XFROMJAPAN+VIOLET UK

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YOSHIKI-VIOLET UK~INTERVIEW3

YOSHIKI INTERVIEW

I: インタビュー側のコメント
Y: YOSHIKIさんのコメント



イ:まだ日本ではレコード会社と契約していない? でも、CFで曲の断片は流れてるわけだから。

Y:「ああ、そうですね。みんなの耳に、少しは入ってるわけですよね。だいたいこの時代に、CFに流れている曲のCDを出していないこと自体、めずらしいかもしれないね」

イ:どうして、出さないの?

Y:「僕はまだ日本ではレコード会社との契約してないんですよ。海外は自分のレーベルを通じて、WEAと契約があるんだけど、日本はフリーになってるんです。だから、アマチュア(笑)。でも、出したほうがいいと思ってるんで、そのうちに出すとは思います」

イ:この前の記者会見で言ってたけど、もしかしたら、CDという形じゃなくて、他の形で出す可能性もあるんですよね?

Y:「そう。だから、タイアップがあるからといって、すぐにCDを出そうとは思わないわけですよ。CDはCDでいいと思うんだけど、僕は今までにいろんなことをやってきたから、今は刺激的なことをしたいってすごく思うんです。音楽にしても、何にしても。だってもう10年以上も音楽をやってて、マンネリ化してくる部分もあるでしょ」

イ:YOSHIKIでもマンネリ化することがあるわけ?

Y:「マンネリ化というよりも、常に新しいアイデアが出てくるんですね。今、何かをやっているとしても、その間に新しいアイデアが出てきて、頭が違うところにいってしまうと、今やっていることが苦痛になっちゃうんですよ。
たとえば、レコーディングしてる間に、新しい違う曲ができてしまったりする。
でも、せっかくここまでやったからって思うと、仕上げなきゃいけないじゃないですか。そういうことがよくあるんですよね」


イ:そういう時は、仕上げるの?

Y:「いい曲は、最後まで仕上げる」


イ:仕上げても世に出ない曲が、たくさんあるんですよね?

Y:「まあね。ちゃんと世に出すつもりで仕上げてるんだけど、納得いかないものは出すわけにはいかないですよね。だって、自分の作品って、自分の裸を見せるようなものじゃないですか。僕の場合、ずいぶん裸も見せてるけど(笑)
自分が納得いかない曲を出すのは、世の中に対して失礼だと思うんですよ。ただ、『こういう曲を書いたら、ファンは喜ぶんだろうな』っていう次元で、曲は書いていないですよ。芸術家はそうなっちゃいけないと思う。
でも、たまにそういう考えが頭をよぎることもあるんだけど、そうすると僕の場合、逆に向かってしまうんですよね。

『こういう風にやれば、売れそうだな』と思うと、変なアナーキー精神が出てきて、逆の方向にいってしまう」


イ:それは、昔から?

Y:「うん。昔、『SAY ANYTHING』も、没にしようと思ったんですよ。やってるうちに出したくなくなっちゃって、ディレクターともめたんですよ。やってる

うちに頭の中に次の曲ができてきて、そっちの方がやりたくなっちゃって。結局、それは説得されたんですけどね」


イ:世に出て、良かったね。

Y:「うん。あの曲はね。世に出て、良かったと思いますね」

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