チョコの不調が始まったのは、金曜日の昼でした。
鼻がグズグズいってて、くしゅんくしゅんとくしゃみもしていました。そのうち、鼻が長いので鼻水を啜っても吐き出そうとも出来なくなったようで、苦しそうになったんです。ミルの時に買っておいた、赤ちゃん用の鼻水吸入器を出してきて、思いっきり吸ったら、じゅるっと出ました。こんなやつです。その時に 舌の色が紫っぽくチアノーゼ状態 になっていたので、「様子を見てると危ないかも」と、獣医に走りました。しばらく検査してなかったので、肺のレントゲンと一緒にいろいろ見てもらったら、
1、左の奥歯に穴が開いていて、そこと鼻が繋がっていて食べかすや水がばい菌と一緒になって炎症をおこしているらしい。 でも麻酔をかけないと治療できない。
2、肝臓と脾臓に腫瘍らしきものがあるが、岐阜大じゃないと悪性か良性かわからない。 でも麻酔をかけないと検査できない。
3、心臓の心筋がかなり厚くなっている。ネコに多い病気で犬は珍しいらしい。愛知県に心臓に強い医者があるのでそこを紹介してもらう。
4、鼻水は抗生物質で治療する。
院長が出てきて、ミルッチのお悔みを言われ(ミルがかかっていた病院じゃない)値段が高いのですが、ちょっと気になるので ホルモン系の血液検査 をさせて欲しいと。もちろん金に糸目はつけません!とお願いしました。夫と相談したのですが、やはりチョコの年齢を考えて全身麻酔は避けることにして、2番のことは聞かなかったことにしました。腫瘍も良性だと信じて。3は明日予約できたので検査に行ってきます。
そして土曜日の夜遅く、診療時間は6時半に終わっていたのに、10時近くなって院長が電話をくれました。血液検査の速報が来たが、連休に入ってしまうとチョコちゃんが急変したら怖いので、今から来れますか?と。すぐに駆け付けたところ、「 甲状腺機能低下症 」じゃないか?というのです。脳下垂体から甲状腺にはホルモンを出すように指示するものが基準値以上かなり大量に出ているのに、甲状腺が全くホルモンを出していない様子。この病気の症状としては、
皮膚に色々な症状が見られるほかに、全般的に元気が少なくなる、寒がりになる、体重が増える(肥満傾向)らしく、皮膚の症状としては、毛が薄くなったり、抜けたり(脱毛)、皮膚が乾燥してフケが多くなったり、黒ずんだり厚くなったり(色素沈着と皮膚の肥厚)、感染を繰り返して起こしたり、といったことがあるようです。また、全体的に犬の顔が哀しそうに見えてくることもあるそうです。この他、心拍数が遅くなったり、発情が止まったりといった症状が見られることも。
振り返ってみると、この一年、急に表情がなくなり「 チョコ最近笑わないね 」って言ってたところ。耳が聞こえないから不安げな表情なんだと思っていました。毛が薄くなるのも寝てばっかりいるのも年のせいだと思っていたのに。体重も3,5キロくらいだったのに子宮の手術をしてから急に増えて、昨日は5キロになっていました。治療しないでいると、生きる気力がなくなり眠るように死んでしまうかもと言われ、怖くjなりました。検査代が高いので調べることが少なく、高齢のためだろうと病気に気づかない飼い主がほとんどだそうです。帰り道、この病院に通っていたらミルはまだ生きていられたかも、と悔しくて泣けました。
人間でいうところのバセドー氏病の逆ですね。早速調べたら、ヨードが悪いので海藻類はやめて、アブラナ科の植物も悪いらしいので、大好きだけど大根やキャベツはやめることにしました。
薬のおかげか気のせいなのか、ここ2~3日は朝の寝起きがシャキッとしてるように感じていました。日中起きている時間も少し長いような気も。でも昨日からご飯を食べなくなって心配しています。単なる我儘なのか、体調が悪いのか・・・。少しでも食べてくれればと、好物を鼻先にもっていきますが、フンっと首を振ります。昨日はいちごとみかんと焼き芋を少しだけ食べてくれました。ゆでたささみもプイッです。
今日はシフォンケーキとみかんをちょっと食べました。
ミルの四十九日が近付いてくるので「お姉ちゃんを連れていったらだめだよ!」と毎日写真に向かって説教中。本当に薬が効いてくれるのを祈るばかりです。
今日は一年の折り返しらしいので・・・。 2016年07月02日 コメント(5)
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