海砂のつらつら日記

海砂のつらつら日記

2006/09/29
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カテゴリ: 読書
殺してしまえば判らない
殺してしまえば判らない  射逆裕二  (2006.9.29読了)

またまた初読の作家さんです。
なんか物騒なタイトルですよね~


首藤彪三十四歳、現在無職。妻の彩理は、東伊豆の自宅の書斎出入口で血まみれとなって死んでいた。確たる物証もないまま、妻は自殺として処理される。彪は失意のあまり東伊豆を離れるが、彩理の死の真相を究明するために再びそこで暮らす決意をする。だが、引っ越してきた直後、周囲で発生する陰惨な事件やトラブルに巻き込まれてしまう。その渦中で知り合いとなってしまった奇妙な女装マニアの中年男・狐久保朝志。外見に似合わず頭脳明晰、観察力抜群な彼の活躍で、彪の周囲で起こる事件は次々と解決していき、さらには妻の死の真相まで知ることとなるのだが…。予測不能な展開と軽妙な文体、そしてアクの強い探偵の鮮やかすぎる推理で、読者を超絶&挑発の迷宮へと誘う本格ミステリ。斯界を震撼させる女装探偵・狐久保朝志初登場。横溝正史ミステリ大賞作家が放つ超絶&挑発しまくりの本格迷宮推理。(「BOOK」データベースより)

そうか~横溝正史ミステリ大賞作家だったのね。。。
まあ、なんとも長い紹介文ですよね。。。
長い紹介文に象徴されるように、作品自体もちょっとまとまりに欠けている印象があります。
柱は、主人公首藤の妻の死の真相なんですが、他にもたくさんの事件が、
彼の周りで起こります。(まあ、TVの中の事件ってのもありましたけどね)
そして、1つ1つの事件はちゃんと説明があって解決してるんですが、

それとも、私の読み方が悪いのかな~
どうも、ぽつんぽつんと事件が細切れになってるような気がします。
これが、づらづらづら~と有機的に結びつくとかなり好印象になったと思うんですけどね~

さて、肝心の妻の事件。。。これは、驚きました!!
思わず、「そんな馬鹿な~」と叫びそうでした。(笑)
意外と言えばこれ以上ないぐらいに意外です。
いや、もしかしてトリック自体は珍しくないのかもしれません。
でもまさかねぇ。。。( ネタバレ反転 2年半の間キッチンの中で隠れてました~なんてね。。。 )
びっくりというより唖然という感じです。

家政婦を雇ってるのがすごいですよね~
(でも、みんな渡辺房江を雇ってるというのが笑えますww)

そして私にとって最大の謎だったのが、題名です。
「殺してしまえば判らない」・・・・どうしてこの題なんでしょうか。
全然、話の内容とはマッチしていないように思うんですが。。。


とまあ、否定的なことばかり書いちゃってますが、実は面白かったです。(笑)
読みやすいんですよね~展開も早くて飽きない。
そして何より、探偵役の狐久保さんが魅力的!!
(あっ、彼は女装マニアです。女装だけでなくしゃべり方もおねえっぽい。)
彼(彼女?)以外にも自称オペラ歌手のマダムなど今後が楽しみなキャラがいっぱい!
それだけに、おしいなぁ~と思っちゃったのでした。
大賞受賞作は評判良さそうですが、読むかどうか思案中です。

あっ、めちゃめちゃ気になるのが「ローマの休日」です。
わざわざ借りるのもめんどうなんですが、気になるぅぅ。


TBさせて頂いた日記
まみむメモ(@かぼちゃさん)





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最終更新日  2006/09/29 11:56:24 PM
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