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Feb 10, 2006
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 釈尊の教えをヒカリズム流の四諦(したい)で、説明しましょう。

1.苦諦(くたい) :此岸(凡夫の意識)には、四苦八苦の苦しみがある

 まず、 事実を事実として、認めること です。

 実は、心を病んでいる人は、嫌なことも嫌ではないと思おうとしたり、
実際に、表面上嫌ではないと感じていることもあるのです。

 でも、それは自分の心を偽っていますから、
なんとなく心が晴れない、わけのわからない苦しさを感じたりします。

 ある女性は、黒っぽい服装やボーイッシュな服装が好きだと思っていたし、

実は、男の子が欲しかった母親の影響で、母親に好かれるように
自分がそういう服装が好きだと無理やり思い込んでいたということがありました。

 そして、そのことに気づいたその女性は、
ピンクのフリフリの服を着て、本当の自分を取り戻したそうです。


2.集諦(じったい):凡夫の意識にある苦は、煩悩、妄念という間違った考え方が原因(縁)となっている
(出来事、たとえば、死も原因、縁であるが、それは変えられない)


 ポイントは、 出来事それ自体に苦があるのではない ということを正しく見ることです。

 私たちは、自分が苦しいと感じることは、誰でもそうであるかのように思ってしまうけれど、
実際は、同じ出来事でも、それをきっかけに苦しみを感じる人もそうでない人もいるというのが、
経験的にも、論理的にも正しい見方です。


学生の頃、『勉強なんて苦痛だ』と思った人も多かったでしょうが(笑)
一方で、勉強しているときが楽しいと言う人もいましたよね。

 それは、勉強ということそれ自体には、『楽しい』という意味も『苦しい』という意味もないということなのですね。

 それは、受け取る人がどう考えているかによって、感じ方が変わっていたわけです。


3.滅諦(めったい):苦をなくすには、苦の原因(縁)である煩悩、妄念という間違った(目的に合わない)考え方をなくせば良い

原因は、自分の考え方 なんですね。

 原因がわかれば、その原因に対処すればいいのです。

 もし、『苦しみたくない』と思うならば(という目的を持つならば)、
正しい考え方(その目的に合った考え方)を選べばよいということになるわけです。


4.道諦(どうたい):苦を滅する道は苦から逃れようと努力することではなく、
苦の原因(縁)である 煩悩、妄念という間違った考え方をなくす ために八正道を行うのが良い


八正道
・正しく物事を見る「正見(しょうけん)」
・正しく考え「正思(しょうし)」
・正しく語り「正語(しょうご)」
・正しく行為し「正行(しょうぎょう)」
・正しく生活し「正命(しょうみょう)」
・正しく努力し「正精進(しょうしょうじん)」
・正しく念じ「正念(しょうねん)」
・正しく心を決定させる「正定(しょうじょう)」
という八つの道が「八正道(はっしょうどう)」です。

「正しい」とは「真理に合った」という意味なのですが、
悟っていないのに解釈する人は、
社会的な正しさに合ったものを正しさとして取り入れてしまっています。

そうなると、もう悟ることはできなくなります。

 これだけ仏教が栄えても、悟る人が少ないのは、
正しさを履き違えているから です。




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最終更新日  Feb 10, 2006 11:29:40 AM
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