あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年01月11日
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カテゴリ:
五大路子詠み芝居
昨日に続いて、今日も神奈川県立青少年センターにて、五大路子詠み芝居を観劇
今日の演目は 『走る女 ~国木田独歩の妻 佐々城信子

スキャンダルの嵐を駆け抜けた令嬢は有島武郎“或る女”のモデルとなり、明治の文士たちの心を激しく揺さぶった
封建制のなごりの残る明治時代、信子の情熱的な行動の軌跡は“新しい女”のさきがけだった

(公演チラシより)

今日も一番前の列で、しかも、座席は昨日座った同じ席!
さも自分の指定席かのように腰掛ける
さてさて、睡眠不足のせいか今日一日ずっ~と眠たくて仕方なかったが、観劇のほうは大丈夫だろうか?
実をいうと、昨日の公演を見た限りでは、詠み芝居という独特のスタイルのせいか、何人かの方はスヤスヤと眠っていた姿を見かけていたのである
自分も寝てしまうかも?って、一番の前の席に陣取っておいて、そんな振る舞いをしたら、役者さんに失礼だよね
しかも1列目の席だというのに、横の席は何席もがら空き

あぁ…なんだか変なプレッシャーを感じる
きっと面白い舞台なら、眠ることもないだろう
と、寝るも寝ないも舞台の出来次第のせいにしてみる

五大路子詠み芝居“走る女”昨日観劇した『エゲリア』の岡本かの子もそうだったが、佐々城信子もまた、生きることに関しては迸るほどの情熱を滾らせる女性
その華やかで賢く自由奔放な信子の生き様を、時代の流れに縛られながら生きていく従兄弟である良と対峙させて物語は進行していく
アメリカに渡りジャーナリストになることを夢見ていた信子だったが、国木田独歩との出会いが運命を大きく変え、周囲の反対を押し切って結婚するも、その新婚生活は長くは続かなかった
そして妻ある身の男性と恋に落ち、旅館の女将におちつく
まさしくタイトル通り佐々城信子は、決して自分が進み望む道ではなかったにせよ、自分の気持ちに嘘つくことなく、懸命に時代を駆けて生き抜いた
しかしながら、舞台を観終わってみると、なにひとつとして胸に引っかかるものがない
なぜだろう?
それは、彼女の生き様に感銘を受けたり、共鳴することができなかったからだろう


なかでも物語の主軸となる、佐々城信子を演じた五大路子氏をはじめ、国木田独歩役の平田氏の喜怒哀楽を剥き出しにした演技、良役の富沢氏の抑えた演技と、御三方の“静”と“動”、“陰”と“陽”のアンサンブルが実に見事だったのが印象に残った
舞台のセットも、シンプルながら色々な場面で様々な風景を作り出し、舞台に表情をくわえて一役買っていた

二夜連続で、息遣いが聞こえるほどの間近で五大氏の演技を拝見し、幸せな気分
ちなみに、睡魔のほうだが…
作品の上演時間が1時間30分ほどという1幕ものだったのと、いざ開演してしまうと物語の世界にのめり込んでしまっていたので、一切睡魔に襲われることなく観劇することができた


芸能人というと、ブラウン管で姿を拝見しなくなると、“あの人はどうしているのだろう?”と思われてしまう節がある
五大氏も近年では久しくその姿をブラウン管で拝見することがなく、寂しいかぎりではあったが、現在ではご自身が旗揚げした 横浜夢座の座長として精力的に活動 されている
横浜夢座とは、女優・五大路子氏を中心に、横浜から全国(世界)へ舞台芸術を発信し、 「自分達の観たいものを自分達の手でつくろう」 と地域からの文化活動として推進したいと闘う有志が集まり、横浜の市民による横浜夢座実行委員会が上演する演劇で、横浜を舞台にした作品を公演している
今回の詠み芝居、『エゲリア』と『走る女』の2作品も過去に上演されて評判が良かったものの再演で、作品のモデルとなった岡本かの子も佐々城信子も、神奈川ゆかりの人物として取り上げられたもの

生まれ育った街・横浜をこよなく愛する五大氏の舞台にかける情熱と意欲はこれからも潰えることはないだろう
いや、むしろ益々輝いているようにさえ見える
その漲るパワーに、時代を駆け抜けていった岡本かの子や佐々城信子に似たものを感じた
もしかしたら、何時ぞやは 『ヨコハマの女優~五大路子』 なる芝居ができるかもしれない
終演後のロビーにて、お客様に囲まれて華やかな笑顔を振りまいている五大氏の姿を遠目から拝見して、ふと、そんなふうに思った


かながわ詠み芝居シリーズ連続公演
五大路子詠み芝居
「走る女~国木田独歩の妻 佐々城信子」
1月11日(金)19時開演/1月12日(土)13時開演
出演/佐々城信子…五大路子/国木田独歩…平田広明/星良…富沢亜古/佐々城豊寿…村田美佐子/武田耕太郎…関輝雄/鈴木完介…加山到







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最終更新日  2009年09月18日 19時33分52秒
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