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ず~っと留守にしていて ごめんなさい・・体調がおもわしくなかったのですが まだまだ回復しそうにありません・・・ですので ちょっとの間 お休みさせていただこうと思ってますまた 皆様にお会い出来る日を楽しみに 早く病気を治しますいつになるのか? 今のところ全く見当がつきませんが帰って来ましたときには また よろしくお願いします(⌒∇⌒)最近 めっきり涼しくなってきましたので皆様 どうぞご自愛くださいね
September 9, 2005
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店長の指導は 約1時間くらい続けられた『だいたい覚えたみたいだな?明日から頑張ってくれよ』店長は そう言うと 部屋から出ていったボーイさんは 何やら 段ボールの中から 取り出している私は呆然としながら 服を着る『じゃあ ロッカーに行くから 一緒に来て』ボーイさんが言うロッカールームは事務所の隣にあった『ここが 若菜ちゃんのロッカーね』細いロッカーを開けると 中に いくつかの物が入っていたいかにもって感じのドレスも 数着入っていたボーイさんが 説明を始めた『ドレスを着る時は パンツ以外のものを全て脱いでね 要するに パンツだけになってから 着るってこと これはイソジン で これがお口の消臭に使うやつ 仕事の手順としては・・・ まずお客さんに挨拶をして 隣に座る あ!テーブルにつく時には 必ずおしぼり3本持ってってね で お客さんのを おしぼりで拭いてから リップサービスする お客さんがイッたら 新しいおしぼりで 拭いてあげる お客さんに見えないように もう1本のおしぼりに口の中の精液を出す それから 失礼します と言って おしぼりを持って席をたって おしぼりは『使用済み』と書かれた おしぼり入れに入れて トイレに行って イソジンでうがいして その後に消臭液でうがいする それから あそこを清浄綿でキレイに拭いて スタンバイ席に戻る こんな感じです 頑張ってください』それから マネージャーさんの車で 寮に送ってもらった6畳くらいのワンルーム 生活に必要なものは ほとんど揃っている私は不安で 怖くて たまらなかったあんなことは・・出来そうにないどうしよう? どうしたらいい?その夜は 一睡も出来ず すっかり夜が明けてから 少し眠った夕方5時 出勤する先輩たちは 皆 いい人たちばかりのようだった『若菜ちゃん よろしくね~』『何か分からないことがあったら 何でも聞いてね』10人くらいの先輩たちが 笑顔で話しかけてくれた『よろしくお願いします』私も笑顔で挨拶をした開店後 すぐにお客さんについた言われた通りに おしぼりを3本持って 席についた『いらっしゃいませ』『こんばんは 新人さん?』『はい よろしくお願いします』私が隣に座ると そのお客さんは すぐに私のドレスを脱がしはじめたそして 自分のものを出すと 私の頭をぐっと押し下げた急いで おしぼりでお客さんのを 拭くそして・・口に含む・・・・・だけど・・・やっぱり出来ない・・・『どうしたの?緊張してるの?』お客さんは そう言うと 自ら腰を動かしはじめた私は おえっとなり 口を離した『なんだよ!オマエ!!ふざけてるのか?!』お客さんは 大声を出して 怒ったそりゃあそうだろう 高いお金を払って来てるんだから・・・すぐに店長が飛んできて お客さんに謝ると私の手を引っ張って 事務所へ入った『出来ないか?若菜』『すみません・・・』『じゃあ ヘルプに入ってもらうから』『?』『ヘルプっていうのは 他の娘を指名しているお客さんがいて その指名した娘が 他のテーブルに行ってる間 接客する役目だ』『はい』『お客さんは出した直後だから 若菜は触らせてるだけでいい』『・・・はい』そして その後すぐに ヘルプに入った中年男性のお客さんだったお客さんは執拗に 私の体のあちこちを触りまくるその夜は そうやって触られることに我慢しているうちに 終わった閉店後 店長がロッカールームに入ってきて『若菜 寮に帰ったら荷物をまとめて 朝になったらすぐに出て行け』『・・・』『オマエに この仕事は無理だ こっちが迷惑するからな』『・・・はい 分かりました』店長の言い分に逆らうつもりもなかったし 逆らう資格もなかった確かに私には この仕事は無理だ 経営者である店長からすれば 非常にむかつく話だろう私はタクシーで寮に帰り 荷物をまとめたまとめた といっても 昨日来たばかりで ほとんどそのままだったから30分もあれば 荷造りを終えてしまったそして 翌朝5時私は また大きな荷物を4つ持ち 寮を後にしたたしか駅前に ファーストフードのお店があったはず近くのコンビニで 求人情報誌を買い求めタクシーをなんとか探して 駅前へ行ったファーストフードの店に入って コーヒーを頼む席について しばらく ぼ~っとして外を見ていたそれから 求人情報誌をひらくそう何泊も ホテルに泊まる余裕もない 何とか2~3日中に 新しい仕事を探さなくてはいけないいいな~と思った店が何軒かあって 電話をしてみる『そちらは ピンクサービスありますか?』給料よりも何よりも そこを一番 重要視した『ありますよ 本番はないけど』めぼしい店 全てが 全滅だった私は諦めて 電車に乗った取りあえず 東京へ向かう電車に乗ったそして U駅に着き 駅前のホテルに入る今日は もう何も考えたくないシャワーを浴びて 夕食もとらずに ベッドに倒れこむとまるで意識を失うように すぐに深い眠りについた明日は いい仕事が見つかるだろうか?そんな不安も忘れて 私は眠った
August 31, 2005
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そして 当日の朝を迎えた母が パートに出かけた後 押し入れに隠しておいた 大きな荷物を4つ取り出しあらかじめ 呼んでおいたタクシーに乗り込む『すごい荷物だねぇ 引越し?』運転手さんが 話しかけてくる『ええ・・一人暮しするんですよ』『そりゃあ偉いなぁ 頑張らなくちゃねぇ』『ですね』駅に着いて 遅い朝食をとるそれから 新幹線ホームへ行くホームに佇んでいると ふと 思い出した昔・・あの人と一緒に ここに立ってたことがあった年末の慌ただしい空気の 新幹線ホームに・・・あの時 私は 光の中にいた何もかもが輝いて見えていた 光に向かってまっすぐに道がのびていたでも 今は・・私の隣には 誰もいない新幹線が滑りこむように 入線してくる荷物を網棚にのせて 足元にもおいて 席につくとす~っと 少しの揺れもなく 走り出した窓から 外を見る 見慣れた街の風景が どんどん遠ざかっていく私は ふと 涙をこぼしたまた この街に帰ってくることが あるのだろうか?それとも・・2度と 戻ってこれないのだろうか?これで 見納めなのかもしれないあっという間に 街が見えなくなる止まらない涙に 隣のサラリーマンが 不審な顔をしている涙を拭いて バッグから 缶コーヒーを取り出すひとくち 口にすると 気持ちが落ち着いた待ち合わせ場所の O駅に着いた初めて訪れるこの街は 思っていたより 大きな街だった荷物をコインロッカーに預けて 少しの間 あちこち見て歩くこれから 私の街になる この街コーヒーの美味しいお店も 早速 見つけたそして 時間になり 荷物をロッカーから 取り出して 待ち合わせ場所に 立つすぐに 一人の男性が 話し掛けてきた『若菜ちゃん・・だよね?』『はい』『迎えの者です 早速行きましょう』『はい お願いします』彼の名前などは ぜんぜん覚えていないでも 色々とお世話をしてくれるマネージャーさん とのことだった車で 十数分 走ったところに そのお店はあった小さな入り口のドアを開けると 狭くて急な階段があってそこを上っていくまだ開店前なので 店内は 暗くて ほとんど何も見えないそんな店内を横切り 『事務所』の札がかかったドアの中に入る『ここが事務所です 店長が来るまで まだ時間があるから そのへんにある雑誌でも読んで 待っててください』『分かりました』『じゃあ 私は仕事があるので これで・・・』『ありがとうございました』事務所には 2つの机と 2つの電話そして 小さな応接セットがあった雑誌を読んでいると 私より いくらか年上っぽい女性が来た『あ・・!こんにちは~』『こ、こんにちは・・』『もしかして 今日 M県から来た・・?』『はい』『やっぱり?どうも 初めまして!』『初めまして』『コーヒーどうぞ』『あ、ありがとうございます』『私、事務のお手伝いしてる 〇〇っていうの よろしくね』『私は 若菜です こちらこそ よろしくお願いします』『若菜ちゃんっていうんだ~ 名前も可愛いけど 顔も可愛いよね』『え~・・そんなことないですよ~』『可愛いよ~ もてるでしょ?』『いえ・・ぜんぜんです』『若菜ちゃん、絶対 売れっ子になると思うよ!』『そんな・・・』『あ、店長!』一人の男性が 事務所に入ってきた背が高くて 細身な男性 オールバックで ちょっと強面手には 黒いアタッシュケースを 持っている『おはよ~』『店長 おはようございます~』店長と呼ばれる その男性は 私のほうを見た『君が M県から来た 若菜ちゃん?』『は、はい』『ふ~ん・・・・・』なにやら 値踏みでもしてるような目つきで私の頭の先から 足の先まで じ~っと見てるなんとも イヤな感じがしたが 仕方が無いので 我慢していた『〇〇ちゃん 今日の仕事は? 終わった?』『はい~ 終わりましたぁ』『じゃあ 今日は もういいよ』『ですよね? 新人さん 入ったし じゃあ お先に失礼しま~す』『お疲れさん』『若菜ちゃん 頑張ってね!』『はい ありがとうございます』『あ、若菜ちゃん ちょっと待っててね』店長も 事務所から 出ていった2~3分すると 一人の若いボーイさんと一緒に 戻ってきた店長は 黒いアタッシュケースを 開ける中には・・白い帯で束なった 大量の一万円札が入っていたその中の 3束を 私の前に ドン!と置いた『このくらいはね すぐに稼げるよ』『は・・・?』『300万くらいは お金のうちに入らなくなってくるよ』『え・・・』『若菜ちゃんが やる気さえ出せばね』『はぁ・・・』すると 店長は ドアに鍵をかけた長いソファーに 店長とボーイさんが 少し間をあけて 座るそして 店長は 普通に言った『じゃあ 脱いで』『・・・・・え?!』『全部 脱いで ここに座って』『全部・・脱ぐんですか?』『そう!早くして!』『あのぅ・・・』『行くとこ無いんだろ?早く!』私は何がなんだか 分からずに 取りあえず 服を脱いだ『下着も 全部』本当に 訳が分からなくなった 逃げたくなったでも・・ここから逃げても 私には 行くところが無い観念した 私は 全部脱いだそして・・店長とボーイさんの間に 座る店長は 3本の おしぼりを 私に手渡す『じゃあ 今から 仕事を教えるから』『・・・』『おしぼりね 1本は初めに拭く時に使って 1本は口の中の精液を出すためのもの で、残りの1本は最後に拭く時に使うんだよ』『・・・?』『じゃあ やってみて』店長は ズボンと下着を脱いで 座りなおして言ったこういうお店だったとは・・・私は困り果ててしまったけど ここで逃げるわけにもいかない私はここで頑張るしかないまさに 背水の陣 だった
August 26, 2005
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Tさんと別れてから 夜の街に復帰した私はほとんど毎日のように ネオンの中に漂っていた私の家庭は・・・ちょっとした事情があり 心休まる処ではなかった昔から そうだった私の家には 私の居場所がなかっただから なおさら 夜の街に居場所を求めていた街は・・お金さえあれば 心地良い居場所をくれる楽しい時間もくれる 笑っていられるそうした生活を いったい 何年続けたのだろう?すっかり 夜の街に染まってしまった私はずいぶんな遊び人に 思われていたらしいでも・・男遊びといわれるものは 一度もしたことがなかった男は 信用できない 例え 遊びだって・・・男に使う時間はないすっかり 男性というものを 毛嫌いしていた友達や知り合いとしての男性なら たくさんいたでも それは決して 恋愛とか 体の関係とかを伴うものではなかった行きつけの店の店長さんに 過去のことを話したときにこう言われた『若菜ちゃんはさ 恋愛に真面目すぎるんだよ あまりにも相手を 愛し過ぎちゃうっていうのかな? それが問題だったのかもしれないね?』『え~?真面目じゃダメなの?愛し過ぎちゃダメなの?』『ダメってことはないけど そういうのって重いんだと思うよ 男って勝手だから 重過ぎると逃げたくなっちゃうんだよね』『じゃあ・・どうすればいいんだろ?』『でもさ そうやってつまずきながら 色んな事を経験してさ その結果 いい恋愛に巡り合うもんだと おれは思うよ』『う~ん・・まだまだ修行が足りないってことだね?』『だね。若菜ちゃんは可愛いんだからさ もっと気楽に行けよ』『うん。ありがとう 店長』そんな ある日のこと会社で 私のヘンな噂が 広まっていた 若菜ちゃんって 100人以上の男を 経験してる 若菜ちゃんって 誘えば すぐにホテルに行くらしい 若菜ちゃんって 相手は誰でもいいらしい 若菜ちゃんと 付き合う男は ひどい目に遭うらしいくだらない噂だな~と 気にせずにいたでも 職場の人たちの目が 明らかに違ってきた友達も 私と付き合うのを 避けるようになってきた上司にも ヘンな目で見られ 行動を慎むように と説教された私は 何もしていない 普通に出勤して 普通に仕事をしてるだけでも 結局 あの人との事が原因で ヘンな噂が広まっていたそのうち 職場の男の人が 本気で 私を誘うようになってきた私を物陰に連れていき なんとも えげつない言葉で・・・『ね~若菜ちゃん 一回だけ いいだろ?』『おれ たまってんだよね すっきりさせてよ』『付き合えとは言わないけど やらせてよ』会社にも いづらくなった私は 会社を辞めそれが原因で ますます 家にも いづらくなったそして 私は この家から この街から 出て行くことを決心したよその土地には 身を寄せる親戚も 知り合いもいない私は 女性週刊誌の 求人情報を見たどこへ行こうとも 頼れる人がいないんだから まずは仕事だ女性週刊誌には 『寮完備』の職場が たくさん載っているもちろん 普通の仕事だなんて 思ってはいなかった水商売だというのは 分かっていたでも そんなこと 言ってられなかったし そういう仕事が 一番手っ取り早いだろうと 開き直って探した関東のS県の あるお店に決めて 早速 電話をしてみた『もしもし・・あの・・求人を見たんですけど』『あ~はいはい で、何歳?』『21歳です』『21歳ね で、どこの方?』『どこ・・といいますと?』『地元?それとも県外?』『あ・・M県です』『遠いねぇ で、いつ頃 来るの?』『来週の金曜日ですけど・・』『じゃあO駅に着く時間が決まったら また連絡ください 今日中に決まりそうかな?』『はい 大丈夫だと思います じゃあ 後ほど また ご連絡いたしますので よろしくお願いします』『じゃ~待ってますね~よろしく~』その足で みどりの窓口へ行き 来週の金曜日 午前10時の新幹線の チケットを買ったそして 先ほどのお店に電話を入れた『はいはい じゃあ午後2時くらいに 迎えが行くからね 何か目印になるものが あればいいんだけど・・何かある?』『えっと・・・』『あなたの特徴とかでも いいんだけど』『背は小さいです ポニーテールにしてて・・・ あ、じゃあ ワインレッドの大きめのリボンをつけていきます』『ワインレッドのリボンに ポニーテールね』『あと 大きな荷物を何個か持ってるはずなので』『分かりました~ じゃあ土曜日 お待ちしてますね~』『はい よろしくお願いします』『はいはい~よろしく~』仕事探しは 拍子抜けするほど 簡単に終わったあとは 家族に さとられないように 荷物をまとめ当日を待つだけだ
August 25, 2005
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Tさんとは うまくいっていた音楽の趣味も同じだったし 話していても凄く楽しかったでも 終わりは突然やってきた会社から帰ると 一通の封書がポストに入っていた見ると私宛てだ差出人は・・・Tさん『あらたまって手紙なんて どうしたんだろ?』手紙には こう書いてあった『今まで本当に楽しかった。 でも 若菜ちゃんのことは 妹のようにしか思えない。 実は 別れた彼女が 先日 泣いて戻ってきた。 もう2度と裏切ることはない、信じてくれと言って戻ってきた。 おれは もう一度だけ 彼女を信じてみたい。 若菜ちゃんには 本当に申し訳なかったと思っている。 今までありがとう』納得いくわけがなかったこんな手紙一通で そんな簡単に別れを言い出すなんて・・・私は すぐに出掛けたそして Tさんを呼び出して 話し合ったTさんの決意は 固いらしい『ごめんね』『もう いいよ。でもさ手紙だけで別れようっていうのは、ひどいんじゃない?』『・・・そうだよね・・ごめん』『でも、こうやって直接話せたから、納得した』『・・・・・』『じゃあ』私は さようなら という気もなかったので「じゃあ」とだけ言って 席を立った二つの裏切りを経験して 私も強くなっていたのだろうか?最後に何か一言 言ってやりたくなったTさんのところへ戻り 耳打ちをした『あのさ、妹にしか見えないって言い訳は、おかしいよ?』『え・・?』『Tさん、妹とヤったってことだもん。おかしいよね』『・・・』『じゃあね』むしゃくしゃするあまりにも腹がたちすぎて 涙も出てこない私は そのまま JRで街に出た久しぶりに 行きつけの店に行くTさんと 付き合ってる間 夜遊びはしてなかったから・・『あれ?若菜ちゃん?久しぶり~』店長さんが 迎えてくれた『久しぶり~』『どうしてたの?最近 ぜんぜん見ないから心配してたんだよ』『ほんとに心配してくれてたの?』『うん。よそのお店に浮気されちゃったかなってさぁ』『あ、そ。それだけのことね?』『冗談だよぉ 体でも壊してたの?』『ううん 元気だったよ。彼氏出来たから 夜遊びしてなかっただけ』『へぇ!彼氏出来たんだ?良かったじゃない』『でもさ・・今日 別れちゃったよ・・ははは~』『ははは~って..若菜ちゃんも つくづく男運悪いよね』『もういいよ。よし!今日は死ぬまで飲もう!! フォアローゼスのニューボトル入れる!』『ありがとうございま~す!』今の私には・・・こんな軽い会話が心地よいこんな上っ面だけの人間関係が安心できるそれにしても・・・もうすぐクリスマスだよ今年のクリスマスも誕生日も 一人かぁ・・・でも、いいやもう恋なんてしない やっぱり新しい恋なんて、いらなかったよなぁ恋は いらないけど 一人じゃ寂しいでも友達は みんな彼氏がいて 邪魔するのもイヤだし・・・はぁ・・・つまんない・・・こうして 私は ますますお酒と夜の世界に 溺れていくのだった
August 24, 2005
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『娘とは初めから遊びのつもりで付き合ったのか?』という父の問いにあなたは 少しの沈黙の後に『・・・はい・・すみませんでした・・・』と答えた涙は・・出なかったどうして泣けなかったのか? それは分からない心のどこかで想像しうる答えだったからかも知れないしもしかしたら この答えを待っていたのかも知れないあまりに苦し過ぎた恋だったからどんなに頑張っても 報われる事のない恋だったからでも 終わりにしたくても 終わりにしたくなかったからだから あなたをキライになれる言葉を 待っていたのかも知れない父も母も 怒ることなく でも父の手も 母の手も 震え続けていた『話し合いしても 決して怒ってはいけない』と精神科の先生から言われていた、と後から知ったそれから間もなく 転勤願いを出したあなたは彼女の待つところへ 帰っていった会社の廊下ですれ違いざまに 『さよなら』と一言だけ告げて・・・何だか すっかり 気が抜けてしまっていたもう 何もかも どうでもよくなっていたそうして 私の生活は すっかり変わっていった仕事が終わると 夜の街に繰り出しては 大騒ぎした飲んで 食べて 踊って 唄って・・・・・まさに『バカ騒ぎ』とも言える毎日だったけどそんな『バカ騒ぎ』が 私の心を癒してくれた夜の街の灯りが 妙に暖かに見えていた喧騒とお酒の中だけに 心を落ち着かせていたそうして 私も成人の日を迎えた『もう人を好きになんてならない』という気持ちも消えそろそろ 新しい恋が 欲しくなっていたきっと今度は 楽しい恋が出来るきっと今度は 泣くだけの恋じゃないきっと今度は・・・・・ある日 友達が電話をしてきた『若菜さ~ 今フリーだよね?』『うん』『あのね 私の彼氏の友達なんだけど 彼女募集してんのよ』『うん』『でさ 結構いい人だから 会ってみない?』『え~?』『若菜のこと話したら 是非会ってみたいって。 私と彼氏も一緒に行くからさ 会うだけ会ってみてよ』『じゃあ4人で会うんだね?』『そうそう』『じゃあ・・いいよ。いつ?』『今度の土曜日は?』『大丈夫だよ じゃあ土曜日ね』ここから 新しい恋が始まるのだろうか?不安と期待でいっぱいになったそして 土曜日 友達と一緒に 待ち合わせ場所の居酒屋へ友達が 彼氏に声をかける友達の彼氏の友達が こちらを振り向く優しそうな目をした人だった挨拶をして その人の隣に座る乾杯をして 適当に話をするこの人は いい人なのかな?本当に今は彼女いないのかな?そんなことを考えながら お酒を飲んでた二次会はカラオケに行ったそして 友達と彼氏は 先に帰った私は 彼と2人だけになった彼の名前は Tさん大学3年生で体育会系よく話を聞いたら・・・大学近くのアパートに彼女と一緒に住んでいたけど1年ほど前 彼女に好きな人が出来て 出ていってしまったそして 今に至る・・・とのことだった私は何となく親近感を感じたTさんも 愛に裏切られた人なんだそして傷ついただろう傷を知ってる人は 人にやさしく出来る人だこの人となら 優しい愛を育むことが出来るかも知れないそれから 私も 同じような経験をしたことを話した『そうだったんだ・・何だか おれたち似た者同士って感じだな?』『そうだね』『でも おれたち 強く生きていこうな』Tさんは ちょっとおちゃらけて そう言ったそれから1週間後再び Tさんと会うことになった『若菜ちゃん おれと付き合ってくれないか?』『う~ん・・・』私は どうしても踏ん切りをつけることが出来ず素直に返事をすることが出来ずにいた『前の彼氏のことは おれが忘れさせてやるから おれは絶対に 若菜ちゃんを泣かせることはしないから』真剣な Tさんのまなざし信用してみよう と思った『よろしくね』新しい恋を 見つけることが出来た今度は きっと うまくいく久しぶりに見えた 明るい光だった
August 23, 2005
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翌日 仕事を休んでくれた両親に連れられて医務室の先生から紹介された病院へ行ったそこは 精神科だった父は ただ黙っていた母は 私を何かと元気付けてくれていた呼ばれて両親と共に診察室に入る綺麗な色の壁紙の部屋で テーブルの上には花が飾ってあったそして 部屋の右側は一面 鏡張りになっていたお互いに自己紹介のようなものをして 先生は言った『では ご両親は別室でお待ち下さい』両親が診察室から出ていってから 先生は静かに話し始めた『大丈夫ですよ 私は若菜さんの味方ですから 何か心を痛めていることがあったら 話してください』『・・・全部ですか?』『全部じゃなくてもいいんですよ 若菜さんが話したくない事は 話さなくてもいいんですよ』『・・あの・・実は・・』私は話し始めた今まで誰にも言えなかった事も 全部話したこの人はお医者さんだ 要するにお金を貰って私の話しを聞いてくれるんだそういう安心感があったのかも知れない楽しかった事も 辛かった事も 何もかも話した途中で 涙が流れてきたそれでも話し続けた一通り 話し終える『そうですか・・分かりました では 若菜さん 今度はご両親のお話を聞くので 別室でお待ち下さい』私と両親が入れ替わる別室は 隣にあったぼそぼそと 何を話しているのか ほとんど聞こえないでも 母の一言だけが 聞こえた母は 泣きながら こう言った『あの子が 笑いながら言うんです 皆、死んじゃえばいいんだよ 何もかも全部無くなればいいんだよって 突然 言い出すんです』私・・そんな事言ったかな?そんな怖いこと言ったかな?そう思って よく考えてみるでも・・・周りの人間が怖くなってからの記憶が途切れ途切れで あまり良く覚えてない私は ちゃんと会社に行ってたんだろうか?誰かと何かを話したりしてたんだろうか?何を食べて 何を飲んだんだろうか?記憶が無いことに戸惑っていると 両親が診察室から出てきたしばらくの間 待たされるそして 名前を呼ばれて 先ほどの診察室に入る先生が診察結果を 話した・・と思うがよく覚えてないたぶん一時的なノイローゼ・・みたいなことを言ってたような気がする先生は私に聞いた『辛いなら 薬を出すけど どうしますか?』私は何となく そういう類の薬に抵抗を感じて『いえ いらないです』 と答えたそれから 1週間 会社を休む事になった病院へ行った数日後朝早くに 母に起こされた『今日はお客さんが来るから 起きて』『お客さん?』『掃除 手伝ってくれる?』『うん いいよ』下に降りると 父がいた今日は土曜日だったんだ と思い出した朝食のあと 母と掃除をした掃除を終わらせ 母とコーヒーを飲む父も母も 何となくそわそわしている『ねえ お客さんって誰なの?』『・・うん・・それは・・』父も母も言葉を濁したその時 玄関のチャイムが鳴り 母が出た『どうぞ』『お邪魔します』声は 男性のようだったお客さんは 部屋の入り口で もう一度『お邪魔します』 と言ったふと 入り口のほうを見る『こんにち・・!!』お客さんというのは・・あなただったの?あなたは父の向かい側に座るお土産に 私の好きなお店のケーキを買ってきてくれたらしいあなたが 私をちらっと見たその目は・・・泣きそうな 怒ってるような 悲しんでるような本当に複雑な目だった父は私に言った『今日は お父さんが来てもらうように頼んだんだ』『・・そうなの?』『こうなってしまったんだから はっきりさせないと・・』『・・・うん』『おまえだって いつまでも苦しいのはイヤだろう?』『・・・うん』父は あなたの方に 向き直り 話し始めた『今日は 来てくれてありがとう』『いえ・・こちらこそ ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』『いや・・こういう問題は そちらだけが悪いというわけでもないだろうし』『・・はぁ・・』『では 率直に聞きたい』『はい?』『娘とは初めから遊びのつもりで付き合ったんですか?』私は思いがけない 父の言葉に驚いていたそれは もちろん 私も一番知りたいことだけどでも やっぱり聞くのは怖いあなたの返事を待つ間 私はぐっと手を握っていた
August 22, 2005
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あなたから別れの言葉を聞いて その土日は どうしていたのか覚えていないでも 家族の話しでは 私はず~っと部屋に閉じこもっていたらしい月曜日 何も考えることもないまま 会社に行くあなたは 普通勤務もちろん 朝からあなたがいる言葉も交わさない 目も合わせないそんな私とあなたを見て 友達が声をかける『やっぱり 喧嘩したんでしょ?』『・・うん・・喧嘩・・なのかもしれないね』『・・? 若菜? どうかしたの?』『なんでもないよ 大丈夫』出来るだけ何も考えないようにしていた何も考えずに 仕事のことだけを考えるようにしていた仕事が終わって バス停に向かって歩く私の横に 車がとまったKさんの車だった 助手席にはTさんもいる『若菜ちゃん お疲れ~』『お疲れ様です』『乗って どっかでごはんでも食べようよ』『・・でも・・』『いいから 早く』Tさんが助手席から降りてきて 私の手を引く『じゃあ お邪魔します』近くのファミレスに入った一通り注文をしてから Kさんが話し始めた『あいつから聞いたよ 別れようって言われたんだって?』『・・・はい』『おれもビックリしてさ あいつに理由を聞いたんだ』『・・・』『でも あいつ何も言わないんだよ おれ 腹たってさぁ』『あいつのこと ぶん殴っちゃったよ』『あ・・だから今日 目の上が青くなってたんですね』『うん・・若菜ちゃん?若菜ちゃんは どうするの?』『どうするって・・別れるしかないかなぁって思ってます』『それで いいの?』『いくないけど でも・・向こうの彼女と別れられないって・・』『でもさ!それってひどい話だよね!!』Tさんが すごく怒って言った『だってさ 別れたって言ってたじゃない? 若菜ちゃん あのね 実は別れてなかったんだってよ!』『え? そうだったんですか?』『うん!向こうには若菜ちゃんと別れるって言って 若菜ちゃんには向こうと別れるって言って 二股かけてたんだよ!』『・・・・・』『ちょっと T・・』『だって本当のことでしょ?若菜ちゃんだって本当のこと知る権利あるでしょ?』『そうだけどさ・・若菜ちゃんには辛い話だからさ』『いえ・・いいんです・・本当のこと知りたかったし』『大丈夫か?』『・・じゃあ最初から遊びのつもりだったということなんですよね?』『いや それはないと思うよ おれが見てて思ったのは あいつは若菜ちゃんに本気だったはずだよ』『じゃあ どうして・・・』『それは・・おれも分からないけど・・』KさんとTさんは いつでも力になってくれるでも 今回は 何もしてあげれない と申し訳なさそうにしていた私は 気にしないでください と言って 家に帰ったそんな日々が続く中で私の精神状態が 狂ってきたようだったまず・・バスに乗るのが怖くて どうしようもなくなってきた周りの人たちが みんな 私を笑っているような感じがする あの女は 男にだまされた バカな女だぜんぜん知らない人達なのに そんな風に見られてるような感じがして怖くて怖くて どうしようもない状態になるそのうち 仕事をしていても職場の人達に そんな風に見られてるような気がしてきて叫び出したくなる状態が続いたそんな ある日とうとう 私は 我慢できなくなり 倒れてしまった医務室で2時間ほど休ませてもらった私が起きると 医務室の先生が 少し話がしたい と言ってきた課長の許可は取ってあると・・先生は 私のこの症状が いつからあったのか聞いてきた『よく覚えてませんけど ちょっと前からです』『突然?』『はい』『何か心当たりは?精神的に大きなショックを受けたとか?』『・・・どうして精神的ショックが関係するんですか?』『たぶん・・精神的なものが原因だと思うんだよね』『・・・・・』『まあ 言いたくないこともあるだろうから・・ 私の友達が大学病院で専門に診てるから 行ってみたら?』『はあ・・・』『ご両親には手紙を書いておいたから 帰ったら渡してね』『・・はい』『今日は 早退したほうがいいよ 届けは課長が出しておいてくれるって言ってたから』『・・・はい ありがとうございました』『うん 気をつけてね』私は そのまま着替えて 家に帰った普段 夕方まで働いている母が なぜか家にいた母は何とも言えないような 寂しそうな目で私を見て言った『今日は 何も考えないで ゆっくり休みなさい』私は・・そこから何も覚えてない気がつくと 朝になっていた起きて 出勤の用意を済ませたあとは朝食を済ませるだけだその状態で しばらく音楽を楽しむだめだ・・会社には 行けない行きたくない 行きたくない・・・このまま死んでしまいたい机の上にあったカッターを 手首にあてて切ってみたそんなに血が出ないもう一度 同じところを切ってみた思ったよりも血が出ないだから もう一度 同じところを切ってみた今度は 思いきり血が出た数枚のバスタオルを重ねて その上に手をのせ 目を閉じる今 思えば 何てバカなことをしたのだろう と思うでも あの頃の私には それしかないような気がしていたあなたのいない人生なんて 生きていても意味がないと思っていたなかなか部屋から出てこない私を心配して母が部屋に入ってきた母は驚きながらも 止血を施し それから 私を殴った治療のために訪れた病院の待合室で母は言った『明日 病院に行って診てもらおうね』私は 何も話さなかったこれから自分はどうなってしまうのだろうあなたを失った今 どうやって生きていけばいいんだろうそれだけが怖かった
August 19, 2005
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お正月休みも明け いつも通りの生活が戻ってきた連休明けの出勤 だるさはあるけど久しぶりに あなたに会えるのが嬉しかった今週あなたは 夜勤の週だから 仕事帰りには会えない寂しいけど 2時間くらいは 職場で顔を合わせられるそして 15時の休憩 10分間あなたは・・来ていた 元気そうに同僚と話していたいつものように あなたがこっちを見てくれるのを 待っていたなかなか 見てくれない友達と話していても 気が気でない友達が言う『あれ?喧嘩でもしたの?』『・・ううん』『話に夢中なんじゃない?』『かもね・・』結局 その日は あなたと一度も目を合わせないまま 終わったそして 次の日も また次の日も・・・あなたは 私と 目を合わせようとしないどうしたんだろう? 何があったんだろう?不安で どうしようもない日々が続いた金曜日私の職場のロッカーに 4つに折りたたまれた小さな紙片が入っていたあなたは 時々 こうして私に手紙を書いてくれたからすぐに あなたからだと 分かった私は どきどきしながら 読んだ『明日 会おう 9時に迎えに行く』いつもとは 違う書き方に 不安が大きくなっていったこんな そっけない書き方をする人じゃないどうしたの?何があったの?どんどん大きくなっていく不安をかかえたまま土曜日の朝を迎えた車に乗ると あなたは 部屋とは逆の方向へ車を走らせた『・・久しぶりだね!』私は 努めて 明るく言った『うん・・そうだね』やっぱり あなたの口調は いつもと違う『どうしたの?』『何が?』『何だか 休み明けから ちょっとヘン・・』『・・別に何でもないよ』『そうかな・・・』何も言えなくなってしまった滑走路沿いの私道に 車を止めたあなたは相変わらず 黙ったまま私も 何を話したら良いのか分からずに 黙っていたしばらくすると あなたはつぶやくように 言った『あいつに 会った』『・・え?!』『若菜に どうしても話さなきゃいけない事があるんだ』『・・・なに?』私は・・逃げ出したい気持ちをおさえて あなたの 言葉を待った大きな旅客機が すぐ横に着陸してきたその大きな音に消されて あなたの言葉が聞こえなかった『え?なんて言ったの?』『・・・ごめん・・若菜』『どうしたの? なんで謝るの?』『やっぱり あいつとは別れられない・・』『・・え? 何? よく分かんないよ』『若菜・・本当にごめん・・ごめん・・ごめんな・・』『どうして そんなに謝るの?』涙が あふれてくるあなたの言ってることは よく分からないだけど 涙が あふれてきて 止まらない『おれたち もう 終わりにしよう』あなたが 言ったどうして?どうして 終わりにしなくちゃいけないの?私 何か悪いことしたのかな?あなたに嫌われるようなこと 何か 言ったかな?どうして そんなこと 言うの?どうして 向こうの彼女に 会ったの?別れたんじゃなかったの?私は いたたまれなくなり 車から降りて空港へ向かって 走っていたあなたが 車で追いかけてきて 私を引き止めるそれでも 私は 走り続けたあなたは 車から降りて 私の手を掴んだあなたは 私を助手席に乗せ 家まで送ってくれた何も話さなかった 何も話すことなんてなかったそして そのまま 私は車から降りて 家に帰った部屋に入り 色々考えたいや・・考えてたようで 何も考えていなかったのかも知れない何も考えられなかった どうして こんなことになってしまったんだろう?どうして・・どうして・・・?もう 何もかも 分からない・・・
August 15, 2005
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今日は私のバースディパーティそしてクリスマスでもある予定通り あなたの部屋で一緒に過ごすことになった『誕生日おめでとう 若菜』『ありがとう』テーブルの上には あなたが買ってきてくれたケーキ苺がたくさんのっかって プレートまでついてるそれから フルーツの盛り合わせ それから チキンろうそくに火をつけて 一気に吹き消す『一度で消えたから きっといい事あるよ』『いい事かぁ・・どんないい事があるんだろ?』『若菜 はい プレゼント』『わ~い♪ ありがとう』プレゼントはリクエスト通り オルゴールつきのジュエリーボックス早速 オルゴールを鳴らしてみる曲は『エンターテイナー』 曲に合わせてガラスの中でメリーゴーランドが回る『気にいってくれた?』『うん!すごく可愛い!ありがとう』それから あなたがシャンパンの栓を抜いて 乾杯した『誕生日おめでとう! それから おれたちの将来に』『かんぱ~い!』食べて 飲んで たくさんお喋りをして・・・そして あなたに抱かれて・・・今日は親には 『友達の家に泊まる』と言ってきてあるだから 初めて あなたと朝を迎えることになるあなたは 何度も私を愛してくれて そして いつのまにか眠ってしまった私は あなたの寝顔を ず~っと見ていたなぜか 今しか見れないような気がして ず~っと見ていた結局 一睡もせずに 朝を迎えた幸せな時間は あっというまに 過ぎ去っていくうちの前まで送ってもらって 『じゃあ また明日 会社でね』そう言って 手を振ったありがとうこんなに幸せなバースディパーティは 初めてだったよ来年のあなたのバースディには たくさんお返しするからね小さくなってく あなたの車に 心の中で そう つぶやいたそうして 年末年始の休みに入るあなたは 今回は 新幹線で実家に帰るという私は 休みを利用して 県外に住む友達のところへ 新幹線で遊びに行く一緒に駅まで行くあなたの次の新幹線に乗るから 一緒にホームへ出る『じゃあ 行ってくるよ』『うん 気をつけてね』『若菜も気をつけろよ 浮気するなよ』『するわけないでしょ あなたも気をつけてね』『ああ あ!そうだ お土産は何がいい?』『そ~だなぁ・・何か美味しいものがいいな♪』『美味しいものかぁ 若菜は食いしん坊だなぁ』『ひどいな~』そう言って 笑ってたら あなたの乗る新幹線が来たあなたは乗りこむと デッキで 手を振った私もホームで 手を振った何だかJRのCMみたいだな~って思ったあなたの乗った新幹線が あっという間に見えなくなるなぜか ちょっと泣きたい気分になりながらホームに佇んでいた早く休みが終わればいいな来年は きっと もっと 良い年になるいつか あなたと一緒に あなたの街に行けるといいな年末の慌ただしい雰囲気の駅のホームで私は ずっと そんなことを考えていた
August 12, 2005
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何だか色々あった忘年会も終わりまた新しい1週間が始まった仕事なんか ぜんぜん手につかなかったあの事が気になっていたから・・仕事中 時々あなたと目が合うあなたは 変らない優しい笑顔をくれる私も 何とか頑張って あなたに微笑むねえ・・あなたの その笑顔は 本物なの?今すぐにでも そう言いたい気持ちを 必死で抑えて一日の仕事を終わらせた急いで着替えて いつもの待ち合わせ場所へと走るあなたは もう来ていた『土日に会えなかったから 久しぶりって感じだな?』『うん そうだね』『忘年会 どうだった? 楽しかった?』『・・すごく楽しかったよ』『そっかぁ・・おれも行けばよかったなぁ』『ほんとに 来ればよかったのに』『ちょっと残念』あなたの部屋へと向かう途中 そんな他愛の無い会話ばかりしていた部屋に入ると あなたが暖かいコーヒーをいれてくれた私はコーヒーを 一口飲んでから あの事を話し始める『あのさ・・このまえ 友達のところで車の修理したって言ってたよね?』『うん どうしたの?』『あのね・・聞いた話なんだけどね・・・』『うん?』『車の修理に行ったってのは 嘘で・・・』『・・え?』『向こうの彼女と 会ってたって・・・』『・・誰から聞いたの?』『・・・・・』『ごめん!黙ってて本当にごめん!!』『!!』『あの時は あいつが荷物を引き取りに来て・・』『荷物・・?』『そうなんだ あいつの物が色々あったからさ』『・・・』『別れ話をした時に 荷物はどうする?って聞いたら また今度 取りにくるからって 言っててさ』『・・・』『で 急に朝イチで連絡があって・・・』『・・でも・・どうして 嘘ついたの?』『ごめん・・言ったら若菜が気にすると思って・・』『そりゃ気にするかも知れないけど 嘘はイヤだよ』『ごめんな・・本当にごめん!』『・・もう絶対に嘘はつかないで 約束して』『約束するよ これからは何があっても嘘はつかない』『・・・良かった・・・』私は また 涙があふれてきてしまった『若菜・・泣かないで・・』『・・・』『おれ また若菜を泣かせてしまったね・・』『・・・』『ごめん・・もう・・嘘はつかないよ』『・・離さないで』『若菜 絶対に離さないよ』あなたは私を 強く抱きしめてくれたこのままでいたい時間なんか 止まってしまえばいいあなたは 私だけを愛してると言ってくれるあなたは 絶対に離さないと言ってくれるあなたは いつでも優しいでも・・・先が見えないのは どうしてだろう?ちょっと明るくなってきた 道の向こうが再び 暗くなってしまった私は あなたを信じるだけでいいのにあなたの言葉だけを聞いて あなたの言葉だけを信じればいいのにでも・・・どうして こんなに先が見えないのだろうこんなに あなたを 愛しているのに・・あなただけを・・・こんなに 深く 強く 愛しているのに・・・
August 11, 2005
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そして 12月が来た12月は イベントがたくさんある新入社員として参加が義務付けられている 忘年会クリスマスそして・・私の誕生日クリスマスと私の誕生日は とっても近いので25日に クリスマスと誕生日を一緒に祝おうということになったデートのたびに どんなパーティにしようか 話し合っていた職場の忘年会は 12月の始めに 催された那須に一泊の 忘年会宴会も無事に済んで 私たち新人と まだ元気な若い先輩たちで二次会へと 繰り出した楽しく飲んでいると Kさんが隣に来た『若菜ちゃ~ん 楽しんでるぅ?』『楽しんでますよ Kさん 酔っ払ってる?』『酔っ払ってますよ~ ごめ~んね~』『あはははは もう 仕方ないですねぇ』しばらく Kさんと たあいのない笑い話をしていたそんなKさんが 突然 真顔になった『ねえ 若菜ちゃん ちょっと聞きたいんだけど・・』『なんですか?』『あいつ 最近 どう?』『どうって・・?』『何かおかしいな~とか どっかヘンだな~ってとこ ない?』『いえ・・別に』『ほんとに?』『ええ・・25日も2人でパーティの予定だし』『・・・そっかぁ・・・』『Kさ~ん 何なんですかぁ?』『あのさ 若菜ちゃんさ・・・』『?』『・・誰か いい人 紹介してあげるよ』『・・・は?』『だからさ あいつと 別れる気ない?』『な!何言ってるんですか?!』『ダメ?』『当たり前じゃないですか! 怒りますよぉ!』『いや・・ごめんごめん・・』『も~ どうしてそういう事言うんですか~?』『いや・・いいんだ・・何となくだから・・さ』『何となくで言わないでくださいよ~』『でもさ おれはさ 若菜ちゃんが心配なんだよ』『どうしてですか?私たち 仲良くしてますよ』『おれの勘違いだったら いいんだけどね』『・・・?』『前に 街で会ったことあったでしょ? あいつが車の修理に行ったって』『ええ』『あれさ おれ 嘘ついてたんだ・・・』『・・・え・・・』『あの日 おれが 家から出た時に ちょうどあいつが車で帰って来て』『・・・・・』『助手席に誰か乗ってたから 若菜ちゃんだと思ったんだけど・・・ あっちの彼女だったんだ・・・』『!!』『でさ その後 若菜ちゃんに会ったら そんな事知らないみたいだったし』『・・・』『だから おれ つい嘘ついちゃったんだ・・』『そんなの・・嘘ですよね?』『ごめんな・・でも これは嘘じゃないんだ』『・・・』右手に持っていた水割りのグラスの中に 涙が ぽちゃん と音をたてて 落ちた『若菜ちゃん? 大丈夫か?』『・・・私・・部屋に戻ります・・すみません』『そっか・・おやすみ』『・・お先に失礼します・・おやすみなさい』私はグラスを そっとテーブルに置いてふらふらと店の出口に向かって 歩いた外に出て 宿泊先のホテルに向かっていた『若菜ちゃん 待って~』後ろから声がしたので 振り向くとTさんが こちらに向かって 走ってきた『私も もう眠いからさ~ 抜けてきちゃった』えへへ と笑って Tさんは言った『一緒に帰ろ 若菜ちゃん』『Tさん・・・』Tさんは 私の4歳上の先輩見た目は怖そうだけど 実は とても優しくて楽しい先輩Kさんと一緒に 私たちを 応援してくれていた『Tさん・・私・・どうしたら・・・』Tさんの優しさに触れて 今まで我慢していた涙がまるで滝のように 流れていた『若菜ちゃん・・可哀想に・・・ 泣きな・・知ってる人 誰もいないし・・思いきり泣いちゃいな』Tさんの言葉に 甘えて私は しばらくの間 関を切ったように 泣いたどのくらい 時間がたったのだろうかTさんは 静かに 話し始めた『若菜ちゃん・・今回のことは 本当に辛いと思うよ』『・・はい』『でもさ もしかしたら 何か事情があって 向こうの彼女と会ってたかもしれないでしょ?』『・・・』『もしかしたら 部屋に置いてあった彼女の物を 取りにきていただけかも 知れないじゃない?』『・・そうだったら いいんですけど』『だからさ 思いきって 確かめてみたら?』『・・・それしかないですよね』『うん そう思うよ このままじゃ 辛過ぎるもん』『分かりました ありがとうございます』『頑張ってね 何かあったら 話ぐらい聞いてあげるからさ』『はい』『う~寒い! じゃあ 部屋に戻って寝よ』『そうですね』Tさんのおかげで 取りあえずは落ち着いたけど・・・本当は どうなの?彼女と会っていたのは 何か事情があってのことなの?それとも・・まだ・・続いているの?もう・・苦しみたくない・・・もう・・辛いのは イヤだ・・・お願いだから 本当のこと 話して・・・
August 10, 2005
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向こうの彼女と別れてくれてから 私とあなたは 今まで以上に愛し合うようになった私は 『向こうの彼女』の存在がなくなったことで心の中のわだかまりが無くなり何も考えずに あなたと付き合うことが出来ていたあなたは・・・どう思っていたのだろう会っている時 あなたは 明るく楽しく優しくいつも通り・・いや・・いつもよりもっと楽しそうにしていたそんな 心安らかな日々の中で小さな疑惑を抱き始めたのは 11月の最初の金曜日『若菜 あのさ 明日と明後日のことなんだけど』『うん?』『ごめん!会えなくなっちゃった』『え~?! どうして?』『実はさ Kさんが彼女ともめてるらしくて・・』『え?ほんとに?!』『うん でさ Kさんの気持ちが良く分かるからさ』『うん そうだよね・・』『だから 少しでもKさんの話を聞いてあげたくて・・・』『そっか・・分かった』『ほんと ごめんな』『いいよ Kさんの力になってあげてね』『この埋め合わせは 今度の土日にするから』『楽しみにしてるね』そんな会話があった 11月の最初の金曜日私は突然予定が空いてしまった土日をどうしようかな~なんて 考えていた久しぶりに 一人で 買物に行こう と思いつき土曜日 朝早く 街に出たいつも行ってる店の 開店を待って 早速 買い物を始めた飾ってあるのは もう すっかり冬色新しいコートを探していた何気なく 店の向こう側を見た『・・・?』そこに見たのは Kさんと彼女が楽しそうに買物してる姿だった私は驚いて Kさんに駆け寄った『Kさん Tさん(彼女)こんにちは』『・・!わ 若菜ちゃん!』Kさんは凄く驚いていた様子だった『あ・・若菜ちゃん 買物?』Tさんの表情は ちょっと引きつったような感じだった『あの・・仲直りしたんですか?』私は思いきって訊いてみた『あ・・うん!そうなんだ!な?』『あ そうそう!そんなに大した喧嘩じゃなかったのよ~』『そうなんですか 良かったです 心配してたんですよ~』『ごめんねぇ ほら Kも謝んなさいよ~』『ごめんな 若菜ちゃん』『いえ・・それは別にいいんですけど・・・』『ん?どうかした?』『あの・・今日は Kさんと会うって聞いてたから・・その・・』『あ!そうそう!おれたち仲直りしちゃったからさ~・・』『な、何だかごめんね若菜ちゃん』『いえ・・それで 彼は 今日はどうしてるのか分かります?』『あいつねぇ・・あ!あいつ今日は車の修理に行くって』『車の修理・・ですか?』『そう 何だか最近 調子悪いみたいでさ で 今日 急に空いちゃったから 修理に行くって』『近くの修理工場なんですか?』『いや 友達が修理工場してて いつも そこに頼んでるみたいだよ 地元だから 土日かけて 行ってくるみたいだよ』『わざわざ 地元まで・・・』『そう あいつ そういうとこ 律儀だからなぁ それに 久しぶりに友達に会えるって』『そうだったんですか ありがとうございます』『いや・・悪いね』『いえ・・大丈夫ですよ じゃあ お邪魔しました~』『じゃあね 若菜ちゃん』よく考えれば ちょっとおかしな話だけど私は すんなりと KさんとTさんの嘘を信じてしまっていたでも 一応 月曜日に あなたに訊いてみた『土日は 車の修理に行ってたんだって?』『そうそう!地元の友達の修理工場まで行ってきたんだ』『そうだってね?』『でも なんで知ってるの?』『Kさんに会って 聞いたから』『あ、そうなんだ ごめんな 知らせなくて』『そんなのいいよ 気にしないで』やっぱり 本当のことだったみたいだ疑った私が バカだったのかな?でも・・やっぱり 何かおかしいあの時のKさんとTさんの 慌ててるような感じそして あなたの 不自然な話し方私の勘違いなのだろうか?私の考え過ぎなのだろうか?生まれてしまった小さな疑惑は私の心の中で 小さくなったり 大きくなったりしていた
August 9, 2005
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運動会からの帰り道相変わらず泣きながら歩く私にクラクションを鳴らす車が2台『あ!いたよ~!』『お~い!若菜ちゃ~ん!』驚いて見ると 同じ職場の先輩たちだったそのほとんどが あなたと同じ長期出向の先輩たち『遊びに行かないか?』『ボーリングしようぜ!』『いや まずは回転寿司だ』私は先輩たちの 優しい心遣いが とても嬉しくてますます泣けてきてしまった『どうした?おい!誰だ?泣かせたのは?』『おれじゃね~ぞ』『ま 取りあえず乗って』私は先輩たちにお礼を言って 車に乗ったそして先輩たちの予定通り ボーリングへ行ったもちろんスコアは 最悪だった暗くなると 近くの河原に行き皆で花火をしたとてもとても楽しい時間だった『な~若菜ちゃん 元気出せよ』『おれたちは若菜ちゃんの味方だからさ』『そうそう あの彼女さ どうしても好きになれないんだよね』先輩たちの話では・・・あなたと彼女は こっちに来る半年前から 付き合っていた彼女の家は 結構な資産家で あなたのお父さんが経営する町工場の 親会社のお偉いさんそれが理由なのか分からないが 彼女は いつも 上から物を言う性格らしいだから みんな いまいち彼女のことが好きになれない『とにかくさ!元気出していこうよ!』『そうそう!若菜ちゃんは いつも笑ってるほうがいいよ♪』『はい ありがとうございます』先輩たちの気持ちが 本当に嬉しかった落込んでたって どうしようもないんだ元気出して 明るく 前向きでいこうそう心から思った暗い顔してたって 明るく笑ってたって状況は変りはしないんだからなるようにしか ならないんだからその翌日 日曜日朝イチで あなたから呼び出された私は急いで支度をして 待ち合わせ場所へ行ったあなたは もう来ていた『ずいぶん早かったんだね』私は車の外から 言った『うん 近くの公衆電話からかけたんだ』『そうだったんだ』『乗って』『・・・後ろに乗ったほうがいいかな?』『いや・・助手席でいいよ』『うん 分かった』お互いに朝食がまだだったから ドーナツ屋に入ったあなたはコーヒーを一口飲んで 話し始めた『昨日のことは もう知ってるよね?』『うん 聞いた』『あいつ 今朝 帰ったんだ』『そう・・・』『なんか・・・ごめん・・・』『・・・』『イヤな思いをさせてしまった・・・』『そんなのは別にいいんだけど・・まだ言ってなかったんだね?』『・・なかなか言い出せなくて・・・』『昨日は・・どういう話をしたの? 結論は出たの?』『あいつとは・・別れた』『・・・・』『昨日はっきり言った あいつも納得した』『・・・ほんとに?』『ああ・・ほんとだ』『信じても・・・いいの?』『ああ・・信じてほしい』あなたは 目に涙を溜めながら そう言った愛する人が泣きながら 『信じてほしい』と言ってる私の心の中の暗雲は 綺麗に消え去っていた『ありがとう すごく・・嬉しい』私も いつのまにか 涙を流していた『こんな事があったけどさ 今まで通りでいられるかな?』あなたは不安そうに 私に訊いた『当たり前でしょ?昨日のことは もう忘れた』『・・・・・』『私、記憶力無いんだよねぇ だから もう忘れた』『・・・若菜・・・』『だから・・あなたも・・もう忘れて』『若菜・・ありがとう・・おれも忘れるよ』『うん! じゃあ もうこの話は やめよ?』『そうだな』あなたは ふっと明るい顔になり 『あ!そうだ!』『?』『昨日 みんなでボーリングに行ったんだって?』『あ うん!楽しかったよ♪』『ずるいよなぁ で、スコアは?』『最悪・・・90・・・』『90?! それはなかなか取ろうと思っても取れるスコアじゃないな』『昨日は仕方なかったんです!』『じゃあ 今から行くか?』『うん!今日は頑張る!!』こうして 私とあなたは 元通りになった私は これ以上無いくらいの 幸せの中にいたこれで私は 本当にあなたの彼女になった私だけが あなたの彼女昨日の涙が 昨日の苦しみが 遠い日の思い出のように感じていたもう 私を泣かさないでもう 私を 離さないでこれからも 永遠に
August 5, 2005
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夏が終わって 季節は秋でも秋とは名ばかりで 残暑の厳しい日が続いていた私とあなたは 順調に愛を育んでいた最近は私が会社帰りに 買物をして あなたの部屋へ行き夕食を作って 一緒に食べる という感じのデートを重ねていただから あなたの部屋には必然的に 私の持ち物が多くなっていたお気に入りのお鍋 フライパン あなたが選んでくれた可愛いエプロン何枚かの私の着替え おそろいで買った2人分のお茶碗 お箸 コップ マグカップ私が置きっぱなしにしている あなたから貰った麦わら帽子そして あなたの部屋に飾ってある写真もいつのまにか 向こうの彼女の写真から私の写真に変っていたなんといっても それが一番嬉しかったあなたの部屋から 向こうの彼女の影が消えていくほどに私は心の底からの嬉しさと幸せをかみ締めていたそんな秋の日近いうちに会社の運動会があるということだった私は新人なので 参加・不参加を選ぶ権利はない当然のように参加させられ 数種類の種目に出ることも決められていた運動が苦手な私は おおいに困っていたけどあなたは妙に張り切っている『そっか!そんなにたくさん出るのか~ すごいなぁ』そう言うと 私の頭をなでながら笑った『困るんだよねぇ・・まぁ新人だから仕方ないけど』『おれは出ないけどさ 若菜の写真をいっぱい撮る!』『え~?いいよぉ 写真なんて・・・』『そんな事言うなよ~ 自慢のカメラ持っていくから』『う~ん・・・』困った顔をしてた私だけど 実は楽しみにしていた運動会の日は あなたに会えないと思っていたから・・『じゃあ 運動会が終わったら ご褒美くれる?』『うん!くれる くれる! 何か美味しいものでも食べに行こう』『うん!じゃあ頑張る!』あまり気乗りのしない会社の運動会だけど終わってからのことを考えてれば なんとかなるかな?運動会当日あなたには私の出る種目と開始時間を知らせてあるだから もうすぐ来るはず私は数カ所ある出入り口を 頻繁に見ていた時間はどんどん過ぎていき私も数種類の種目を終わらせていたあなたは まだ 来ない・・・ふと 出入り口を見ると Tさんが『おいでおいで』していたTさんは あなたと同じアパートに住む 同じ職場の人確か 地元も一緒だと 言ってた私は小走りで Tさんに近づいた『よぉ 頑張ってる?』『はい でも 疲れました』『だよなぁ 疲れるよなぁ』そう言って笑っていたTさんの顔が 急に真面目になった『あのさ 今日 あいつ来るって言ってたんだよね?』『はい 10時には来るって 言ってたんだけど・・』『あいつ 来ないよ』『?! えっ?』『実はさ 今 地元の彼女が来てるんだ あいつの部屋に』『!!!』『なんだか昨日の夜 あいつが仕事中に来たみたいでね』『・・・・・』『で 部屋に入ったら・・若菜ちゃんの帽子とか色々あったみたいで』『・・・・・』『泣きながら 隣のKさんの部屋に来たって 彼、こっちで付き合ってる人がいるんですかって訊いたみたい』『そうだったんですか・・・』『Kさんは 知らないって答えたらしいけど。 だから あいつは今 彼女と話し合ってるんだ』『だから 来れないんですね』『そう』『教えてくれてありがとうございました』『いや いいんだ』Tさんは そう言うと 手に持っていた麦わら帽子を私に差し出した『これ 若菜ちゃんのだよね?』帽子は 薄汚れていて 形が崩れていた『彼女が怒って踏み潰したらしいんだ で 放り投げたらしくて うちの前に落ちてたから』『・・・ありがとうございます』Tさんから帽子を受け取ると 涙があふれてきてしまった『若菜ちゃん・・・大丈夫か?』『あ はい・・すみません・・・』『辛いよな・・・あとどのくらいで運動会終わるの?』『あと2時間くらいです』『頑張れ 体を動かしてたほうが気はラクだぞ』『はい 本当にありがとうございます』その後のことは ほとんど記憶にない気がつくと 運動会の全てが終わって体育館のそばを歩いていたとうとう恐れていたことが 現実になってしまった向こうの彼女にばれた そしてアパートでは大騒ぎになってるらしい向こうの彼女にばれたあなたは まだ 言ってなかったんだね・・・これから 私は どうすればいい?私に出来ることは 何もないの?一向に止る気配の無い涙 私は・・・どうすればいい?
August 4, 2005
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明日から お盆休み8日間しばらくの間 あなたと会えなくなる...あなたの部屋で 寂しさを忘れるように休み明けのことばかり話していたあなたは急に 真面目な顔をして言った『向こうに帰ったら あいつと会うんだ』『・・・・・』私は何て答えて良いか分からずに黙っていた『会ったら はっきり言うつもりだよ』『・・・何を?』『別れようって』『・・・・・』『ちゃんとしてくるから だから何も心配することないから』『うん』『だから安心して待ってて』『うん』『お土産も買ってくるよ』『うん』そうして あなたは 里帰りをした私は私で 休みの間は友達と遊んだりしてそれなりに楽しんでいたでも ふと思い出すのは あなたのこと今頃は彼女と一緒かな?もう彼女に あのこと 言ったのかな?・・・本当に 言ってくれるのかな?楽しさと苦しみと 半々の お盆休みが終わった休み明け なんともダルい 久々の出勤あなたは普通勤務なはずだから 仕事が終わったら 久しぶりに会える職場では 普通に挨拶をする周りに気付かれないように そっと目配せをする 久しぶりだね 元気だった? 仕事が終わったらね8日ぶりのあなたとの時間を 楽しみにいつになく 仕事にも力が入る長い長い8時間が過ぎ 会社から少し離れた場所で 待ち合わせ『今日は暑いから ドライブに行こう』あなたはそう言うと いつもの場所に車を走らせ始めたいつもの場所・・・それは空港の滑走路脇の細い私道私道だから 車もほとんど通らなくて とても静か日によっては 着陸してくる飛行機を すぐ横で見れるしターミナルの灯りも とても綺麗に見えるそんな とっておきの場所車を止めると あなたは ディズニーランドの可愛い袋を差し出した『これ お土産』『わ~♪ 可愛いね~ ありがとう』袋の中には ミッキーマウスのぬいぐるみが入っていた『ディズニーランドに行ってきたんだ?』『うん』『彼女と?』『・・・彼女は 若菜だけだって言ったろ?』『あ そうだよね・・ごめん・・』『あいつと行ったんだ』『そうなんだ 楽しかった?』『楽しかったけど おれは若菜と一緒に行きたかったなぁ』『私も行ってみたいなぁ・・まだ行った事ないから』『じゃあ 今度 一緒に行こうよ』『連れてってくれるの?』『何度でも 連れてってあげるよ』『やったぁ♪』今日のあなたは 何となく おかしかった私は思いきって 気になってる事を訊いてみた『あのさ・・あの事・・どうなった?』『あの事? あぁ・・ダメだった』『?』『今回はどうしても言えなかったんだ・・ごめん・・・』『・・・そっか・・仕方ないよね?』『ごめんな・・次は絶対に言うから』『うん・・信じてる・・でも 無理しないで』『あいつも うすうす感じてはいるらしいんだ』『そうなの?』『うん だからさ もう少し待っててくれるか?』『いつまでも・・待ってるから』『ありがとう ごめんな・・若菜・・愛してるよ』『私も・・愛してる』ターミナルの綺麗な灯りの中で 8日ぶりに あなたと キスを交わしたあなたは 私を 強く強く 抱きしめると『愛してるよ 若菜 愛してる』と 何度も何度も 繰り返していたあなたに抱きしめられる度に あなたに愛してると言われる度に私の中で あなたへの愛と 不安とが 同時に広がっていったきっと 次は 言ってくれるよね?きっと もうすぐだよね? あなたの恋人が 私だけになるのは・・・ここは北国 お盆休みが明けると 朝夕には 少しずつ 秋の気配が漂ってくる私とあなたの 夏が もうすぐ 終ろうとしていた
August 2, 2005
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あなたとのデート もう何回目を数えたのだろう?梅雨も明け まさに『夏』といった暑い日が続いていたその間 あなたの友達にも紹介してもらったり私の友達にも会ってもらったりして私とあなたは自他とも認める恋人同士になっていた海と空港が大好きな私のためにあなたはちょくちょく空港や空港そばの海に連れてってくれたその日も お気に入りの防波堤に座り着陸してくる飛行機を見ながら 2人の時間を楽しんでいた勇気 あとちょっとの勇気私はなぜだか 今なら あとちょっとの勇気が出せそうだったでも・・自分からどうやって切り出せばいいんだろう?女のほうから・・そんなこと言ってもいいのかな?私はおおいに悩んでいた明らかにおかしな雰囲気に気付いたあなたは『どうしたの?今日はずいぶん静かなんだね』と笑って言った私はもう半分ヤケになって 笑いながら言った『いや、あのね~ 今日は何だか勇気が出せそうなんだよね~』あなたは私が何を言ってるのか すぐに分かったようだった『無理しなくてもいいんだよ』『む、無理なんかしてないよぉ』『だって・・顔がひきつってるよ』『こ、これは、こんな事言うの恥ずかしくて ひきつってるだけで・・』あなたは優しく微笑み 私を引き寄せ ぎゅっと抱きしめてくれた『本当に・・いいの?』『・・・うん』あなたが連れてってくれたのは 夜景を楽しめるホテルの最上階私は ここがラブホテルじゃないことに 安心したやっぱり 最初からラブホテルなんて イヤだったから別々にシャワーを浴びた シャワーを浴びてる間・・いや この部屋に入ってから私はこれ以上ない、というくらいに緊張していたそれから ちょっと夜景を見て お話して・・・・・私は 大人になった全てあなたのものになったそして・・やっぱり・・痛かったあなたは 私の頭を そっとなでた『若菜 愛してるよ』と囁きながら 何度も 何度も 私の頭をなでた帰りの車の中私は何となく恥ずかしくて なかなか会話が弾まなかったあなたは そんな私を どう思っていたのか分からないけど私が車から降りる時に そっとキスをして 言った『ごめんね でも おれ 本当に若菜を大切にするから 今日の若菜の気持ち とても嬉しかったよ だから 明日は 若菜の笑顔を見せてほしい』『うん ごめんね ありがとう』自分の部屋に戻り 今日のことを考えた今日 私は大人になった とっても好きな人が 私を愛してると言ってくれてるそして 大切にするって 言ってくれてる私は 本当に 幸せだなぁそんなことを延々と考えながら 今の この幸せを かみ締めていたあなたを愛する気持ち あなたを信じる気持ちにほんの少しの曇りもなかった気がつけば もうすぐ お盆休みが来る頃だった
July 29, 2005
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あの日から 恋人同士になった 私たちは毎日のように 会っていた平日は仕事が終わってから 数時間のドライブを楽しみ休みの日には 映画やショッピングへと出掛けたそんなある日 私は初めて あなたの部屋へ行く事になった出向でこちらに来てるあなたは アパートでの一人暮しそのアパートは 会社が一括して借りているものなので住民は 皆 会社の人たちばかりだったあなたの部屋は 2階の一番奥バス・トイレ付きのワンルームだった男性の一人暮しの部屋に入るのは 初めての事だったふと 右の壁に目をやると 一人の女性の写真が飾ってあった白い半そでのワンピースを着て 楽しそうに笑っている女性『これ 彼女?』私がそう聞くと あなたは慌てて写真をはずし引き出しに入れた『ごめん・・はずすの忘れてた』『・・・別に いいよ』『あれは彼女じゃないよ おれの彼女は若菜だろ?』『・・・うん』『・・あ!これさ~ この本!面白いんだよ』焦って話題を変えようと 必死になってるあなたに思わず笑ってしまった『笑うなよ ほら、こっち来て 一緒に見ようよ』『うん!』先日から あなたが面白いと絶賛していた本を2人で笑いながら見ていると あなたが突然 私の肩を抱き寄せ 言った『せっかく遊びに来てくれたのに イヤな思いさせてごめんな』私は黙って 首を横に振った『でも信じてほしい 今おれが愛してるのは若菜だけだよ』私は また黙って うなずいたあなたは 私の頬に 両手をそっとあてたそして あなたと初めて 口づけをかわしたドキドキしていた 嬉しいけど ちょっと怖かったあなたは そのまま 私の胸に手を置いたもちろん そういう事もあるだろうと 考えてはいたけどついつい あなたの手首をつかんで いやだ と言ってしまったあなたはちょっと寂しそうな顔をして『ごめんね おれ 若菜の気持ち考えてなかったね?』と言った『・・・・・』『やっぱり あの写真が 気になってるんだよね?』『・・え? 違うよ。それは もういいの』『そうなの?』『うん でもね・・そんな事じゃなくてね・・』『うん?』『あのね・・私ね・・こういうこと した事ないの・・』『あ・・』『だからね・・ちょっと怖かっただけ』『そっか・・そうだったんだ』『うん・・・』思わず泣き出してしまった私の涙を あなたは優しく ぬぐってくれた『じゃあ もっともっと若菜のこと 大切にしなきゃな』『ごめんね・・・』『謝ることないんだよ よし!気分変えてドライブに行こう』『うん』あなたは 私のこと 大切にしてくれてるもちろん 私も あなたのことが 一番大切だよでも どうしても あと一歩が踏み出せないでいるごめんね あなたを傷つけてしまったかも知れないねあとちょっと 勇気が出せれば 私は完全に あなたのものになるあとちょっとの勇気 出せるかな・・・・・
July 27, 2005
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土曜日いつもの土曜日よりも1時間ほど早く起きたいつもより念入りにシャンプーをしていつもより念入りに髪型を整えた昨日の夜は着ていく服を選ぶのに だいぶ時間を費やした結局 無難な水色のワンピースを選んだ10時ちょっと前に 家の前に立つほとんど同時にあなたの車が角を曲がって来るのが見えた『今日は山のほうへドライブに行ってみようか?』と あなたが可愛い麦わら帽子を差し出しながら 言った『うん 山もいいよね』『これ 似合いそうだと思って 買ってきたんだ』ブルーのリボンがついた 麦わら帽子私はちょっとだけ とまどいながら かぶってみた『ほら!やっぱり良く似合うよ』『そう?ありがとう』あなたからの 初めての プレゼントだねこの麦わら帽子 一生大切にするね車の中では いつものように 杉山清貴が流れていて私とあなたは 会社のこと 友達のこと 最近行ったお店のこと...たあいのない世間話のような会話を 楽しんでいた今日の目的地は とっても見晴らしの良い 山の展望台天気にも恵まれ 眼下には森や川や街が広がり 素晴らしい眺望を 二人で楽しんでいた私とあなたは相変わらず たあいのない馬鹿馬鹿しい話で笑いあっていた突然あなたが真面目な顔になり 笑いを消したどうしたんだろう?心配になり 訊いた『どうしたの?』『あのね ちょっと真面目に聞いて欲しい話があるんだけど』『・・・うん 何?』私は絶望していたやっぱりこれが最初で最後なんだろうそれを言いたいのだろうそう思うと寂しくて 少しだけ涙目になりながらあなたの言葉を待っていた『おれに彼女がいるって 知ってるんだって?』『・・・うん 知ってる』『Sさんから聞いたんだ 若菜ちゃんは彼女のこと知ってるって』Sさんとは 彼と仕事上のコンビを組んでる人Sさんと彼は 歳が近いから プライベートでも仲良しだ『そっかぁ Sさんが・・』『うん それでね 若菜ちゃんの気持ちが訊きたくて』『私の気持ち?』『うん』そんなこと訊かれたって 私は何て答えればいいの?彼女がいるあなたに 『好き』って言える?言えないよ だって この先も 同じ職場で顔を合わせるんだよ?だったら いっそのこと この気持ち 隠しちゃおうか『職場の先輩と後輩』のままでいたほうが・・・返事出来ないまま そんなことを考えていた『あのね』あなたが先に口を開いた少し膝を折って 私の目線に合わせると私の目を じっと見詰めて 言った『おれは 若菜ちゃんのこと 本気だよ』『!!! え・・・?』『若菜ちゃんが入社してきて 初めて見た時から気になってたんだ』『え・・・でも・・・でもさ・・・』『うん 分かってる。 確かに おれには地元に彼女がいる。 でも・・ほんとはこんなのダメなんだろうけど・・・ 若菜ちゃんのほうが好きなんだ。もうどうしようもないんだ』『ほんとに?今 そばに彼女がいないから そんなふうに思ってるだけなんじゃないの?』『違う!おれは本当に若菜ちゃんのことが好きなんだ』『・・・・・』『・・・若菜ちゃんは? 若菜ちゃんの気持ちはどうなの?』『私は・・私も・・Tさんのこと・・好き』『ほんとに? じゃあおれと付き合ってくれるか?』『うん』『・・良かった・・・断られたら会社辞めようって思ってたからさぁ』大きな安堵のため息をつき 笑いながら そう言ったあなたは眼下に広がる景色に目を向けた そして 私のほうを振り返り『おれ こっちに来て 本当に良かったと思ってるよ』 と言ったそして 私の右手を そっと握った私は 相変わらず 複雑な気持ちのままでいたあなたと気持ちが通じ合ったのは もちろん とても嬉しいけどでも 彼女に対しての 後ろめたさもあった自分の立場になって 考えてみると 素直に喜べなかったでも・・今は あなたを信じていくしかないんだよね?信じててもいいんだよね?きっと ずっと このままなんだよね?私が 私だけが あなたの彼女なんだよね?遠くに見える水平線の光が きらきらと輝いていた
July 26, 2005
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まだ2人しか登場してないけど取りあえず 登場人物の簡単な説明をします ☆私(若菜)→地元高校を卒業し、地元の企業に勤める18歳 背は小さいほう ぽっちゃり型 丸顔で髪型はポニーテールにしていることが多い 性格は明るく元気 その反面 表に出すことはないが考え込みやすいタイプ ☆あなた(Tさん)→高校を卒業し、地元の企業に勤めた22歳 今は地方の工場に 長期出向中 背が高く痩せてるほう 性格は明るく話好き 非常に優しい トラブル対処は下手 地元に交際半年の彼女がいるこんな感じです。お話が進んでいけば 違う人物も登場しますがそれはその都度 人物の説明を文中に入れていきたいと思います正直、文章を書くのは得意なほうではないのですが自分の思い出を書きたくて 始めましたどうぞよろしく
July 25, 2005
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少しずつ薄暗くなってきた浜辺を 2人で歩いていた私は自分の胸の鼓動が 高まっていくのを感じていたこれは恋なのだろうか?違うのだろうか?そんなとまどいを隠すように 私は妙にはしゃぎながらとりとめの無い話をしていたあなたは そんな私の どうでもいい話を優しい笑顔で聞いていてくれてるちょっと生ぬるい潮風に吹かれながら 1時間くらい話しただろうか?なぜか いたたまれなくなった私は『もう帰らなきゃ』 とあなたに言った家に帰り ちょっと熱めのお湯に浸かりながら今日の出来事について 考えていたきっと 何も深い意味なんてないんだ私だって あの人に恋してるはずなんてないここから何百キロも離れた場所で あの人の帰りを待ってる彼女がいるんだから友達以外の男の人とドライブするなんて 久しぶりだったからちょっと舞い上がってるだけなんだそう自分に言い聞かせていた翌朝 いつも通りに出勤する 始業時間には まだあるから 休憩室で読書にふけっていた周りが突然 賑やかになったから ふっと顔を上げると夜勤明けの人たちが 仕事を終えて 休憩室に入ってきていた『おはようございます』『おはよ~』朝の挨拶をしていても 目は あなたを探していたいた! あなたも私を見つけたようで こっちに向かって歩いてくる『あ おはようございます』『おはよう 昨日は楽しかったね』『あ はい! 送ってもらってありがとうございました』『うん またどこかに行こうね』『はい また』『明日は?土曜日だし 何か予定ある?』『明日・・? 予定は無いけど』『じゃあ 明日! 何時に迎えに行けばいい?』『え・・あ・・じゃあ10時・・』『10時ね 了解。 じゃあお先~』そう言うとあなたは 休憩室を出て帰路についた一人になった私は また 異常なほどの鼓動の高まりを感じていた昨日 お風呂で否定したけど・・・間違いない これは恋 私は あの人に 恋してしまったんだどうしよう?どうしたらいい?どうにもならない恋だよ 初めから勝ち目のない恋だよ泣きをみるのは分かりきってる恋だよでも もうどうしようもなかったとまどいと同時に 明日を楽しみにしている自分がいた
July 25, 2005
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どうしようか?どうしようか?と悩んで数日が過ぎた残業を終わらせ会社からの帰り道いつものようにウォークマンのスイッチを入れた耳に流れ込むサザンの唄に調子を合わせながら歩いていた歩く私の横を通り過ぎてった車 Uターンして戻ってきたそれは 白いソアラだった反対車線に止まったソアラから顔を出したのは あなただった『今 帰り? 遅かったんだね。残業だったの?』『そうなの 2時間も残業しちゃった』『送ってくよ 乗って』『いいの?』『いいよ』私は片側1車線の道を横切り 助手席のドアを開けた初めて開けたあなたの車のドアは 思っていたより重かったちょっとだけためらってる私ドアを開けたのはいいけど なかなかシートに座ることが出来ずにいた『大丈夫 ヘンなところには行かないから』そう言ってあなたは笑った あなたの笑顔を見て 私の心の中で何かがふっきれた気がした助手席に座って ドアを閉めたカーステレオから流れていたのは 杉山清貴の新しいアルバム『若菜姫。ソアラの乗り心地はいかがでしょうか?』あなたはふざけて そう私に聞いた『うん。すごくいい』『今日は まっすぐ帰らなきゃいけないの?』『別にそんなことないけど?』『じゃあさ ちょっとドライブに行かない?』『うん いいよ』『どこ行きたい?』『どこでもいいけど...じゃあ空港見に行きたい』『かしこまりました 若菜姫』あなたは またふざけて そう言うと空港に向けて 車を走らせた助手席から あなたの横顔を見たとっても 楽しそうだった少しの曇りもない表情だったどうして? どうしてそんなに楽しそうなの?これは何なの?あなたはどうして私をドライブに 連れてってくれるの?私が同じ職場の後輩だから?偶然 会ったから ただなんとなく?このドライブには 何の意味もないの?友達と遊んでるのと 同じなの?そんなことを考えながら 助手席に ただ座っていた遠くに空港の誘導灯の明りが 見えてきた
July 22, 2005
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毎年、この季節になると今でも思い出すことがある18歳高校を卒業して無事に社会人になった4月の入社式毎日、ドキドキの連続だった新社会人生活そして仕事にも ようやく慣れてきた梅雨の真っ最中ある五月晴れの朝 あなたと初めて言葉を交わした数日前に見かけたあなたの車が私の好きな車だったから思いきって言ってみた「ソアラに乗ってるんですね」「そうだよ」あなたはちょっとだけ驚いたような顔をしてた「私、ソアラって好きなんですよ」そう言った私に あなたは笑顔で「じゃあ今度 ドライブに行こうか?」あなたのことは入社した頃から知っていたあなたが地元の人じゃない ということ長期の出向でこちらに来てる ということ2年ぐらいで帰ってしまう ということそしてあなたには地元に彼女がいる ということあなたの帰りを待ってる彼女が...なんて返事をしたらいいんだろう?もちろん あなたとドライブしたいでも あなたには彼女がいる彼女がいる人と ドライブなんてしてもいいのかな?いいわけない 絶対にいけないこと18歳の私自分の感情と 世間の常識との 間に挟まって...だから ちょっとだけ 返事を待っててもらった
July 21, 2005
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今日から少しずつ思い出話していこうと思いますその前に自己紹介楽天イーグルスさんの本拠地に在住生まれも育ちも同じです80~90年代に青春を謳歌した年齢現在は既婚・1児の母今、はまってるのは 『水曜どうでしょう』好きな食べ物は 『マンゴープリン』好きなタレント 『織田 裕二』『坂口 憲二』好きな言葉 『人生 楽ありゃ 苦もあるさ』その他の好きなもの、好きなこと ・飛行機(旅客機や戦闘機)を見ること ・経営シュミレーションのゲーム ・読書(主に西村京太郎さんの小説) ・自然の中でボ~っとしてること ・カラオケ(古い曲しか唄わないけどw)こんな感じの私ですが、どうぞよろしくお付き合いくださいね
July 14, 2005
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