心を抱いた原因でもあるんでしょ(反省しないから未聴物が溜まる悪循環)。ビーチャムは過去に聴いたことないわけではないがあまり印象に残っていない。シベリウスが得意だったというのも最近ネットで見た結果であるくらいだ。で、この演奏なんですがかなりの熱演でビーチャムがこういう演奏する人とは意外。まあ金を持っていたために指揮者になれた人(語弊があるかも)だから並々ならぬ熱意はあって当然かもしれませんが。シベリウスの交響曲では最終楽章に唸り声が聞こえるくらいのホットなものです。こういうシベリウスが一般的に受け入れられるかは私は知らないけど。
2004年12月19日
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20世紀の偉大な指揮者たち37 フリッツ・ライナー[EMI](曲目は下記参照) このCDでの当たりはコリオラン、悲劇的序曲、ギレリスとのブラームス:ピアノ協奏曲第2番。コリオランは直線的な演奏が印象的。ライナーの頑固そうな表情が思い浮かぶ(かな?)。悲劇的序曲も似た感じかな。あとはギレリスとのピアノ協奏曲はごつごつしたギレリスの演奏との対決、緊迫感があってよろしいかと。こういう演奏でリンツをやってしまうところが何とも。 彼の演奏はDVDでも発売されていますが、うわさどおりの動きの少なさです。某氏が紹介で電話ボックスの中でも指揮ができるとか伝聞で書いていたような記憶があります。動きが少ないのはおそらく眼光で振っていたのだろう。■ベートーヴェン:コリオラン序曲(シカゴ響)■ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(ギレリス、シカゴ響)■モーツァルト:交響曲第36番『リンツ』(シカゴ響)■メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』スケルツォ(フィラデルフィア管)■ブラームス:悲劇的序曲(シカゴ響)■ワグナー:『神々の黄昏』ジークフリートのラインの旅(シカゴ響)■バルトーク:『ハンガリアの風景』より(シカゴ響)■シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル(RCAビクター響)■ラヴェル:クープランの墓(NBC交響楽団)■ファリャ:恋は魔術師(ブリス、ピッツバーグ響)
2004年12月05日
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ベートーヴェン:「エグモント」序曲、ピアノ協奏曲第1番、交響曲第5番ノリントン指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団 児玉桃(ピアノ) 今日は仕事も早く終わらしてくれて急いでJRで大阪に行き、シンフォニーホールへ。10分前に何とか到着することができました。コンサートに行くことはほとんどないが今年は3回目と私の中では異例の多さ。 ノリントンはロンドンクラシカルプレーヤーズでピリオド楽器を長いこと指揮してきたため、いまだにその延長線上にいる感じ。で、演奏のほうなのだが、響きを抑えている分結構演奏自体飛ばしていた。運命なんて響かせないことでアクセントを出しさらに濃縮させている感じで、快速演奏ながら凄いものを聴いた。私は最前列ですぐ前に第1ヴァイオリンがいて動きを間近に見れてうれしかった。今日のノリントンはお茶目さ爆発で真剣であるはずの演奏中でおどけて見せたりしていた。あんな演奏でよくそんな余裕があるなと。まあ指揮中唸り声も聞えていたのでやはり集中しているんでしょうけど。 ピアノ協奏曲はなんと言っても配列が普通じゃなかった。ピアニストが背を向けて演奏するのはまだしも、オケがピアノを取り囲むように座り、ノリントンはピアニストの斜め前あたりで指揮をしていた。ちょっと回らないといけないのがどうかと思ったんだが。この効果についてはあまりよくわかりません。
2004年12月04日
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シューベルト:交響曲第3・4・5・6・9番、序曲変ロ長調マーク指揮 フィルハーモニア・フンガリカ [Quadromania](あとの曲は下部に記載) ペーター・マークは注目されること自体少ない指揮者なのだが、そうもそのはずDECCAと契約していた時代に忙しいのが嫌で表舞台からドロップアウトしたのだ(商業主義が嫌だったとしましょう)。晩年にARTSから安いCDが出てにわかに注目された人なのだ。私は彼の死後すぐ購入したメンデルスゾーンの交響曲がかなり気に入っている。このシューベルトを買ったのは彼が指揮だからか忘れてしまったが、シューベルト3-6番の交響曲は目立たないがいい曲揃い。ベートーヴェンの1・2番が大丈夫という方には気にいただけることでしょう。彼の演奏は結構遅め、そこがまた良ろしいのだ。オケが得体の知れないところだが演奏には問題ないようだ。しかし実力を持ちながらそれを発揮できずに埋もれてしまうというのも勿体無い話だとこういう話に触れる度に感じてしまう。ちなみに録音は1969年です。ペーター・マーク参考サイトクラシック音楽研Q室 - ペーター・マーク1ペーター・マークの資料室シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD. 821(オーケストレーション:Z.スタインバーグ)パウル・ノイバイアー(va)シムカ・ヘレド指揮イスラエル・フィル団員シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」D. 667ローナン・オホラ(P)ロイヤル・フィルハーモニック・チェンバー・アンサンブルシューベルト:4つの即興曲D. 935より第3曲ローナン・オホラ(P)
2004年11月23日
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ボロディン:交響曲第2番カルロス・クライバー指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団エーリヒ・クライバー指揮 NBC交響楽団[hänssler] ボロディンの交響曲2番が収められていて、カルロスが1972年録音。シュトゥットガルト放送交響楽団を振った時のもの。父エーリヒが1947年NBC交響楽団を振ったもの。なんか音源が別々なはずなのに1枚に収まっているのも不思議。カルロスの指揮ぶりだが颯爽とした感じは彼ならではと感じさせる。かなり快速。深くのめり込むほどではないのは彼の演奏から長く離れていたせいか。うーん。ちなみにエーリヒの演奏は録音がさすがに古くさい。 適当な感想ですみません。ほぼ同内容の日記(Excite Blog)
2004年11月21日
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ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』シューマン:『トロイメライ』ラフマニノフ:『ヴォカリーズ』フォーレ:『シシリエンヌ』ドビュッシー:『小さな黒人』リムスキー=コルサコフ:『熊蜂の飛行』モンティ:『チャルダーシュ』ラハティ交響楽団チェロ&コントラバス・セクション[BIS] チェロとコントラバスによるラハティ交響楽団メンバーによるアンサンブル。はじめの展覧会の絵目的で購入しているのだが、低音がおどろおどろしく感じられる完成度の高い編曲プラス演奏は気に入りました。あとの小曲はラフマニノフの「ヴォカリーズ」が良い。原曲の馴染みはないのですが。
2004年11月14日
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ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番・第2番スメタナ四重奏団 [SUPRAPHON] 前のプロムスで演奏されていたのを良いなと思い購入していたもの。何と言っても1,000円で買えるのがよい。ヤナーチェクは今回の放送のおかげで注目度が私の中では急上昇。シンフォニエッタ以外の管弦楽やオペラも聴きたいなと思っている。オペラはDVDで観る方がいいかな。で、この弦楽四重奏2曲なんだが、1番が「クロイツェル・ソナタ」という副題なのだが、これは同名のトルストイの小説から採られたもの。まあトルストイもベートーヴェンのソナタから採っているのだが。ともかくこの曲の表現力というか内からのエネルギーというべきか、そういうところは凄いかと。弦楽四重奏を見直したよ。2番の副題は「ないしょの手紙」と言うのだが、名前から推察できるように恋文のこと。作曲者が年老いてから38歳年下の人妻相手に600通以上書いたらしい。まあライナーノーツからの情報なので詳しい話は知りませんが。この曲も緩急が激しい作品。
2004年11月07日
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グリンカ:2つのロシアの主題による交響曲プロコフィエフ:交響曲第1番チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調スヴェトラーノフ指揮 ソヴィエト国立交響楽団 [BBC Legends] 1968年8月24日エジンバラ音楽祭ライヴ。最近スヴェトラ多いよな。マーラー全集も買っちゃたし。話を戻して、このCDで驚きなのはチャイコフスキーの3番ってこんな生き生きとした曲だっけと感じさせるほど凄い出来上がり。チャイコフスキーにとっては異質な部類か?スタジオ録音を聴いて唯一馴染めなかった3番がである(どこかに前述)。これがライヴマジックなのかと(大袈裟な)。ついでながらグリンカの曲もなかなかなもの。
2004年10月21日
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お笑い通信 いつか非クラシックメディアについて書こうかと思っていたが、意外にもお笑いから。とは言っても私は結構お笑い好きで、特に若手芸人のネタもの好きときている。この趣味も波が激しくて今は深い方。 最近はブログのおかげでお笑い番組の感想記がすぐ読めるメリットをモロに受け、この雑誌(DVDがメイン)が最近発売されているのを知る。『日経エンタテイメント』の日経BP社が発行しているもので、書店よりもセブンイレブンに置いてある模様。構成は3部で最初がアンタッチャブルとドランクドラゴンのトーク。2つ目がアンガールズ、さくらんぼブービー、ヒロシ、チョップリン、ダーリンハニー、東京03のネタ。3つ目が劇団ひとり、エレキコミック、キングオブコメディ、バカリズムが参加しての大喜利となっている。まあ680円なので安いと言えば安い。ただ大喜利よりもネタものだな。ダーリンハニーと東京03は見たことのないネタ。しかし東京03のネタは角田の女装が不気味で私は引くな。ヒロシは曲が例のものとは違って、結果逆効果になっているかと。ともあれ今後この雑誌がどんな展開を見せるかは未知数だな。 しかし関西からはチョップリンだけなんだね。例の影コントですが。ちなみに彼らは松竹芸能です。最近の松竹は期待の持てる芸人が出つつあるような気が。その割りには今年のMBS主催の漫才コンテストでは10組中9組が吉本でしたが。追記:BBCのListen Againで明日から1週間、タコ12がある模様。
2004年10月13日
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ショスタコーヴィチ:交響曲第11・12・15番ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル [Melodiya] 1961年録音 マイブームがショスタコーヴィチということで、一番好きな12番を採り上げようかと。昔はヤルヴィ/エーテボリ交響楽団盤[DG]を聴いていたのだが、最近入手したムラヴィンスキー盤の方が完成度もさることながら気合い度もこちらが上手という印象。この曲は副題の「1917年」が示すように革命讃美の色彩が強いと思われがちだが、実はこっそりと体制批判要素が入っているとする見方もあるらしい。まあその辺はどうでも良く、第1楽章のスペクタクルな場面が凄い。というかこの曲はほとんどここで良し悪しが決まる。ちなみに11番もなかなか凄い演奏。11番で聴いて納得したのは初めてかも(記憶にないだけかも)。 追記:13番をコンドラシン盤(前回既出分)と長い間眠っていたヤルヴィ盤[DG]を聴いてこんないいものだと納得。聴かず嫌い状態だったのか。参考サイト1参考サイト2
2004年10月05日
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ショスタコーヴィチ:交響曲(全曲)コンドラシン指揮 モスクワ・フィル [音源はMelodia、販売はAulos] ショスタコーヴィチの交響曲は結構ご無沙汰だった。この前書いたタコ9・10が久々だったのだ。この時に彼のショスタコを聴こうと思い立ち、HMVのネット通販で買いました。こうして最近ほとんどこれを聴いているわけなんですが、テンポといい、弦楽器の響かせ方といい、熱っぽさといい、結構よろしい。コンドラシンが振るものは当たり外れが大きいイメージが私の中ではあるのだが、このセットは当たりが多い。たださすがに13・14番は敬遠中なんですが、一通り聴いて慣れてきたら当たってみようかと。ちなみに一番好きなのは12番という不人気曲だったりします。はい。
2004年09月26日
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あずみ椋さんがマンガにしているニーベルングの指環が講談社+α新書に再版されていたので買ったんだけど、アマゾンではまだ角川版が買える状態でしかも安い(本人のサイトでは絶版となってますが)。マンガもいいんだけどこの本に書かれている宇野功芳氏の解説が面白い。マンガの解説はないんだけど、クナが一番と熱っぽく書かれています。ここまでのクナ熱が激しいとは知りませんでした。【別棟】 プロムスのネット放送もなくなり、久々にCDを聴きまくれる状態。最近はコンドラシンのタコ全集を聞きかじっている段階。本当はクナのワルキューレ1幕が収められたDVD(演奏会形式)を見たいところだが、本日はそんな気分ではなかった。戻ってコンドラシンだが本当にショスタコとの相性は抜群。5番と7番を聴いた段階なんだが、あんなサウンドをマーラーで聴かせてくれよと思った次第。感想を書ければ後日にでも。
2004年09月23日
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シューマン:交響曲(全曲)、マンフレッド序曲セル指揮 クリーヴランド管弦楽団[Sony] セルのシューマンはイタリアのレーベルから出ている2番のライヴ盤を以前から愛聴していたのだが、交響曲全集がまとめて(といっても2枚だが)安くなっているというので買ってしまいました。1・3番がここまで納得して聴けたのは初めてである。ゆったりとしていた田舎的曲想。言われている通り、オケの統率は抜群だったことが窺えます。今回は簡単に終えます。
2004年09月20日
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プロムスのオンデマンド版はずっと聴いておりましたが、書く暇と体力がなくて…。今度はラストナイトがBSで放送された折りにしようかと考えています。ラトルの第9は結構個性的なものでしたね。海の方が面白かったが。いつものCD日記に戻れるかな。
2004年09月11日
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ドヴォルザーク:セレナードホ長調シューマン:ピアノ協奏曲ショパン:ピアノ協奏曲第2番ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第2集第2曲、伝説第3番ツァハリアス指揮&ピアノ ローザンヌ室内管弦楽団 【BBC】 ちょっと意欲後退で飛ばしてしまいました。今後もその可能性がありますのでありからず。 ツァハリアスのドヴォルザークは意外に良かった。知らない人なのでHMVでどんなディスクを出しているのかと調べたら、モーツァルトやベートーヴェンの弾き振り、室内楽等は出しているけど、本格的な指揮はモーツァルトの交響曲くらいのよう。指揮活動は本格的ではないのだろうか。あと2曲は弾き振りだったようだが、普通の出来かな。シューマンのピアノ協奏曲は今でも耽美的な旋律に弱いなと自分でも感じるのであった。
2004年08月29日
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芥川也寸志:オーケストラのためのラプソディ、エローラ交響曲、交響三章湯浅卓雄 指揮、ニュージーランド交響楽団 [Naxos] 今年の甲子園夏に優勝した駒大苫小牧の校歌は作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰なんですね。ちなみに駒澤大学もこのコンビらしい。まあ私の出身高校の校歌は芥川也寸志作曲なんですね。調べれば結構作曲しているみたいです。校歌に著作権ってあるのかとやや疑問。【一覧】。 話を戻して、今回のCD。ナクソスがシリーズで送り出している「日本作曲家選輯」なのだが、彼が作曲家として特筆すべきものであったかを初めて知りました。まあ校歌は大したものではないということなのですが。帯にある爆発系サウンドというのにはかなり納得。オケもうまくまとまって爆発を表現していましたし、日本の現代作曲家をもっと聴かねばと反省しました。ナクソスはこんな廉価で著作権料はどうしているのかと気にしてしまうが。個人的な好みは「オーケストラのためのラプソディ」である。急なテンポで畳みかけるところは聴き所かと。 今月のレコ芸にレビューされていたので書くのは嫌だったんだけど。まあいいか。
2004年08月22日
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ベルリオーズ:序曲「海賊」サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲、カチューシャ・ギャロップ、ポルカ「フレデリカ」J.シュトラウスII:ワルツ「春の声」「美しき青きドナウ」(カールマン、ツェラー、レハール、シュトルツらのオペレッタより)ワーズワース指揮 BBCコンサート管弦楽団 ケニー(ソプラノ) ヴァイル(オルガン) 【BBC】 また休みの日にまとめてみました。次はその手が使えないくらい多いのでどうしようかと。 何となく「海賊」があまり演奏されないのか分かる気がする。結構一本槍な曲。 オルガンは第2楽章が良くて、第1楽章の後半部がちょっとと感じるところ。ただ参考のためやたら聴いたら今までしっくり来なかったこの曲が良く思えてきた。また奥底からCDを探しますかな。トスカニーニのライブ盤があればベストなんだけど【これ】。 後半はシュトラウスファミリーにオペレッタを挟み込む編成。最初がラデツキーは狙っているのか?バルビローリがよくプロムスでシュトラウスを演奏していたらしいが、毎年恒例なのかな?
2004年08月20日
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今回は最近聴いたCDより。ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」(1947年版)ボロディン:交響曲第2番コンドラシン指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 [PHILIPS] コンドラシンのCDを最近いくつか買っているけど当たり外れが大きい。コンドラシンを何で聴くようになったかは忘れてしまったが、期待していたマーラーの7番で外したことは覚えている。妙なものだ。で、この演奏の話だが、ペトルーシュカはメリハリの差が大きいこと。それがこの曲ではうまくはまっていた。この演奏は73年で亡命前のもの。ボロディンの交響曲も似たようなアプローチである。彼自身慣れた曲のせいか、良い出来である。特に終楽章。
2004年08月16日
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ルトスワフスキ:ミ・パルティシマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番シベリウス:交響曲第2番カヴァコス(ヴァイオリン) ヴァンスカ指揮 BBC交響楽団 【BBC】 はい、駆け足でやっていきます。 ルトスワフスキは初めてなんだが、聴きづらい現代曲ではない。好みではないが。シマノフスキは前回はR.シュトラウスに似ていると感じたけど、今回はあまり似ていない。まあツボに入る曲ではなかったけど。 シベ2はゆったりめの2楽章が聴き所。--------------------------ショパン:スケルツォ 嬰ハ短調 第3番 作品39ドビュッシー:版画ヤナーチェク:霧の中でスクリャービン:ピアノソナタ第5番フリール・ウィリアムズ(ピアノ) 【BBC】 これも短く、ヤナーチェクの曲は案外ドビュッシーに近いものがある。スクリャービンのピアノソナタは1楽章だけで技巧的だけでなく、耽美的な所を兼ね備えているところが何とも。
2004年08月15日
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ラヴェル:夢幻劇の序曲「シェエラザード」メシアン:ミのための詩ベートーヴェン:交響曲第7番ヴォルコフ指揮 BBCスコットランド交響楽団 ブロック(ソプラノ) 【BBC】 遅れての更新となりました。 ラヴェルの「シェエラザード」は1898年に作曲された若い時の作品。演奏されることも少なそうな作品である。その割りには良くできている。リムスキー=コルサコフのような長大な作品ではないし、展開していく構成ではないのだが。 メシアンの曲は独唱付き。ミ「Mi」とは最近大活躍の私の辞書ではメシアンの最初の妻らしいです。一応女性を象徴する言葉らしいですが。ちなみに聴いただけでは歌詞の意味は分かりません。曲も難解ですが。 ベト7は1楽章で展開前にちょっとタメをつくるかのような所はそういう版があるのでしょうか。あまり何々版とか気にしない質なので。マーラーの交響曲で端折っているところがあるとか書かれるまで気付かないから。聴く量に比べてあまり詳しくない証左ということを示して、今日はおしまい。
2004年08月13日
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スメタナ:交響詩「我が祖国」より、「ヴィシェフラド」「ボヘミアの森と草原から」「ヴルタヴァ(モルダウ)」マーラー:交響曲第1番ノリントン指揮 ナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・グレートブリテン 【BBC】 日本語にすれば英国青少年管弦楽団でしょうか。Nationalはただ単に国を代表してとの意味と思われる(詳しくは知りません)。 一応チェコ年ということもあり、ボヘミア生まれの2人がピックアップされている模様。わたしゃ、BBCのサイト見るまでマーラーがボヘミア生まれとは知りませんでした。まあ当時はオーストリア領であったんだが。 「我が祖国」はCDで持っているけど通して聴いたのはおそらく数回。「ヴルタヴァ(モルダウ)」や「ヴィシェフラド(高い城)」を除けばじっと聴くには私にはキツイ。この演奏はその2曲含めての3曲に限られているので助かる。演奏の方だが、チェコ人でもないのに熱い演奏。 マーラーもそんな感じですね。粗いと言えば粗いんだけど、ノリントンは若者に音楽を委ねているのかと思えるくらい。と思ったら最終楽章は案外抑えめ、ベートーヴェンみたく刺激的演奏でないけど。 旧お気楽第1回目がノリントン指揮のエルガー交響曲1番でした。そんな関係もあってか現役の指揮者の中では愛着度が一番である。ノリントンは今年70歳を迎えたという文面を見てシュトゥットガルトで刺激的な録音を残す余裕が減ってきたな。今年の大阪公演には何としてでも行かねば(チケットは確保済)。 最後にどうでもいい情報を。ウィキペディアより、『スメタナという名のヨーグルトがある』【参照】。
2004年08月08日
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ゼレンカ:7つのコンチェルタントのための組曲、8つのコンチェルタントのための協奏曲ビーバー:バッターリアJ.S.バッハ:管弦楽組曲第1番ゴルツ指揮 フライブルク・バロック管弦楽団【BBC】 今回はバロック揃い。日頃聴かないのばかり聴いているのもいいものですな(ヤケ気味)。ゼレンカとビーバーはどちらともボヘミア出身だが、ゼレンカはスタンダードで、ビーバーがちょっと風変わりといった感じ。「バッターリア」は響き自体はバロックぽいのだが、不協和音を交えてみたり、変に手拍子を入れたりしておる。バッハについては書くべきことがない。ここが私の限界のようで。
2004年08月06日
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シマノフスキ:協奏交響曲ブリテン:ヴァイオリン協奏曲ラヴェル:ツィガーヌドヴォルザーク:交響曲第6番ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン) シナイスキー指揮 BBCフィル【BBC】 聴いたことあるのはツィガーヌのみ。シマノフスキは名前は聞いたことあっても音楽を聴くことは初めてのはず。そのシマノフスキだが、20世紀の作曲家ではR.シュトラウスに近い作風の持ち主に感じた。この曲だけでレッテルを貼るのはよくないとはわかっているけど。 ブリテンの協奏曲は私には難解な曲だな。何回か聴けば慣れるのかも知れませんが。 ツィガーヌともう一つアンコールで演奏された曲(何かは知らない)がヴェンゲーロフ君の腕の見せ所。 ドボ6って結構エネルギッシュな曲だったんだね。全集あるけど全て聴いたことないから今度さらってみようかな。ほとんどボツネタ、チェンバープロムスの感想記は↓ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集(抜粋)ブリテン:この島国でR.シュトラウス:いろいろな歌曲からの抜粋サリー・マシューズ、アイリッシュ・タイナン(ソプラノ) バーンサイド(ピアノ) Proms Chamber Musicより。詳し目の情報はこちらから。 今回は歌曲が揃っている。幾度となく書いていますが歌曲には全く疎いです。ドヴォルザークのモラヴィア二重唱曲なんてソプラノ2人なのでかなり新鮮に感じてましたし。R.シュトラウスは結構歌曲残しているんだと知ったり。しかしブリテンの「この島国で」という名前が少し気になるが。
2004年08月05日
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今回もプロムス(Listen Again)より【BBC】ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番チャイコフスキー:交響曲第6番クレーメル(ヴァイオリン) マリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団 ショスタコのヴァイオリン協奏曲はまだ馴染めない。苦手リスト入りなんだけど、最後のカデンツァが一応聴き所かな。ピアノ協奏曲から流用した旋律もあったし。 悲愴の方はスケルツォ(第3楽章)の後に拍手があるものだなと変なところで感心。4楽章終わってからはしばらく経ってからの拍手だったのとは対照的でした。マリス・ヤンソンスの指揮ぶりもしっかりしてました。コンセルトヘボウの就任はまだだっけ? 今回はこれでおしまい。
2004年08月02日
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今回はCDからです。ヴェルテ・ミニョン ピアノ・ロール・シリーズ 第1集サン=サーンス、ホフマン、パデレフスキ 他(ピアノロール) [Naxos]詳しい曲目はNaxosのサイト参照 ヴェルテ・ミニョンとはドイツで1904年に創立されたピアノ・ロール製造メーカーで、2000年にスタインウェイ社との協力でこの復刻が実現したらしい。再現したのが最近なので記録されたのが1905-27年とは言え、音質は当然良好である。ピアノロールとは紙に穴を空けて記録するものとしか私は認識がないのでその辺よろしく【せっかくなので参考サイト】。何せガーシュインが弾いたのピアノロールを使って「ラプソディー・イン・ブルー」を録音しちゃった人もいるのだ。 このCDにはサン=サーンスが入っているのに注意を惹いた。1905年録音だから70歳ほどの記録なのだが、演奏自体は速いし、機械を速く回しているんじゃないのといった感じ。実際彼はピアノの名手だったんだが、これは疑問。サン=サーンスがハイドンの「驚愕」をピアノ曲に編曲したものがあります。あとおもしろいのはヨーゼフ・ホフマンのショパン:ポロネーズ第5番、ホフマンは録音嫌いであまり残っていない点でも貴重かも。ホロヴィッツが1926(or27)年にカルメン幻想曲を演奏しているのもあるけど、全開じゃない印象。 このCDの話ではないのですが、マーラー自身がピアノロールに残している録音があるのを下調べをしている時に見つけたので購入して今度聴いてみよっと。
2004年08月01日
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詳しくはこちら→【BBC】マルティヌー:フランチェスカのフレスコモーツァルト:ピアノ協奏曲第23番マーラー:亡き子をしのぶ歌ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・ブーリバ」ラング(メゾ・ソプラノ) ポール・ルイス(ピアノ) A.デイヴィス指揮 BBC交響楽団 マルティヌーもチェコの作曲家関連で採り上げられているらしいが、特に記念年でもない。トスカニーニの録音であったという記憶しかないが、聴いてみたところなかなかきれいな旋律を残す曲である。20世紀の作曲家なんだけど新古典主義のせいでしょうか(この辺は詳しくないので)。ついでにチェコ出身だが大戦中にアメリカに逃れ、共産主義政権誕生のため祖国には戻らなかったとのこと。 モーツァルトのピアノ協奏曲は私の場合、誰の演奏であっても全般的に好意的評価になってしまうのだが、この演奏もいいですね。ネットで調べるところによるとリヴァプール出身の若手ピアニストらしい。 このマーラーの歌曲をじっくり聴くのは初めて。サッと対訳付きCDを探しました。今まで歌曲は歌詞が判らず敬遠していたところがあるのですが、わからなくてもある程度どうにかなります。分かるに越したことないでしょうが。 ヤナーチェクの曲は難しいな。何せ紹介しているサイトが少なすぎる。なかなか最後の堂々とした旋律が聴き所かな。
2004年07月31日
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今回はあっさり風味かな【BBC】マックスウェル-デイヴィス:ジョン・タヴナーの「イン・ノミネ」による幻想曲第1番ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番エルガー-ペイン:交響曲第3番ブラビンス指揮 BBCスコットランド交響楽団 ヘフリガー(ピアノ) 放送全部選ぶとジョン・タヴナーの「イン・ノミネ」が聴けます(と思う)。このジョン・タヴナーという作曲家は16世紀くらいの人だが、現代音楽をやっている綴りが1字違いの作曲家もいるらしい。曲は正直よくわからなかったけど。 ヘフリーガーのベートーヴェンは最初ゆったり、最後に速くといった感じ。最終楽章で爆発という演出か。演奏は合格点。 エルガーの交響曲第3番はエルガー自身が残していた断片にアンソニー・ペインが纏め上げたもの。エルガーらしさがあるかはともかく、なかなか面白い曲である。今後エルガーの曲として残りそうな気がする。
2004年07月30日
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今回はチェンバー・プロムスからだが、シューベルト、モーツァルトの双方とも音がない箇所があり書くのもどうかと思ったが、聴き慣れたモーツァルトの弦楽五重奏もあることだしとりあえず書いてみます。【BBC】シューベルト:弦楽三重奏曲第1番 D.471モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 K.515Zukerman,Linnebach(violin) Deacon(violin/viola) Marks(viola) Forsyth (cello) シューベルトの1番は1楽章しかないせいか短い。その上聴けない箇所ありとなれば世話なし。モーツァルトの弦楽五重奏は昔あまりCDを持っていなかった頃に散々聴いた曲。数少ない馴染みの室内楽曲です。こちらの演奏をはじめ聴いた時は良くないという感想になるのかと思ったんだが、2・3回聴くと慣れたせいか引っ掛かるところが減った。チェロが気になったんだが。モーツァルトの弦楽五重奏曲は目立たないけど名曲だということで。ロクな感想にならなかったが、シューベルトの弦楽三重奏曲(全部で2曲だけだが)をちゃんとしたのを1回聴いてみたいなと、今回の再放送は聴ける時間帯じゃないし。
2004年07月28日
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今回もプロムスのラジオから【BBC】バーンスタイン:チチェスター詩篇アイヴズ:交響曲第4番ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1947年版)オラモ指揮 バーミンガム市交響楽団&合唱団 この前の「火の鳥」、今回の「ペトルーシュカ」で、来月ゲルギエフがBBCso.と「春の祭典」を振るんだけど、3大バレエが揃うのはこれらの初演に関わった興行主、ディアギレフ没後75年のため。ハルサイはオンデマンドではないが、NHK-FMでの放送はあるらしい。ただウチは電波の入りが悪いので利用していないんだな。ちなみにアイヴスは没後50年。 バーンスタインの曲とアイヴズの交響曲は合唱つき(しかもどちらとも初めて)。バーンスタインのチチェスター詩篇は親しみやすい曲です。途中のボーイソプラノが入るところは美しいです。何か宗教曲の良さを最近実感してますね。アイヴズの交響曲は色々な部分が絡み合って、混沌とした感じでつかみ所がないような曲に感じる。静かなところあり、賑やかなところもあったり。何回か聴いただけでは捉えられませんな。いろいろ回ってみたけど結構深い曲のようで。ペトルーシュカを聴かないとオケの善し悪しが判断つかないのだが、今シーズンの中では一番ではないか。オラモはラトルの後をうまく引き継いでいるようで。
2004年07月25日
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日をずらして強引に2度目の更新。【BBC】。カスケン:交響曲「Broken Consort」ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(全曲)エマール(ピアノ) ノセダ指揮 BBCフィル カスケンの世界初演という交響曲の判断は難しいというか。一昔前の現代曲の感もあるな。いろいろな楽器を駆使して、違う世界のメロディーを持ち出したりしている感じはするんだけど、何かなあ。ラヴェルのピアノ協奏曲の方はエマールのピアノが良く回っていた。終楽章は特に感じさせましたな。彼のピアノを聴いたことがないのでHMVでちょっと見てみたらアーノンクールとベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を残したりしているけど、全体的に現代曲が多いようで。気にするとまたCDを買ってしまいそうなので、心に留めておく程度で。「火の鳥」なんだけど、オケの乱れが多いのが気になる。私は実演では気にしないわけにはいかないのだが、録音など家で聴く時はさほど集中していないのでさして気にしない。ただ全曲版ってイマイチ好きになれない。バレエがあるといいんでしょうけど、オケのみで聴くには冗長なところが多いのでは。組曲を聴き慣れたせいかもしれませんが。参照ページ
2004年07月24日
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チェンバー・プロムスより【BBC】ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調スカンパ四重奏団 ゴラン(ピアノ) 室内楽は縁遠いジャンルになっているが、初めのことはモーツァルトの弦楽四重奏とか良く聴いていたのだが、離れてしまった。せっかく室内楽もListen Againで流してくれるのだから、これを機会に聴いてみようかと。ヤナーチェクは生誕150年、ドヴォルザークは没後100年といずれも区切りの年である。 ヤナーチェクの弦楽四重奏曲が結構いい。ヤナーチェクはシンフォニエッタしか聴いたことないのだが、結構暗い曲です。なかなか語り得ないのですが、叫びのような音が急に入るあたりはなかなか凄い。終楽章の盛り上げ方も。2番も結構いい曲らしいので聴いてみたいなあ。ドヴォルザークの方は穏やかな感じですね。
2004年07月23日
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同じ1934年に死去した3人の作曲家がそろい踏みのプログラム。現地19日に行われたプログラムは以下の通り【公式】。エルガー:序曲『コケイン』ディーリアス:海流ホルスト:イエスの賛歌エルガー:エニグマ変奏曲ヒコックス指揮 BBCウェールズ交響楽団&合唱団 ハンプソン(バリトン) 英語表記ではBBC NOWとなっているが、NOWはNational Orchestra of Walesのこと。どういった団体かは私もよく知らない。検索して出てくるのは桂冠指揮者である尾高忠明氏関連のことが多い。 エルガーの2曲の他は聴いたことなし。しかもその2曲は合唱曲。あまり歌曲を聴かないし、外国語で判らないなあと思いつ聴く。ディーリアスの方は楽園の道のようにきれいで静かな旋律が多いですな。何かワーグナーの静かな場面をつなぎ合わせたかのような感じですね(という解釈でいいのか?)。ホルストの歌曲はうわさ通り惑星を念頭に聴くといけないとよくわかる。これは宗教曲なので静かなのは当然なんだけどね。ギリシャ語原典の「ヨハネ黙示録」からの詞を英訳化したものらしい。これも東洋的なものに惹かれたホルストの一端なんでしょうか?荘厳な曲です。歌詞はもちろんわかりませんが。で、こちらはバリトン独唱は登場しません。 エルガーの2曲はゆったりとした演奏。エルガーの音楽が持つ神々しさを演出するにはいいけど。コケインは私自身好きな曲です。一応ロンドンの風景を描いているとのことですが、いつも気にせず聴いております。副題を念頭に聴かない主義。関係ない話だが、エニグマを「えぐにま」と当初勘違いしていたのだが、サーチエンジンで試しにやってみたところ数は少ないがヒットした。 3回目が終了しました。今までのスタンスは自分の気に入ったCDを書いてきたわけですが、今回は初めて聴いた曲にも積極的に聴いてみて何か書くというスタンスで臨んでいます。やって良かったのか判断つきませんが。
2004年07月22日
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ワーグナー:序曲「リエンツィ」、序曲「エンツィオ王」、序曲「恋愛禁制」、序曲「妖精」、序曲「クリストフ・コロンブス」、序曲「ファウスト」ラハバリ指揮 マラガ・フィルハーモニー管弦楽団 [Naxos]ワーグナーの曲は昔から好きなせいもあって大抵の曲のCDはある。今回のもあるんだな。妖精だけは自信ないけど(店頭で見て悩んだ記憶はあるんだけど)。余程物好きでないと薦められないということにしておきますが、Naxosだから痛みは少ないと思えば。ワシも今日、怖いもの見たさにマラ3よりも長いブライアンのゴシック交響曲を買ったんだし。で、「恋愛禁制」は喜劇らしいハチャメチャな始まり方をする時点でワーグナーらしくないが、特にこの演奏は他よりも速いんじゃないか(シノーポリとサヴァリッシュが録音している)。まあ喜劇ではあるしな。「妖精」は途中からオランダ人ぽいところが出てきます。「クリストフ・コロンブス」は正直キツイです。アメリカ独立100周年に作った曲並みです(聴いた人はかなり少ないでしょうが)。「ファウスト」と「リエンツィ」はまだ録音が多いので特に書かなくても大丈夫でしょう。ファウストは良くできた方だと思います。Naxosのページ
2004年07月19日
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Listen Againのものは出来るだけ採り上げていこうかと思っております。いつもとは考えられないくらいのペースで更新していくことになりますが。今回の演目はこちら【プロムス公式】。多いので省略するとして、演奏はエルダー指揮、ハレ管弦楽団の演奏です。あとはJonathan Lemalu(バリトン)、Louis Lortie(ピアノ)。昨日はエルガーとホルストの曲が演奏されていたが、今回のテーマの一つに1934年に亡くなった3人のイギリス作曲家というのがある【Guardian】。この年に前2者とディーリアスが亡くなっている。今回はそのディーリアスの『楽園への道』が演目に挙がっている。ディーリアスのこの曲は幻想的で美しい曲である。確かに盛り上がりとか構成とか無縁な感じだな。一応、今回は投票により2つの序曲が選ばれ演奏されている。それはモーツァルトの「フィガロの結婚」とロッシーニの「ウィリアム・テル」の序曲である。もう一つ人気のありそうなチャイコフスキーの序曲「1812年」がどういう演奏が気になったので触れてみます。この曲はいろいろオプションが付けられて、最初に合唱を入れてみる、最後に鐘と大砲を使うというのがポピュラー(?)な選択である。今回は鐘と大砲が付いてました(大砲が本物かどうかは知りません)。最後の方で観客が鐘が鳴るところで盛り上がっていましたが、見えないのでわかりませぬ。グノーとボーイトはファウスト繋がりなのね。意図は知りませんが。(追記)イギリスのナンバー1ブラスバンドを競う「ナショナル・チャンピオンシップ」の舞台は毎年ロイヤル・アルバートホールだそうです(山尾敦史さんの著作参照)。
2004年07月18日
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今年も始まりました。記事では110回目のシーズンだそうで【ロイター】。ファーストナイトは以下の通り。J.S.バッハ(ウッド編):トッカータとフーガ ニ短調エルガー:頒歌「ミュージック・メーカーズ」ホルスト:組曲「惑星」(冥王星はなし)スラトキン指揮 BBC交響楽団 ハント=リーバーソン(メゾソプラノ)トッカータとフーガに使われたパイプオルガンが話題になっていましたね【BBC】。編曲はラストナイトでリーフを掛けられることで有名なヘンリー・ウッドによるものだが、初めてこの編曲を聴いた。パイプオルガンをじっくり聴くにはちょっとという編曲なんだけど主役はあくまでオケだから仕方無しか。意外にエルガーの合唱曲が良かった。これも初めてなんだけど、歌詞の内容は知る由もないけど、しっとり来るいい曲でした(ワーグナーぽさも感じたけど)。一度CDでじっくり聴いてみたいもので(対訳付きってないのかな)。惑星はスラトキンらしいというかスペクタクル重視の指揮ぶりでした。別に嫌いじゃないけど。オンデマンドの予定を眺めていると結構豪華ですね。楽しみはノリントンのマーラー(オケがどうか気になるけど)とラトルとベルリンフィル辺りですな。
2004年07月17日
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ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1・2番シチェドリン:ピアノ協奏曲第2番アムラン(ピアノ) リットン指揮 BBCスコットランド交響楽団[Hyperion]アムランが奏でるショスタコ。想像が付きにくいけど、1番は初めから速いだけではなく聴かせてくれます。単なるヴィルトゥオーゾの評価でないのもこの辺に表れている感じですな。このピアノ協奏曲が面白い曲とは思いませんでした。1番は弦楽とピアノ、トランペットの独奏という変わった編成なんだけど、演奏の機会って少なそうだな。隠れたショスタコ指揮者リットンが指揮しているところもポイントか。ちなみにジャズ風味のシチェドリン、ピアノ協奏曲第2番もなかなかの曲です。(追記)最近怖れていた溜まっていたCDの注文が一気に噴出。次のカードの支払が非常に怖いです。そろそろパソコンを使い古したWin98から乗り換えようとしていたのが躊躇せざるを得ない状況。
2004年07月11日
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旧お気楽で書いたのでサブ扱いにしておくけど、久々にウィリアム・カペルのハチャトゥリアン、ピアノ協奏曲[Naxos]を聴いたけど未だにマイナー扱いが信じられない程の素晴らしい曲なのだが、これはカペルの力量によるところが大きいのかな。カペルは結構腕の立つピアニストで戦後ホロヴィッツの後継者的な期待を受けていたのだが1953年に飛行機事故により31歳で亡くなる。この時期は飛行機の信頼性が今に比べて格段に低かった時代らしく、ヴァイオリニストのヌヴー、指揮者のカンテルリが若くして同じ飛行機事故でこの世を去っている。話を戻して、このCDにはプロコフィエフの協奏曲第3番とラフマニノフの前奏曲3曲が収められている。どちらの協奏曲もアメリカのオケのせいか、ロシアというよりもアメリカっぽく聞こえる。 ところではてなダイアリーにはユーザー達が作成するキーワードというのがあるのだけど、ホロヴィッツのところに「ピアニストにはホモとユダヤと下手糞しかいない。」という一部で有名なコメントがあるのだが、これはカペルの死に際して発された言葉らしい。どういう意味なんだろか?
2004年07月04日
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今回で記事数が50回となりました。2002年4月Lycos日記で開設して以来、かなり遅いペースで更新してきたなと。若干反省中。その前は自分のサイトで「お気楽CD日記」を14回分更新してきているけど、これは2001年1月に始めてだからさらに酷かったわけで。今年に入って更新がマメになっているのが救いか。1ヵ月更新がなかったら消されるところでなくて良かったと。今までのタイトルから見て傾向ってうーん。ブラームスの連弾ものが3つある時点で…。ショスタコーヴィチ:交響曲第9・10番コンドラシン指揮 モスクワ・フィル [Melodiya] 最近の脳内音楽がなぜかショスタコーヴィチの交響曲第9番だったので、このCDを聴く。先日発売されたマーラーの「巨人」と比べると非常に熱い演奏。9番みたいな軽めの曲なのにあんなに熱い演奏されては。 確かメロディアって入手が最近難しいのではなかったかな(このCDは入手困難な模様)。こんなのだったら全集を買っておくべきだったと思ったら、HMVで韓国のメーカーが版権を持っているらしく安く売り出されている模様。また散財だにゃ。
2004年06月12日
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スメタナ:「売られた花嫁」序曲ドヴォルザーク:交響曲第8番ヤナーチェク:シンフォニエッタテンシュテット指揮 ロンドン・フィル [BBC LEGENDS] 先週、NHK放送の「思い出の名演奏」にてテンシュテット指揮/ロンドンフィルのワーグナーが放送されていて良い演奏だなと思って、購入して放っていたこのCDを聴いてみました。 テンシュテットはマーラーが得意というイメージを持つけど、このCDに収められているのはチェコの作曲家のものであるところにおもしろさが。英語で書かれたブックレットをなんとか読んでみるといわゆるドイツ・ロマン派ものが得意なようで。ちなみにここには彼がかなりのヘビースモーカーだったらしく、それが彼の死期を早めてしまったようだ。録音は1991年4月2日、闘病生活の時である(そのころ私はクラシック音楽に縁がなかったわけだが)。 このCDの話をすると、ドヴォルザークの交響曲第8番は重厚路線で通している。ちょっとしっとり感のある演奏なのでこういうのを楽しめる人には良ろしい。シンフォニエッタも熱い演奏ですな。特に最後が。
2004年06月06日
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ムソルグスキー(ストコフスキー編):組曲「展覧会の絵」、交響組曲「ボリス・ゴドゥノフ」、歌劇「ホヴァンシチナ」第5幕への前奏曲、交響詩「禿げ山の一夜」ナッセン指揮 クリーヴランド管弦楽団 [DG] 作曲家としても知られているオリバー・ナッセンなのだが、私自身彼の曲を知らないし、指揮した作品もこれが初めてである。調べれば過去にN響でストコフスキー編の展覧会の絵を演奏しているんだね。このストコフスキー編の同曲はストコフスキー自身の指揮で以前に聴いたはずなのだが、かなり新鮮だった。ラヴェル版に比べ、暗さを増した演奏となっています(ややカットもありますが)。ただそれを通すとバーバ・ヤーガとキエフの大門が盛り上がりに欠けてしまっている嫌いがあるかも。 交響組曲「ボリス・ゴドゥノフ」は初めて聴く曲だけど結構いい曲である。オペラの全曲盤が埃をかぶっていそうなので今度聴いてみようかな。 今後、DGでナッセン指揮のものが増えるのかな?ユニバーサル・ミュージック
2004年05月30日
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番、32の変奏曲シューベルト:ピアノソナタ第19番 D.958オグドン(ピアノ) ホーレンシュタイン指揮 BBCノーザン交響楽団[BBC Legends] 皇帝が1969年録音、あとが1972年。前者なぜかモノラル録音。 ジョン・オグドンの説明としてよく挙がるのが1962年のチャイコフスキーコンクールでアシュケナージと並んでの1位という事実とその後の音楽人生の歩み方が対照的というのが引き合いに良く出される。 こういった説明は抜きにして、皇帝ではカッツ・バルビローリ盤[DUTTON]が速いという印象を持っていた(ヨーゼフ・ホフマンも速いんだけど、確認していません)が、時間的にはこれと変わらない。しかし最初に感じたのはきれいに弾いているという印象だった。オグドンは当たり外れが大きいので買ってみないとわからないところがあるけど、これは当たりということで。(余録)22日(土)、京都コンサートホールにてゲルギエフ指揮ロッテルダム・フィルのマーラー交響曲第9番を聴いてきました。過密日程と準備不足のせいかあっさりとした演奏のような気がしました。オケは確かに上手かったんだけど(ホルンは怪しかったけど)。ちょっと調べてみるとプロコフィエフが聴きたかったなと。ゲルギエフは別のオケで来日予定が組まれているようで、多忙だな。
2004年05月23日
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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノソナタ第2番ホロヴィッツ(ピアノ) オーマンディ指揮 ニューヨークフィル [RCA] ホロヴィッツのラフマニノフ3番は古い録音のものはよく聴いていたが、この1978年録音は年も年だしあまり聴く気になれず持ってもいなかった。今回はRCAが格安のCDとして発売されていたのを見て買うことに決めたのだが、さすがに全盛期の速さはないものの遅くても速く弾こうとする意欲を覗かせる。それが妙に緊張感を持った演奏に仕上がっている。ライヴでもあるしね。ミスタッチはあるけど大して気にならない。もう少し晩年のを聴いてみようかという気になった。バックハウスとは違う枯れ方だな。もう一つのピアノソナタは1980年録音。こちらはスタジオ録音。
2004年05月15日
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ブラームス:交響曲(全曲)、大学祝典序曲、悲劇的序曲 ドイツ・レクイエム、ヴァイオリン協奏曲ワーグナー:タンホイザー序曲、ローエングリン第1幕への前奏曲ウェーバー:「魔弾の射手」序曲メンゲルベルク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 クレバース(ヴァイオリン) [Archipel](5CD) なかなか面白い演奏。気に入ったのは1・3番と大学祝典序曲。戦前の録音だけど状況は当時にしては良いほう。メリハリの付け方が面白く、それでも充分に熱っぽさを感じさせてくれます。当時は録音が出回っていなかっただけに解釈が自由だったのだろうか。 最近、音楽より語学優先なため更新が滞る可能性があります。すみませぬ。聴いていないCDがゴロゴロとあるんだけど。
2004年05月05日
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