こどもたちの笑顔のために

○　そのこは、わたしの　はたけ　にはいって　いも　をとっていました。　「　そこはわたしの　はたけ　だよ　」　といってもやめません。　さらにちゅういしようとしたら、こちらにぶつかってきたので、しかたなくつかまえました。

○　すると、そのこのおやが、すごいかおをして　「　そこはわたしのはたけだよ　」　とおこってきました。　そして、そのこのおやの　はたけ　にまちがえてはいってしまったわたしのこをつかまえたのです。

○　わたしは、わるいのはこのこなんだけどな…　とおもいましたが、ゆるしてあげることにしました。　でも、そのこのおやはまだおこっているのです。　わたしのこをかえしてくれません。　そればかりではありません。　「　あやまれ　」　「　おかねをはらえ　」　といいつづけています。

○　そこのうちは、いまはたいへんなおかねもちなのですが、わたしのおじいさんのじだいはとてもまずしかったそうです。　わたしはよくしらないのですが、そのころ、わたしのうちはそのこのうちをとてもいじめていたそうです。　わたしは、はやくうちのこをかえしてほしいとおもいます。