2010年10月22日
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カテゴリ: 野鳥、野生動物

しょんぼり

殺された熊の映像に胸が痛むのはもちろんですが
捕獲されて山へ放たれた熊たちも食べるものがないとすれば
熊に餓死しろと言ってるようにも感じられて
ただ単純に殺されなくて良かった、と喜ぶ気持ちにはなれません

熊のニュースを見聞きするたびにほんとうに可哀想で悲しくて辛くなります
これは、私が理屈抜きに感じる感情です
皆さんも同じように感じておられる方がたくさんおいでと思います

山里の柿などは熊の餌となるので放置するな、とか


奥山に餌がないから飢えて里へ下りてくる
里にも餌がなければさらに街のほうへ下りてくる

下りてくれば怖い人間に脅されてパニックになるし殺される

このままでは熊は絶滅への道を歩むほかないですよね


◆9月末現在の補殺数(非補殺数)
ツキノワグマ 1718(243)
ヒグマ     402(3)
環境省速報値 より



人を襲う熊、怖い熊、という印象を受ける内容の
報道が多いように思いますが、本当に熊は悪者なのでしょうか

確かに熊と遭遇したときを想像すると怖いのは確かですが


そんなことはないですよね
いなくなっていいわけないですよね

日本に野生の熊がいるってとってもステキなことじゃありませんか
熊を大切にして人と共存できたら、それは日本が誇れることだと思います

じゃあ、それにはどうすればいいのかなぁ~


奥山に広葉樹林を再生することが急務のことのように思います

熊が熊本来の生活圏で熊らしく生きてゆくためには
奥山の広葉樹林の森が絶対に不可欠なのですから

熊が安心して住める森の大部分を杉とヒノキに変えてしまったことも
原因となっているのですから、森を熊に返してあげれば良いんですよね

繰り返される人と熊との悲劇を繰り返さないために
国を挙げての奥山広葉樹林の再生への取り組みを強く望みます

奥山広葉樹林の再生は熊だけが恩恵にあずかるのではありません
森の再生は人をも含めたすべての生き物のためでもあるということ

みんなで、もう一度考えてみましょうね

2008年3月8日の記事 も読んでみてね




くしくも今年は 国際生物多様性年

環境省のYou Tube 見てみましょう

地球のいのち、つないでいこう~身近な生物多様性~

熊たちも同じ大切な命ですよね


政府が出した 生物多様性国家戦略2010 の中で熊に触れられている個所を探してみました


シカやイノシシのように個体数が著しく増加している種がある一方、
西日本の一部の地域のクマのように個体数の少ない個体群もあります。
個体数が増加しているシカ、イノシシなどについては、
農林水産業被害などの人間活動などとの軋轢を回避するために、
科学的・計画的な総合的判断に基づき個体数の調整などを行うとともに、
西日本の一部の地域のクマなどについては、保護地域制度を活用しつつ
生息環境の保全を図るなどの措置を講じ、計画的な保護管理を推進します。



むむむ、
熊が危機的に減ってるとすればなんだか悠長な感じがしないでもありませんね



さて、長い目でみての熊の保護には森の再生が必要

でも今年の熊たちが街へ下りて来ないようにするためには
どうすれば良いでしょうか

日本熊森協会 がドングリを集めています

くまもりNEWS
ドングリ集めについての注意点は
知らせたいこと を読んでくださいね



ということで、私もドングリを探しに行ってみました

というか、犬の散歩ついで、です

が、道路に落ちてるドングリはほとんどが粉々

ハイキングコースにあるドングリは、土と落ち葉に埋もれてて、、、

これを一粒一粒集めるのは、とんでもなく時間がかかって大変そう

うーん、これを私一人でやるのは無理だわ~~

なんだかんだと言っててもヘタレな私でっす

と、気落ちしていたら、、、、


クリ、リンゴ、ナシでもいいようですよ
〈求む、不要のクリ、リンゴ、カキ、ナシ〉


クマたちのために山に運ぶ食料は、
クマの生息地にある食べ物に限っているそうです。
ですから畑で採れた野菜や穀物は対象外とのことです。
ハチミツもOKとのことでした。

また、これは餌付けではありませんので
誤解のないようにお願いいたします

くまもりNEWS



一方で、ラジオでこんなことを聞きました

熊を捕って生業とする猟師が減っったので熊は生息数を増やしている
だから、山の餌だけで足りなくなって人の眼につくようになったのだ

これは、投書での意見でしたが、
こういうふうに感じられる方もいるということですね

はたして熊が増えているのか、減っているのか、、、
キチンとした生息数の把握さえできていないのが現状

ある地域では増えてるかもしれない、けど
別の地域では減っているかもしれない
で、全体的に、熊は減ってるのか増えてるのか

これから熊と人が共存できる豊かな森をつくるにはどうすれば良いのか
まず地域ごとの熊の生息数と森の状態の現状把握が必要なように思われます
熊が減ってるにしても増えてるにしてもこの現状のままでは、いけないですね

それから熊が人を恐れなくなったということも問題
これは猟師が減ったこと、山に住む人が減ったこと
猟犬が減ったことなどが原因だとか
人間の食べ物の味を覚えさせないことも大事ですね


とりとめもなく書きましたが
いずれにしても、熊が人の住むところまで下りてくる、ということは、
山での食糧が足りてないことは確かなことと思うのですが、
皆様はいかがお考えになられるでしょうか


≪参考≫

★ヒグマについては
北海道野生動物研究所

★環境省 クマ類出没対応マニュアル
★環境省 クマに注意!ー思わぬ事故をさけようー


【追記】 参考になさってください
ツキノワグマ事件簿



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最終更新日  2010年10月23日 23時04分31秒
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