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【吉本の色男ことキム兄、頑張りました!
戦後間も無い昭和20年代に、山梨県で実際に起きた
ニセ札偽造事件を題材に、キム兄こと木村祐一の 長編初監督作品。
戦後の混乱の中、山中の小学校の教頭を務める佐田かげ子
(倍賞美津子)は生徒に惜しみなく愛情を注ぐ一方で
知的障害を持つ息子哲也(青木崇高)を女手一つで育てていた。
ある日、教え子のひとり大津シンゴ(都倉俊介)がニセ札作りの話を
持ちかける。最初はつっぱるかげ子だったが
計画に加担する村の名士、戸浦の説得で心が動く。
彼女の加担により、村を挙げての一大ニセ札作りが始まる。
*(ラジオでの解説)
本棚に、たった三冊しか無い本をめぐって生徒達が喧嘩する。
その光景を目の当たりにした校長の佐田かげ子(倍賞美津子)
(お金が欲しい。この子達に本を買ってあげたい!)
そんな思いから、 ニセ札偽造に手を染めて行くのだが・・・・。
勿論、犯罪である。許されることではない。
しかし、(あの偽造が許されて、この偽造が何故許されない?)という
疑問や矛盾を感じて当然と思える背景もある。
(この部分↑やはり、女目線からだと切ない!と思いました。)