『フラガール』
昨年の夏から見に行きたいと思っていた映画です。
それが、秋になり、冬になり、遂に年を明けてしまい、映画館もレイトショーでやっと見る事ができました。
一言で云うと、良かったです。(笑)
主演の松雪泰子が身体を絞り、本当にダンサーに見えました。
その松雪以上に、蒼井優が光っていました。昔、『花とアリス』の映画批評でも蒼井優の演技を褒めた記憶がありましたが、この子凄いです。
最初は、やぼったい田舎娘なんですが、最後は圧巻です。
会話が少ない映画ですが、行間が巧く描写されています。そして、その行間を松雪、蒼井共に見事に演じきっています。
豊川悦司、しずちゃん、富司純子、岸部一徳、徳永えりもそれぞれ光っています。高橋克美、志賀勝、寺島進も物語に良いエッセンスを加えています。
ジェイク・シマブクロによるウクレレとスチール・ギターの音色が妙に心にしみます。
もし時間があるなら、見てください。お勧めです。
私の評価は2000円。多分、邦画で2000円付けたのは久々だと思います。
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