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December 5, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
Concierto


Concierto / Jim Hall


録音日:1975年4月16、23日
録音場所:アメリカ、ニュージャージー
レーベル:CTI

[personnel]

ジム・ホール(g)
チェット・ベイカー(tp)
ポール・デスモンド(as)
ローランド・ハナ(p)
ロン・カーター(b)

ドン・セベスキー(arr)

[収録曲]

1.You'd Be So Nice To Come Home To ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
2.Two's Blues トゥーズ・ブルース
3.Answer Is Yes アンサー・イズ・イエス
4.Concierto De Aranjuez アランフェス協奏曲




1975年にリリースされた、このアルバム『アランフェス協奏曲』は、
CTIレーベルの全作品中最大のセールスを記録した、大ベストセラー・アルバムです。

4曲目のアルバム・タイトル曲、「アランフェス協奏曲」は、
スペインの盲目の作曲家でギタリストのホアキン・ロドリーゴが、

「ギターとオーケストラのための協奏曲」の第二楽章に登場する美しいメロディーの曲です。
マイルス・デイヴィスの『スケッチ・オブ・スペイン』で取り上げられて以来、
ジャズの世界でもおなじみのものになりました。

マイルスのアルバムでは、トランペットとオーケストラの共演の形ですが、
このアルバムでのドン・セベスキーのアレンジは、スタンダード・ナンバーのようなオーソドックスな進行にして、

チェット・ベイカー(トランペット)やポール・デスモンド(アルト・サックス)の哀愁のあるソロ、
スティーブ・ガッド(ドラムス)やロン・カーター(ベース)の重厚で粘りのあるリズム、
全体を覆うジム・ホールの渋い音色のギターが、ドン・セベスキーの巧みなアレンジによって、
「アランフェス」の繁栄と滅亡の情景が目の前に浮かんでくるかのような、高い品位を感じる名演奏で、
実に19分23秒という大作になっています。

しかし、このアルバムの冒頭の曲「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥー」は
このアルバムの中でも特に秀(ひい)でた名演奏で、ほかの2曲も、いずれも名演という、
アルバム全曲が名演奏で占められている、超名盤と言えるものです。

CTIレーベルは、ジャズをイージー・リスニングにしているものと思いがちな面がありますが、
この作品は、クリード・テイラー、ドン・セベスキー、ルディー・ヴァン・ゲルダーの、
3人を中心とした「CTI」が生んだ、最高のジャズ・アルバムと言えるものだと思います。

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Last updated  December 5, 2006 09:41:22 AM
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