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サブタイトルから女性ならではの幸福みたいなのを前面に出す週なのかな…と思ったけどやっぱ、ちょっと裏腹…なのが、このドラマらしい(笑)…ひじゅにですが何か?「心から人生をやりきってくれること」by優三第8週『女冥利に尽きる?』社会的地位のためだけの結婚のつもりがしっかりと恋に堕ちた寅子。まあ、朝ドラだからね愛のない結婚はウケが悪いだろう。で、オメデタに至るわけだけど文字通り お目出度いことなのに苦いものも伴うことに…まずは、裁判における”失態”妊娠時期という気付けば気付いたハズの”事実”に全く気付かなかった寅子。「やっぱり女の弁護士先生って手ぬるいのね」なんて言われちゃってたけど本来は女の嘘、女の腹黒さには同じ女の方が敏感な気がする。それが全く頭にも浮かばなかったのは女性は社会的に弱い立場…という先入観が邪魔してしまったのだろうと思う。先入観っちゅーか、厳然たる事実ではあるしその理不尽さを何とか正したいというのが寅子達の信条であるわけで…その真摯な思いが仇となってしまった。そんな世の中であるからこそ生きるために女は、したたかにならざるを得なかったちゅーわけでもありもう何重も歪になってきている世界だよね。そして、寅子自身も妊娠。嬉しいことではあるし命が関わる重要なことでもあるけどそれだけに他との両立は難しい。妊娠・出産という女性にしかできないことで女性として女性のために頑張って来たことを捨て去らなければならないという皮肉。寅子にとって大き過ぎる人生の岐路が2つとも”妊娠”によってもたらされることになるとはドラマとして凄い括りだな…弁護士を辞め、妻として母として生きることになった寅子。平和な世であれば、これはこれで幸せだったハズなのに今度は戦争が寅子の人生を引き裂く。優三が出征。理不尽なのは女性だけではない勿論、男性だけでもない。寅子の変顔。以前は笑えなかった。つーか、変顔を見て笑った記憶はなかったんだけど優三を追いかけて行って、彼の前だけで見せた寅子の変顔にはマジで笑ってしまった。次いで泣けた。優三の笑顔と泣き顔の入り混じった表情にも泣けた。このドラマって意表を突く…というほど大袈裟はないけどベタな様でいて軽く外しにくるところがあるからどうにも見捨てられない(笑)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4033-c1f49356☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ かぼちゃ饅頭出征兵士を送る歌おやすみたまご
2024.05.30
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最終話おお、ビックが殺されちゃったよ…って、今迄とは善悪が逆だけど。秘書室室長を爆死させた後、車で逃亡するビック。ヒョンジュン&ソンファが尾行していることに気付かなかった?一仕事終えて入浴後、優雅にワインを傾けるビック。ヒョンジュン&ソンファが家に侵入してきたことに気付かなかった?クールな謎の殺し屋だったのに、終わりが近づいてきてからはユルユルそしてヒョンジュンにボコボコにされるビック。何だか必要以上に血塗れにされてる気がするんですけど…やはり、イケメン+流血=色っぽいの法則?入浴前だったら何とも思わなかったのに髪がフワリと顔に垂れて、久しぶりにムン・ヒジュンを思わせる髪型になりどうしても、ほだされてしまう>ぇ本来なら主人公@ヒョンジュンに喝采を浴びせるべきところ。忘れていた視聴者も少なくないと思われる美山加恋ちゃんの写真をビックに突きつけるヒョンジュンに。つーか、その写真、いつ撮ったんだよ?お葬式の時に盗み出した?もしかしたら和気藹々と写真を撮り合うシーンがあったのかもしれないけどもはや忘却の彼方>こらこらミジョンのブログのおかげでビックの存在が判明し、さらにワインから、アイリスのアジトまで判明。ブログも役に立つのね。というより…全部、ビックのせいじゃん!ということで、ビックは殺され>生存説もあるらしいペク・サンは生きたまま逮捕>ヒョンジュンとしては不本意残るは、サウ。元々、人の好いサウは、人殺しを何とも思わない部下達とは水と油。そんなサウを何故か高く買っていて、庇ったりアドバイスしたり忙しかったペク・サン。「禁断の果実」を食べてしまったヒョンジュンは死に値し「禁断の果実」に手が届かなかったサウのことは贔屓?寧ろ、そこがサウの弱さでもあると思えるのに…よく分からないペク・サン。つーか、ペク・サンとしてはアイリスに理想や救いや夢を抱いていた様子。悪に酔っていたのではなく、彼なりの信念で行動していたらしいので、だからこそ、個人的に気に入ったサウや、スンヒをも、自分の側に招き入れようと思っていたのだろう。ヒョンジュンだって「食べ」なければ、彼らと同じ待遇だったのだろうね。いずれにしても、「悪」にも信念の人にもなりきれないことはバレバレのサウは最終的に自分が盾になり、ヒョンジュンへの友情を口にして…というある意味、ベタな最後。でもね、ヒョンジュンがずっとサンのことを信じていた気持ちは伝わってきたし、サウ自身も苦悩していたことは伝わってきたし、この2人に関しては、もうこういう結末しかなかったんだと思うからこれまたちょっと、ほだされる>ぉでもさ、一緒になって駆けつけて、泣いてみせてるスンヒって…「絶対に許さない」とサウに投げつけた言葉を視聴者は忘れてないぞ。「私のヒョンジュンを殺そうとしたなんて、キイイイ~ッ!」てな気持ちは分かるけど…冷静なプロファイラーなら苦しい選択(それも自分絡み)を迫られたサウの気持ちを少しは思いやってほしかった。清廉潔白ならまだしも、自分もアイリス加入を誘われて、心揺らしてたんだから「お前にだけは言われたくないよ」と、サウに反撃してもらいたかった。↑ちょっと感情的になってます(笑)で、百貨店での銃撃戦で化学兵器テロは終了。しかし、回収した死体は脅されて犯人達に変装した一般市民達だった。…って、おいおい!じゃあ、主人公達は守るべき市民を殺しちゃったんじゃん。サウは一般市民に殺されちゃったってことじゃん。一般市民の割には銃の扱いが上手いな…とも思うけど、あ、そうか、徴兵制がある国だから銃の訓練は受けているんだな。ちゅーことで、最後は遂に南北首脳会談。サウが亡くなった後、最後の疑惑の人物はスンヒ。一応、ヒョンジュンが彼女の口からペク・サンとの関係とそれでもアイリスへの誘いは断ったという話は聞いたけど、惚れた弱みか、言ってることをまんま信じちゃうだけだし>ぉSWATのユニフォームで銃を構えるスンヒは寸前までアイリス側だったのだと思う。本当に寸前になって気持ちを変えたのだと。でも、そこは問われない。最後にヒョンジュンを庇うのはソンファ。…やっぱ、ヒロインは彼女の方なんじゃ…でも、花束で彼女の恋心はThe End。最後まで粘ったホン広報企画官も、大統領に後一歩というところであっけなくThe End。そして、事の終わり。ヒョンジュンとチョリョンの間に友情が芽生えたのは良かった。チョリョンの背景が全く描かれなかったのは物足りない気がするけど。NSSを辞めたヒョンジュン&スンヒは再びイチャイチャ旅行。行き先が済州島なのは、スンヒ行方不明で中途半端だった前回のやり直し?ロケを一度に済ませた証拠?「子供は5人」とプロポーズも済ませ指輪も購入しスンヒが待つ灯台へと向かうヒョンジュン。まだ解けてない謎は沢山あるんじゃ…少なくとも黒幕の存在がまだ残っているはずなのに…黒幕だからMr.Blackというシンプルな名前だということだけ分かったところなのに…と思っていたら、何者かに突然銃撃されるヒョンジュン。アン・ハッピーエンドなところが韓ドラ流。何か、『二重スパイ』のラストを思い出すなあ…続編だかスピンオフだかで『アテナ』が製作されたそうでチョリョン&ソンファは引き続き出演するみたい。チョン・ウソン、チャ・スンウォンが中心らしいね。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANKドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますやっくんち 【送料無料!22%OFF!】IRIS 〔アイリス〕 ノーカット完全版 BOX(1) 【Blu-ray disc 専用】価格:19,656円(税込、送料込) 『IRIS/アイリス(イビョンホン)』2011年カレンダー☆平成23年暦通販☆【海外スター】韓流◆価格:2,230円(税込、送料別)
2010.09.11
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この間永井愛子アワーと川本世津子タイムでドラマを真っ二つに分けていた2人が今日遂に面と向かって対決!えっ対決はしていない?ででででも全く色合いの違うオーラがぶつかり合ってはいたよね…ひじゅにですが何か?「十分嫌なこと味わってきたからね、あの子は」by鈴子↑この台詞、何か違和感…一つは、みね子がそんな風には見えないってのがある。そりゃあ確かに嫌なことは沢山あったんだけどさ。父親の失踪―故郷でずっと暮らすつもりが集団就職―最初に務めた会社が倒産―失恋―他にも細々なことはあった。それでも、みね子がそんな風に見えないのは乙女寮でも恋話でも浮かれ過ぎている姿が沢山映ったからかな。でも、そんな風に見ないのは、みね子自身が望んでいることでもあるよね。「可哀想な子と思われたくない」と言っていたのだから。二つ目は、そんな彼女の気持ちを誰よりも知っているハズの鈴子&愛子が、こんな風に言うなんて…って感じかも。いや、心配する気持ちは分かるんだけどさ。何かこういう言い方をしちゃうと明るく接していても内心はこう思っているのか…って感じで。…気にし過ぎ?まあ、そんなことは置いといても>ぇ今日のみね子は悲劇のヒロイン・モード。昨日、みね子が全く気付いていないことから世津子さんは女優らしく顔に本心を表してはいないけれど視聴者に分かり易い様に、幾分オーバーに表情演技をしているのだ…と脳内補完(?)していたんだけど「悲しい目をしているなって」愛子さんや鈴子さんにはお見通しだった。単に、みね子が鈍感ってことか>ぉ世津子さんの住まいはマンション。当時の住宅事情を知らないのでナンだけど随分と今風の作りに見えた。まあ、“あかね荘”とは段違いというのが伝われば良いのだろうけど。それに、その割にはエレベーターではなく外階段?と思ったけど。↑入る時にエレベーターもしくは中の階段を使ったのならみね子がワザワザ非常階段から帰ったとは考え難いじゃん。…考え過ぎ?待っていたのは勿論、実お父ちゃん。世津子さんの説明を聞くまでもなく、記憶喪失なのは明らか。前々から「韓ドラチック~!」と言ってきたけどさ韓ドラは日本の大映ドラマに似ていると聞くので、検索したみたら始まりは1960年代。ドラマの作りそのものも時代に合わせているってことなのかな?「おかえり」お父ちゃんの声なのに、口調は既に世津子さんの家族。「雨男さん」世津子さんが付けたのであろう、お父ちゃんの呼び名は何だかちょっとメルヘンチック。何かこれだけで、2人の親密さが伝わってくるな。いや、勿論、朝ドラだから2人は特別な関係に…みたいな生臭い設定はないかもしれない。でも、気持ち的にはすっかり身内。特に世津子さんの方は、かなり心を預けちゃっている感じ。これって、お父ちゃんがどっちを選ぶにしても苦味が残る結末になりそうだなあ…そして、みね子との対峙。ここんところは、もっとサスペンスフルに描いてほしかったな。ただ佇んでいるだけでも、お父ちゃんは以前のお父ちゃんではないという様子がよく出ている演技だったのだからそこを視聴者によく見せてくれなくちゃ。「覚えてないなんて言わねえで」冒頭で愛子VS世津子の女優対決があったけどそれを忘れさせるくらい、みね子の演技は良かったと思うよ。裏切られるよりも忘れられる方が辛い…それは分かるけど記憶喪失ってのは本人もどうしようもないことなのだから逆にホッとする真相かと思っていたので、この反応はちょい新鮮だった。「酷い目に遭わされて嫌んなったんでしょう?「それは私、分がっから」これが、さっきの鈴子さんの台詞の繋がるんだろうけど…何か、みね子自身も家族を捨てたいと思ったことがある様に聞こえるよね。そう思っても仕方ない状況に何度も晒されても決してそんな心境にはならないのが、みね子…というイメージを持ってたのでここもちょいと新鮮だった。それより、愛子さんが落した石鹸は澄子が勤めている会社の製品なのかな?パッケージがよく見えなかったので、そこが気になった。でも、きっとそうだよね。頑張れ、澄子!☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2633-ba0e2979☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!石鹸「ハートを強力に浄化し、心の奥に閉じこめてきたつらい記憶を思い出させ涙を流すことでトラウマの解消をはかり傷ついた魂を癒します」(説明文)サワムラ日記(中古)
2017.07.29
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録画してたのを、ようやく観た。なかなか面白かった。例によって原作は未読なので、あくまでもドラマの感想―まず、登場する家が良いな♪タイトルになっている坂道の家は勿論のこと最初にヒロイン@杉田りえ子が住んでいた家も彼女が建てた店も幼馴染@川添直樹が住むマンションも。舞台を現代に変えたことを象徴するかの様にモダンなデザインで窓から光が差し込んでくる様子が素敵だと思った。物語は、りえ子の少女時代のある出来事から始まる。穴の上におびき寄せて…ってところは映画『黙秘』と同じ>ワザと?あちらは母が…こちらは娘が…というところで関連付けてる?穴の中で母親@鷹子がカッと目を見開くところはあの瞬間、娘の自分への憎しみに気付いたってことなのかな?母親として、これ以上の苦痛はないだろうな。いつか娘と2人で町を出たいと言っていた彼女だから。そうした過去が先に語られたことで後のりえ子の生き方にも嫌悪感はなかった。あ、勿論、イケナイことですけど(^^;)でも、寺島吉太郎に行き当たるまではサラッと描かれたせいか、相手の男側も割り切った関係だった様なドライな印象を受けたもんだからさ。その分、寺島の場合は登場時から違う雰囲気が感じられ彼はズタボロにされちゃうんだろうなあ…後味悪そうだなあ…と、ちょっと観続けるのが不安になってしまった。後半の豹変ぶりに、そんな気持ちは吹っ飛んだけど(笑)もう、目つきからして別人の様になっていてさすが榎本明!と思ったよ。尾野真千子&榎本明のコンビで松本清張モノは以前に『疑惑』があった。あちらはオノマチが下品ちょっと手前みたいな味わいなのが良かった。田舎のオジサンが夢中になっちゃうのも分かる、みたいな。今回は、上品とまでは行かないものの(酷)美形度が上がったというか、慣れきった日常の少し上に居る感がある。現実にどっぷり浸っているオジサンが夢を追っちゃうのも分かる、みたいな。どちらも絶妙と言えるかな。まあ、今回はもうちょい妖艶な感じでも良かった気もするけどでも、それではイカニモ危険な女って印象が強くなっちゃうかもな。ところで、ちょっと疑問に思ったのは調査会社に頼んだからといえ母親の一件が殺人であること、りえ子が犯人であることが簡単に判明しちゃうもの?一応、事故として片付いてるんでしょ?寺島が個人的にそう推理したとかそれでカマをかけたとかなら分かるけどそういう描写じゃなかったよね?単に私の理解不足?>有り得るあり得るそれから直樹はあの状況で、あの坂道を、あれだけの氷を運んどいてりえ子がしようとしていることを全く察することができなかったの?てっきり 2人で示し合わせての行動かと思っちゃったよ。それは母親の件でも同じ。いっそ共犯にした方が良かったんじゃ…?単に2人して…というのではアリキタリかもしれないけど準教授だけあって頭良いハズの直樹が計画してりえ子が実行してその後は今も昔も直樹はトンズラ…みたいな結末なら後味悪くて面白かったかも>ぇそうではなく彼は潔白、とするのなら逆に彼も破滅するという結末であってほしい(酷直樹の婚約者が写真を直樹に見せたシーンではりえ子同様“女のシタタカサ”を描いてんのかな?と思ったけどりえ子が逮捕されれば嫌でも直樹との関係は発覚するハズだから直樹は罪に問われなかったとしても、婚約はダメになり社会的に抹殺されちゃったりしてさ。まあ、この最後にはバレるってオチは倫理的には合っているのだろうけど物語的にはよくあるオチなのが、ちょい残念かも>ぇただ、イカニモ望遠レンズで見てるって感じの映像が何度か出てその後に調査会社の話が出てきたので、そのカメラだったのかと思わせて実は…という、どんでん返し風な描き方は面白かったと思う。最期になりましたがいよっ、オノマチ!!!やはりコレを言わないとね(笑)次作を楽しみにしてるぜ。原作:松本清張監督:鶴橋康夫脚本:池端俊策出演:尾野真千子、柄本明、小澤征悦、渡辺えり、笛木優子☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1693-032100a6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!原作極悪がんぼ水に入れればファンタジー
2014.12.28
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探し物が半分だけ見つかって、気持ちも半端な…ひじゅにですが何か?角煮カムバ~ック!と願っていたら帰ってきたよ(喜)まだ飼うことは決まってないけど…(――;)今週で、お祖父ちゃんとも子供たちとも、お別れという噂にふさわしく金婚式エピと角煮エピが同時進行。最後には全てが収束するのが『芋たこ』手腕(?)だから、どこかで2つが絡むはずと思ってたら、繋ぎ手は登クンだった。「お父ちゃん、なんでお医者なんかんなったん!?」やっぱ、お祖父ちゃんは、医者不足のため亡くなったマサコさんを思い、かもか先生に医学の道を進ませたのね。本当は映画俳優になりたかったとか…>他にも船乗り、料理人etc.―今、町子さんのおかげでアイドルになれたのが半分は嬉しかったりして?さすらい兄さんは医大がダメだったからとか…―兄さんのことだから、ワザと出来ないふりをしてたんだったりして?「それだけが理由やないんやけどな」とも、ちゃんと言ってた。町子さんとの出会いの時に、“命”に関してポリシー持ってるとこを示してたし“町医者”のあり方に誇りと生きがいを持っている様子だしここには自分の意志が関係してるよね。それはともかくも>ぇ登クンの発言のおかげで、そのことを思い出したらしい、お祖母ちゃん。お祖父ちゃんと和解できて良かった良かった。そのことに関して、双方の気持ちを見抜いていて何も口出ししなかった先生ってば、またファンを増やそうって魂胆ね>ぉ町子さんは、お祖母ちゃんの気持ちを聞いてあげる役割は果たしたけれどそれを、お祖父ちゃんに伝えはしなかった。医者になった件については晴子さんから聞きだしたけれど、それを、お祖母ちゃんに伝えるということもしなかった。(晴子さんの靴を取り上げちゃう強引さは見せたけど、これはギャグの範囲)でしゃばらないヒロインって良いなあ。かもか先生による阻止があったからだけど(笑)そんな先生が窓辺にもたれてる姿を見て「何をカッコつけとるねん」と思ってしまったのは、おバカひじゅにです(何窓の外には、お祖父ちゃんとお祖母ちゃん。中庭でってのが少々ワザとらしくはあるけど>そこはドラマですから台詞を流さないところが粋だったかもね。「ちょっと待って下さい」と、今にも言い出すんじゃないかと思ってドキドキしたトラウマひじゅに。2人の間に割って入る仕切り屋ヒロインでなくて、本当に良かった(爆)角煮が戻ってきて(一時的)金婚式は執り行われてまだ木曜日だというのに和やかムード。楽団の面々再登場…というオチもついて大団円。これはアヤシイと思ってたら、お祖父ちゃんが風呂場で…!?いつもだったらギャグの可能性もあるけどお祖母ちゃんに何やら渡してたり>マサコさん命名の紙?「こんなに可愛らしいもんはない」と女性論を語ったり「健次郎を頼むわな」という言葉を町子さんに告げたり…ししし…死亡フラグってやつじゃないかね?今まで、常太郎お祖父ちゃんにしても徳一お父ちゃんにしても死に際を湿っぽくせず、アッサリと描いて来た『芋たこ』だから今回も殊更ドラマチックに泣かせる演出はしないでくれるだろうと思うけど…。「寝ちゃあダメですよ」と言って、立ったまま眠る楽団のリーダー↑ツボと言うにはシラケ放題だったのだが>こらこらでも今や「えん魔萌え~」の、ひじゅにですから>おいおいビール瓶と割り箸をバイオリンに見立ててる小ネタ使いに涙◇人気映画・TVBLOG◇☆やっくんち☆オリジナルフォトフレーム結婚祝(結婚祝・金婚式など)※現在、 フォトフレームの形状が異なり...トンデンファーム 詰合せTKO-501【工房アンジュ】シルバー925 バイオリンLのブローチ
2007.01.11
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冒頭で整形手術の様子がリアルに映されるので、引く人も多いと思われ…『悪い男』で惚れてしまったキム・ギドク監督作品…ということで観たのだけれど、明るいというか軽いというか、キム・ギドクっぽくない…というのが第一印象。でも、それは「比較的」ということで、中身はやっぱキム・ギドクでした>ぉ簡単に括ってしまえば“バカップルのおバカな顛末”って感じなんだけど>こらこら単純に笑えないところが、やはりキム・ギドクなのです>ぇ付き合って2年になる恋人ジウが、自分に飽きてきたのではないかと強迫観念に取り付かれたセヒは、整形手術で別人に生まれ変わります。『カンナさん大成功です!』のような全身整形ではなく、顔を変えただけ。しかも―それぞれ別の女優が演じているのだけれど―ちょっと似た系統の顔のまま。勿論、術前より術後の方が派手な感じにはなりますが。セヒが黙って姿を消したことで、彼女を本当に愛していたことに気付くジウですが、それで彼女を一途に思いながら生きていくのかと思うと、そうでもなく色んな形で他の女性に接触しようとします。こういうところが女性を不安にさせる男の性ってヤツ?セヒがいなくなった心の穴を埋めようとしているのだ、と頭では解釈しつつ、肉体的欲求を埋めようとしているのでは…と疑いながら観てしまうのは私の女の性?(笑)映像的に非常に印象的なのは、2人がデートしたり、独り彷徨ったりする場所に使われる茅島(モド)にあるペミクミ彫刻公園の風景です。数々の彫刻は美しく、かつ性的な形態のものが多く、満潮時に海に浸かってしまうのが、これまたエロティックでこの映画の中の“愛”を象徴しているように思えます。で、ジウは心の穴をやっと埋めてくれる女性にやっと出逢うわけですが、それは他ならぬセヒ自身だったわけで、でも、顔を変えた彼女はスェヒと名乗って別人のふりをしていて、ジウもそれに気付かない…なんとも皮肉っぽいですね。最初は、外見に惑わされず内面で本人だと悟る…という、“純愛”路線かと思ったらそういうところは全くなかったです(笑)せめて顔以外の部分で悟るのかと思ったら、ベッドインしても気付かないままだし(笑)でもって、そういう仲になってからさえも、やはりジウは元のセヒを求めていて、これって、もはや愛と呼べるのか?愛には、それほど“顔”が重要なのか?ていうか、“顔”が(美醜ではなく)全てなのか?…と、こんぐらがってきます(^^;)スェヒの方も、別人になってジウに愛されたかったのか別人になった自分を拒否してほしかったのかそうしてジウの自分自身への本当の愛を確認したかったのか…よく分からなくなってきます>これは理解力の問題?ちなみに“セヒ”と“スェヒ”は母音が異なるので発音も異なるのですが、その違いは日本人には分かり難いです。ていうか、普通に日本語で記す場合、両方とも“セヒ”になります。この微妙なところが、まんま映画に表れているように思います。真相を知ったジウが怒りを表すのは分かるんですが、その後で自分もまた整形手術をするという行為は、もはやワケワカラナイです(笑)さすがキム・ギドクです>ぇ「手術をしたら元の顔には戻れない」セヒの手術の際、医師は何度も何度も言い聞かせていました。実際にそうなのかは知りませんが、ともかくそういう覚悟でセヒは決意したわけです。だから、ジウが元の自分を選んだと知った時のジレンマが興味深いと思いました。それで、ジウもまた“別人”になりスェヒと同じ土俵に立とうとしたのかな…と思ったらやはり、そういうわけでもありませんでした(笑)いつ、どんな姿で現れるか分からないジウを求めて、スェヒはだんだん狂っていきます。彼女の前に思わせぶりな男性が何人も現れます。手を握り、その感触と温もりでジウを識別しようとするスェヒ…内面は関係なく、あくまでも“顔”に重きが置かれる“愛”であるならばお互いに以前とは変わってしまった顔の向こうに、本当に愛している顔を探りながら2人はこれから生きていく…という物語なのかな、と思いましたがやはりそれも違っていました(笑)手を握るだけでは、違いを判断出来る時もあるけれど出来ない時もある…というのも皮肉っぽいですがやっとジウだと確信できた男性@整形手術を受けた写真家から別人だと告白され立ち去るスェヒの姿は最高の皮肉かも。色んな面から確信した後で、手を握るどころかベッドインした後でも信じていたのにただ違う名前を口にされただけで一瞬にしてそれを納得してしまうんですから。彼は本当はどちらだったのか…それは明かされないまま終わってしまいます。でも、彼だった可能性は高いかも。だって、あまりにも符合し過ぎるし。その後、本物と思われるジウが顔を見せないままスェヒを翻弄し続けるのも、このいきさつがあったからだと思った方が辻褄合うし。いずれにしろ、セヒが姿を消した後のジウの姿とジウが消えた後のスェヒの姿がシンクロしていくのが面白いです。そして最後、とうとう新しい顔が分からないままジウは交通事故で亡くなってしまいます。顔が判別出来ないほどに潰されて。こういう結末は非常にキム・ギドクっぽいかも?『悪い男』は、雰囲気は暗く、物語もとても辛いもので、表面的には女性蔑視とかエロとか悪徳とか残酷とか…黒い要素しか目に入らないかもしれないけど不思議と嫌悪感はなく、むしろ純愛ファンタジーに見えました>私的にはねこちらの『絶対の愛』は逆に、真実の愛を描いているようでいて、実はそうではないものを露にしているように思います。だから『絶対の愛』というタイトルは皮肉と言えるかも。まあ、原題は『時間』なんですけどね。SFっぽいラストシーンは、まさに原題を表しています。「無間地獄」なんて仏教用語も頭に浮かんだりします。つーか、マンネリ打破したかっただけなんだから、変にミステリアスな行動をせず「私、顔変えちゃった、ウフ」と明るく告白して、新たな気分で付き合っていくだけで良かったじゃん!と考える私は単純過ぎますねそうですね(^^;) 『絶対の愛』(『時間/Time』) 2006年 韓国 監督/脚本:キム・ギドクドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆やっくんち☆クリックしてね♪◇人気映画・TVBLOG◇絶対の愛(DVD) ◆20%OFF!◇新品DVD◇ 新着0416 ◇ 悪い男[DVDソフト] カンナさん大成功です! 特別版
2009.05.17
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第22話「オレはハッピーエンドは信じない」by西門お騒がせの道明寺&滋の結婚は、滋自身によりキャンセル。う~ん、結構引っ張ってただけに、結末はちょい読めちゃってたからなあ…あまり感動とかはなかった>スミマセンスミマセンとはいえ、滋に続きF3と優紀とが次々と「意義あり」と立ち上がったのは良かったかも。それにしても、道明寺&つくしのために部屋も食事も用意しておくとは何て至れり尽くせりの滋。靴くらい、気にせずどんどん持って行きなさい>ぉまあ、彼女がここでアッサリ引き下がるというのは、御都合っちゃー御都合なんだけどあそこまで事態が進んでしまうと、こうするしかないもんなあ。つーか、この結末あっての、この事態でしょ。それにしても、つくしが受身過ぎる気がして、ちょっとそこがナンダカナ…まあ、今回の場合、やたらと行動を起こしてしまっては却ってダメだとは言えるけどさ。多くの人々の運命を左右する神話とJKの合併話がかかっているだけにつくしも道明寺も自分達の情熱だけで動くわけにはいかないから、こうして結末は滋ひとりが活躍するしかなかったわけで何だか気の毒な滋。例え一瞬でも、ウェディングドレスを着て道明寺の隣に立ちたかったんだろう…と思うと、ちょっとイジラシイかも。ただ、こうして一応結婚式を挙げる段階まで行って、しかも自分から断わる形にすれば合併話も何とか存続するかも…とまで考えたのは、ちょっとばかし甘いかも。で、つくしと道明寺は今迄通りの間柄に。道明寺母の反対は今迄以上に。分不相応(と彼女が考えている)の相手というだけでなく、ご破算になった合併話の影響を払拭するのは並大抵のことではないわけで、ここのところをどう描くのだろう…と思うけど感情面で和解して、感情面で受け入れて、メデタシメデタシだったりして?花沢の思いは益々高まっている様子で、まあ、この構図は最初からずっとあったものなので新鮮味ないけど>こらこらただ、彼は尽くしてばかりいるから、そこが気の毒だよなあ。つくしも今更ながら花沢の優しさを思い返してシミジミしてはいるけど、だからって道明寺から花沢に気持ちを移すということは物語上考えられないし(^^;)で、私としてはヒロインつくしを廻る多角関係よりも、優紀&西門が気になるのであった(笑)ちょっぴり忘れられている感のある西門の右手が優紀の懸命な看護により回復する…という流れ?そして、そうした個人的なエピを与えてもらえない哀れの美作は今回は、つくしとの2ショットの会話シーンで少し目立たせてもらったけど何だかイマイチ違和感がなくもな…>こらこらこら【余談】公式HPを覗いてみようと検索したら、たまたまヒットした何処ぞのHPでこの『花男』における食事シーンのマナーの悪さ*大量の食物を一度に頬張った上、口を大きく開いて話す*インスタントラーメンを鍋蓋で取って食べたり、鍋に口をつけてスープを飲むを、ワザワザ写真付きで取り上げてマナーが悪いと非難していた。それを正式マナーとして描いていたら、そりゃあ批判すべきだろうけどそういうシーンじゃないし(笑)だから韓国はダメだとか、日本のドラマの方が上だとか言ってたけどそれって極論じゃ…(^^;)ま、私は日本版ドラマは観てないし、原作も最初の方しか読んでないから真の『花男』ファンは韓国版は途中で嫌になる…と主張されても真偽の程は知らんけどさでも、韓国映画を観始めた頃にインスタントラーメンの鍋を皆で囲むのは普通のことだし、その中で一番上の人が鍋蓋を使う権利が得られる…とか聞いたんだけどなあ。勿論、それが“お上品”なマナーだとは露程も思わないけどね。気取らない庶民の食べ方だろうと思って微笑ましく思ってたんだけどなあ。それが生理的に受け入れられないという人はいるだろうけど、それはイコール韓国人はダメダメ、ってことにはならないんじゃ…別に韓国を盲目的に擁護しようってわけじゃないよ。ただ、そんなに大袈裟に取り上げることだとは思えなかったもんで。だってさ、口に食べ物を入れたまま台詞を喋るドラマって、日本にもゴマンとあるもの(笑)クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります『限定販売!人気商品!』韓国版花より男子F4化粧ポーチ<送料無料> SS501表紙指定台湾雑誌Top Idol偶像特刊No.5<花より男子(韓国版)>ストーンヘンジ(STONEHENGE) Kissing Star ネックレス
2010.01.17
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最終話『獅子たちの旅立ち』終わってしまった。終わってしまって、改めて思う。全体的にアッサリしてんなー!の一言だったな>こらこら簡単に軽~く物語は進んでいってしまったけどそれでも最終話は、やはり泣けた。ラスト近くの良仙の台詞にね。「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンといるんだ…そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねえ二度とここへ来るなーッ」ドラマでの台詞はちょいとニュアンス違った感じしたけど。それに、あんな風にちょっと情感こめた(?)言い方ではなくもっと憤ってほしかったけど>個人的にまあ、原作を考えずに評価するならなかなか爽やかで切り口に新鮮味もあり時代劇が低迷しているという昨今、それなりの方角を示した作品となったのではないかな>贔屓目?倒れつつある幕府を「陽だまりの樹」に例えるところが、まず良いしそれをタイトルにするところがセンス良いなと思う。手塚治虫自身の祖先をモデルにしながらイカニモな伝記にはせず対照的なタイプのオリジナルな人物(モデルはいるらしいけど)を配し歴史を描いてみせたところが良い。祖先@良仙を、いわゆるカッコイイ人物にしなかったのも良いし何より万二郎を新政府を目指す側に立たせなかったところが秀逸。最後の最後は、まるで幻の様な万二郎の姿で終わったけどあれじゃ、死んじゃったことを強調しちゃってるよな。まあ、死んじゃったんだけどさ…何か、アニメ『火垂るの墓』を思い出してしまった(^^;)あれも、14歳と4歳で亡くなってしまった兄妹が現代を彷徨う姿を狂言回しの様な使い方をしていたっけ。ちなみに原作のラストは戦地へと赴く良仙の後ろ姿に「私、手塚治虫は彼の三代目の子孫にあたる」というナレーションが被る。う~ん、当たり前っちゃー当たり前だけど原作の方が情緒があるよなあ…と、最後になってダメ出ししても仕方ないけど(笑)ともあれ、配役を聞いた時点ではかかなり不安だった市原隼人がなかなか上手く万二郎していたと思う。万二郎の可愛さも出ていたし。良仙は、前から書いてるけど脇に回ってしまったのが凄く残念。やはり2人を対等に、対比を強調して描いてほしかった。手塚作品って物凄く情報量が多いから映像化するにはまず時間をたっぷり取ってほしい。とはいえ、原作レイプが多い中これは、まずまずの出来だったかなあ…と思う。オリジナル展開にしたところなど、ツッコミどころは多かったけど(笑)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/637-734dd1bb☆クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】彰義隊価格:740円(税込、送料別) 陽だまりの樹 陽だまりの樹 全巻 漫画全巻 大人買い 漫画 陽だまりの樹 漫画【陽だまりの樹全巻...価格:4,880円(税込、送料別) [枚数限定][限定盤]花になれ(初回盤)/指田郁也[CD]【返品種別A】価格:999円(税込、送料別)
2012.06.25
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いよっ、オノマチ!遂に観た。これは素晴らしい。「どうしよう?」と思うくらい。「どうしてくれんのよ!?」と叫びたくなるくらい。これは、一言で表すならラブストーリー。死を意識したことで故郷の島に籠り身体的には“健康的”な生活を送りながらも精神的には死に囚われその歪みが作品の低下という形で表れている老作家と暗い色のスーツに身を包んだ固い意志を秘めている様に見える女性編集者の。冒頭、赤い金魚と黒い金魚が会話を交わしている様な仕掛けで地元民の軽い噂話を通して作家の状況が示される。それから作家のモノローグへ移行。赤い花束を抱いた作家が病院の階段を上って行くシーンは上方が白い光で透けていて、まるで天国への階段の様だった。ここで“赤”と“死”のイメージが提示される。作家が女性編集者に興味を持ったのは彼女が砂浜に海藻で描いた龍の絵がきっかけだった。その後、彼女が作り演じる影絵の紙芝居を通して作家は彼女に好意を持ち始めた自分に気付き、戸惑う。それから、彼女が魚拓の技術を持っていることを知り自分が可愛がっていた赤い金魚の魚拓を作らせる。全てに(いわゆる)芸術が絡んでいるのが面白いし説得力があるな、と思う。直接的な言葉や説明がなくても、互いの心に流れ合うものが見える。…淡々とした語り口。作家と女性編集者の辛辣だったりユーモアが漂っていたりする会話。作家が描く官能小説の登場人物@金魚娘は赤いミニスカートから伸びる足の美しさを誇っている。暗い色のスカートから伸びるオノマチの足は綺麗だけど逞しい。一見クールで知的で落ち着きがあって適度に距離を置いている印象のある上品な敬語を纏いオノマチの表情が微妙に変化する。金魚の魚拓を取るところは息が詰まる様だった。そして、病院の廊下で作家を見上げるオノマチの表情…凄いなあ…本当に凄い女優だと思う。勿論、原田芳雄も素晴らしい。聞くところによると、撮影時、彼は既に癌で余命宣告されていたそうだ。その状態で、この役柄を演じるとは…役者は凄いなあと思う。フレディ・マーキュリーが『The Show Must Go On』を歌う様なもの?↑ちょっと例えが変?ほとんど、この2人だけで構成されている。そういえば、同じ渡辺あや脚本の『その街のこども』もほとんど、2人だけで進行するロードムービーだった。こちらも、場所はあまり動かないけど精神のロードムービーと言えるかもね。まさに2人が火花を散らしその火花でお互いを照らし合いこの上なく輝いた作品に仕上げてくれたと思う。「お前が持って生まれ、そしてお前なりに守り通すであろうその命の長さに 俺が何の文句をつけられよう」この台詞は凄く切ない。これを聞いた時点で涙が溢れた。「心配するな、俺とて後に続くのにそんなに時間がかからんさ」いずれ訪れる“死”を遂に受け入れることが出来たことを示しているんだよね?「だが、それでももし叶うなら、今生何処かでまた逢おう」そしてその上で、“生”を見つめている。“死”そのものというより、“死”への恐れという呪縛から抜け出せた時に“生”への希望や意欲を取り戻せる。「タバコ吸いてぇ~」最後にこういう叫びで終わらせる、このユーモア感覚が優しくて良いね。彼女が指摘した作品の低迷が吹っ切れたことの証だよね。最初は“老い”を強調している様子だったけどそれは隠れ蓑に過ぎない。彼の孤独を表面的に説明するための。“死”も“生”も年齢や立場には関係ない。鮒や鯵と金魚を分けるのは、やはり“赤”なんだと思う。で、多分、“赤”というのは表面の色ではなくて互いの間に生じる火花なんだと思う。2009年/日本原作:室生犀星『火の魚』脚本:渡辺あや演出:黒崎博出演:原田芳雄(村田省三)、尾野真千子(折見とち子)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/873-86915dbd☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち
2012.12.30
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ヒロインみね子の恋話には悲しいくらい心動かないのに脇役同士&コメディ扱いの三男&さおり(米子と呼ぶべきか)の方には何だかウルッとしてしまったのは何故だろう何故かしら?…ひじゅにですが何か?「あの事とかあの事とか…どうなるんでしょう?」 by増田明美撒いてしまったネタを何とか回収しようと大忙しですっかり雑になってしまった『ひよっこ』も遂に最終週。それでもまだ未改修のネタが残っているとスタッフの焦りを思わず口にしてしまう増田明美であった>ぇつーかさ…確かに全てが中途半端なまま終わってしまったら全国お茶の間はブーイングの嵐となるだろう。なるだろうけど…ここまで大雑把でネタを振った頃の良い雰囲気をぶち壊してしまうだけならまだ中途半端の方が良かったんでない?と言いつつ残りのネタ回収の様子を生暖かく見守るのが正しい視聴者ってもんですねそうですね。今日の回収ネタは2つ―1:新制服&新メニュー2:三男&米子「1」新メニューはスコッチエッグ。中の卵がトロトロなのと衣にアーモンドを加えたのがミソ。そりゃあ、料理がテーマのドラマじゃないからそれらしいものが出来ればOKなのかもしれないけど…『ごちそうさん』で取り上げたばかりじゃん。しかも、卵トロトロにするために色々工夫するエピ付き。どんな工夫かも解説付きだったじゃん。…こちらは、そんな苦労の描写もないし(^^;)新メニューを任されてからドラマ内では結構時間が経ってるので引っ張るからには「おおー!」ととなる様な新鮮なものをやっぱ、ちょっと期待しちゃってたよ。はっももももしかして、先週みね子と一緒に行ったレストランは『ごちこうさん』の開明軒だった!?…あ、でもそれだとパクリになっちゃうか(^^;)岡田君としては、オマージュのつもりだったりして?はっ米子が言った「ごちそうさまでした」が実はコレにかかってる!?>ぇ新制服はイチコ色。デザインはさほど変わりなし。これも引っ張っていたから少しは「ほお?」と思えるものかと…色違いというなら、みね子のと高子さんが着ていたのとも色違いだった。また違う色のも作ったのね…程度で、新しいデザインとは誰も気づかないかもね。最終回は皆が幸せになる終わり方…という様な噂を聞いたんだけど近隣の皆の心のよりどころだった様子のイチコがここで報われた!…ってことならOKなのかな(笑)「2」三男&米子もハッピーエンド。最初はちょっとナンダカナ…な感じだった米子さんは登場のたびに良い感じに変わっていった。知ってみれば実は良い人!という、このドラマのパターン通りというより頭の良さとか機転が利くところとか押しが強い割に劣等感持ってたりとか複雑で立体的なキャラが浮かび上がって来て、かつ魅力的に感じられた。これもまた中の人の演技力によるものが大きいのかもしれない。だから、米子さんが報われる終わり方なのは良かった。男は時子の件でまだちょびっとモヤモヤは残っているけどでもそれは、時子の上目線で身勝手な振り方によるものだからな。「何か、リスみたいだな…とか」米子贔屓のひじゅにだけど、リスとまでは思わなかったので>こらこら逆玉狙いではなく、本当に米子さんのことが好きになったのだなと思える。「家族が仲悪いのは絶対イヤです」父娘で抱き合ってしまうというギャグはベタだけど三男の条件がまんま体現されたわけで、そういう意味で良かったと思うよ。「はい、誓います」「それ結婚式のヤツでしょ」このやりとりは、このまま順調に進んでいくんだろうな…と微笑ましかったし。↑ただ、ちょっと先週の愛子さんの先走りを連想させるけどね。ああもう、必死で風呂敷を畳むスタッフの姿が浮かんじゃってナンダカナ…な気分になってしまう(笑)こうしていつもなら「ネタ振り」の月曜日は力尽くで「ネタ回収」の月曜日と化したのであった。恋話に関していうと悉く女性主体。女性から告白したり迫ったり。ここに女性の「解放」→「自由」を表現?それとみね子を始め、ほぼ全てが「二番目」の恋。それを強調するなら世津子さんのもとから美代子お母ちゃんのもとに戻った実お父ちゃんはどうなのよ?…って気もするけど>穿ち過ぎ?由香も画家からヤスハルに移るなら「二番目」ということになるな。まあ、画家と同棲と言う話は眉唾っぽいけどね。それが成就するなら、ヤスハルの場合は初恋の成就となる。あと、早苗さんのもとに12年の時を経て次郎…じゃなくってドラマーが万が一迎えに来たら、これまた初恋の成就となる。米子さんも加えて初恋組もいるわけだから、バランスは取れている?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2689-a2320728☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!スコッチエッグ烏骨鶏エッグショコラ『ごちそうさん』レシピブック
2017.09.25
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昨日の流れのまま結婚式を挙げるのかと思ったら翌年の春に持ち越し昨日までは秋だったんだっけ?ちゅーことは、皆半年は我慢したってことね>何を?…ひじゅにですが何か?「なつがまたこの家に奇跡を運んできてくれたんだわ」 by富士子↑何だか夕見子の結婚まで、なつの“おかげ”になっちゃってますけど?その半年の間に、坂場の両親への挨拶をサッサと済ませる坂場&なつ。何と、父親は関根勤だよ。こんなところに引っ張り出されて何だか気の毒だよ>こら多分、母親は藤田美保子@『鳩子の海』ヒロインHPのあらすじを読むと、ヒロインは戦災孤児で血の繋がりのない人に育てられたって話だから彼女をもっと今作に生かせば良かったんじゃ…という気もするけど今更ですねそうですね。信哉の妻もハッキリ映れば、やはりマナカナ(の三倉茉奈)だしおお、こんなととろにも朝ドラヒロインが!…と、本来なら楽しむべきところなのだろうけどスマソ、もはやそんな気力もなくしてしまったべさ。“たんぽぽ乳業”の商標を描き上げる、なつ。富士子からレシピノートをプレゼントされ「なつが生まれてくれて本当に良かったわ」と抱き締められる、なつ。「わしもお前に育ててもろた…たくさん…たくさん夢をもろた」泰樹さんに涙で祝福される、なつ。夕見子は?夕見子の立場は!?ヒロインだから、こうしたシーンを入れるのは当然で夕見子もちゃんと、カメラに映らないところで祝福されている…と考えるべきなのだろうけどつーか普通は、自然とそういう風に考えるので引っ掛かることはなく視聴者もまた、ヒロインを心から祝福し、感動する…ものなんだけどあれれ~?(コナン風に)初回から欠かさず観て来たのに全然そんな気持ちになれないんだけど何でかなあ?子役時代のイメージのまま、ここまで辿り着いたのだったら今日は泣きっぱなしだった可能性大だけど(笑)ちゅーことで、結婚式当日。式はどこでだか分からないけど、披露宴は柴田家で。自宅で行うのも、集まるのがごく少数なのも、和装なのも全て朝ドラ“お約束”。例外は勿論あるけどね。あと、和装でも白無垢率が高い気がする。だからヒロインなつは、当然の如く白無垢。何か、あの様子だと、なつばかりが目立っていて夕見子は引き立て役みたい>「みたい」は余計?普段、なつはカラフルな服を取っ替え引っ替えしているから色打掛の方がイメージに合ってる様な…で、色白で華奢な感じの夕見子の方が白無垢は似合った様な…そしたら2人揃って可愛く映った様な…気がするけど…なつを目立たせることが最重要なことだからダメか(^^;)「東京から、お兄ちゃんと光子さんも来てくれました」いや、光子さんはともかく咲太郎は実兄なのだから寧ろ当然だと思うのだが…それと、(これまた)ハッキリした描き方じゃないけど咲太郎&光子はツンデレのツン状態なわけでしょ?2人してやって来たってことは、デレに変わったってフラグなんだろうけどその変わった瞬間(少なくとも、2人で十勝へ行こうと決めたところ)を描かないでどうするんだろう?ももももしかしてそこは曖昧なまま、アッサリと結婚宣言しちゃったりして?このドラマっていかにもフラグって感じを一応立てはするけど極めて薄いまま放置状態がしばらく続いた後で、交際もしないままイキナリ結婚!ってのが多いよね>なつと夕見子は勿論、茜さんもそうだし大森よ、恋話が下手なのにも程があるぞ。そそそそれともフラグは立てまくるは、ライバルは登場するは紆余曲折しまくりの恋話メインだった『半分、青い。』に対抗して?ところでボンクラひじゅには披露宴出席者を把握しきれなかったのだけど天陽の奥さんはいた?それだけが、ちょっと気がかり。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3336-aec723d9☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 花嫁人形赤飯ウェディングケーキ>メッセージクッキー
2019.08.10
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2年経過―頑張り屋チャングムは知識の面でも見立ての面でも既に一人前に成長した様子。でも、鍼を打つ勇気が出ない…師匠チャンドクさん相手に練習した際、ツボを間違えてしまったことが原因。以前、吹き替え版を観た時、その練習シーンがカットされたのかと思ったけど完全版である今回も無かったから、最初から入れなかったのかな。台詞だけで説明されるだけで話が進行してしまうのって『チャングム』らしくない気が…。でもまあ、分かれば良いか。一応、後の方になって出てくるし。鍼って経験ないから実感湧かなかったけど、考えてみればツボって身体中にあるわけでそれぞれ効く部分が違うわけだから、ちょっと間違えば「ひでぶっ」となっちゃうわけだ>ぇこれは恐い…。先回、ウンベクさんから医学を目指す動機をたしなめられたチャングム。あの時は復讐の気持ちが真っ先にあり、医学は手段に過ぎなかった。まだ、知識を取り入れ始めた段階だったからね。それが今、医学の恐さが分かり始めてきた。これは、紛れも無く成長の証だと思う。医学に対し、それだけ真剣になってきたことの証でもある。でも、恨みも捨てられない。ともすると、復讐心でいっぱいになってしまう。でも、その状態では医学は究められない。ああ、無限ループ。真摯に悩むチャングムが好きだ。★好きといえば、トックおじさんが好き(笑)2年経って、やっとこチャングムに逢いに行けたのね。例の奥さんのヘソクリは、しっかり隠し持っていたのか>さすがだなだけど、せっかくの子供が亡くなったのは残念…。最初の子供も知らない間に亡くなっちゃったしね。物語上、邪魔になるからかしら?(酷それにしてもトックおじさんったら、色黒と思ってたら日焼けだったのね。お腹なんて真っ白じゃん。そして倭寇登場!ちょっと訛りのある日本語は『ベストキッド2』とかに比べれば、かなりマシ(笑)ナンダカナ…な髪型や服装も『ベストキッド2』…(以下略と言いつつ『ベストキッド』シリーズは好きなのよ。ラルフ・マッチオはカワイイし、パット・モリタも良い感じ。言い訳ではありません、本当です>ぇ話を戻そう―こういう時に限ってチョンホ様もチャンドクさんも留守という状況も…チャングムに迫られるのが鍼治療であることも…鍼は打つよりもツボを見極める方が重要で、しかも難しいけれど、チャングムはツボは熟知しているという説明も…ご都合主義とは思わず、許せてしまうのは何故なんだろう(笑)つーか、むしろ面白い!と思えるのは何故なんだろう。トックおじさんの船酔いを直すためでも、鍼を打つことは出来なかったけどトックおじさんの命を救うために、鍼を打つ決意をするチャングム。こうしてチャングムが遂に恐怖心を克服したことで倭寇の役目はアッサリ終了。何だか随分ヘタレだったような…>ぉ★そして、チョンホ様―男尊女卑の時代のドラマで、しっかりと自分の道を歩む知性的な女性を主人公にして、彼女を理解し愛する男性が陰からずっと彼女を見守っている―なかなか面白い図だなあ、と思っていたら、遂に告白するチョンホ様。もはや女官ではなくなったチャングムも、控えめな言葉で彼に答える。さり気にラブストーリー成立。まあ、チャングムはまだまだ、それどころではない状況ではあるのだが。ツッコミをひとつ―同じシーンなのに、映る人によって雪の降り具合が違い過ぎ(爆)チャングムに一番激しく降り注いでいるのは、「らしい」とも言えるけど>ぇ○『チャングムの誓い』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇東洋医学療法!皮内針。。。プロも使っている皮内針・・・よく効きます!【お徳用品】皮内針:...Woody JOE(ウッディ ジョー)木製模型キット 帆船「千石船」 1/30 大長今 宮廷女官チャングムの誓い/旅行バッグ●追加>古い映画だから知らない人もいるかも●DVD ベスト・キッド2 【シネマ・ザ・チョイス 第7弾】
2007.08.31
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高い塀で囲まれた“学校”に赤ん坊の時から閉じ込められ外界とは一切の接触もないまま成長する少女達。★★★ネタバレあり★★★取り合えず『エコール』を観てみよう!という気持ちになった(笑)原作は同じ。といっても未読なので>いつものことだが(^^;)どちらが原作に忠実なのか、どちらもアレンジが激しいのか分からないけど聞くところによると『エコール』はミステリアスというか、真相を明らかにしないまま終わってしまうらしいのだがこちらの『ミネハハ』はアカラサマというか“まんま”。『エコール』はロリコンとの見方もある通り登場してくる少女達は年長でも12歳までらしいのだけど『ミネハハ』は中心となる少女達は、少女というより大人に近い。まあ、せいぜい高校生くらい?恐らくラストシーンのためだろう。幼女だったら非常にマズイから(^^;)つまり、真相はハッキリ描いている。その真相に向かってまっしぐらに話は進んで行く。その衝撃度を見せたいのだろうとは思うのだけど>『エコール』への答?結構最初の方からバレバレなので捻りがないな…と思ってしまう。その真相の向こうにあるものを見たかったと思う。つーか、細かいところは謎のまま。謎のままの方が効果的な作品もあるけれど今作の場合どっちかっちゅーと辻褄を放置したって感じ>言い過ぎ?映像は美しい。緑に囲まれミネハハ(笑う水)と名付けられた滝が流れ石像で飾られたクラシカルな建物の中で白いドレスを纏った少女達。なんだけど少女達は…あんまり綺麗とは思えなかっ…>スミマセンスミマセン最終的に選ばれるヒダラより彼女に恋愛感情を抱くイレーネの方が満島ひかりにちょい似で可愛いと思ってしまった。映画の中ではヒダラ=美しいイレーネ=美しくないという図式。ヒダラ=金髪&ぽっちゃりイレーネ=黒髪&痩せ型なので、まあ、そーいうことなのかもね(^^;)物語は秘密に殺人に同性愛そして、それらが集約された“真相”もうちょいサスペンス要素を盛り上げるかホラーにしてしまうか耽美主義に徹するかしてしまった方が良かった様な気が…はっもしかしたら、それが『エコール』だったりして?(作られたのは『エコール』の方が先だけどね)同性愛に関しては女ばっかりの環境なのだから仕方ない年頃なんだから仕方ないと思うけど無垢な少女の世界で互いの魂に惹かれ合って…みたいな描き方なら美しかったかもしれないのにそういう精神性のものではなく年頃ゆえに性欲が芽生えてきてそれの向かう場所が女性しかいないだけでいわば疑似恋愛…という風に受け取れて>私だけ?何ちゅーかうっとりする様な憧れの少女世界というイメージとはちょい違った。いやまあ、自分自身も女なので少女って、そんなに美化出来る様なものではござんせん!なんて実も蓋もない思いが消せないからかもしれないけどね(^^;)本当は、それを消せるほどの“世界”を見せてほしかったんだな。でも、そういう物語ではなかった。無垢な少女達が未知の世界に触れる…というものではなく純粋培養された少女達でさえ性欲は抑えられないのならお金と暇を持て余している大人の男達は尚更だよな…って感じで>ぉあの“真相”は衝撃ではなく必然っていうか所詮そんなもんでしょ、人間なんて!ってところ(悲それにしても幾ら男爵だからってあそこまで手間暇かけて磨き上げて結局あれだけの使い道?しかも選ぶのは一人だけじゃ残りはどうするのだろう?映画やドラマとかで観た限りでは、日本の芸者とか韓国のキーセンとかだって随分と苦労して芸や教養を身に付けなければならないしちゃんと自覚して、それなりの誇りや目標を持って励んでいる様子。こちらの少女達は何も知らされないままなわけで教えられるのはバレエと礼儀作法程度で頑張るのは外の世界に出たいから…って感じ。そこが哀れ…と涙するところなのかもしれないけど何だか“製造工場”という言葉が浮かんできてしまった(酷でもって、その品質云々は実は大して意味なし…みたいな。結局、好みの問題みたいに見えちゃう上にあれでオシマイなわけじゃん?>即物的オープニングは血を流して踊るトウシューズのアップ。爪先から血がだんだん滲んでくるところは、かなりハッとする。美しくもあり怖くもあり、って感じで映画全体の中で一番良い出来っていうかこれだけで良かったんじゃないの!?と言えなくもない>いや、言い過ぎつーかこれ単体ならそうなんだけどラストでヒダラが自分の股間に手を触れその手が血に染まるシーンと重なってしまってやっぱ、ナンダカナ…と思う。じゃあ、駄作かっていうと印象に残って消えないし妙な魅力はあると思う。まあ、取り合えず『エコール』を観てみるつもり(笑)『The Fine Art of Love:Mine Ha-Ha』 2005年/イタリア・イギリス・チェコ原作:フランク・ヴェデキント監督:ジョン・アーヴィン出演:ジャクリーン・ビセット(校長)、ハナ・テイラー・ゴードン(イレーネ) メアリー・ナイ(ヒダラ)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/919-22e4ce79☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 映画ブログ 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち原作中古これも中古
2013.02.03
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原作は宮部みゆきの小説。映画・ドラマ・韓国ドラマ…とあるみたいだけど、今回は映画を観た。『前編・事件』『後編・裁判』…と、二作に分かれている。☆★☆★☆★☆★☆★ネタバレあり★☆★☆★☆★☆★☆ある雪の朝、城東第三中学校の裏庭で、藤野涼子と野田健一は死体を発見する。それはクラスメートの柏木卓也だった。自殺か他殺か…涼子達に他校の生徒神原和彦が加わって、生徒達による裁判が開かれ―なかなか味わいのある作品。ツッコミどころというか、ちょっと疑問に思うことはあったけどね。まず、主人公の藤野涼子が優等生タイプなのが良い。と言っても、変に上目線だったり、皆から少し逸れた位置にいたりするのではなくあくまでも王道というか、ニュートラルな感じ。イジメを見逃さない優しさもあれば、イジメを止めに入れない弱さも持ち合わせているある意味、どこにでもいる様な子だというところが。だから、彼女を中心に、他の生徒達は色んな方向に尖った個性の持ち主。教師や他の大人達もそう。そうして枝葉が伸びて絡んで世界を成している。優秀さとか、理知的な方向に尖っていたのは井上康夫。却ってマンガチックなキャラになっているけど>まあ全員がそう言えるけど私的には一番好感持てたキャラ(笑)優しさの方向に伸びていたのが浅井松子だったのかな。イジメから友人を救おうとしたり…それで結局、自分も酷い目に遭ったり卑屈になるのではなく音楽や食べることを、つまりは人生を楽しむ様にして明るさと強さを保っていた。涼子ができないことを自然にしていた。涼子が裁判をすることを思い付き、それに向かって行動できたのは松子の死がきっかけと言えるし裁判を行ったことで皆が達した心境や決意は、松子が既にしていたことに近い。突き詰めれば、涼子や皆が松子の域に達するための物語と言えるかも?そういう意味では、三宅樹里が裁判で松子を悪者にしようとしたのが象徴的。松子が可哀想でならなかったのだけど、物語の必然でもあったということだな。それでもやっぱり可哀想でならないけどね。松子役の富田望生さん、凄く見覚えがある…と思ったら朝ドラ『なつぞら』でヒロインの友達@良子を演じた人だ。あのドラマでも容姿を弄られていたけど今作でも容姿ゆえに余計に軽んじられていてこーいうルッキズムを当たり前のこととして描くのはもうやめようよ!と思う。まあ、かく言う私もイケメン好きなのは否めないのだが>ぉ朝ドラ繋がりで言うと、涼子役の藤野涼子さんも朝ドラ『ひよっ子』でヒロイン友達@豊子を演じていた人。あちらも良い感じだった。映画に戻ると>ぉ真相に向けて緊張感を持って話がどんどん進んで行く…ってのを期待したけどそれほどでもなかった>スマソまあ、所々で頭を下げて謝罪したり感謝したりするところは好きだけど。色んな出来事が錯綜して…ってのは、確かにそうなんだけど肝心の柏木卓也の死とは関係のない事件があちこちで起きていたわけで…否定するわけでは決してないんだけど全てが何かしらで真相と絡みあっていて、知れば知るほど複雑化していく…って方が好みではあったな>単なる好みですが各人の家庭環境が描かれたのは良かったけど、ただ描かれただけって感じでその影響の程をもっと色濃く見せてほしかったと思う。樹理の母親の天然な毒っぷりは良かったけどね。最後の最後の証言は、一歩間違えば拍子抜けで終わっていたと思う。いや、あれでも拍子抜けにしか感じられない観客もいたんじゃないかなあ…私的にはギリギリ納得できたし、そこが物語全体の肝なんだとも思うけれども逆に、肝にしましょう!的な意図というか、それありき!の物語でした的な自然な物語にならず作為が目立ってしまった気がしなくもなくも…うがった見方をすると―学校、雪、転落死、自殺かそれとも…と来ると『トーマの心臓』(萩尾望都)を思い出させるんだけどもしかして、本当にあれがモチーフになっているのか?という疑惑が湧く。『トーマ』は少女マンガとは思えない様なまさに聖書に出てくる神と悪魔の論争がテーマになっていて全体的に繊細で美しい物語だった。だからトーマは、愛する人に自分の命を捧げた。『ソロモン』は>聖書中の人物の名前をタイトルにしているのも鍵?正反対に、利己的な人物ばかりが登場する。だから柏木は、勝手に人を試し、その結果に落胆し、利己的に死んだ。裁判は伝説となり、この学校からイジメはなくなったと締めていて一見、綺麗な終わり方の様ではあるけど素直に感動できなかったな>スマソそれでも全体的には面白かった。★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★原作:宮部みゆき監督:成島出脚本:真辺克彦音楽:安川午朗主題歌:U2『With or Without You』エンディングテーマ(前編):『ADAGIO PER ARCHI E ORGANO IN SOL MINORE』出演:藤野涼子(藤野涼子)板垣瑞生(神原和彦)石井杏奈(三宅樹理)清水尋也(大出俊次)富田望生(浅井松子)前田航基(野田健一)望月歩(柏木卓也)西村成忠(井上康夫)小日向文世(校長)松重豊(北尾)黒木華(森内)尾野真千子(神原涼子)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3892-577a39ad☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへコンプリートBOX(ブルーレイ)小説全6巻(中古)トーマの心臓(中古)
2021.12.02
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なんてこったあ~!Part2どうもDVDレコーダーがぶっ壊れた模様で、またまたディスクがエラーになっちまったい。16話は観ないまま、17話は後半だけかろうじて観ることができたっ、て状態。だから…あまりマトモなレビューは書けないと思うけど、区切りなので取り掛かってみますね。ええ~っと、まずね…誤解も解けてラブラブになったもも&カイリだけど、残ってるのはとーじと、例のももの写真。ここを、どう決着つけるか、だよね。公式HPによると、何やら怒涛の展開だったらしい(笑)ジゴローも写真を取り返すことに協力してくれたみたいだけど、さえちんと共に交通事故で入院。とーじの活躍でネガが手に入ったものの、どこからかモレてスキャンダルに発展。それが、どんな風に収まったのかは、後でキチンと観ることができた時に確かめるとして(^^;)最後の最後は、ももの恋の行方。とーじかカイリか…。ドラマ的要素から見ると、やっぱカイリが有利。物語は最初、カイリとももの初対面でのハプニングで始まったわけだし、その後も何かあるたびにカイリがももをフォローしてきたし、何より演じてるのがF4のひとりであるヴァネス君なわけだし(笑)…ってことで、やっぱ彼とハッピー・エンド。ひじゅに的には、とても良かった(^^)「あなたも私も、自分が好きな人を手に入れたかっただけでしょ」とか何とか、さえちんが最後の憎まれ口を叩いてたけど、彼女は本当にとーじのことが好きだったのかな?ただ自分が主役でありたかっただけ、そのためにももに対抗心を燃やしてただけ…って気がするけど。もしそうなら、人気モデルのジゴローに愛されるのもOKなはず。ちょこっと視点を変えてみれば良かったのに、さえちん。ひじゅには彼女が気がかりだよ。後で、そこのところも確認してみよう(笑)そんな彼女とは逆に、カイリの方は、あくまでもももの気持ちを優先し、彼女の幸せを考えてた。だから最後に彼が報われるのは必然。でも、とーじも、もものために無理してさえちんと付き合ってたわけだしな…ちょっと可哀想。彼を応援してた人も少なくはないはず。一旦はとーじの手を取ったもも。でも、それは、彼に感謝と別れを告げるためだった。逆にももを諦めようとしているカイリを彼女に向かわせるため、いつか自分がされたのと同じようにカイリをトイレに閉じ込めちゃうとーじ。ここの繰り返しが洒落てると思った。とーじの最後の見せ場になったし。“願いごとの木“の下で顔を合わせるももとカイリ。良かったね、ヴァネス君>ぉ☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇裏ピーチガール(3)■送料無料■Vanness & Kangta CD+DVD■【SCANDAL】■初回生産限定盤■'06/7/5発売★韓華★F4 呉建豪 (ヴァネス・ウー) ペプシ ウォーターボトル (10849)
2006.05.30
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コメント欄で教えていただいたところによるとリアルかか@大橋鎭子さんのお母様は82歳まで長生きされたそうだドラマのかかは73歳で亡くなってしまった実話より9年も早いなんてちょっと失礼過ぎない?何の意味があって?…と思っていたらかかの最後の言葉「小さなしあわせ」がまんま常子のエッセイのテーマ&タイトルにつまり、こーいう意味があったんだよ!と、西田がドヤ顔してそうだけどいやいや、これってやっぱ酷いんじゃ……ひじゅにですが何か?「決して押しつけがましくならない様に」by常子↑常子には一番難しいことの様な…かかが亡くなりそれでも日常は続いていく―と言いたいけど朝食は大人達は魚だけど子供達には卵をという配慮のある小橋家(+水田家+南家)なのにその卵に添えらえているのは人参。そして何と、味噌汁にも人参。しかも飾り切り。これは何?一体何が起きたの!?と思ったけどいやいや、この様子からすると皆が人参好きという設定なのだな。きっとそうだ、うん、そういうことにしておこう>ぉだから、この間の、お粥の上に人参!の図ぅも彼らにとっては「日常」なのだ。人参が苦手な自分の基準で視聴してはいけませんね。うん、これは西田ワールドなのだもの。かかの人参飾り切りは、それほど思い入れのあるものなのかどうかそもそも以前にそれが出て来たことがあったかどうかボンクラひじゅには思い出せないのだけれどもまあ、西田的には直前にでも出ればOK!アレで十分!ってとこなのだろう。「起承転結」の真ん中を省いた「起」→「結」しかない『とと』だったけど今回は「起」=かかが、たまきちゃんへのお粥の上に乗せた人参「承」=鞠子が、かかの思いを継いで味噌汁に入れた人参(推測)「結」=常子も、かかの思いを継いでエッセイを書くと、三段階。おお、凄いぞ西田!進歩してるぞ!>ぉ「母が私達にしてくれた様に人生に僅かでも彩りや安らぎを添えられる様な言葉や知恵を読者に伝えたいんです」何はともあれ常子はエッセイを書くことに。そして、8年の時をワープして、今は昭和48年―常子のエッセイ『小さなしあわせ』単行本に。って…ちょっとちょっとまた「起」→「結」に戻ってんじゃん(笑)つーかそのエッセイにはどんなことが書かれていたのかほんの少しでも見せるべきと違う?いつもの手法ではあるんだけど侘しいなあ…西田よ。ドラマが始まる前に出版に取り掛かる前の段階を長くゆっくり描きその後はスピードアップする―とかいう話を聞いていた。確かにその通りにはなっているんだけどその、ゆるやかな時間の中で日常の「小さなしあわせ」が「積み重ね」られていくのだろう…という期待は無残にも打ち砕かれ出版業界に入ってからは働く姿が生き生きとキリッとスマートに描かれるのだろう…という期待も既に粉々になっているのだがそれも含めて計画通り!なのか、西田?貶すつもりはないのだけれど褒めるところが見つからないという状態だったけど、今日は敢えて一つ挙げますぜ。時がワープする毎に、常子達の髪型や服装が変わっている。そこに年齢の「積み重ね」は全く感じられないけど一応、小さな変化はもたらしている。まっっっっったく何も変わらなかった『まれ』よりはずっとマシじゃね?>ぉ時代そのものは確実に変化している。手作りから既製品へ「作る」から「買う」へでも、女性への視線は変わらず遣り甲斐を持って働いている人達に貧乏だから働かざるを得ないのだと陰口が飛び交う…っちゅーことだけど今でも、いや、今こそ(?)お金のために働いている人は多いんじゃね?仕事が夢であり生き甲斐になっている女性は幸福だと思う。だから陰口くらいで凹むなよ、とも思う。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2315-3586fff5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!鉛筆削り型の皮むき器小さなしあわせみかん大橋鎭子『すてきなあなたに(01)ポケット版』
2016.09.22
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ジェイ・チョウ(周杰倫)初監督作品。脚本も音楽も担当。勿論、主演も。不思議な少女とのラブストーリー。前半はジェイ扮するシャンルン視点で描かれるフンワリとした初恋物語でその所々に仕掛けられた謎が、後半になって少女@シャオユーの側から次々と解明される。韓国映画によくある構成だな。ラストはまたシャンルン視点に戻り、一つの解決を示す。音楽学校の生徒という設定が彼に合っていて良い。ピアノ・バトル等、ピアノを演奏するシーンが多くて楽しい。↓以下、ネタバレだらけ(笑)↓★ ★ ★ ★ ★ ★ ★シャオユーが他の人達には見えない、というのは序盤、シャンルンが名前を尋ねるシーンで分かってしまうのでどうなのかな…と、その時は感じたけど心配無用で、なかなか捻りが利いた物語になっている。シャオユーがシャンルンにしか見えない…という描写が続いたかと思うとクラスメートのチンイーと言葉を交わすシーンや用務員さんがシャオユーを見たと話すシーンが出てくる。その双方では逆にシャンルンは彼女を見ていない。この“特定の人にしか見えない”という特質から、シャオユーはゴーストなのだと解釈していた。でも、その時によって見える人が変わるのだとしたら、それだけでは説明できない。そしたら、彼女は過去からのタイム・トラベラーだと判明する。ここのところも、一つの捻りかなと思う。“謎”は多分、シャオユーが呟いていた(楽譜に書かれていた)「最初に出逢った人が運命を決める」とかいう言葉やシャオユーが予め歩数を数えておいて目を閉じて教室まで歩く姿から過去からやって来た時に最初に目に入った人のみが、こちらの姿を見ることができる…というルールがあるのだと解釈すれば納得がいく。何故?何故?という気もするけど(笑)タイム・トラベル物って作品によって色々なルールがあるから、これはこれで良し>ぉシャオユーの時代は1979年>ジェイの誕生した年だシャンルンの時代は1999年。“現代”もリアル世界よりは過去なので、ちょっとレトロな雰囲気がある。風景も建物も美しい。シャンルンがシャオユーを自転車の後ろに乗せて長くカーブした木の橋(?)を渡るところは実に素敵だった>うっとりそれにしても、シャオユーが可哀想過ぎ。そりゃあ、未来に何度も行っただの未来人(シャオユーの時代にはまだシャオルンは生まれていない)と恋に堕ちただの思春期の女の子が言い出したら「妄想」と思うのは仕方ないかもしれないけど…精神病だと思うなら、まずは専門医に診てもらうよう取り計らえば良いのに完全にオカシイと決め付けて最初から厳重な監視体勢に入るとは…しかも周囲にバレバレだし…知った男子がからかう(ていうか、完全にイジメ)のも野放しだし…たった一人の家族である母親も娘を庇うでもなく、ただ家に閉じ込め薬を飲ませるだけ…彼女が本当に病気だったとしても、あれでは追い詰められるばかりで悪化の一途だろう。アンソニー・ウォン扮するシャンルンの父親にして教師は“現代”での父親としての姿は、お茶目でカワイイ。それだけに“過去”におけるシャオユーへの対処が不味過ぎるのがナンダカナ…若気の至りってことなのかしら?あの苦い経験により人間的に成長したってことなのかしら?でもって、彼が息子を失う結果になってしまったのはもしかして“報い”なのかしら?卒業式のシーンで、シャンルンが一旦会場に戻るもチンイーに借りたブレスレットを返すだけで、すぐまた引き返したのが良かったな。シャオユーが姿を消してから、表面上はチンイーに乗り換えちゃったみたいに見えたから>ぉここで本当の気持ちをハッキリ示したってことだよね?悲劇的なラストを想像していたので、意外なハッピーエンドにホッとした。最後の一音を弾いたのか弾く前に死んでしまったのか、際どいところでストップモーションになるけれど…その時点でシャオユーも既に死んでしまっていたし死後の世界で再会した…という解釈もできるかもしれないけど…でも、それならシャンルンを見たシャオユーが喜ぶどころか知らない人に向けるような表情だったのが説明できないと思う。あれは多分、シャオユーが時を超える以前、シャンルンに出逢う以前の時間にシャンルンが飛んだからだと思う。ラストの卒業写真がイマイチ分かり難かったのだけどあそこに写っていたのはシャオユーとシャンルンだよね?シャンルンは過去に行くことに成功しシャオユーと新たな未来を生きることになった、ってことだよね?20年の開きしかないので、年を取った2人と若い2人が同時に存在していそうで混乱しそうになるけど歴史は変わってしまい、若いシャンルンはもう生まれないのかもしれない。シャオユーに悲劇は最初から起きずシャオユーの母親は娘の死を信じようとしないまま“妄想”に生きることもなくシャンルンの父親は過去を背負って生きることもなく恐らくシャンルンではない別の息子に恵まれシャオユー&シャンルンが2人して幸せに長生きする世界になったのだと思う。とても良い雰囲気の作品だった。やるじゃん、ジェイ・チョウ!って感じ(^^)『不能的・秘密』 2007年/台湾監督:ジェイ・チョウ出演:ジェイ・チョウ(シャンルン)、グイ・ルンメイ(シャオユー) アンソニー・ウォン(シャンルンの父)、アリス・ツォン(チンイー)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/321-739322ccクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) < にほんブログ村 映画ブログ 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆ 【送料無料】言えない秘密価格:2,993円(税込、送料別) 即発送!■送料無料■初回限定盤■ジェイ・チョウ CD+DVD【The Era/跨時代】11/1/12発売価格:3,499円(税込、送料込)
2011.09.25
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第2話『チェイン』とっても『相棒』らしい様なイマイチ「らしく」ない様な微妙…な回?「良いですね、この安定のやり取り」by冠城冠城亙「最初の事件」―特命係に戻るのも特命係としての最初の捜査も望みを果たすのに色々と画策する冠城さん。今迄の相棒との一番大きな違いがこれかな。「手掛かりはシガーの香りだけ」煙草の煙と共に消え去った男に纏わる話。探しているのはチェインスモーカーの男女。珍しい銘柄の煙草が出てきたと思ったらリトルシガーなるものも登場。煙草は全然やらない主義なので、全く無知。リトルシガーという名前も初めて聞いたし自分でブレンドできるものだとも知らなかった。なかなか奥が深いし、非常に趣味的な世界なのね。画面に映った限りでは上品な雰囲気のある世界。そういう意味で極めて『相棒』らしいと言える。加えて、話のベースは“友情”であるわけだけど2人のチェインスモーカーぶりは、あまり美しくはないよね。友情というより欲望の印象が強くなってしまう。その「チェイン」と過去と現在を繋ぐ「鎖」や人間同士の「絆」や殺人の「連鎖」や逃れられない「足枷」等々色んな意味を絡めているんだろうけど。自殺した人達は自己犠牲の精神を示したと言えるのかもしれない。でも、生き残った2人はそれほど高い精神性ではなかった?…みたいな印象を受けてしまったのだけれど煙草を吸わない者らしい考え過ぎの感想でせうか?まあ、その“友情”に惑溺性(もしくは中毒性)があった…という意味も込めているのかもしれないな。個人的には何かイマイチな回だった>スマソでも、あと一息で凄く雰囲気のある名作になったのでは…という惜しい気持ちも残った。右京さんと冠城さんが特命係として初めて組む事件ってことでどちらにも偏らない内容であることが良かったと思う。煙草専門店で出くわしたりして双方共、あまり詳しい世界ではないみたいで。それでいてオリジナルのリトルシガーの香りの正体は紅茶と珈琲ってところに良い感じのオチがあるよね。紅茶に拘る右京さんと珈琲に拘る冠城さんってことで最初の事件を潜り抜け、コンビ成立!つーか、確立!ってわけ?右京&冠城のコンビは人の心を惹きつける魅力がある!…という示唆でもあるかな(笑)米沢さんがいないのは、やはり寂しいな。煙草を分析するシーンでは、彼の蘊蓄も聞けただろうにな。とはいえ、今回に限っては右京&冠城を前面に出す必要があったから、あれで良かったのかも。イタミンが過去の部分に関わっていたことも右京&冠城に程良い絡み加減になっていたな。あ、幸子さんの出番も程良い感じ。冠城さんが彼女に頼んで…ってとこも「らしい」し(笑)脚本:真野勝成監督:兼崎涼介ゲスト:音尾琢真 大谷みつほ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2347-88873535☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!煙草の香り>テッラ コンティ・ゼッカ 紅茶の香り>ヴァシリーサ珈琲の香り>チョコレート
2016.10.23
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日帝強制占領時代外部と完全に断絶した京城の療養寄宿学校に隠されていた77年前の秘密―★☆★☆★ネタバレあり★☆★☆★主人公チュラン役のパク・ポヨンの第一印象が井上 真央に似ている…だったので最初の内は、そればかりが気になってしまった(笑)まあ、それはともかく>ぉ全体的に『ミネハハ』や『エコール』に似ている。つーか、確実に意識していると思う。パクリというのじゃなくて、そういう世界を作りたかった…って感じ?(あ、そーいえば、『エコール』はまだ観てなかった>ぉぃ)世間から隔絶された小さな空間で日々を過ごす10代の少女達。いわば純粋培養。それでいて、どこか隠微な雰囲気が漂う。百合要素もあり。白いフンワリしたネグリジェを着ているところとかチュランとヨンドクが逃亡を図るも、辿り着いたのは……なところとかやはり『ミネハハ』を髣髴とさせる。とはいえ、それだけでは終わらず真相も性的なものではなく、残虐なもの。その学校では、日本軍による人体実験が行われていた―そのため、反日映画だと批判する人も少なくないみたい。でも、日本には731部隊という黒歴史があるし『海と毒薬』(遠藤周作)の題材となった九州大学生体解剖事件もある。少女達や、少女達に用いた薬はフィクションでも日本軍がこの手の物語の悪役に用いられても無理はないと思うな。日本だって、色んな外国を悪としているエンタメ作品は沢山あるだろうし。だからって、この映画が傑作かというとそれは全くの別問題(笑)生徒達が一人また一人と姿を消してしまう…ってとこも『ミネハハ』っぽくはあるんだけど逃げ出そうとしたり秘密を知られたとかで抹殺された…なんてのではなくてその異変こそが真相に直接繋がるもの。いわば、彼女達は失敗作だった…ってことになるのだろう。つまり、悲しい真相なのだけど描写はいきなりホラー…それも心霊系のJホラー・チック。そして、クライマックスは『キャリー』っぽい。色んなネタがてんこ盛り(笑)しっちゃかめっちゃか…とまでは言わないけどナンダカナ…感は否めない。サービス精神旺盛…とは言えるかな(笑)映像的には美しく終わらせよう…としているところは好感持てた。やはり、この手のものは耽美的でないと(笑)チュランが学校にやって来た時に来ていたのは赤いワンピース。ヨンドクに貰ったのは赤いキャンディ。地下室に咲いていて、食べると病気が治ると言っていたのは赤い花。イカニモ象徴的!って感じだったな。何の象徴なのか、よく分からないけど>ダメじゃんダークカラーと白…の世界>モノクロと言っちゃって良いんだろうけど(笑)の中に閉じ込められた少女達の血?生命を表す血であり、悲惨な死を暗示する血であり通い合う温かい人間的な心であり本来ならずっと続いて行くはずの彼女達の生き生きとした人生であり鮮やかな夢?↑考え過ぎ?2015年/韓国監督/脚本:イ・ヘヨン脚色:イ・ヨンジュ,キム・ユジン出演:パク・ポヨン(チュラン/静子)オム・ジウォン(校長・加藤早苗)パク・ソダム(ヨンドク/和恵)コン・イェジ(優花)チュ・ボビ(紀平)パク・セイン(恵口)シム・ヒソプ(体育/日本軍・健二)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3704-155376c5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ DVDミネハハ 秘密の森の少女たち紅い花
2020.09.12
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第6話『ラスト・ソング』う~ん…う~ん……う~ん………あんまり面白くなかった(>_<)いやまあ、冒頭でイキナリ研ナオコ演じるミス・アンルーリーが外階段の踊り場から女性を落とす…というシーンがありおお、今回は『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』風に犯人が先に明かされるのかと思わせられて、実は…というドンデン返しが用意されていたし―録音室でのシーンでは、台詞の一部が音声ナシ字幕で流されるという遊びもあったし―イタミンの「カンベソン」も久しぶりで笑っちゃったけどさ―う~ん…このイマイチ感は何だろう…?ほとんど、右京さん&ミッチーとミス・アンルーリーの会話で成っているのでここにグッと緊張感があって、そこはかとないユーモアも漂っていてミスリードに心地よく翻弄されて、ドンデン返しの妙を味わう…というのが目的だと思う。ミス・アンルーリーの話し方とかに、そうした面白みの欠片が見え隠れする。でも、何かあまり緊張感がなかったしハラハラドキドキでもなかったなあ…やはり、こういう形式の物語って、中心となる人物の魅力にかかっていると思う。右京さん達とミス・アンルーリーと。前者も、いつもに比べるとそれほど輝いていなかった気がするけど今迄の積み重ねがあるから大いに脳内補完できるので、まあOK。となると問題は後者かな…伝説にもなっている歌手としては声も歌唱力もイマイチな気がした。スミマセンスミマセン!MCにしても、右京さん達への受け答えにしても多分、文字で読んだらそれなりの面白さがあると思うのだけれど実際に彼女の台詞として聞くとナンダカナ…だった。スススミマセンスミマセン!個人的に研ナオコのことは好きでも嫌いでもない。いや、強いて言うなら好きな方。といっても、そんなに見たり聞いたりしていないからそれほどイメージに固執しているつもりはない。でもやはり、どこかに偏見があるのかな…だとしたら、本当にススススミマセンスミマセン!ところで、右京さんの閃きの元となったのは『When Love Kills You』という曲。QUEENのフレディ・マーキュリーのソロ・アルバムに『Love Kills』という曲があるんだけど…全然関係ないですねそうですね(^^;)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/389-520ce867クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆やっくんち 送料無料&あす楽対応商品unruly(アンルーリー)Cigarette case(BLACK×RED)価格:6,090円(税込、送料別) フレディ・マーキュリー【未開封CD】【送料無料】【フレディ・マーキュリー / ザ・ヴェリー・ベ...価格:1,980円(税込、送料込) 研ナオコ / 一途 【CD】価格:1,500円(税込、送料別)
2011.11.28
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『ゲゲゲ』では暁子姉さんが、しげるを見て「顔小さい!」と言ってる間に>言ってませんアッサリ生まれてしまったけどさすがの『てっぱん』は、のぞみさんが苦しむ様子を見せるだけでなく尾道メンバー勢揃いで大騒ぎ!でも、綾の出産シーン@『かめ』に比べればアッサリ?…ひじゅにですが何か?「新幹線で生まれてまうがな」by神田出産は経験ないから知らんけど臨月で遠出するってモッテノホカちゃうん?行きつけの医者からは離れてしまうし、初めての医者に頼らざるをえないし、つーか、診察拒否&たらい回しで最悪の事態になったという事件もあったやん。―と、気を揉んだ視聴者も少なくないと思うけれどそこは、さすがの『てっぱん』ワールド。のぞみさん本人が意地を張るだけで、他は全て安心スムース無問題。千春&あかりに重ねる…という目的しかないから不自然だろうが無理クリだろうがバカバカしかろうが腰砕けだろうがとにかく何がなんでも尾道で出産!しかないわけで(笑)それも、あかりの誕生日に、あかりの目の前で。こうして、のぞみさんは村上家に取り込まれていくのだな。まさに村上教。一応、尾道で産むようにと言葉を出したのは錠父さんだけど落ち着き払ったマッチが陰で采配しているのは明らか>ぇついでに欽兄が立ち会うのものぞみさん本人が嫌がってただけで、周囲は推奨つーか強要。―と、のぞみさん本人の意思は無視されまくり。結婚前にまず妊娠ありき、の『てっぱん』ワールドだから交際どころか互いの気持ちを確かめ合うこともしないままイキナリ出産に立ち会うのも自然なことなのかもね。つーか、陣痛の苦しみって凄いらしいから理性的でなんていられないだろうしあれもこれも何もかも見られて聞かれて体感されてしまうのだから数年つき合うよりも早くに分かり合えるっちゅー理屈だったりして?まあ、綾の時みたいに自宅出産にはならなかったのでその点は予想が外れたな(笑)あの時は、美波町が孤島の様な扱いで不自然さに視聴者からのツッコミが入ったけど今にして思えば、皆が見守る中での自宅出産という展開に何とか説得力を持たせようとの工夫が見られただけ、良かったかもしれない。のぞみざんの尾道行きは説得力ないことオビタダシイもんな。時期的にもそうだし、目的(=結婚を断る)もそうだし。「お前はツルッと出てきたがのう」by錠「俺はトコロテンかい」by鉄兄↑ここは、ちょっと良かったっす>ぇ「結婚よりお産の方が先になると色々面倒なことになる」by隆円↑ここは、隆円の妊婦フェチを考えるとちょいキモイ>ぉ結婚前に生まれた子供は母親の戸籍に入るのでその後に結婚した場合、子供は改めて養子縁組する必要がある―ここは、薀蓄だけど>私が知らなかっただけ?○ちゃんは戸籍上は欽兄の子になるとばかり思ってたけどこうして生まれてしまった以上、あかりと同じく「養子」になってしまうのか?何もそこまで重ねなくても…それとも即行で婚姻届を出してしまうのだったりして?ま、いいけど>いいんかい「お誕生日、おめでとう」byあかり何はともあれ、無事に生まれた○ちゃんをのぞみさんが真っ先に抱かせるのは、あかり。自分も顔をうずめて感謝の言葉をかける相手も、あかり。生まれたばかりだから「日」はいらないんじゃ…誕生そのものを喜ぶものじゃ…という小さな疑問を抱いてしまった私は細か過ぎるでせうか?あ、でも、あかりの誕生日でもあるわけだから>だよね?○ちゃん=自分ちゅーことで、あれは自分自身にかけた言葉だったのかもな。そして、お約束の涙涙の村上家。「かわいいのう」と錠父さんが言い出したらどうしよう!?と思ったけど(笑)今日のところは言わなくてホッとした。明日は言うかもしれないけど>期待してるんかいちゅーことで、のぞみさんエピはサクサクと進行中。さんざん重ねてきたのだから、これをきっかけに遂に千春さんの生前の様子が語られるのかな?「後継ぎは取らん」byばーちゃん大阪では民男君に続きパパまでもが料理教室。こうして田中荘も下宿人追い出しプロジェクトが着々と進行中。でも、笹井さんが気の毒な立場になっちゃいそうだし、一人で生きていくと言っていた、のぞみさんが村上家に取り込まれ形的に“普通の”家族になって落ち着くのと同じで田中荘の「家族」も存続することになって終わる気がする。あかりの恋話の方は方向を指し示すだけで、まだまだこれから…ってことで良いのだし。つーか、『てっぱん』ワールドの“常識”に従うなら、結婚を考える前に妊娠しなきゃならないし(笑)やっぱ、まだまだこれから…ってことでええんちゃう?応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてありますやっくんち あなたもできる自然出産夫婦で読むお産の知識価格:2,415円(税込、送料別) 平日【あす楽対応】翌日到着予定★楽天ランキング入賞★送料無料 【おむつケーキ オムツケーキ ...価格:4,999円(税込、送料込)
2011.03.21
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第9~10話『有限と微小のパン』前&後編何となく楽しみ方が分かってきた様な気がしてたのにもう最終回…「神様が作ったプログラムのエラー、それが人間です」by真賀田四季最後だけあって殺人事件も色々。取り合えず教会が2つというのは分かりやすかった。その後にホログラムが出てきたのでこれと掛けているんだなあ…と。最初の2件がお芝居の予定だったというのは教会でのあの女性従業員の態度がワザトラシイことや彼女と被害者がかつて付き合っていたという情報や城田優の余裕ある態度から何となく察せられたものの本気で萌絵のことが好きだとは思わなかったのでイマイチ自信が持てなかった。考えてみれば、最初の事件の動機は恋愛のもつれってことでこれも(広い意味で?)掛けている…と言えるかも?マスクの女性は途中まで真賀田四季だと勘違いしていたくらいなので私の推理力は大したことないのは明白(^^;)まあ、動きというか仕草というか全体に漂うものが四季とはだいぶ違うよな、とは思ったんだけども。アパートの隣人が四季というのは全く気付かなかったし。でも、このオチは笑えたというか四季を可愛く感じてしまった。それこそ「神」みたいに言われている彼女が幾ら演技とはいえ、ごくごく普通の女性として暮らしていたなんて想像すると何だか可愛いじゃん>私だけ?そもそも萌絵を殺そうとしていると見せかけて実は逆に助けてくれた…というオチとさらに、その動機は犀川先生を得るためだった…という点も。簡単に「愛」と呼んでしまってはそぐわないのかもしれないけどまあ、あれは「愛」だよね、一種の。現実とは何か?そう考えた瞬間にだけ人間の思考に現れる幻想だよそもそも、そんなものは存在しない(by犀川)現実には意味はなく生きていることにも意味はなく死んだ状態つまり動くことも食べることも必要なくただ思考のみ続けられることが最高の幸福という考えで一致している四季&犀川。何とね感情というものが欠如していると思われる四季とトライアングル・ラブになるとは…ていうか犀川&萌絵は四季を分離したもの、というか2人揃って四季という存在を(完全ではないにしろ)象徴するものなのかな?犀川&萌絵=S&M真賀田四季のイニシャルもS&Mだし。そして、犀川先生は生きていることを選んだ。煙草とか食事とか言っているけど要は萌絵と生きることを望んだってことだよね?萌絵もまた犀川先生の存在により生かされている。…ちゅーことでS&Mのラブストーリーはハッピーエンド以前、某SFミステリを私は毎回取り上げられる謎や、それを巡る話を面白いと思いそこに結構ハマってたんだけど友人某は碌に視聴していないのに主役2人の恋の行方だけは気にかけていた。私的には、ラブストーリーは彩り程度の認識しかなかった。連続性や深みをもたらす重要な要素ではあるもののメインはそこにはないと判断していた。でも、少なくともこのS&Mシリーズに関してはラブストーリーこそが根幹を成すもので毎回、2人が直面する事件により2人の何かが明らかになったり深まったり変化したり…していく様子を楽しむのが醍醐味なのだろうな、と思う。一見「情」よりも「知」が勝っている事件及び物語だけど実は可愛らしい萌え系ラブストーリー。まあ、あくまでもドラマの印象なので原作を読んだら感想はまた違うかも?ところで犀川先生、素敵!とそれこそ萌え~一歩手前だったんだけど>手前かい!?今回、メガネをかけフードを被った彼を見て分かった。昔好きだった人にソコハカトナク似ているのだわ(笑)まあ、その人はイケメンとは言い難い容姿だっ…(以下略☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1691-52dc1af2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!原作サントラ四季のクッキー
2014.12.26
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種市先輩だと思い込んでうっとりと眺めていた赤い潜水服は磯野先生だった!…というオチはこれで二回目つまり誰よりもシュッ!としてるのは磯野先生ってことじゃん今は先輩の外見や訛りに惹かれているけれど本能的に本質を見極める力を持つアキなので本当の本当に好きなのは磯野先生だった!…なんて捻りは…まず無いけどな(爆)…ひじゅにですが何か?「言っちゃったよ」by吉田アキの転科願書の日付が「平成24年」になっていたと聞いた。幸い録画をまだ消してなかったので確認してみた。おお、やっぱ平成24年!1:朝ドラ付き物の間違い>これも“お約束”2:朝ドラいじり>これもパロディ3:間違い探し>視聴者サービス4:アキの転科を無効にする仕掛け>伏線の一種5:実はアキは平成24年の東京からやって来た>未来人…今日の話からすると「4」は「×」つーかこんな遊びもクドカン作品に関してだけは許されなかったりして?ちゅーことで真面目に扱う今日の『あまちゃん』*最初に、良かったところを―磯野先生は好きだよ>今日はションベンの代わりに足がつった昨日ラブレターの件でミソがついたものの吉田さんも好き>さり気ないツッコミ勉さんも好き>さり気ないボケヒビキさんも好き>辛辣だけど愛嬌ある分析*春子さんウニ丼作り―この間、春子さんがウニ丼作りを手伝ってなかったことへの批判の言葉を何処かで聞いたんだけど今日、キチンと髪も纏めてウニ丼作りをする春子さんの姿で始まった。他ドラマだったらツッコミ返しか?とか分かってやってんだよ~ん!という制作側の仕掛けか?とか揶揄するところだけれど今作は華麗にスル―>ぉ*アキの潜水土木科への転科について大騒ぎの観光協会―確かに今のアキはアキだけのアキじゃないから>ぇ皆が問題にするのは、まあ仕方ないことなんだろう…と思ったら週末に海女コスプレで北鉄内でのウニ丼売りをすれば文句なし?つまりスケジュールの問題でイメージがどーの環境がどーのってことはないみたい。…だとすると、普通科であっても進学準備で時間を取られたらダメってことになる。*海女としての誇りもプロ意識もある!と豪語するアキ―確かに海女コスプレで…って海女としてどーなの?という疑問はあった。でも、夏さんに言わせれば観光海女=サービス業なのだからそれもまた立派な仕事…ってことなんだよね?かつて安部さんの影武者をバラしてしまったアキにとって「誇り」「プロ意識」は夏さんとは100%重ならない。どちらが良いかというのは大きな問題だから置いとくとしてとにかく今のアキが海女コスプレに躊躇するのは分かる。だから、この点を重視しての転科だったら一貫性はあるけど実際は、そーいう意味じゃないだろ?海女を続けるために何かメリットがあると考えての転科なら分かるけどそーいう意味でもないだろ?今のところ種市先輩への恋心がメインじゃん。それもまた良しと思うけど>初恋だしねそれを皆には言えないのも分かるけど>年頃だしね海女の「誇り」「プロ意識」とすり替えたら却って軽~いものに感じられてしまうなあ…先輩の件とはまた別に、アキはアキなりに海女コスプレに忸怩たる思いを抱いていた…ってことなんだろうけど海女は嫌だけど南部潜りの格好なら良い…ってのもナンダカナ…海女は尊いけど南部潜りは見下してる?じゃあ何で転科したいわけ?結局、種市先輩への恋心ありきだからじゃん。結局のところ海女コスプレを続けることで転科が認められました、チャンチャン!?…何か、可愛くな…(以下略*結局、許可しちゃう春子さん―アキの進路を心配する発言は親として当然だと思う。で、これは以前に正宗さんが言っていたことと同じ。だから正宗さんを思い出し色々と自分の中の葛藤を見つめ彼とは違う結論に達した…というのなら面白かったかも?まあ、後で出てくる気はするけど。夏さんに上手いこと操られました!って感じで終わるのはコンセプトとしては面白味があると思う。まんま夏VS春の昔と今の関係や夏さんの心の奥の思いみたいなものを彷彿とさせるし。でも、今回の流れで言うとイマイチ生きなかった。つーか変な流れになってしまってた様な…(以下略*またまた登場、’80年代の春子さんの図ぅ―複雑微妙な春子さんの過去と思い…それが時折絡まり合って春子さんに色んな局面の決意をもう一度やり直させている。それもまたコンセプトとしては面白いんだけど今日の彼女の心境の変化の描き方はイマイチだった気が…(以下略今のところ気になるのはその回想シーンでの春子さんの連れの一人が磯野先生か否か!?ってことだな>ぉ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1036-aabaedae☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち潜水士>ティーインフューザー三陸鉄道キティ>スライドミラープロ意識ゼロのマスクマン>Tシャツ
2013.05.03
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冒頭からして残酷シーンがあるので注意!ちょっぴりネタバレあり―韓国映画だと思って借りてきたら、香港映画だった(笑)アジア映画が一緒くたに置いてある店もどうかと思うが>知る限り何処の店も同じジャケット写真を見てチェ・ミンシクだと思い込んだ私も難だなと思う(笑)いや、香港映画も好きだから全然OKなんだけど。主演は香港四天王の一人、アーロン・クォック。といっても私は他の3人(アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、レオン・ライ)の出演作は何本か観ているし、顔も馴染みなんだけど何故かアーロンだけは随分と昔『風雲ストームラーダーズ』を観たっけなあ…程度でよく覚えていなかった>スミマセンスミマセンアイドル的存在だったアーロンが演技面で新境地を見せたのが本作。実際、物語が進むにつれて彼の顔も雰囲気もどんどん変わっていく。最初はワイルドで若々しく次は端整で大人っぽくやがて狂気を滲ませていき悲しみと後悔でのたうちまわり悪鬼の如く薄ら笑いを浮かべ絶望し放心した様になったかと思うと復讐心で鋭い表情に変わっていくのだ。これは、なかなか凄いと思った。連続猟奇殺人事件を追う刑事が捜査を進めるにつれ、自分を犯人だと示す証拠が次々と見つかり疑心暗鬼になっていくが…という物語。何せ彼は何故か部分的記憶喪失になっていて自分が潔白との確信がない。でも、自分のことを冷静に調べる勇気もなく、証拠をこっそり処分するばかり。そんな弱さから、結局のところ、彼も殺人者になってしまう。そしてクライマックスでは、サイコキラーの顔になっていく。それが面白いと思った。事件の描き方はショッキング。高層アパートの上階から一人の男性が落下してくるところから始まる。こーいうシーンて、ちょっと不自然な格好で横たわった人物の下側に血が広がっていく…というのが定番だと思うんだけど、本作では即死どころか、血まみれで立ち上がってみせる。でも、次の瞬間に片足が…という非常に痛い描写なのだ。勘違いしてたくらいだから何の前知識もなく臨んだ私は「し、失敗だったかも…」と、ここでビビッてしまった(^^;)もう一つ監禁されていた女性が瀕死の状態で逃げ出すものの…というシーンが、これまた惨い。でも、ホラー映画というわけではない(と思う)。真犯人が分かった時、「霊」の仕業かと疑う台詞があるのだけど「オカルティックなホラーじゃないよ、心理と理論のミステリーさ!」という作り手の宣言に聞こえた。…とはいえそのオチってどーよ!?という気はしなくもなかった(^^;)まあ、そういう例は現実にあるみたいだしそれをネタに使うのは「あり」だと思うけど。あそこで声がイキナリ吹き替え(もしくはボイスチェンジ?)になっちゃうところがナンダカナ…な印象を強めているのかも?あと、もうちょいテンポ良く話を進めてほしかったかも。『殺人犯/MURDERER』 2009年/香港監督:ロイ・チョウ出演:アーロン・クォック(レン・クォン)チャン・チュンニン(レンの妻・ヘイオイ)、チョン・シウファイ(クァイ)チェン・クァンタイ(タイ)、チン・カーロッ(アンディ)ジョシー・ホー(レンの妹・マン)、タム・チュンヤッ(レンの養子・チャイチャイ)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/244-1fc58738クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 映画ブログ 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆やっくんち 【25%OFF】[DVD] 殺人犯価格:2,993円(税込、送料別) 【ポイント8倍】送料無料!!【DVD】オールド・ボーイ プレミアム・エディションチェ・ミンシク [...価格:4,179円(税込、送料込) 【レア】サイン入!アーロン・クォック(郭富城)空手道 Power of Love 2002(中古)-CD価格:3,300円(税込、送料別)
2011.07.10
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『孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~』最近、このドラマにハマってます(笑)主にネット視聴なんですが、大晦日スペシャルはしっかり観ましたぜ!原作マンガの方は未読ですが、存在は何年も前から知ってはいました。幾つかのエピソードを面白おかしく紹介する個人HPがあるので。(勝手に紹介すると→ブラック徒然草さん)それで、絵柄や何となく雰囲気とかそれなりのイメージを抱いてはいたのですがドラマはそのままではなく結構違います。主人公@井之頭五郎のキャラも違うし…ドラマの方が真面目で穏やかで、そのくせハードボイルド(笑)仕事をしているシーンも多いし…原作はその部分は少なそう登場する店や料理も違います。…実在の店が出てくるので失敗談(不味い等)は無し原作には我が地元群馬の焼きまんじゅうを取り上げた回があるのでドラマもそこは抑えてほしいところなのですが(笑)で、大晦日スペシャルです―*まずは香川県で、讃岐うどん(松下製麺所)全セルフサービス制でうどんをお湯に浸してからチャッチャッと切るところから始めます。旅番組で観た記憶のある風景ですが、一人でイキナリ行くとなるとやはり戸惑ってオロオロしてしまうと思います。そのオロオロから描かれるのが楽しいです。アタフタしている間に席が埋まり、文字通り立ち食いになってしまうところもコロッケを頼み、半分は醤油で、残り半分はうどんに乗せて最後はモロモロと共に飲み干すところも食べ終わって帰りかけ、慌てて戻って丼を片付けるところもみんな楽しい。*次は愛媛県で魚料理(さかな工房 丸万)バスで松山へ。女性達に囲まれて補助席で小さくなってミカンを食べるところもちょっとカワイイ(笑)その後、寄ったお店で食べたのはお通し(さば生姜煮、とこぶしのバター焼き)かんぱち炒り煮、あまぎ唐揚げ&あんかけ、あなご澄まし汁鯛どんぶり(宇和島風鯛めし)あまぎは身をあんかけにし、頭と骨はその姿のまま唐揚げに。鯛どんぶりは「鯛めし」と言っていたので炊き込みご飯かと思ったら漬けどんぶりで、上に卵黄を乗せたもの>宇和島風だそうです卵黄を崩して全体をよく混ぜ合わせて食べるんですが凄く美味しそうでした。*翌日@大晦日は広島県で焼肉(みっちゃん)フェリーで広島へ。おでん(牛すじ、大根)焼肉(コーネ、牛ロース)、豆もやしラーメン+おでん(卵)おでんはセルフ。牛すじを小皿に取ってから、牛が被ったと一瞬思うところが好きです(笑)「コーネ」は前足の付け根のところの肉だそうです。五郎さん自身も今回が初めて。脂が美味しそうでした>脂を嫌っちゃイケマセンラーメンはとんこつ醤油。そこに、おでんの卵をトッピングするのが五郎さん流。*ラストはライブで千葉県で、せいろ蕎麦(多津美)成田に到着したのがPM11時過ぎ。「腹が減った」の名台詞(?)と共に蕎麦屋に向かう五郎さん。新勝寺のすぐ傍で、店の窓から初詣に向かう大群衆が見えます。まさにライブ大晦日。それを強調して。近くのテーブルの客が「(紅白は)今、〇〇よ」とか「TV東京は何これ?大食い的なもの?」みたいなちょっとワザトラシイ会話に笑っちゃいました。そして後ろのテーブルには瀬川瑛子がやって来てちょっとミーハーな面を見せる五郎さんがカワイイ(笑)プロデューサーによると、松重豊さんのことは最初から念頭にあったそうで確かに彼を起用したことは大成功だと思います。立ち姿が良くて、存在感があって、スルッとドラマ世界に入って行けます。食べている姿も素敵です。変に気取ってないし、さりとて下品でもないし勿論、クチャラーではないし口内の容量が大きいのか大量に掻っ込んでも頬が大きく膨らまず唇が小さめのせいか汚れ等も気にならないし表情も大袈裟ではなく、自然に美味しそうに感じます。おやじギャグ満載のモノローグも淡々とした言い方なので良い感じ。これからも、できる限り続けてほしいドラマです(^^)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2781-282fb42f☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!Season6 DVD-BOX全2巻+巡礼ガイド2冊セット【五郎オリジナルペーパーナプキン50枚セット】フィギュア>6月予約
2018.01.02
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『キム・ボンナム殺人事件の顛末』という原題の通りメインの物語はボンナムという女性をヒロインとしたもの。その前後は、彼女の幼馴染であるヘウォンという女性が中心になっている。だから最初はヘウォン=ヒロインかと思われたのだけれどこれがさ…イマイチ感情移入できない、ちょい嫌な女なんですわ(^^;)でも、彼女を配したことで真の悪とはもしかして…と考えさせられる。ここに深みがあると思う。★★★ネタバレあり★★★出だしはちょっと『スペル』(サム・ライミ監督)に似ている。女性銀行員が貧しい年配女性の嘆願を規則を盾に断る…というところが。あちらでは、そのためにヒロインが恨みを買い、その顛末がメインのお話。こちらは、その問題は同僚が客の要求が叶うよう上手く進めてくれたしメインの物語はそれとは直接関係ない。要は、彼女@ヘウォンの人となり。いわゆる悪人ではない。親切心とか憐れみがないし、自己保身が強いっていうのかな…もう一つ、警察で事件の証人となるエピがあるのだけれど容疑者にすぐ正体がバレてしまうという体たらくで>韓国映画名物“無能な警察”それで怖くて逃げてしまう、というのは、仕方ないっていうか少なくとも責められないことだと思うんだけどね(^^;)でも、銀行での出来事は彼女が他人のために親身になって何かをしてあげる…ということが出来ない人というのを示している。上司に勧められ休みを取ってヘウォンは生まれ故郷の島に帰る。ここからがメインのお話。たった9人しか住んでいない小さな島。後の方の台詞で、嵐で多くの島民が亡くなったらしい。ヘウォンを歓迎してくれたのは幼馴染のボンナムだけ。彼女は同じく幼馴染のマンジョンと結婚しヨニという娘もいて一見幸せそうだった。でも実は皆から虐待されていた。休む間もなく働かされ、暴力や暴言にも晒され、夫の弟からも性的関係を強要されていた。後の方になって語られたところによると、昔から島中の男性にレイプされておりヨニの実の父親は誰だか分からない状態らしい。それでも必死で耐えていたボンナムだったが夫が幼い娘を性の対象としていることに気付き、遂に島から逃げることを決意する。でも、失敗に終わり、酷い暴力を振るわれ、それを止めようとした娘が殺される。そして、ボンナムは悪魔に化身する。まあ、ここまで来るとボンナムに感情移入しないではいられないからその後に続く暴力シーンは、スカッとするとまでは行かないにしろ>残虐だからね否定的にはなれなかったりする。だから、ここまでは良かったんだけどひとり逃げ出したヘウォンを追いつめて、2人の対決をクライマックスに持ってきたのは私的には微妙…だったな。だって、ボンナムがまるきりモンスターになってしまってたから。ヒロインの座がヘウォンへと戻り、ヘウォンがボンナムをやっつけてメデタシメデタシ…みたいな、アメリカ映画によくありそうな展開だった。最後の最後で、読むこともしないまま放っておいたボンナムの手紙を読みヘウォンの中に少しばかり変化が生じた様子を見せて終わりにしたのは纏まりとしては良いと思うけどね。ボンナム中心の物語は閉鎖的な社会でのドロドロした人間関係や風習を告発している。ここだけでも凄い内容になっている。でも、ここにヘウォンを絡めることで、もっと広く大きな問題が描かれている。チラリ出てきた子供時代の様子ではヘウォンは普段はボンナムに優しくしていたけど、いざとなると自分だけ逃げていた。ヨニが殺された時、ヘウォンは遠目にそれを目撃していたけれど警察には何も見ていないとシラを切った。ボンナムの辛い毎日を薄々察していた様子だったのに何も言わなかったし島を出てソウルへ行きたがるボンナムの願いにもマトモに耳を貸さなかった。これが彼女の罪。ボンナムにとってはヘウォンは憧れであり希望であり、もう一人の自分でもあったのだろう。ヘウォンはそれを裏切った形となった。暴力をふるう等の直接的な“悪”を行う機会はあまりないかもしれないけどヘウォンの様になる可能性は誰でも持っているよね。そういう意味ではヘウォンが断罪されない終わり方で良かったのかもね。でも、その分、心に重いものが残った。『キム・ボンナム殺人事件の顛末/Bedevilled』 2010年/韓国監督:チャン・チョルス出演:ソ・ヨンヒ(キム・ボンナム)、チ・ソンウォン(チョン・ヘウォン)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/572-8ca465bcクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆やっくんち 【25%OFF】[DVD] ビー・デビル価格:2,993円(税込、送料別) 「チェイサー」のソ・ヨンヒ、ドラマ「イ・サン」のチ・ソンウォン出演の『ビー・デビル』!【Bl...価格:3,780円(税込、送料込)
2012.05.03
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『The Scarlet Letter(朱紅文字)』 2004年 韓国監督/脚本:ピョン・ヒョク出演:ハン・ソッキュ(ギフン)、イ・ウンジュ(カヒ)、ソン・ヒョナ(キョンヒ) オム・ジウォン(スヒョン)、キム・ジングン(ミョンシク)* * * * * * *「愛してたら、許されるんですか?」冒頭に、“イ・ウンジュ2005年2月22日永眠”という文が掲げられるのでこの作品の後で彼女は自ら命を絶ったのだ…という事実を抜きにして、まっさらな気持ちで観賞することは、もはや不可能となってしまいました。(それとも日本版だけかしら?)彼女の役どころはジャズシンガー。ステージで歌う姿は何とも言えない美しさと色気を感じます。歌声も素敵です。まさに、このシーンこそ、彼女の遺作にふさわしいかと思います。その先の展開は賛否両論かも。【注意】 以下、ネタバレ含みます―それから、アダムとエバに関する聖書の記述が続きます。神から禁じられた“善悪の知識の木”の実を最初に食べたのは女で、女から勧められ男も食べた…という部分です。(創世記3章6節)これって実際には、女はサタンの誘惑に負けてしまったけれど男は理性で判断して、神を離れ独立の道を歩む決定を下した…ということなのですけどこの作品においては、男女間の誘惑、男と女の資質の違い…等が表されているかなあ、と思います。勿論、それに伴う所謂“罪”がテーマにもなっています。殺人に始まって、中絶、不倫、同性愛、嘘、裏切り、憎悪、傲慢、自殺…等々。久し振りのハン・ソッキュ主演作に、まず最初に思ったのは「ソッキュッシ、若い!」でした(笑)私的にはソッキュッシといえば中年の哀愁でしたから>ぉ車を飛ばしながらオペラに合わせて歌う姿は、(ま、ソッキュッシのことですから声も良いし、カワイイと言えるのですけど・笑)ひとりの男性として見た場合、非常に能天気かつ傲慢な印象があります。それに、やたらと髪をかき上げる仕草が多いんですが、これまた“イイ気になってるバカな男”そのままで(笑)そんな彼@ギフンの職業は刑事。担当するのは聖母マリア像で撲殺された写真館主の事件。犯人と疑われるのは被害者の妻で、最初は地味に見えたんですがなかなか妖艶でミステリアスな女性だということが段々分かってきます。彼女は夫に内緒で何度も中絶をしていたらしいし、愛人の影も見えてきます。ギフン自身も不倫愛の真っ只中にあります。妊娠中の妻スヒョンは以前、彼に内緒で中絶をしています。愛人カヒもまた妊娠が判明します。こんな風に、事件とギフンの私生活とがシンクロして行く…という意図は分かるのですが…イマイチ迫ってこなかったな(^^;)事件は、どんでん返しがあるのですけど…どんでん返しと言うほど意外でもないです>ぇそれに、その直前のギフン自身の上に起きる出来事の方がインパクトが強過ぎて事件の方は蛇足とさえ感じられてしまう程。事件の真相は、その出来事におけるギフンの立場と重なるものではあるのですけど、これまたイマイチ迫ってこなかったな(^^;)では、何が見どころかというと、そのギフンが経験する出来事に他ならないです。ちょっと唐突で、ギャグ一歩手前って感じで、そこだけ浮いてる気もしないでもないんですが…でも、有り得ないことではないし…その後に続く状況はシリアスとしか言いようがないです。最初はカヒが意図的に起こしたことかと思っちゃいました。ギフンと朝を迎えること…彼女がずっと夢見てきたことが、叶ったわけですから。究極の状況の中で、ギフンは怒ったり焦ったり罵ったり…醜態を晒しますが最後にはカヒに子供のようにすがるのです。母親のように彼を抱きしめるカヒは、その数日間で、ギフンとの結婚生活を一生分経験することが出来た…とさえ言えると思うのです。でも、途中で彼女も取り乱すシーンがあるので、やはり事故だったのでしょうね。…って、あんな極限状態に自らを置くほど、さすがのカヒも狂ってはいなかったでしょう。その時には、まだ。『スカーレットレター』というタイトルは、勿論ナサニエル・ホーソーンの小説(邦題『緋文字』)から取られています。姦通の罪を犯し、“A”(Adulteryの頭文字)の赤い文字を縫い付けた服を着た女性の物語。自分の子供には真珠(パール)と名付けたい。それは『緋文字』の主人公の子供の名前だから。というカヒの台詞があります。こちらに登場する“文字”は愛の言葉であり、不倫関係の証明でもあるというイコールのような相反するような、皮肉なアイテムです。“スカーレット”は文字通り血の色も表しているのでしょう。罪の色とも言えるのかもしれませんが。血にまみれたギフンの裸体が目に焼きついて離れません。ソッキュッシは出演作ごとに、お尻を披露してくれますが>ぉ今回はサービスショットというより>ぇ血の色を引き立たせるキャンバスのようになっています。結局のところ、この作品で一番描きたかったものは、真っ赤な血の海…ではないかとさえ思えます。ていうか、その中でのた打ち回る愚かな人間の姿かもプライドも尊厳も、地位も名誉も、知性も…いえ正気さえも脱ぎ捨てて剥き出しの身体を真っ赤に染め、悪臭を放つ様子なのかも。それは、あのような状況に追い込まれなくても人間は日々曝け出している姿なんですよね。ただ、自分もその中にいるから目立って見えないだけで…。ラストでスヒョンは指輪を外し、息絶えたカヒの指には指輪が光っています。最初から、こうなっていれば悲劇は起こらなかったのに…。それで幸福であったかどうかは分からないけど。女性を誘惑することに喜びを見出して傲慢になっていたギフンですが、実は木の実を差し出したのはスヒョンの方であったのですね。でも、そんなスヒョンはカヒに差し出された木の実を食べていたのでした。作品選びに慎重なハン・ソッキュの出演作としても、イ・ウンジュの遺作としても、ちょっとイマイチの出来だったかなあ…でも、レスリー・チャンの遺作よりは胸を張れる作品かも>こらとはいえ、どちらも亡くなった本人とシンクロするシーンがあるというのは、どういうわけなんでしょう?この先、この作品がどんな評価を得ていくのかは分からないけれど存在している限り、イ・ウンジュの死を背負い続けていかなければならないのでしょうね。映画&ドラマの感想は「REVIEWの部屋」☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇【送料無料選択可!】スカーレットレター / 洋画The Scarlet Letter『ラヴ・ストーリー~韓国TVドラマ&映画クラシックス』Leslie Cheung
2008.02.09
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この本は、スリンと一緒に約3か月間の相談記録を整理したものである。スリンは「ファノ島子どもたち拉致事件」の容疑者を隠匿し、逃走するよう助けた。流行のように広がった憤怒が、子供をめった切りにした。筆者は、この本を通じてスリンの話を予断なく、伝達する予定だ。このことがスリンを理解するとき、少しでも助けになることを願う。(児童心理学者ミン・ギョンヒの『隠された時間』序文)↑こういう出だしなので、これは実話を基にしているのかと誤解する人もいるらしいけど純然たるフィクションです。私は寧ろ逆に純然たるファンタジーだからこそ、後半で現実と対峙することになるのが辛くて辛くて、バッドエンドになりそうで怖くて、観るのを中断してしまった(笑)少ししてまた観たわけだけど…そしたら悲劇では終わらなかった。なので、ご安心下さい>ぉ☆★☆★☆★☆★☆★【ネタバレあり】★☆★☆★☆★☆★☆母を亡くし義理の父親と、ある小さな島に引っ越してきた少女スリンと身寄りがなく施設で暮らしている少年ソンミン孤独な2人は心を寄せ合い、2人の間だけで通じる暗号を作ったりもする。ある日、ソンミンを含む3人の少年が行方不明になり少しして、その内の1人の遺体が発見される。さらに少しして…スリンの前にソンミンだと名乗る大人の男性が現れる―ソンミン達は時間が止まった空間に閉じ込められていた。つーか、彼らだけが物凄く早い時間の中を生きていた…と言えるかも?『ターン』(北村薫著)を連想した。同じ世界では決してないんだけど静かで孤独で閉塞感と焦燥感があってでも美しくもある世界。『化石の街』(広瀬正著)そのままとも言えるんだけどあれは、ほんの少~しずつ世界の時間も動いていてそれでも食べ物その他、時間の速さが違う主人公の身体は受け付けなかった。こちらは世界の時間は全く動かない。なので色々な物が空間に浮かんでいて、その描写等は面白いし友達の1人の家族は家で皆でくつろいだ姿のまま止まっていて友達がその姿をたびたび見に行くところは切ない。でも、食べ物は普通に食べられる。液体はゼリーの様に固まっているのだけど、ちゃんと飲める(食べられる)ここはやっぱりSF的観点では、かなりのツッコミどころだろう。それに、島から出られないまま自分達の時間でいえば16年(後にスリンが計算)過ごしたのになくならないのはオカシイ(笑)まあ、これはSFではなく、あくまでもファンタジー。同い年の少年少女が身体的な年齢に大きな差ができてしまう…という状況になるために必要な非現実的な要素。スリンを演じるシン・ウンスは大人っぽいけどこまっしゃくれた感じはなく子供っぽさもあるけれど、アザトく作られた無邪気さでもなく自然な感じで感情移入しやすい。ソンミン役のカン・ドンウォンは身体は大人でも中身は少年のまま…というのを眼差しや佇まいから醸し出している。止まった世界で過ごした日々の中で、本を読んだりして知識は身に着けたけれどそれは部分的なものに過ぎず、少年の時のまま止まっている部分も多い。変わりのない日々ではあるけれど長い長い時を生きてきて、友の死にも直面し癒えない疲れを抱えている様にも見える。ラストではさらに年を取っていたしね。それを白髪と、さらに疲れた様な表情で一瞬にして表現してきたのが凄い。で、最後まで観終わった時ああ、この構図というか絵がまず頭にあってそれを描きたいがために作った物語ではないかと思った。そしたら、どうもその通りらしい(笑)題名で検索したら、オム・テファ監督は「大きな波の前に並んで立つ男性と少女」の絵にインスピレーションを受け僅か数日でこの映画の物語を完成させた―という様な文章があったので。だから、あのシーンが全て。あそこで本当の意味で時間は止まり、だからこそ私達の心に残った。そして私達の見えないところで、2人の時間は新たに動き出したのだろう。これは不思議で美しいラブストーリー。寓話と思えば色々な意味を見出すこともできるだろうけどそのまま不思議で美しいラブストーリーとして心にしまっておきたい。『隠された時間/Vanishing Time:A boy who returned』2016年/韓国監督:オム・テファ脚本:オム・テファ、チョ・スレ音楽:タルパラン出演:カン・ドンウォン(ソンミン)シン・ウンス(スリン)イ・ヒョジュ(幼いソンミン)キム・ヒウォン(スリンの義父)クォン・ヘヒョ(刑事課長)ムン・ソリ(ミン・ギョンヒ)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3855-68d464dc☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ DVDカン・ドンウォンin『超能力者 』スペシャル・エディション動画配信
2021.03.13
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もう何も言うまい…な~んて嘘だぴょん(壊)3年半が過ぎ去り、優も大学卒業。最後まで高崎=観音像だったなあ…。優の袴姿カワイイ。ってか、あの袴&着物が良い。あーいうの着たい。お祝いのTelを寄こす隆行&絹子。背後の茶箪笥に動物の置物(多分、陶器)が。羊や鶏や猪(らしきもの)があるので干支シリーズかと思ったけど、右側のは梟みたいだなあ>そんなことはどーでもよろしい最後に絹子さんの卒業写真が映ったのは「私も卒業したのよ、ウフン」と言いたいのか?女将として頑張る敏美さんと、彼女をしっかり支えてる大和さん。あなた方2人の存在にとても癒されたよ。「くうぉらあ、テツヤ!」ああ、最後にこれをやりたくて哲也と命名したわけかい。木戸家では、おばあちゃんが卒業祝いに大特上のお寿司。イクラが3個しかないのが激しく気になる>イクラ好き大口開けて頬張る優が好きだったよ。ついでに「おいふぃ~」がなくてホッとしたよ(ぇ「お母さん、おいしー」啓太が代わりに言ってたけど(笑)バネ工場が停止してた時、おばあちゃんからお寿司を出されて、惨めな思いをしてたよね啓太。今は屈託無く食べられるようになって良かったね。最初の頃、娘一家にお寿司をご馳走するのが楽しみだと言ってたよね、おばあちゃん。今は、他にも生きがいを見つけられて良かったね。でも今日は優の現状を説明する台詞だけだったね。いつの間にか志乃さんも職場復帰。妙に明るく登場する黒木さん。手土産がケーキなのは、今日は出演がない琴子さんの代わり?「会社は相変わらずだけど」辞職転職はなかった模様。「週末は農業やってんだよ」心持ち痩せた気がするのは、そのせい?ジョンコ牧場オープンに向けて頑張る優。村上牧場を譲り受けたのか?もし村上さんがおばあちゃんと再婚してれば、その点は問題なし?西郷夫妻がいつまでもお金持ちでいられることを祈ろう。チラシを配る優の目の前に西原理恵子が!優の自作イラストをこきおろすかのよう「毎日かあさん」の格好してるけど美人じゃん。あんなとこに露天出していいのか?ってのは置いといて本当にあったら買いにいきたい、ひじゅにである。太郎クンに手紙を書く優。ジョンコ・シャープの次はジョンコ・ボールペン登場。いいなあ。だから買ったげるって言ってんのに、なぜ売り出さないんだよ藤村!?(いや、彼が売るんじゃないから)3年半もの間、何の連絡も取ってなかったの?理由はひとつ。ラストの感動を盛り上げるため。いよいよオープン。岡部は大人っぽくなってきたなあ>アニメ声は変わらないけどひじゅにとの恋が順調にいってる証拠ね!>まだ言うか突然やってきたトラックから表れたのは太郎クン&ジョンコの子供。あの濃い紫のポロシャツ、以前にも着てたよね。物持ちいいなあ、太郎クン。「こいつをここに置いてくれないか?それからオレも」一瞬、ヒモ志願かと思っちゃったよ>こらこらジョンコが母親に会えたかどうかは描かれてなかったけど、ジョンコと子供は一緒に暮らせるようになった…てことで良いまとめかな。でも足が良くなくて競走馬になれない、ってのは都合良過ぎだし、あんまり良いことでも…。優&太郎が結びついてめでたしめでたし!悪くはないけど「良かったね」って程でもない。あんなけ周り中から騒がれ続けてて、離れ離れのまま終わったら変だし(笑)でも即結婚というわけでもなく、いちゃいちゃもせず、優ひとりと馬のショットで終わったのは良かったと思うよ。ばいばい、優「ファイト2」次回作の予告での、いっけいサンの言葉で、それまでの全てが吹っ飛んじまったぜ。☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇NHK連続テレビ小説「ファイト」西原理恵子イラストポストカード集(2)カラダの中からしっとり潤うエステサプリセラミド配合【ヒアルロン酸カプセル】0929アップ祭5発芽玄米製造器具 『はやおき君』長期甕貯蔵黄麹仕込こんにゃく焼酎「司」
2005.10.01
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第18話『待ちぼうけ』「かっけー」by芹沢おお、今回なはなかなか面白かったぞ!少~し『右京さんの友達』を思い出した。あちらは紅茶で、こちらはお汁粉というところもシャレてる感じ。あちらは推理小説で、こちらはオセロというところも面白い。道を歩けば事件に当る!な特命係なので今回も偶然、事件に遭遇という話かと思わせて実は既に捜査を始めていた…とかイタミンと三方向で話が進むのかなと思わせて加えてイタミンったら右京さんに負けない推理力じゃん!と喜ばせて実は時系列がイジってあって、右京さん達に先を越されていた…とか今シーズンで悪い意味でちょtっと目立ったイマイチなミスリード展開を語り口そのものでミスリードすることで払拭?とさえ思えた(笑)やはり今シーズンで沸点やけに低くなっちゃったな…って印象だった右京さんの“正義”や“激昂”が今回は犯人の自殺を思いとどまらせ罪を償い人生をやり直させるために働いたとこもほのぼのしたし初恋の成就という点だけに絞らず右京さんが靴を注文する、というとこも右京さんらしくて良かったな。犯人の初恋の相手が今は既婚者で不倫という苦い関係になってしまったところも彼女は犯人に捨てられたと受け取り傷心の余り好きでもない見合い相手に逃げ込んでいたという事情にして純愛のまま…という設定を保っていたしだからって夫になった男性が気の毒な立場に追い込まれないよう彼の方は浮気を繰り返していた…というトホホ設定。しかも、彼女自身は良い人であり魅力的な女性ってことを示すためか改心した夫が修復を望む…という“綺麗”な(?)顛末。なんて言ったら意地悪?(^^;)それでも、今回は良い話だったと思うよ。犯人が少しでも早く帰ってこれるよう祈る。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1405-e762dca9☆クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK缶しる粉オセロとチェス、両方できるウェディングシューズ
2014.03.18
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『4人用食卓/The Uninvited』2003年 韓国監督/脚本:イ・スヨン撮影:チョ・ヨンギュ美術:チョン・ウニョン音楽:チャン・ヨンギュ出演:チョン・ジヒョン、パク・シニャン、ユ・ソン、キム・ヨジン怖い話と聞いたので、長いこと観る気が起きませんでした。でも、チョン・ジヒョンとパク・シニャンという、この間観た『ホワイトバレンタイン』のコンビが再び共演ということでやっぱり観ておこうかと、手に取りました。結論を言うと、これはホラーではないと思います。少なくともオカルトではないです>そうだと解釈することも可能なのだけれど上質の心理サスペンス!…になるハズだったのが、ちょこっと失敗しちゃいましたって感じ>こらこら以下、ネタバレ続出のため、ご注意ください。* * * * * * *◆まず、ジョンウォン(パク・シニャン)の部屋に現れる、毒殺された子供の幻ですけどこれは幽霊ではないと、私的には思えます。霊魂不滅を信じてないから、という理由ではありませんよ(笑)その物語世界の中で「あり」とされている事柄なら、ちゃんと「あり」として観ますから。彼は偶然、電車で子供達を見かけたというだけで、何の関わりもありませんし、あのテーブルに何かあるというわけでもないでしょう>婚約者には見えなかった近くにいたのに気付かなかった…もしかしたら助けられたかもしれないのに…という罪悪感が見せた幻だと思うのです。その時点では心の奥底に封印されていた幼い頃の忌まわしい記憶が、同じ子供の死という共通点により呼び起こされ、ああした形で表れたのかもしれません。そもそも幽霊だったなら、何故にその子らは出てきて肝心のジョンウォンの妹や、トラックに轢かれた子は出てこないのか…ってことになっちゃいますし(^^;)◆では、ヨン(チョン・ジヒョン)は何故、子供達を見ることができたのか?ひとつは、彼女は母親譲りの霊感があったから…ということになるんでしょうけどこれまた単に幽霊を見る力がある、ということではなくて他人の心理に協調することができる能力なんじゃないかという気がします。心の動きや、その場の空気に、普通以上に敏感というのか…。彼女が嗜眠症(ナルコレプシー)であるというのがカギでしょう。まあ、専門的なことは全く知らないんですけれど、DVD特典映像の中の説明によると、非常にリアルな夢を見て現実との区別がつかなくなる…という症状があるとのことです。この病気と、持って生まれた能力とにより、彼女は見えないものが見えるというより他人が見ているものが見えるのではないでしょうか?◆それで疑問が浮かぶのが、彼女が解き明かしてみせたジョンウォンと友人双方の過去です。2人が苦しんでいた悪夢やフラッシュバック…ヨンも自分のことのようにそれらを見ることができるのは事実でしょうがそれにより導いた過去の出来事は、果たして事実なんでしょうか?たまたま当たっていた可能性もありますし、かなり似た出来事があったのかもしれません。でも、もしかしたら…彼女が無意識に作り上げてしまった「嘘」かもしれません。彼女にそのつもりはなかったのは明らか…というか彼女自身、それが真実だと信じていますから、「嘘」とも言い難いですけど。そう思うと、とっても恐いです。◆被告の姿がヨンの姿として映るシーンがあります。単に観客を混乱させる手法に過ぎないのかもしれないし(笑)本当は彼女が犯人なのを友人が庇ったとも解釈できるし、庇ったのでなく、自分がしたことと思い込まされているという風にも考えられますが上記のような状態であるならヨンの「嘘」が友人を追い詰め、精神状態をより不安定なものとしてしまったのですからヨン自身がその事態を引き起こしてしまった張本人だ…ということを表しているのかも?友人がヨンの名を呼んで自殺を図ったのは、そのことで彼女を責める意味だったのかも。-穿ちすぎ?どちらにしても友人は、ヨンに聞かされた自分の過去に耐えられませんでした。それが分かっていながら、結果に怯えながら、それでも相手に告げてしまうヨンは、自分が背負っているものを理解してもらいたい、できれば共にしてもらいたいとすがっているのだと思います。◆とはいえ…これは作品的に成功しているかというと…「う~ん…」て感じです(^^;)ひとつひとつの映像はショッキングですけど>後味悪いったらないぜそれらがキチンと繋がっていないですよね。先に出てきた毒殺された子供の件も、昔トラックに轢かれた子供も、ジョンウォンの妹もそれぞれが独立していて関連がなく、解決もなく、ハッキリと意味が語られるでもないままです。AがBに、BがCに…という風に段階的に推理がなされ真相が明らかになっていく…という作りなら、きっと非常に面白かっただろうになあ。そこが残念です。◆残念といえば、ジョンウォンの婚約者ですけど何か、あまりにも簡単に去っていってしまったような…私だったら、もっと問い詰めるけどなあ(笑)でも、恋する女の勘で、ジョンウォンとヨンの間の特別な絆を感じ取ったのでしょうね。最初はジョンウォンの方がヨンに近付こうとして拒否されそれが次第に逆転して、ヨンの方がジョンウォンに依存するようになりますよね。そこのところが、ドラマとして面白い部分だったと思います。それにしても、何故「4人の食卓」?と思いながら観てたのですがああ、なるほど、最後に4人揃うのね…という終わり方でした。解釈、甘すぎですか?「観る人の数だけ謎がある」というキャッチコピーなので私の解釈も間違いではなく、パラレルワールドの一つかも(笑)☆やっくんち☆ ←REVIEWの部屋に色々あるので見てね◇人気映画・TVBLOG◇4人の食卓(DVD) ◆20%OFF!ホワイト・バレンタイン スペシャル・エディション(DVD) ◆20%OFF! イルマーレ(期間限定)※再発売
2007.02.21
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素晴らしい朝が明ける夜明けが呼びかける心の泉が湧き出る夢のよう 私の中の見知らぬ人が力をもたらす 私を取り囲む魔法の力 内なる泉が湧き出る 平和、招き 美、誘い夜明け、季節、夢、希望大海と光が呼んでいる 昇り行く太陽が 私の朝を 微笑みをもって祝福してくれる 海から上がってきた 魔法の真珠 柳を揺らす微風の中で生まれた 忠実なる友よ 空を舞う守護天使よ 長の年月、私によく仕えてくれた 両の手で挨拶をし 恐れなく信頼し 最後まで遠い国のあなたに魅せられてあまりにも美しい、いい夢のよういつまでもいい愛の光、希望と夢何もかもが黄金何もかもが…何もかもが…この地上に息づく 私の唯一つの宝おお、呼んでいる夢のよう作:フレディ・マーキュリー/マイク・モラン歌:フレディ・マーキュリー/モンセラート・カバリエ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆意味も分からないまま、いきなりの状況で「美しい夢」「いつまでも、いい」…なんて言葉が口をついてくる、ひじゅにです。よっく考えたら、この曲の影響だ。フレディ・マーキュリーが、亡くなる少し前、オペラ歌手モンセラート・カバリエを招いて作ったアルバム『Barcelona』の中の一曲。ロックとオペラの融合に賛否両論だったとか?でも同じアルバムに収録された『Barcelona』はバルセロナ・オリンピックのオープニングに使われたそうですね。「そうですね」ってのは、私は観てないからなんだけど(笑)でも、その時、フレディはもう、この世にいなかったんですね…。もう15年近く前に亡くなってるなんて、信じられない。彼の歌声は、今も人々の心を揺さぶり続けています。韓国語よりも英語の方が分かりやすいかと思ったけど、やっぱメタメタな訳になっちゃいました(*^^*)紫の字の部分は原語のまま(元々日本語が混じった詞)なので、余計にアラが目立ちます>スミマセンスミマセン☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇
2006.02.02
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おおっ、そうきたかい!?大変なことになっちゃってるユンソと、その周辺。ハナが気絶してる間に警察は来ちゃうし、リュウ先輩とハナの結婚は確定しちゃうしその間を掻い潜ってマヤはユンソと涙の別れを交わすし。同じ女性を愛した者同士、ユンソとリュウ先輩の間に友情が芽生えるという展開をもうちょい盛り上げてくれれば良かったのにな>男の絆に萌え~マヤのユンソへの愛も、もうちょい掘り下げてくれればよかったのにな>何かイタイだけ?いつの間にかいなくなっちゃう、ナサケナイ日本警察。大声でユンソを探し回るハナ。どこからともなく現れるユンソ。ガラス越しのキス。と、思うとガラス戸を開けて、ペンダントを分け合う2人。『天国の階段』でも2つに分け合えるペンダントが出てきたけど、好評だったのかしら?今度はその十字架ヴァージョン>商魂逞しいな十字架=偶像だから、ひじゅには身に付けないがな。そしてハナとリュウ先輩の結婚式―「笑うなら、ちゃんと笑って」支度を手伝いながらハナを励ますミカ@ソニンが良い感じ。花嫁の介添人が、今までハナに意地悪してた支配人だってのはギャグなのか?リュウ先輩との約束でスペシャルゲストとして会場にやって来るユンソ。普通にタクシーに乗ってきちゃったよ>警察は何をやってるんだ?入り口に待機してるのは会長とその一味のみ>ユンソの元部下たちは?「幸せになれよ」会場を出る間際に携帯で警察に自首宣言するユンソ>だから、その警察は何やってんだよ?直後に、またまたまた腹部を刺されるユンソ。でも、よろけるイ・ワン君が麗しいから許そう>ぇ血を流しながら這うようにして進むユンソにも結局、式を逃げ出してしまったウェディングドレス姿のハナにも全く無関心な、道行く人々>日本人って冷たいとどめを刺すために突っ込んでくる車にモロに撥ねられる2人。難病が出てこないのかと思ったら、交通事故はしっかり出てきたね>韓ドラの法則倒れたまま互いに手を伸ばし、握り合う2人。遠巻きに眺めるだけの人々>やっぱ日本人って冷たいマヤの顛末。ボンヤリ観てたひじゅには愚かにも、彼女の転落のきっかけが何だか分からなかったのだが母親のギャンブル癖のおかげなのね。東大現役合格したエリート候補生だったのに、ヤクザの愛人に身を落とし、初めて愛した人のために殺人を犯し…韓国逃亡を企てたのは、罪を被ってくれたユンソの気持ちを無にしないためだしそれに結局、自首したんだから許してあげよう>何様?最後まで、何も報われなかった彼女が悲しい。それともユンソの「ありがとう」の言葉で、彼女の思いは報われたことになるのかな。マヤのおかげで会長も罪に問われ、もはや2人を邪魔するものはなくなったのにスムースにハッピー・エンドとはならないのも韓ドラ。あのまま2人が死んでしまうという結末でも美しかったと思うけど、それだと『サンドゥ、学校へ行こう』とカブるからな…。ハナの隣りの病室で静かに息を引き取るユンソ。そして、その心臓はハナに移植される…。真相を知らされた時のハナの心情を思うと、さすがに泣ける。その後の遺灰を蒔くシーンやユンソのモノローグは、ちょい蛇足って気がしなくもないけど(^^;)でも、いいの、イ・ワン君がカワイイから!最後まで、この一言で乗り切ったな。☆やっくんち☆ ←『天国の階段』『美しき日々』感想載せてます◇人気映画・TVBLOG◇〔送料無料キャンペーン中〕「天国の樹」オリジナル・サウンドトラック(DVD付)-CD-韓国ドラマ/天国の階段 DVD-BOX(ノーカット版)『美しき日々』ビジュアル オリジナル サウンドトラックDVD
2006.07.05
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2003年放送、第3シーズンepisode 420年も前のドラマなのね。リアルタイムで視聴していた私は何歳なんだ!?…というのは置いといて>ぉこのシリーズは大好きだったんだけど、このepisode 4は集中して観られなかった。何か用事があったんだと思う…ながら見っちゅーヤツ。なので、もう一度観たいと願いながら、何と20年も経ってしまった!?何故かというと、ドラマをマトモに楽しみたいということ以上に亀山哲也役のIZAMがムン・ヒジュンに酷似した髪型をしていたのがメチャクチャ印象に残っていたので、それを確かめたくて(笑)「茨城県水行座村(すいぎょうざむら)にある平安時代から続く和歌の名家、亀山家。その亀山家の屋敷が人手に渡ることになるが、屋敷内で「決しては開けてはならない“いちまつ模様”の扉」があるという。その部屋を開けると死人が必ず出ると言われたために、亀山家の顧問弁護士である松村は上田にその部屋を開けるために証人として来て貰いたいと依頼する。死ぬと言われびっくりした上田は奈緒子を「亀山家が名家で報奨金があるかもしれない」と釣って、奈緒子と共に亀山家に訪れる。奈緒子と上田がその開けてはならない扉を開けてから亀山家の人間が次々と死ぬことになり、二人は亀山家に起きた殺人事件の謎解きを行うことに」(wikipediaより)↑ だけでも明らかな様に、全体的に横溝正史のパロディになっている。それにイカニモ『TRICK』風の味付けというかギャグ満載というと聞こえが良いのだけど、とにかくフザケまくった作りになっている。「よし、分かった!」と、矢部警部補(生瀬勝久)が叫びまくったり山田奈緒子(仲間由紀恵)が話しながら頭を掻きむしりフケが散ったり…なんてところは、パロディというのかオマージュというのか…を面白い挟み方しているなと思えたけど「ヨコ溝注意」という看板があったり池の中から人形の脚が突き出ていたり…というところはあまりにもアカラサマ過ぎて爆笑してしまった。犯人が判明した後で、さらにオチをつけていて良い纏め方になっていると思う。で、肝心のIZAMの髪型だけどあれ、絶対にムン・ヒジュンやあ!ヒジュンのパクリやあ!…という結論に達したのであった(笑)その当時はもう違う髪型になっていたけどね。2001年頃、ソロ・デビューして『Alone』という曲を歌っていた時の髪型と同じ。ただ、ヒジュンは全体的に水色なのに対しIZAMはプラチナブロンドにしていたけどね。批判じゃないのよ。寧ろ、ちょっと嬉しかったりした>ぇで、ちょびっとネタバレなんだけど一族の若い女性陣が皆、IZAM扮する哲也に思いを寄せているというのが犯行動機に繋がっているんだけどその哲也がさ…顔は良いし髪型も田舎の旧家に似つかわしくないビジュアル系なのは素敵なんだけど全体的に何かモッサリしていて、あまり魅力的に見えなかったんだよなあ…それがちょっと残念というか、イマイチ説得力がないと観終わった時は感じたんだけどでも、田舎の旧家を舞台に横溝正史風のドロドロした物語が繰り広げられるわけだからファッションだけは現代風ながらも中身は田舎者…というのを表現していたのかも?だったら凄いぞ、IZAM!↑穿ち過ぎ?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3991-8787121f☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ IZAM>すみれSeptemberLove私とワルツを>エンディングテーマ全巻セット
2023.11.16
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GWも開け香淑の姿が映ったので寅子の同志たちのキャラ掘り下げ再開…と思ったら何と、5人中3人が無念の退場…残り2人の内の1人@よねは口述試験に落ち寅子と同時スタートとは行かなかった…何という何という現実……ひじゅにですが何か?「私たち凄く怒っているんです」by寅子第6週『女の一念、岩をも通す?』初めての高等試験には全員が不合格。あ、久保田先輩は除く。…といっても口述試験には落ちてしまった。まあ、ここでアッサリ関門を通っちゃったら安易な展開!と、ツッコミが入ったかもね(笑)でも、2回目の試験には香淑も涼子も梅子も挑むことさえできなかった。香淑は帰国。涼子は家のために結婚。梅子は離婚。後者2人は、まさに女性ならではの苦難。しかも、双方共、男性の不祥事により一方的に人生を捻じ曲げられた。いや、当時の男性の行動は不祥事などとは呼ばれなかったのだろうね。単なる浮気。女性は人間でさえないのだから、飽きたから捨てただけ。新たな玩具を手に入れただけ。もう少し時間があったら梅子の方から夫を捨てることができたかもしれないのに結局、他の多くの女性達と同じく梅子も簡単に切り捨てられた。次男も救うことができなかった。涼子の父親は「お前も好きにしなさい」と、娘に言葉をかけて行ったわけで華族という立場に縛られた生き方とある意味その被害者と言える(?)妻に嫌気がさして逃亡したということなんだろうけど…その娘が何もかも投げ出して好きな生き方を選べるほど無責任でも冷酷でもないということには気付かなかった。自分がアッサリ捨てた妻を娘は放っておくことができなかった。大勢の従業員達のことも。つまりは、女である涼子の方が人間的には上と言えるけどその人間としての自分を犠牲にするしか道がなかった。香淑の場合は「女性だから」と単純に括れる事情ではないけど異国人という点が2人似通っている。日本に生まれ育ちながら、女性は異国人。2回目の高等試験に寅子は見事に合格。優三は落ちて、きっぱりと夢を諦めるという結果に。ここは、男女の差別はないということでドラマ的に良い対照になっている。そして、祝賀会での寅子のスピーチ。「法改正が成されても結局女は不利なまま 女は裁判官や検事にはなれない 男性と同じ試験に受かったのにですよ! もともとの法律が私たちを虐げている 生い立ちや信念や格好で・・・」「男か女かでふるいにかけられない社会になることを願います。 いや皆でしませんか? 私はそんな社会で何かの一番になりたい 弁護士になったら困ってる方を救い続けます 男女関係無く」朝ドラ・ヒロインにお説教は付き物だけど(笑)これは素晴らしい演説。こんなにも、感情を抑えて、理性的で静かな怒りと決意を込めて聞いているこちらの心を動かす言葉は今迄なかった気がする。もしかしたら忘れているだけで、あったのかもしれないけど(笑)声高に叫んでいるわけでもなくお腹の底から出て来るしっかりとした言葉で自分自身の夢にだけ目を向けたものでも上目線でもなく現実の理不尽さと、これからの決意を語っている。寅子が勉強を始めた頃は、女性はまだ弁護士にもなれなかった。やっと法律が追い付き、寅子も前進し弁護士の夢を手にした今それでも裁判官や検事への扉は固く閉ざされたまま。寅子がそれらを開いて、その向こうへと進んで行くことは一応分かってはいるけれど(笑)ワクワクするというよりもどんな風に、しっかりとした足取りで歩んで行くのだろうとじっくり見つめて行きたいなと思う。まずは弁護士として、色んな壁にぶつかるのだろうな。仕事の面だけでなく、私生活においても女性ゆえの色々な壁はあるだろうし。それにしても、桂場!やはり穂高先生よりも朝子にとっての存在感大きそう。まあ、せっかくの松山ケンイチだものなあ(好)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4031-09d5d750☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 弁護士キーチェーン黄バラ弁護士の贈り物>「ワインの法的アドバイスを提供します」
2024.05.11
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第28話(最終話)『ラッキースター』「ひたすら愛することが、苦痛を和らげる薬だ」ああ、終わってしまった。改めてタイトルバックを観たら泣けてしまったよ。そのタイトルバックで既に最終話の映像が幾つか使われているしそもそも余命3ヶ月という設定が崩されないまま物語が進んでいったしこういう終わり方になるのは予想通りというか、他にはないだろうって感じなのに新鮮さは失われず、美しい思い出として残った。今のシェンシェンの気持ちも、それと似たものなのかもしれない。いきなり、ウェイイーの喀血から始まった最終話。青島に到着した時の憔悴した様子から、このシーンに繋がっていよいよ彼の最期が近付いていると否が応でも意識させられる。アーハンが呼んできたのはシェンシェンがお世話になった漢方医。こういうところで再登場があるのは嬉しい。ウェイイーに合図されてアーハンには真実を告げないという粋なところも見せたし。何とか水泳大会まで、ほんの少し命を延ばせることに自然さを持たせられたし。台湾と青島と、人々の不思議で温かい繋がりをも感じさせたし。目も見え難くなって、耳もよく聞こえなくなって、必死の状態で最後に残った「責任」を果たすために大会会場に向かうウェイイー。もうひとつの「責任」である母親に対しては、撮り溜めていたビデオを残せた。明るい笑顔からアーハン達と戯れる様子から「死にたくない」と泣き崩れるところまでも…ウェイイーがウェイイー自身を取り戻してからの、この3ヶ月がしっかりと残されていてしかも、アーハンというプレゼントまで用意されていて…。アーハンに関しては予想外だったんだけど、考えたら伏線は沢山貼られていたんだよなあ。育った環境その他は全く違うけど、アーハンとウェイイーには大きな共通点がありウェイイーは彼に自分を投影させていたんだね。そのビデオを観る母親の姿と、ビデオに映るウェイイーの姿と現在の青島でのウェイイーの様子が交互に映される演出が良かった。そして、死の知らせが届いた時、母親の表情だけでそれを表現したのが秀逸。シェンシェンが青島に着いた時、シューリーが迎えに来てくれて無言のまま会場に送ってくれ無言のまま去って行ったのが嬉しかったし倒れたウェイイーを看病するシェンシェンの元にハンシンが訪ねてきてくれてこれまでの事情を優しく話してくれたのも、これまた嬉しかった。かつでズオジュンが、ウェイイーとシェシェンの触れ合いは一週間だけ自分は13年間もシェンシェンを愛してきたのだと主張していたことがあったけどウェイイーもまた13年間、シェンシェンを愛し続けていたのだとハンシンから告げられたのも粋だと思う。彼らや、四喜院の人々も含めて、退場した人々が最終話でまた顔を出してシャオグァンやイェロー達は登場しなかったのも効果的な演出だと思うな。そしてウェイイーの最期―大会会場に着いたシェンシェンがウェイイーの名前を初めて呼ぶ。初めて発した彼女の声、彼女の声が始めて形作った言葉、それがウェイイーの名前。分かっちゃいるけど泣けてくる。それに続き、「愛している」と言う彼女に「分かってる」と答え、プールに落ちてしまうウェイイー。以前も水の中=沈黙の世界に独り沈んでいく彼の手をシェンシェンが掴むシーンがあって最初は似たシーンを繰り返すのは微妙かも…と余計なことを思ってしまったけどあの時と今回との対比と対照が興味深く、感動的だったと思う。で、ここでこのまま亡くなるという展開でも良いかと思われたけど、最後の最後に、いつものように目を覚まして、かつてのようにシェンシェンを誘って2人だけの草原で静かに幸福そうに目を閉じるという結末で、やはり嬉しかった。上記の一言の後、シェンシェンが無言のままなのも良かったし一面の緑の中、白い服のウェイイーが眠っているように横たわっていて同じく白い服のシェンシェンが、彼と向き合って横たわり、子供時代によくしていたようにイヤホンを片方ずつ付けて思い出の曲を流すところが何とも言えず美しかった。そしてラスト―台湾を去り、火星に一番近い所へ行ったというシェンシェン。それが何処なのか、どんな暮らしをしているのか、そんな野暮なことは見せずただ「幸せ」という手紙がズオジュンに届いたということが語られ、それで静かに深く納得してしまった。ズオジュンのナレーションで終わらせるところが、これまた粋だったよね。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります(DVD)Silence~深情密碼~ BOXI(DVD)Silence~深情密碼~ BOXIIF4 A GO!GO!GO! ヴィック・チョウ編 / ヴィック・チョウ
2009.12.20
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今は動画サイトがあるからなあ…被害者は何重にも痛めつけられるのね(――;)レイプ事件の被害者となった娘の復讐をしようとする母親の物語―★☆★☆ ネタバレあり ☆★☆★多分、多くの人が思うだろうけどこの邦題はナンダカナ…ポン・ジュノ監督『母なる証明』とパク・チャヌク監督『復讐』シリーズにあやかろうとしてるんかい!?って感じで安っぽい印象を受けてしまうし映画の流れが想像できてしまって気持ちが萎える。主人公の娘である女子高校生@ウナが登場しそのイマドキ珍しい様な純朴な印象にああ、この子がこれから酷い目に遭ってしまうんだ…と思えて、気が重くなってしまった。いや、まあ、気付かないままでも酷い目に遭う展開は同じなんだけど(^^;)韓国映画やドラマでは警察が役立たずなのがデフォルト。これって単に物語上の都合というだけでなく現実を反映しているのかもね。現実に起きた事件を基にしたという、この映画でも警察の存在は寧ろ邪魔なくらい>ぉだからこれは事件そのものの悲劇に加え警察が、さらに悲劇を招いてしまった―というお話。とはいえこれは韓国ならでは…というものではない。日本でも、警察官の不祥事はよく聞くし助けを求めても動いてくれず悲痛な結果を招いたという件も複数あるし勿論、その他の国でもそうだし所詮は人間だから大して変わらないんじゃないの?と思う。れっきとしたレイプ事件なのに犯人は無罪放免…『リップスティック』(ラモント・ジョンソン監督/米映画)というのを観たことがある。調べてみたら’76年の映画だ。被害者側の服装や言動や、職業までもが批判され“合意”という判断が下されてのこと。女性の立場がクローズアップされていたと思う。『母なる復讐』の方は少年法が盾となっている。それだけ犯罪が若年化していること親世代の意識や、家庭内環境や教育の問題も含まれている。主人公@母親が自分の離婚の際に世話になった女性弁護士に娘の事件を頼むシーンがあった。題名から復讐に取り掛かることはバレバレだったのでその復讐を果たした後、その弁護士の活躍により母親は無罪を勝ち取り世間には事件とそれに関わる社会問題を訴える―というスカッとする結末を期待した。でも、そうではなかった。ま、そうなるとまるきり『リップスティック』になっちゃうものね(^^;)あくまでも悲劇のままあくまでも虚しい終わり方。まあ、復讐はしてのけたので現実よりは遥かにドラマチックで多少はスッキリ感もあったしそれが悲劇で終わったことでこの現実的な問題を強く訴えることにはなったかも。とはいえ、その結末の付け方が日本の二時間ドラマみたいな少しばかり安い印象を与えている様な気がした…のは、私だけ?>だけだろとはいえ被害者の母親を主人公にしその心情を強調した物語にしたのは正解だと思う。『Don’t Cry Mommy』 2012年 / 韓国監督:キム・ヨンハン脚本:イ・サンヒョン出演:ユソン(ユリム)、ナム・ボラ(ウナ・ユリムの娘)トンホ(チョハン・ウナの同級生)、ユ・オソン(ヒョンシク刑事)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1570-a4b93ca9☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!DVD小説>韓国語リップスティック
2014.08.31
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時間がある時だけチラ観していた某ドラマ入院中の主要登場人物を巡って友情と初恋明日の約束死にたくないとの思い…等々これでもか!ってくらいのフラグが立ちまくり本当に本当にその通りにその人物は亡くなってしまった泣いたぜ今日の『あまちゃん』も皆が待ち望んでいた(?)震災に向けて15分かけてフラグ立ちまくり遂に来週…ひじゅにですが何か?「ここに立ってたことある」by春子今日は防災の日の前日。ドラマは震災の直前。この日に合わせて全て収束させてきた感のある『あまちゃん』合せるあまり間延び水増しもあった感…>こらこらっともかく、こうして春子物語(という名の恨み節)は取り合えず完結。思えば5ヶ月ず~っと不機嫌な春子さんを見せつけられてきた。その分、アキの無邪気さ天衣無縫さ(?)に癒される様にしてバランスを保とうという算段だったのかもな。癒されなかったので辛かった(^^;)若春子は割と好きだけどね。今日、上↑の様な思い出話が出てきて切ないな~と思ったし。でもさ春子さんが歌った『潮メモ』主題歌は大ヒットしたそうだけど春子さんの歌の力だけでなく鈴鹿さんのルックスやスター性が大きくモノを言ったのかもしれないじゃん?春子さんの願いを聞き入れて『潮メモ』カバーを出していたとしても全く売れずに終わった可能性もあるわけじゃん?まあ、売れないなら売れないでもそこまで挑戦してみたかっただろうけどね。で、今娘のアキを使って昔の夢は叶えたけれどそれで人生はオシマイじゃない。春子さんが事務所を起ち上げ社長になった時は「じぇじぇ」と思って笑っちゃったけど>こらこらっそれはアキのためというよりも春子さん自身のためだったのかもね。春子さんは自分がアイドルとして表舞台に立つよりも誰かを売り出す仕事の方が合っているってことかも?実際、鈴鹿さんが所属することになったし。恨み節は集結春子物語はまだまだ続く。「続けることも才能」という鈴鹿さんの言葉はアキにではなく春子さんに当てはまるのかも?ただまあ、できれば躍進するだけでなく、自分をもっと柔らかくしていってくれれば良いと思う。自分は変わらず周囲が変わる…という春子さん自身の言葉もまたアキにではなく春子さんに当てはまる。良い意味ではなく…ね。だって、夏さんも太巻さんも鈴鹿さんでさえ春子さんにとって快い存在に変わった=春子さんの傷が癒えたという結果になっちゃってるから。それだけでメデタシメデタシだったら自己中でしかないって気がするもの。ちゅーことで憑きものが落ちた(?)春子さんは正宗さんとの復縁も決意しアキに代わってナレーションも引き受ける模様。太巻さんを「夫」と呼んでいたことからして鈴鹿さんは“夢”の一つ@結婚を叶えたみたい。もう一つの“夢”@世界征服は“スリーJ”で!?アキは一度は挫折したGMTとこコンサートが実現しそうだしそのチケットを胸にユイは上京を実現できそうだしつまりは全て覆りそうだしそんなユイに向けて北三陸メンバーはやたら不吉なことばかり言うし夏さんは具合を悪くして自宅で寝込むしフラグはフラグを呼んでもうすぐ2011年3月11日の午後2時46分がやって来る―ドラマ云々よりあの時のトラウマが蘇りそう…(^^;)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1182-9d8b3406☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち“久慈まめぶ部屋”公認鉄道むすめキャラクターソング>久慈ありすバーゲン本
2013.08.31
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第30話『平家納経』「敗者となった方々の無念怨念も共に背負うていく…ことにもなりましょう」by盛国基盛がいきなりクローズアップされたと思ったらアッサリ退場。死亡フラグちうヤツだったのね…崇徳院、怨霊と化す―いやあ、当時はこうしたことが大真面目に信じられていたのだろうからさぞかし恐ろしい物語だっただろうけど現代に、まんまドラマ化してしまうのはどうなんでせう?井浦新さんの熱演は素晴らしかった。でも、思わず笑ってしまった視聴者も少なくなかったのではないか…と、ちょっと心配。最初に血の涙を流すあたりは良かったんだけど次の段階では絵に描いた様な幽霊の風情で…(^^;)まあ、確かに、あまりにも理不尽な崇徳院の人生だったので残された人々の罪悪感や、それ故の恐怖感は凄まじかっただろう。怨霊説は、その表れなんだろうな…それに、幾ら清盛達の周囲に不幸な出来事が重なったとはいえ全ての原因とされ、もはや人間ではなく怨霊扱いされてどこまで気の毒なんだ崇徳院!?という気もする。本来、怨霊というのは死んでからなるものではないのかな?なのに崇徳院は生きているうちに毒を撒き散らし、浄化する様に亡くなっていった。ツッコミどころとも言えるけど>ぉ霊魂不滅説を支持しない私的には却って納得いく気もする。人の心の内から発せられるパワーというのは凄いものがあると思うから。特に恨みや怒り等の黒い感情は…ただ、それが実際に人や物に影響を及ぼす程であるとは信じ難いけどね。冒頭で、穏やかに暮らす様子の崇徳院の姿が出てきたのでその後の変貌がより悲しかった。ドラマ終了後の解説によれば地元の人々に慕われていたそうだからあんな凄い最後ではなかったんだろうな。気の毒といえば、西行の扱いもナンダカナ…という気がする。基盛の死を嘆く清盛の姿には、ついつい貰い泣きをしてしまった。なのにその直後に西行が息を潜めて言うには「拙僧は確かに見たのです、怨霊の塊の如きものが空を行くのを」って、おい…だったら黙って讃岐に行って何かしてあげようよ~清盛の船に同行して読経で戦う気満々みたいな様子も何か能天気っぽくて何だかイマイチだよ~>私だけ?不幸な出来事が続々と…と言っても基盛は可哀想だったけど時忠は自業自得って気がするし嵐はコジツケっぽいし(酷つーか、あの嵐のシーンはイマイチ迫力に欠けたよね。役者さん達は頑張ってたけど、船はビクともしてないじゃん!って感じで>ぇとはいえ、清盛が盛国を「鱸丸」と呼んだところは良かったね。清盛って、良く言えば永遠のやんちゃ坊主、悪く言えば不治の中二病って感じだな(酷経典を作る過程が少しだけれど描かれたのが素敵だった。皆が写経しているところはギャグになってたけど(笑)絵を入れたり金粉を塗したり丹念な作業が映されて興味深かった。以前の曼荼羅もそうだったし芸術を芸術として見せてくれるよね。藤原忠通の死が崇徳院の陰に隠れてしまったのが、ちょっと残念。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/683-59edfde5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち 【送料無料】崇徳院怨霊の研究 [ 山田雄司 ]価格:6,300円(税込、送料別) 平家納経「露」写し根付価格:14,000円(税込、送料別) 【送料無料】 あなただけの法華経 国宝「平家納経」図版解説つき / 阿部慈園 【単行本】価格:2,940円(税込、送料込)
2012.08.04
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お団子を食べられない桂場繰り返しギャグとして使い回すのかと思ってたけど>天丼ちゅーヤツ?3回目には最後の一個まで食べきれてたな。ももももしかして…三段オチのつもり?寅子が声を掛ける前だったから?それとも寅子だけなら妨げにならないってこと?つまり何かを示唆?…ひじゅにですが何か?「水中に月影を 掬い上げるが如し」by桂場第5週『朝雨は女の腕まくり?』知らない人の裁判傍聴だの法廷劇だの色々と続いて来た後で今度は寅子自身が大きく関わる裁判が―予審にて罪を認めてしまった父親に自分達は何ができるのか…アサハカひじゅにだったら父親に無理くり聞き出そうとして却って心を閉ざされたり泣き落とししようとしたりして大失敗に終わっていただろうな(笑)でも、寅子は冷静にアリバイ崩し。この場合もアリバイと言えるのか?逆だろうが!…ということは置いといて>ぇ母親が日記をつける習慣を持っていたり涼子が地位ゆえのコネを利用してくれたりとかラッキー要素はあるものの真実の一端を突き止めることに成功。それから、新聞記者の竹中が批判しながらもヒントを与えてくれたのも良かったな。朝ドラ(に限らずだけど)ってマスコミは敵としてしか描かないって傾向あるじゃん?世の中に迎合しているというか利益のためにゴシップ上等!だったりとか。それが、竹中は結構、正義感があるというか世の中の不正に対し怒りを抱いている人物っぽいところがなかなか良い感じ。で、見事に無罪を勝ち取るという逆転裁判さながらの結果に。面白いのはー恩師である穂高が弁護士を引き受けてくれ寅子自身、弁護士を目指す身であるわけだからドラマとしては、ここは弁護士大活躍!という展開にするものだとばかり思っていたのにいや、勿論、穂高は奮闘していたし大いにカッコ良くもあったんだけどさ検察官をギャフン!と言わせるという単純展開ではなく裁判官が果敢にも無罪の判決を下したーという流れにしたところ。これにより、寅子の意識も変わった。それまでは「盾」か「武器」か…という捉え方だった法律を「綺麗なお水が湧き出ている場所」と認識するに至った。「汚されたりしないように守らなきゃいけない。 綺麗なお水を正しい場所に導かなきゃいけない」これって、やはり裁判官の視点かもしれない。実際に桂場から「裁判官」という言葉が出た。桂場がやっとお団子を口にできたのとその口からこの言葉が出たのは非常に示唆的。寅子に大きな影響を与えることになるのは穂高よりも桂場だったりして?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4030-d837d8b8☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 団子みりん干し多目的ぽち袋
2024.05.06
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第5話『神に背く薬の誕生』「おのれがチンマリ見えて仕方ないぜよ」人差し指で畳を擦る龍馬がカワイイ。死ぬ時も、泥の中であろうとも前のめりで死にたいと言った(from『巨人の星』)という坂本竜馬を大きく動かしたのは現代人の仁だった。医学の針だけでなく、色々なものが仁によって速度を速めていく?遂にペニシリン精製!未来にそっくりな野風を通して出逢った患者@夕霧は末期の梅毒患者。未来が考えた方法でペニシリン精製を実行する仁。聞くところによると原作では未来ではなく別の友人のレポートを元にしたらしいけど未来だった、とした方が物語的に纏まりがあるかも。過去へとタイムスリップしたのは自分への罰ではないかと思ったこともあったのがこの時代にペニシリンをもたらすことこそ自分の役目なのかもしれないと考え直すという、かなり大きく心を変化させることになったから。それに、手術で幾人かの人を助けたことよりもコロリから全体から見れば小数の人を助けたことよりも遥かに重大な変化を歴史にもたらすものにもなるはずだし。結局のところ夕霧は亡くなってしまったけれど、却ってこれはリアルだよね。ところで、これこそ手塚治虫『火の鳥(黎明編)』からインスパイアされたものだな。仁と友人達がマンガの記述をバカにしている回想シーンがあって、ちょっとドキリとした。勿論、チラッと映った絵柄は手塚治虫のそれとは全く違うし仁達が笑っていたのは抽出する方法についてみたいだったから、直接関係ないよね。『火の鳥』には、破傷風にかかった人物に青カビを大量に飲ませて助ける、というエピがある。抽出するのでなく、まんま飲ませてたわけで、あれは古代(卑弥呼の時代)の話だし、誇張はあると思う。要は青カビからペニシリンが取れるってことが分かればOK。(ていうかクマソのより邪馬台国の方が文明が進んでたってことを象徴するエピ)ま、ともかくも原作者の村上もとかが『火の鳥』を読んで「これ、いっただき~」と思ったか「オレならこう描く」と思ったか「手塚マンガの一部が、こうして生き続けるのだ」と思ったか…でせう。(最後のは希望的観測っちゅーやつですが)そして今回も咲が良い感じだった。仁を手伝うために吉原に入っるよう男装までしちゃうし。青カビを一生懸命集める姿も良かった。仁が未来から来たという話も素直に信じてくれるし。勿論、仁への恋心があるってのが大きいけど凄く広く大きくて柔軟な心の持ち主なんだろうと思う。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) 『JIN-仁-』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります火の鳥(1(黎明編)) ←ペニシリン違い即納!■送料無料!■初回限定盤■PENICILLIN(ペニシリン) CD+DVD【cell】09/11/04発売初回限定盤(B)★送料無料■MISIA CD【Just Ballade】09/12/16発売
2009.12.11
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小さかった頃クリスマスツリーが大きく見えた頃僕達は恋していたね皆が遊んでいる間に何故かなんて聞かないででも時は僕達の上を過ぎていった遠くから他の人達が人生に入ってきたもう僕達は大きくなってクリスマスツリーは小さく見える君はいつ頃かとは聞かないでも君と僕 僕達の愛は尽きることはないでも誰が涙を流すのだと思う?5月1日が来たら 林檎の木は君と僕のために育ったひとつ またひとつと 林檎が落ちてくるのを見てきたその全部の中から あのひとときを僕は取り出して眺める君の頬にキスした日君が去っていった その日を小さかった頃クリスマスツリーが大きく見えた頃何故かなんて聞かないででも時は僕達の上を過ぎていった遠くから他の人達が僕達の人生に入ってきた『First of May』Bee Geesジャック・ワイルドに恋してしまった『小さな恋のメロディ』。感想を書こうと思ってもジャックのことばかり話題にしてしまいそうなので(笑)その前に挿入歌を訳してみました。 (『メロディ・フェア』はこちら)幾つか検索してみたら、細かい解釈は様々でしかも私の訳&解釈と微妙に違っているので(^^;)自信はないのだけど…例えば、これはクリスマス・ソングだと言う人もいました。確かにクリスマス・ツリーは登場するけど、これは季節と時の流れの象徴であってクリスマスを祝う歌では決してないと思います。例えば、これは失われた初恋の歌と言う人もいました。“遠くからやって来た誰か”というのは恋のライバルであるというわけです。う~ん…この“遠くから…”というのは、よく分からないんだけれども「君と僕」の人生に関わってくる無数の人々を指している=時の流れ…じゃないのかなあ。「君が去っていった」=恋の終わりという解釈もありました。これって…「亡くなった」ってことじゃないのかなあ。映画で、この曲が流れるのはダニエル&メロディが墓地を歩いているシーン。50年以上連れ添った夫婦の名前が刻まれた墓石を見つけるのですが、妻が亡くなった一ヵ月後に夫も亡くなっていて、その愛の深さに2人は感動するのです。だから、この曲は、この夫婦の様に過ごした50年後のダニエル&メロディのことを歌っているのだと、私は解釈しています。「若葉の頃」からは最も遠いと思われるクリスマスシーズンから始まって林檎のように一個一個思い出を重ねながら2人は時を過ごしていき「若葉の頃」に遂に死による別れが訪れます。目を閉じてしまった「君」の頬に「僕」はそっとキスするのです。通常であれば「死」を連想しやすい冬に恋が芽生え若さを表す5月、愛が美しく育っていく様を連想させる5月に別れを持ってくるのという構成が面白いです。聞くところによると5月1日というのはBee Geesのバリー・ギブの愛犬の誕生日だそうです。その愛犬は亡くなったんだろうな…と思って、余計に涙が溢れてきました。…って、この解釈こそ大間違いだったらどうしよう(^^;)クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります送料無料!!【DVD】小さな恋のメロディ/ジャック・ワイルド ジヤツク・ワイルド「小さな恋のメロディ」オリジナル・サウンドトラック【送料無料】Bee Gees ビー・ジーズ / Mythology 輸入盤 【CD】
2010.04.18
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先にこんなん書いちゃいました↓『あまちゃん』コメントに関してエラソウにスミマセンスミマセン…ひじゅにですが何か?「メガネ取ったらメガネじゃねーし」byヒビキ遂に母親に反抗し、自分がやりたいことを宣言したアキの図ぅ―幾ら春子さんでも>いや、春子さんだからこそTVカメラの前で娘をぶん殴る!ということはしないだろう…と思ってたら撮影が終了した途端にGO!おお、さすが(笑)母親に異常に脅えるアキと娘に激し過ぎる感情をぶつける春子さん。北三陸に来て生まれ変わったかの様なアキと離婚してまでも意識的に自分を変えようとしている春子さんだけどやっぱ人間、そうそう簡単には変われないっちゅーことなのだろう。つーかアキは東京時代の自分に蓋をして逃げているだけ…とも取れるし春子さんも家出~結婚までの空白期間をまだ語れないでいる。克服するには向き合わなければならない…っちゅーことでアキは東京に行って自分の意志を貫く生き方を目指し春子さんはかつての自分の様にアイドルを目指す娘を見守ることに?ただ…やっぱ、ユイが可哀想に見える。アキは明るい方向が見えているけれどユイはその踏み台になってる雰囲気。アキがアイドルに「もう、なってる」のは色んな意味でユイがいたから。海女ーソニックもユイのため。でも、それで自分のやりたい事を見出し実現の可能性を得>ミズタクさん、やっぱアキ狙いっぽい実際に飛び出して行けるのはアキの方なのは明らか。やっぱユイには挫折フラグがバンバン立ってるな…(^^;)ドラマとしては、そうした対照的存在がいた方が際立つしそれこそビフォーアフター的な面白さがあるから正解だとは思う。天真爛漫なアキに対しユイは野心満々でちょっと嫌な子描写があったのも逆転のため…って感じするし。でも、毎日観てると個々のキャラに愛着も湧いてくるから余程の悪役でない限り暗い影が差してくるのはちょっと辛いよね。ところで冒頭のヒビキさんの台詞(笑)この間ユイの口から「メガネ会計ババア」と言わせ5人の「ババア」の中で「メガネ」を強調させていたのはここでヒビキさんにツッコミ返しをさせるため?まあ、春子さんは「メガネ」と言っただけで「メガネ」だけでは罵倒語にはならないと思うけどそれなら「ババア」も「ババア」に言っただけ…と反論されちゃうかな(笑)でも「ババアっつったの誰!?」と春子さんもしっかり怒りを表明してますぜ。…じゃあ、これがカタルシスかっちゅーと春子さんも北三陸トリオと一緒になってしかも自分を棚に上げて笑っていたのなら「自分が言われてやっと気づいたか」ってことになるけどあるいは「お前が言うな」みたいなツッコミにもなったけど実際には春子さんは北三陸トリオを一応嗜めてたしな。これで北三陸トリオが反省して「ババア」をやめるか本当にもっと愛情こめた呼び方をするか何かしら良い変化を見せれば少しはカタルシス…になる…かな?「私は誰のオバサンにもなってない」というのは面白くもあり過剰でもあり?北三陸トリオの「ババア」と比較してヒロシの「オバサン(オバチャンだったかな?)」は割と好感持てたもんで「オバサン」にまで反応しちゃうのかい!?って気もした。今日そう言ったのはユイだけど兄妹だから却ってヒロシの発言を踏まえての展開に見える。それで、今や制御が効かない春子さんの怒りを表現してるのかな?とも思える。「オバサン」も十分に罵倒語になるわけだから中途半端なところで妥協しない女性の正当な主張+こう言われたらこう返せば良いのよ的な模範を示したとも言える?でもね今日一番良かったのは「足場を組んで2人一組で作業する」アイドルという磯野先生の提案よ>ぇ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1087-90062125☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんち歌って踊って喋る目覚まし時計春のお客さん「大人女子」と「子供おばさん」
2013.06.14
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アニメ『焼け跡のお菓子の木』を何気に観て大泣きしてしまった…ひじゅにですが何か?調べたら原作は野坂昭如だった。ほとんど子供達だけで展開する小さなドラマ。当時の子供は皆こうだったんだろうなあ、と思わせる小さなエピ。最後に訪れる大きな悲劇。幸福な幻影の中で死んでいく子供達。―大作ではないのに、これだけ心揺さぶる作品もある一方で同じ戦争を背景にしながら、少しも胸に迫ってこない『きらり』は、戦争を体験した人が少なくなってきている現代において、罪作りなドラマかも…な~んてことまで考えてしまったわ。「十分感動しています」と言うファンの方たちには申し訳ないです。あくまでも、ひじゅに個人の感覚の問題ですからm(__)m―てことで、今日の『きらり』。いやいや、まるっきり全てが良くないとは申しません。勇太郎と冬吾の会話―あまり前面には出てこなかったけど、この2人は考え方が対立してたんだよね。特に国家主義に毒されていた勇ちゃんの方は、自由人の冬吾を幾分見下してる感じだった。「一緒だな」と、その冬吾から、自分の手掛けている研究について言われ、考え込む勇ちゃん。それにしてもシャツ一枚の冬吾さん、いきなりオヤヂ臭いぞ。青汁じいさん再登場―ず~~~~~~っと姿を見せなかったから、もしかして、いないことになってるのかと心配してしまったぞ。ドイツ語の本を書き写す桜子―ムン・ヒジュン公式HPは全部Flashで作ってあるので、文章がコピペできない。現段階の私の韓国語力では、ざっと読んだだけでは理解できず、辞書片手でも限界があるので知りたい情報があったら、まず書き写してから翻訳機にかけなきゃならないのだ。だから大変さは分かるよ。書き間違えも生じるよ。えっ?そういうことが問題なのではない?達彦のセーターをほぐして、勇太郎に腹巻を編む、かねさん―「弾が当たらないように」と願いを込めて。達彦の件があるだけに、心情が思いやられて感動する。加えて達彦の回想シーンも登場だ!「これが最後じゃないね」かねさんが倒れた時、この台詞が思い出された。本当に、あれが最後だった…ということになりそうで悲しい。―てことで、次はいよいよ突っ込みです(笑台風ネタ―ひたすら桜子が書き写すシーンを入れるだけの方が感動できると思うのに、何だか取って付けたようなエピ。それまで荷車ばかり出てきたのに、よりによって大雨の中をトラックで運んだの?「掬えるところは掬って」衛生上は大丈夫なのだろうか?>そんなこと言ってられる状況ではない?引き取り手を捜して、あちこちに電話する桜子。って、台風の最中に?向こうだって大変な状態かもしれないじゃん。半額でも良いって…統制価格じゃなかったの?それを破ったら、この間たねさん達がやろうとした闇取引と似たようなものにならないの?「品質は保証する」って…すでに材料不足で質を落とした味噌じゃなかったの?…はあはあ・・・このくらいで勘弁してあげよう>ぇ桜子お手製の鹿の子寄せを食べた後で病状が急変する、かねさん―や、や、やっぱり、桜子の陰謀!?☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇野坂昭如 戦争童話集「忘れてはイケナイ物語り」 4 ◆20%OFF!【香道具】水滴(千鳥)☆【送料・代引手数料無料】■洋子の快朝ダイエット腹巻L
2006.08.15
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キース君が強引に持ち出した儲け話とは電髪(パーマ機)『あぐり』か?今度は『あぐり』からネタを拝借か?…ひじゅにですが何か?「お客さんの信頼を裏切る様な真似したらアカン」by啄子↑いやいや、そのお客さんが質より値だと言うてはりましたやん!?去って行った番頭さんをあれだけ悪く言っているということは京香に隠れて番頭さんが質の悪い米を安く売っていた―ちゅーことですか?それで売り上げが落ちた?でも、それなら甘野屋が番頭さんを引き抜くわけないか…ならば、最初から天野屋と結託して北村家を潰すためにアレコレ画策していたのが真相?どっちにしても、常に店に出て帳簿も担当していた京香が気付かなかったってのはオカシイか…いやいや、番頭さんがそれだけ凄腕だったっちゅーわけか?でも、それなら甘野屋のごりょんさんと一緒にイケズ言いに来るわけないかな…それだけアクドイ人なら後ろめたそうな顔もしていないだろうし…そもそも、てんが古米や外米を売ったエピからお米の質が落ちても値段が安ければ買う人は買うし実際、天野屋はそうして設けている様子だし一等米に安い米を混ぜているというと詐欺っぽく聞こえるけど北村屋にまですぐに伝わってくるってことは客も承知で買っていると考えられるしあの番頭さんの台詞と京香の台詞のズレはももももしかしてギャグ!?京香に商才があるって話もギャグなのかもしれんな。でなきゃ今の展開は矛盾だらけってことになる。物凄~くベタなギャグがあちこちに散りばめられているだけでなく物語の芯となる部分も実はナンセンスなギャグという実は高等な技を駆使しているとは…恐るべし『わろてんか』…まあ、寒いのは同じだけど(笑)真夏に放送されたのなら意義も感じられたけどこれからの季節にはきついドラマだす。そんな京香もヒロインてんも一心に便りにしているのは藤吉。これまたギャグ。松坂桃李さんは真面目に演じているので、ちょっと気の毒。もっと軽く、かつ得体の知れない雰囲気を持つ役者だったらもうちょい素直にギャグとして受け取れたかも?…それでもやっぱり、寒いのは同じだろうけど(笑)そんなわけで(?)藤吉は全く頼りないばかりかキース君に良い様に乗せられていく。「このドラマ、原因がすべてだれかほかのひとのせい」というコメントを頂いたんだけどまさにそうっすな(笑)悪人がいない世界…というのも朝ドラ“お約束”それが某前作では高じるあまり歪が生じてしまったので今作では周囲を悪者にしてヒロインとその周辺は“善人”を貫くという算段?今回のエピに関して言えばアイディアを出したのがキース君でも藤吉がノリノリになるなら結局のところ藤吉が責任を問われることになってしまうので彼が迷っている間にキース君がどんどん話を進めていく―という無理くりぶりに表れている(笑)朝ドラ“お約束”といえばぎっくり腰も典型的“お約束”。焦るあまり動きまくって自爆…という意味で藤吉の前振りか?たださーひじゅにの経験では腰痛の時って、うつ伏せは辛いぞ。いきなりマッサージってのもどうかと思うぞ。はっ!ここここれもまた…ギャグ!?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2725-f46ae1b7☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!お姫様ケーキギックリ腰オタスケベルト塩昆布
2017.10.31
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また舞台に上がり 照明が僕を照らしたなら 僕は少しずつ人々の歓声が僕の名を呼んでくれたなら 僕は少しずつ強烈な音楽が身体中に広がれば 僕の耳元にはRain go rain it’s raining it’s raining炸裂しそうなスピーカーの音が僕を呼び起こせば 僕の耳元にはRain go rain it’s raining it’s raining*Now oh Let the Music control my body音楽の中へと この腕と足を任せたままLet it go 身体が動くまま そのままGo let my body talk to the music人々が何を待っているのか 何を望んでいるのか分かっているじゃないか 今 全てを見せよう心臓が破裂しそうなほど 飛び跳ねれば 僕は少しずつ身体中の血が熱くなるのを感じて幕が上がり 両目を閉じれば 僕の耳元にはRain go rain it’s raining it’s rainingこらえることの出来ない戦慄が全身に広がれば 僕の耳元にはRain go rain it’s raining it’s raining*repeat作詞作曲:パク・ジニョン編曲:パク・ジニョン、クォン・テウンピ(Rain)3集『It’s RAINING』収録★ ★ ★ ★ ★何だか気になるなあ、良いかも…なんて思ってるうちにドラマ主演を果たしカワイイなあ、私好みだわ…なんて言ってるうちに日本デビューとなり日本なんてセコいこと言ってないでアメリカ進出を考えれば…なんて呟いているうちに、本当にアメリカをターゲットにし始めた様子で躍進めざましいピ(今はRainね)でございます。私は3集は韓国版を買ったんですけど、ジャケ写がスゴイです。逞しい上半身を惜しげもなく晒し、下半身ギリギリのところに仮面ライダーかい!と突っ込みたくなるような大きなバックルが(笑)まあ、彼の魅力の一つは殴られたような腫れぼったい目 モムチャンぶりですから(あどけなさが残る顔と筋肉質の身体)セクシーで良いんですけど、ちょいキモい>こらっ日本版のジャケ写は、てんでカワイイのにぃ。この曲も歌の合間に「スーッ!ハーッ!」という息遣いが入っていてセクシーなのかキモいのか際どい作りです>こらこらっ何のかんの言いつつ好きなのですが>本当よ日本であんまり人気者になっちゃうと、私の中の天邪鬼が首をもたげてしまうのです。ミアネヨ。↓WORDS(なんちゃって歌詞訳)の部屋に色々あります☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇
2007.04.30
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おお今日はちょっとウルウルしてしまいましたぜ…ひじゅにですが何か?「ボンジュール」by春さん昨日に引き続きツン状態の英一郎君。マッサンとの会話は実戦VS理論。た、確かにマッサンのキャラは体育会系っぽい。酒造りに関しては門前の何とやらで身体に染みついているものも多いだろうしウィスキーに関してはスコットランドでまさに体当たりに修行をしてきた様子だしだからマッサンの「やってみなはれ」は鴨大将とはまた違った意味での説得力があった…あったんじゃないかな…あったかもしれない>ぉいや、だからマッサンのキャラ的には「ある」と言って良いんだけどついこの間まで鴨大将の「やってみなはれ」になかなか乗れずウジウジしてたからなあ(笑)まあ、まだ社会に出ていない年下の英一郎君に比べれば経験に裏付けされた大人の余裕あり!ってとこなんだろう。10歳前後の差はあるよね?本当は、もっと差が大きい方が良かった気もする。見た目もマッサン&エリーと英一郎君が“親子”に見えるくらいに。英一郎君が台所でエリーの後ろ姿に亡き母の面影をダブらせるところは彼の奥に隠した心情を思いやるところなんだろうけどどうも大人に近い年齢になってしまっているためにマザコンか!?…とかエリーの横恋慕か!?…とかどうもキモい方向に意識が行ってしまっ…ゴホンゴホンでも、実際には英一郎君ってば頭でっかちなだけで、まだまだ子供。マッサンにはトンガるけどエリーには手伝いをしたりして甘えてるしエリーの後ろ姿に…のシーンは実にワカリヤスイ心理描写。「どこでどう間違えたんや」鴨は鴨で家族写真を眺める上に、この台詞。んもう羽原ったらワカリヤス過ぎ(笑)そんな状況を動かすために昨日の「ははーん」を伏線にしてキャサリン登場!お馴染みのメンバーによる“こひのぼり”でのサプライズパーティ!先行きどうなるか分からないから妊娠初期ではあまり人に知らせない方が良いと聞く。もしものことが起きた時、余計に傷ついちゃうしね。今回はまさに、そのパターンだなあ。でも、だからこそ今でなきゃ描けない。いや、皆は先のことは分からないんだからドラマ的にってことだけど。ちょっと、そこが切ないなあ…と思って観ていたらこの間の広島編で悩んでいた差別問題がまた浮上して余計に切ないじゃん…と思ってたら巡査のうっかり失言の中に皆が持っている偏見を滲ませ同じく偏見を持ち合わせている視聴者にアイタタタな思いを抱かせさらに、英一郎君に掘り下げさせて日本人を糾弾する羽原(^^;)そんな風に日本人を見下しながら結局のところ、そういう日本人の心情を理解している英一郎君はやはり自身の中に似た様な部分を抱えているのだろうし偽悪的に言い放つところに意地悪や八つ当たりの気持ちも含まれている。それを責めるのではなく「自分の思った事ちゃんと言える」と褒めてくれたエリーの図ぅ―が肝心なのだろう。だって英一郎君は恐らく母親以外から自分を肯定してもらったことなんてなかったのだろうしましてや自分の中の黒い部分を吐き出したにも関わらず良い部分を認めてもらうなんて皆無だったろうから。実際には英一郎君だけでなくこのドラマの登場人物のほとんどが言いたい事は言い過ぎるくらい言っている気はするけど(笑)まあ、そういう意味では日本人@羽原の糾弾に応えて「外国人」であるエリーが日本の良い面を強調してくれたとも言える鴨?>好意的解釈過ぎ?だけどそれよりも何よりもひじゅに的にはそうなったら皆で守る!という他の人々の言葉にウルウルしてしまったんだいね(群馬弁実際に、あの様な場に自分がいたら単純にフォローの言葉として口にするだけ。または、その場の乗りで賛同するだけ。実際に将来に何か起きても言葉通りにする可能性は低い>ダメじゃんでもさそんな日本人的な(?)自分だからこそこのシーンには、ちょっとジンとしてしまいましたぜ。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1672-26fd75e6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!家族写真>ムーミン一家のポーチマタニティグッズ>バビロニアボーラ戌の日に>紅白犬饅頭
2014.12.10
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韓国では家族の絆がとても強いと聞く。親には敬語を使うし、お酒を飲む時は横向いてだし、従順だし結婚後も同居がほぼ当たり前なのかもなー。…実態は知らんがね。でも、日本より濃いのは確かみたい。そう考えると、この物語は凄くリアリティーがあるのかもしれない。私もムン・ヒジュンと結婚した暁には、ヒジュン・オンマと仲良くできるよう努力しよう!!!…と心に誓う、ひじゅにである。うふ(殴でもって、このDVDジャケ写。恐そうです。エロそうです。でも、こんなシーン、本編にありませんから~~~残念☆レビューは「やっくんち」に載せてます
2005.04.03
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先回のビョンビョンに続き、今日はヨンさまのイラストです新しいCMでは黒のロン毛ですね。時代劇出演のための役作りとか。毎回、色んな役柄に挑戦しているのには感心します。☆これ↑は、前に描いたものなので前のルックスですけど(^^;)HP「やっくんち」のGalleryにあります。金髪バージョンもあります。見に来てね>宣伝かい!?☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇ぺ・ヨンジュン 2007年 韓流スター カレンダー *曜日・時間指定可*商品無記名出荷*無料送料お...
2006.09.25
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コメントお返事まだ書き終わらない内に始まってしまいました新しい半年の始まりです楽しく過ごせると嬉しいですねお返事この後書きますね遅くてスミマセンスミマセン…ひじゅにですが何か?「物を食らう物語でございます」byトラ杏シロップ漬が登場したのはヒロイン@杏にかけたシャレ?上記のナレーションと焼け跡で炊き出しをするヒロインの図ぅでまずはドラマのコンセプトを紹介。戦中戦後を背景にすると評判が良いとかで『おひさま』『カーネーション』『梅ちゃん先生』と三作も続いた後で賛否両論の「否」が強いものと「賛」が強いものと両極端な現代物を挟み再び手堅いネタに帰ってきたNHK。ここで物語は明治44年へと遡る。34年前でヒロイン@め以子は6歳の時、と「てことは焼け跡シーンではもう40歳なのね」と冒頭と本編との繋がりを視聴者に意識させ>ぇナレーターはヒロイン祖母―まずは子供時代から―朝、目覚めるところから―家族揃っての食卓風景―学校でのオチャメなエピ&幼馴染&親友の登場―さり気な~く挟む時代背景&美しい景色―いかにも朝ドラです!な要素満載。物凄~く個人的な“朝ドラが(自分にとっての)良作か否かの見分け方”で測ってみる>まあ、この法則は『おひさま』で崩れたのだが*第1話もしくは第1週に手応えがあるか?第1話のみで言うと悪くはないけど惹きつけられたってほどでもなかった…かな。*第1話にジプリ・アニメの雰囲気があるか?第1話のみで言うと特に感じなかった。でも、子供達のシーンは敢えて言うなら高畑勲っぽい?>無理クリ?*食べ物が美味しそうか?第1話のみで言うと悪くはないけど惹きつけられたってほどでもなかった…かな。今回まさにその食べ物がテーマとなるらしいので、より重要。ついでに言うと“食べ方”も気になるところなんだけどそこも、悪くはないけど…って感じ(笑)*子役が可愛く演技も達者か?第1話のみで言うと悪くはな…(以下略いや、本音を言うとさ子供時代って、このどちらかがメチャ重要じゃん?ちょいインパクト足りなかったかも。親友=表情がなかなか良いかも幼馴染=顔立ちが洋風だよ~!という印象>ぉぃ肝心のヒロイン@め以子は…微妙…いや、いわゆる見目麗しいという意味での可愛さはなくても良い。要は愛嬌。め以子は愛嬌はある。「可愛い」の条件は満たしていると思う。でも、じゃあ可愛いかっちゅーと…やっぱ微妙…>こらこら大抵、第1話は人物紹介が中心になることが多いけど取り合えず家族&友達関係に絞っていたしそんなに「紹介臭」みたいのもなかったし内容的にも、め以子のキャラに絞っていたし画面の雰囲気とかは良かったし第1話にしてハマる、という様な奇跡は起きなかったものの好感は持てた。↑ちなみに、その奇跡は『ちりとてちん』『カーネーション』にはバッチリ起きたのだよ。『ゲゲゲの女房』も近かったかな。脚本家は『JIN-仁-』を手掛けた人だそうだ。あれは大変面白いドラマで好きだった。とはいえ、アザトさギリギリの盛り上げ方だったよなあ…SF要素がそこを上手く薄めてたという印象。個人的に好みのタイムスリップ物だったし。でも、原作とは違う結末がなかなか良かった。オリジナル物らしい『ごちそうさん』にその良い部分が大きく生かされれば面白くなりそう。まずは淡々と観ていこう>エラソウ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1216-c6cd2f84☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんちオムレツ専用卵杏シロップ漬Part1
2013.09.30
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