とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

プサン海戦



75話 5月21日 放映

板屋船20隻を建造するという李舜臣の方針に将校たちは憂慮を表す。
船を建造すれば、搭載する火砲も作らなければならず、3回に渡る出陣で火薬も底をつこうとしていた。日本軍が朝鮮軍に恐れをなしている時なのにそこまでする必要があるのかという不満の声もあがった。しかし李舜臣は戦乱中はいつでも最悪を考えなければならないと、徹底的に出陣準備をするという主張は変わらない。

閑山島での大敗以来朝鮮に駐屯する部隊への伝令を一切中断した。勝利への最後の手段である。伝令が途絶え不安になった将校たちは、それまで個人の戦績のために戦うのをやめ、戦略を共有し合い始める。初めての戦略的共攻で小西行長はピョンヤン城奪還戦に出てきた明を打ち破る。

これにより小西は朝廷を圧迫し、朝廷は唯一連戦連勝をおさめている李舜臣に、即刻日本の本陣「プサン」を攻撃するように命じる。
偵察部隊により、朝鮮全土の日本軍の動きを把握している李舜臣は、プサン攻撃は時期尚早であると、御命は受けられないというのだった。




76話 5月 22日 放送

御命を受けない李舜臣に憤怒する宣祖は即刻李舜臣を捕らえる命令を下す。朝廷内でも李舜臣の忠誠心を疑い始め、全羅右水師イ・オッキと慶山右水師元均は、李舜臣に合同訓練の不参加を伝える。
そのような中、全羅左水営内部でも出陣すべきだという意見も出始める。ジョン・ウンは李舜臣に将校たちが信じて従えるのは将軍だけであるとし、将軍が朝廷の命に背き指揮権を喪失しないように願うと忠心を見せる。李舜臣は指揮権を失うわけにはいかないが、そのために妥協する考えもなかった。
朝廷の李舜臣を捕らえよとする動きは光海君にまでも伝えられた。光海君はすぐさま議州に駆けつけ、信じられる将校は李舜臣だけである、全羅左水営に李舜臣を説得できる人物を派遣すべきと提案する。これにより、ユン・ドゥスが全羅左水営に急派されるが・・・



77話 5月28日 放映

元均を監禁し兵を率い全羅左水営に向かうイ・ヨンナム。
元均もイ・ヨンナムを追いかける。
慶州右水営の指揮権をめぐり、二人の間に緊張が走。李舜臣は上官の命令に背いたイ・ヨンナムを捕らえ、元均にイ・ヨンナムの処分を任せる。
ユン・ドゥスが議州に李舜臣を押送しなかったことを知ると、日本の将校たちは緊張する。
脇坂は慎重な李舜臣はすぐにはプサンを攻撃しないだろうと言い、水軍再建に力を入れるときだと提案する。
李舜臣が無事であることにやはり不満な小西は、李舜臣が海戦に集中できないようするのと同時に、全羅道攻略のための橋頭堡となるチンジュ城攻撃を計画する。
徐々にチンジュ城に近づき始める日本軍に圧迫感を感じたクォン・ユルは、李舜臣に陸地防衛のための兵力支援を要請するが、李舜臣はプサンに宣戦布告する。
李舜臣の率いる艦隊がプサンに向かう安骨浦の手狭な水道に、日本軍は火砲を設置し朝鮮艦隊が射程距離に入ってくるのを待ち、一斉攻撃の準備をする。



78話 5月29日 放映

朝鮮艦隊は安骨浦水道を無事に通過した。
九鬼嘉隆と藤堂高虎は朝鮮水軍の陸地からの奇襲攻撃にふいをつかれたのだ。
しかし脇坂は李舜臣はプサンに上陸するかもしれない、陸地での決戦を待つばかりだと勝利の手応えをつかんでいた。
朝鮮水軍は、何層にもなるプサンの防衛を突破するが、日本がすでに要所を押さえている。
陸地から飛んでくる火砲攻撃の被害を最小限に押さえるため「長蛇陣」で突撃する朝鮮艦隊。
日本軍は海上に出てこず、陸地だけで攻撃したが、朝鮮水軍は不利な条件下でも接戦を繰り広げ、停泊している敵船を分滅した。
熾烈な戦闘中、元均の船が舵の故障で陣を離脱するのを見たジョン・ウンは、元均を助けるために自分の船を向かわせ・・・


<とぶわにの感想>
ジョン・ウンは李舜臣の配属最初から李舜臣に不満を持っていた人物です。本来元均のような勇ましさこそ軍人の本文だと思っていたので、深く戦略を練り、勝算がある場合のみ出撃する李舜臣のやり方には不満が多かったのです。

しかしだんだんと李舜臣の思慮深さに感化されるようになり、このプサン海戦で誇りを持って戦死します。

ドラマでは方向を失った元均の船を救うために、あえて追いかけて来る敵に向かっていきます。そして日本軍の大砲の砲弾が船に落ちると、身を犠牲にしてその砲弾に覆い被さります。

そして、爆死。

あのジョン・ウンが散って行って、李舜臣もどんなに残念だったでしょうか・・・


次は 命懸けの篭城 偏 キムシミンの篭城作戦なるか!?

めにゅう 登場人物 1-4話

あらすじと感想 10 11 12 13 14

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