海砂のつらつら日記

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2007/04/10
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カテゴリ: 読書

神のロジック人間(ひと)のマジック  西澤保彦 (2007.4.9読了)


タックシリーズ読破中に、またまた寄り道です。(笑)

ここはどこ? 何のために? 誰によって? 荒野のただ中にある謎の「学校」に、犯人当ての実習で幽閉された6人の子供たちが立ち上がった。待ち受ける試練。驚愕の企み。そして1人の新入生が登場し…。(「MARC」データベースより)


惜しい!!惜しいよ~!!!
読了した最初の感想です。何が惜しいって。。。ネタバレになりそうなので下記の反転で。

でも、久しぶりに往年の(?)、へんてこ西澤節作品が読めた気持ちがして楽しかったです。
(作品の内容的に「楽しかった」は変ですけど)
辺鄙も辺鄙、とんでもないところにある「学校」で日々犯人当ての実習をさせられる子ども達。
皆、年齢より大人びた頭脳を持ち、また記憶の一部が欠けていると言う設定。

新入生が入ってくる度に現れる「怪物」とは??

この「学校」の目的を、生徒達でディスカッションする部分が面白かったです。
破天荒な仮説なのに、妙に納得させられたりするところが、ちょっぴりタックシリーズを思い出したりして・・・。
それから、読んでいるときに、読み流しているたわいもない話が、真相を知った瞬間、
意味を持ってくるところが、良いですよね~
この真相は、多分○年前に読んでいたら衝撃的だっただろうな~と思います。

と言うわけでここから先は ネタバレ気味 反転 )


(一応作品名は伏せときますね~)
それにしても、ほぼ同じ時期とは。。。
発売年月日をみると、偶然なんだろうと思うだけに、ホント西澤さん不運ですぅ。
さらに不運なことに某作品はかなり話題になっちゃったからな~
もちろん、お話の展開や、メイントリックを仕掛ける相手(?)は全然違うので、
比べることはナンセンスなんでしょうけど、先に某作品を読んでしまってると、
真相を知ったとき、「あ、これって。。。」って思っちゃいますよね。
逆に、先に「神のロジック~」を読んだら、某作品を読んだときに二番煎じと思うのかな。

でも、個人的な好みを言えば、私は「神のロジック~」の方が好きです。
某作品も大変面白かったですが、主人公はかわいく(?)なくっちゃ~(笑)
しかも、閉鎖された空間でのサスペンスという設定で、読みやすい西澤さんで・・・とくれば、
気に入らないわけがないってもんです。(笑)
それに、ミズ・コットンのまずい食事とか、犯人当てのディスカッションとか、
真相を知った後「なるほど~」と思えるところも好みです。
ただ、ラストはかなり切ないです。
某作品の希望を感じさせるラストとは正反対ですよね。
まあ、西澤さんらしいのかもしれませんけど・・・。



さて、この「神のロジック 人間のマジック」というタイトル。
一体、どういう意味なんだろうな~と読む前は思っていました。
で、読了した後に、この題名の意味を考えると、、、、む、難しい。(笑)
何となく分かるような気がしますが、説明するのは私のタコ頭では無理ですね~
でも、なかなか味わいのあるタイトルだな~

あっ、文庫版もありますね。文庫版はこちら→ 神のロジック人間(ひと)のマジック



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最終更新日  2007/04/12 12:01:43 AM
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