D. C. 近郊では冬鳥です。D. C. 近郊を含む北米中部・東部・南東部で冬鳥としてみられるのはRed (Taiga)タイプ (P. i. iliaca)で、夏はカナダ北部に分布します。他に、カリフォルニア州南部で冬鳥、北部で夏鳥になるThick-billedタイプ (P. i. megarhyncha)、カリフォルニア州を含む北米西部内陸部で見られるSlate-colored (Interior West)タイプ (P. i. schistacea)、カリフォルニア州・オレゴン州など西部海岸部で冬鳥のSooty (Pacific)タイプ (P. i. unalaschcensis)、などがあります。図鑑で見ると、東部で見られるRed (Taiga)タイプが一番赤茶色っぽく、他は西側に分布し、背中がやや暗い色になるようです。さらに、カナディアン・ロッキーでは、RedタイプとSlate-coloredタイプの中間が見られるとか。
写真は上下共にデジスコ導入前の想い出の作品♪ Cabin John Regional Park, MDにて 2003.04.23