All The Things You Are

January 22, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『Violets For Your Furs』(ヴァイオレット・フォー・ユア・ファース)
【コートにすみれを】

この曲は、1941年に、トム・アディアの作詞、マット・デニスの作曲したもので、
当時、マット・デニスが編曲をしていたトミー・ドーシー楽団のために作ったものです。

トミー・ドーシー楽団でフランク・シナトラが歌ったものがヒットしました。

ビリー・ホリデイは、コロンビアのジョージ・アヴァキャンのプロデュースによって作られたアルバム
「Rady In Satin(レディ・イン・サテン)」の中で歌っています。
この曲は、1958年2月にレコーディングされました。

原曲の歌詞は、

「私はあなたの毛皮のコートのためにあなたにスミレを買ってあげました」
と、私があなたにスミレを買ってあげたというものですが、
ビリー・ホリデイの歌っている歌詞は、
「You bought me violets for my furs」
「あなたは私の毛皮のコートのために私にスミレを買ってくれました」
と、あなたが私にスミレを買ってくれたというものに変えて歌っています。
普通女性が歌う場合は、「あなたが買ってくれた」というふうになるようです。
それは、一般的に「furs」=「毛皮(のコート)」というのは女性のものであるということだからでしょう。

しかしビリー・ホリデイの歌っている歌詞はなぜかほかのところも少し変えています。
原曲の歌詞では、
「And there was April in that December」「そして、12月だというのに4月のようだ」というのを、

「And now its April and May, December」「そして、今は4月そして5月、12月」
と、何だか意味がわからないものになっています。

マット・デニスはもともとピアニストで、歌手で、トミー・ドーシー楽団で編曲の仕事をしたあと、
空軍に三年半ほど所属し、退役してからはおもにラジオの仕事をするようになり、
一時期、テレビで自分の番組を持ちテレビ出演をしていましたが、


*****

●ヴァイオレット・フォー・ユア・ファース
Violets For Your Furs
【コートにすみれを】

作詞:トム・アディア
作曲:マット・デニス
1941年


《ビリー・ホリデイの歌詞》

あなたは私の毛皮のコートにつけるスミレの花を買ってくれた
そして、あの春のことをしばらく思い出すわ
(すると、しばらく春が来たような気がしたのを憶えているかしら?)
あなたは私の毛皮のコートにつけるスミレの花を買ってくれた
そして、今は4月そして5月、12月
(そして、12月だというのに、まるで4月のようだったわ)
雪が花に舞い落ちて溶けていくの
それは夏の日の花びらにたまったしずくのよう

あなたは私の毛皮のコートにつけるスミレの花を買ってくれた
すると冬の空に青空が映し出された
あなたは私の毛皮のコートにスミレをつけて
通りかかった人たちを楽しませてあげたわね
あなたの微笑みが優しく私の胸にしみたわ

あのときからこんな気持ちになったのよ
私たち、本当に恋に落ちてしまったのね
あなたが私の毛皮のコートにつけるスミレの花を買ってくれた日から

(注記)カッコ内のものは、その上の行が原詞の場合





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Last updated  January 22, 2006 02:08:09 PM
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