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April 16, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類

Speak Like A Child / Herbie Hancock


Herbie Hancock :piano
Ron Carter :bass
Mickey Roker :drums
Thad Jones :fluegelhorn
Peter Phillips :bass trombone
Jerry Dodgion :alto flute

1968年3月5、6日:録音
Blue Note

[収録曲]


2.Speak Like A Child
3.First Trip
4.Toys
5.Goodbye To Childhood
6.Sorcerer




このアルバムは、ハービー・ハンコックがモダン・ジャズの「新主流派(New Mainstream)」としてのサウンドを確立した、
1968年の作品。

ピアノ・トリオを中心に、フリューゲルホーン、ベース・トロンボーン、アルト・フルートの3管のアンサンブルを加えたものです。
ピアノ・トリオをより美しく引き立たせるということを考え、しかも最小の編成で最大の効果を出すことを試みたアルバムです。
その意味で、ハンコックがピアニストとしてだけではなく、アレンジャーとしての能力も発揮した作品と言えます。

ストリングスやサックスのようなリード楽器は使っていない、この管のアンサンブルの音色が実に暖かく、
それが、ハンコックの輝くようなピアノの音色と絶妙にマッチングして、素晴らしいサウンドを作っています。

このアルバムのジャケットは、キスをしている男女のシルエットの写真で、
ハービー・ハンコックと当時はまだ婚約者だったジジ・メイグスナーを映したものです。
そして、このアルバムは、その写真のイメージから広がる愛から出発し、


このアルバムのタイトル曲である「スピーク・ライク・ア・チャイルド(Speak Like A Child)」という曲について、
ハンコックはつぎのように語っています。

「この曲では子供のような感性を示したかった。
それは子供っぽいということではなく、私たちが大人になったことで失ってしまった子供時代のものとか、
その時代を取り戻したいと願っているもの、純粋さとか奔放(ほんぽう)さといったものを、この作品は表現したものなんだ。
そういった気持ちを取り戻せたなら、私たちは最良の状態になるんじゃないのかな?
だから、この世の中に言いたいのは “子供のように話そうよ(スピーク・ライク・ア・チャイルド)。
不純な考えは捨てて、自分たちの希望と可能性を見い出すように考え、感じようよ” っていうことなんだ。」

「スピーク・ライク・ア・チャイルド(speak like a child)」、「子供のように話そうよ」。

この曲は組曲の一部のようなものであって、これが、このアルバム全体のコンセプトになってるということです。

このアルバムは、やさしく、美しく、暖かく、ハートフルで、ロマンチックな世界を感じさせるものです。
私は、このアルバムはある意味、ハンコックの最高傑作の一つであると思います。





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Last updated  April 17, 2006 09:24:21 AM
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