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西澤保彦さんの作品
結婚式場へ向かうエレベータ内で、
指名手配犯を監視していたふたりの刑事。
突然の停電後に、なんと乗客のひとりが殺害されていた。
もっとも怪しいのは、手や服を血で汚した指名手配の男だが...。
表題作「赤い糸の呻き」
5編収録の短編集
この作家さんの作品
初めて読みました
たまたま手に取った1冊で
短編だったからびっくりしたくらいでしたが
(最近短編はあまり手を出さない...)
5編とも事件を扱った内容で
しかも
謎解きにひねりがあったりして
面白い!!
物語が
登場人物2人の会話で進んでいく
という状態で描かれている
にもかかわらず
登場人物のキャラクターが
話し方の中にも確立されていて
違和感なく自然に受け入れられてしまいました!!
以前から
会話文メインの作品に
煮え湯を飲まされた感のある私には
目からうろこ
スゴ~~い!!
思わず感心でした
長編だとどんな風になるのか?
興味津々です
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